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神々の間では異世界転移がブームらしいです。第4部《新たなる神話》
2話 わたしと魔王
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「リゼさん」
わたしは王様が座っていた椅子に腰掛けているリゼさんに話しかけます。
「ん、どうしたのユウちゃん?」
「いえ、リゼさんが目的は分かりましたけど、もっと他に良いやり方が有ったのではないですか?
皇帝陛下にだけは事前に話を通しておくとか?」
「何を言っているの、ユウちゃん。
こっちの方が断然面白いでしょ?」
ガッ!
わたしはピリオドの柄をリゼさんの頭に振り下ろしました。
当然です。
周囲ではクルスさんがレオさんとシアさんに連れられて広間の隅で何か話していて、シルバリエさんは先程から動かず、腕組みをして立っています。
ザジさんはどうでも良いです。
そもそも、他の魔王はどうしたのでしょうか?
「戦場に出ていた魔王は転移魔法を使い邪神の神殿へ飛ばしたのだ。
戦場に残った生き残った他の魔王の配下は私の配下が始末している」
わたしがリゼさんに尋ねるとシルバリエさんから返事が返って来ました。
それから少し話しているとクルスさんとレオさん、シアさんが広間の隅から戻って来ました。
頬に手形を付けたクルスさんは頭をさすっています。
そして、隣室の扉が開き皇帝陛下達が戻って来ました。
「待たせたな」
「いえ」
「さて、シルバリエ殿。
我々は貴方を魔族の王として認め、友誼を結びたいと思う」
「人類の指導者達の配慮に感謝する」
その言葉を聞いたシルバリエさんは深く頭を下げました。
その後は魔族の現状や邪神、などの情報の話になりました。
「ふむ、所で勇者エリオは現在どこに居るのだ?
確かエイバ森林国付近の魔境で鍛錬をしているのだったか?」
「ああ、勇者くん達ならもう邪神の神殿に向かっているわよ」
リゼさんの衝撃の発言です。
「いつの間に……」
「『いつの間に』って言うかユウちゃんが勇者くん達にポーションセットを送るって言った時に私の手紙も一緒に送ってちょうだいって頼んだじゃない?」
わたしが呟くとリゼさんは意外そうに言います。
「え、あの時の手紙ですか⁉︎」
わたしが調合したポーションをハクに届けて貰うときに、『序でに送って』っと手紙を預かった事が有り、上手くすれば、邪神の神殿の近くまで入っているかも知れないそうです。
「邪神の神殿の戦力はどうなのだ?」
皇帝陛下が尋ねます。
「私以外の魔王、グレース、リセルシア、コルダール、セルジュの4人、グレースの腹心である戦士が2人、セルジュの配下とリセルシアが支配する魔物が多数、そして、Sランク冒険者エレインだ」
「な、何だと⁉︎」
シルバリエさんの話ではSランク冒険者の1人、深淵のエレインが魔族に協力しているらしいのです。
「なぜ、エレインは人類を裏切ったのだろうか?」
「奴は魔族の魔法を教える事を対価にしていた」
「魔法を?
本当にそんな事で?」
皇帝陛下が疑問を口にすると……
「いや、エレインはそう言う奴だよ」
新たな人物が広間に入って来ました。
「あ、貴方は⁉︎」
皇帝陛下を始め、国王様達もざわざわとし始めました。
「久しぶりだな、ハイランド」
謎の男は親しげに皇帝陛下に話しかけます。
男は黒髪に黒い瞳、小柄な体格に彫りの浅い顔と、何とも見覚えのある姿をしています。
皇帝陛下や国王様達は立ち上がり男に対して頭を下げました。
「お久しぶりです、大賢者様」
わたしは王様が座っていた椅子に腰掛けているリゼさんに話しかけます。
「ん、どうしたのユウちゃん?」
「いえ、リゼさんが目的は分かりましたけど、もっと他に良いやり方が有ったのではないですか?
皇帝陛下にだけは事前に話を通しておくとか?」
「何を言っているの、ユウちゃん。
こっちの方が断然面白いでしょ?」
ガッ!
わたしはピリオドの柄をリゼさんの頭に振り下ろしました。
当然です。
周囲ではクルスさんがレオさんとシアさんに連れられて広間の隅で何か話していて、シルバリエさんは先程から動かず、腕組みをして立っています。
ザジさんはどうでも良いです。
そもそも、他の魔王はどうしたのでしょうか?
「戦場に出ていた魔王は転移魔法を使い邪神の神殿へ飛ばしたのだ。
戦場に残った生き残った他の魔王の配下は私の配下が始末している」
わたしがリゼさんに尋ねるとシルバリエさんから返事が返って来ました。
それから少し話しているとクルスさんとレオさん、シアさんが広間の隅から戻って来ました。
頬に手形を付けたクルスさんは頭をさすっています。
そして、隣室の扉が開き皇帝陛下達が戻って来ました。
「待たせたな」
「いえ」
「さて、シルバリエ殿。
我々は貴方を魔族の王として認め、友誼を結びたいと思う」
「人類の指導者達の配慮に感謝する」
その言葉を聞いたシルバリエさんは深く頭を下げました。
その後は魔族の現状や邪神、などの情報の話になりました。
「ふむ、所で勇者エリオは現在どこに居るのだ?
確かエイバ森林国付近の魔境で鍛錬をしているのだったか?」
「ああ、勇者くん達ならもう邪神の神殿に向かっているわよ」
リゼさんの衝撃の発言です。
「いつの間に……」
「『いつの間に』って言うかユウちゃんが勇者くん達にポーションセットを送るって言った時に私の手紙も一緒に送ってちょうだいって頼んだじゃない?」
わたしが呟くとリゼさんは意外そうに言います。
「え、あの時の手紙ですか⁉︎」
わたしが調合したポーションをハクに届けて貰うときに、『序でに送って』っと手紙を預かった事が有り、上手くすれば、邪神の神殿の近くまで入っているかも知れないそうです。
「邪神の神殿の戦力はどうなのだ?」
皇帝陛下が尋ねます。
「私以外の魔王、グレース、リセルシア、コルダール、セルジュの4人、グレースの腹心である戦士が2人、セルジュの配下とリセルシアが支配する魔物が多数、そして、Sランク冒険者エレインだ」
「な、何だと⁉︎」
シルバリエさんの話ではSランク冒険者の1人、深淵のエレインが魔族に協力しているらしいのです。
「なぜ、エレインは人類を裏切ったのだろうか?」
「奴は魔族の魔法を教える事を対価にしていた」
「魔法を?
本当にそんな事で?」
皇帝陛下が疑問を口にすると……
「いや、エレインはそう言う奴だよ」
新たな人物が広間に入って来ました。
「あ、貴方は⁉︎」
皇帝陛下を始め、国王様達もざわざわとし始めました。
「久しぶりだな、ハイランド」
謎の男は親しげに皇帝陛下に話しかけます。
男は黒髪に黒い瞳、小柄な体格に彫りの浅い顔と、何とも見覚えのある姿をしています。
皇帝陛下や国王様達は立ち上がり男に対して頭を下げました。
「お久しぶりです、大賢者様」
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