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【番外編】竜人王アルファは惑わす
①
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季節はめぐり、政務宮の会議室には、重苦しく黙り込む五人の人間がいた。
ここに顔を揃えているのは、獣の耳と尻尾を持たない人間のみ。
誰の表情も険しい。
俺の前の席に座るオティリオも、右隣のハンも。
そして、先ほどアプト領から王宮に到着したばかりの向かいに座るエリーゼとリサも。
ひときわ疲れた表情をした薬師のリサが、沈黙を破って口火を切った。
「悪い報せといい報せがある。どっちから聞きたい?」
リサは俺たちを見渡すが、誰も答えることができない。
その中で一番早く反応したのはオティリオだ。
「悪い報せは聞き飽きたが……そうだな悪いほうから」
オティリオが無表情で答えると、俺はこくりと頷く。
エリーゼは小さく嘆息し、ハンは机の上に置いた拳に力を入れた。
リサは、一度、唇を硬く引き結び、何かを拭うように手のひらで顔を覆った。
「とうとうオメガ病院の院長エモリーが発症した」
リサの悲痛な声。
その声を耳にしたとたん、俺は目眩がしそうになった。
「エモリー院長が……」
俺は放心したようにリサの言葉を繰り返すしかなかった。
咄嗟に耳を塞ぎたくなった。
もう聞きたくない。
理解したくない。
でも、今、この悪夢のような現実と向き合わなければならない。
現在、獣人は行動を制限されていて、政務宮にいるのは人間のみという異常な状態が二週間前から続き、これからも続くのだから。
「いつ発症してもおかしくない状況だった」
目を伏せたエリーゼがぼそりと呟いた。
ことの発端は、八か月前だ。
アプト領で免疫不全と運動障害によって死亡するという原因不明の病が相次いで発生した。
同じような症例は、急速にアンゼル王国に蔓延し、王都でも死亡者が続出したかと思えば、ついに王宮内にも感染者が現れたのが二週間前。
そして今日、アプト領から薬師のリサとエリーゼが急遽王宮を訪れて、エモリーが発症したと聞かされたのだった。
エリーゼとリサを会議室で出迎えたのは、俺とオティリオとハンの人間のみ。
そう。
この病、当初はすべての人に感染すると思われていたが、獣人のみに感染すると発覚するのに大して時間はかからなかった。
不思議なことにひとりとして人間は、感染者の中に現れなかったのだから。
なぜ獣人のみに感染するのか、詳しくはわかっていないものの、獣人と人間では異なった免疫系があると考えられ、人間には感染しないだろうと結論づけられた。
「エモリーは当初から診察を見て回っていたから、感染するのはもっと早くてもおかしくなかった。遅いぐらいだ」
リサが苦渋の表情で言う。
獣人機能不全病と名付けられた、この新型の病は獣人同士の接触によって感染する。
医師のエモリーが感染してしまうという理不尽さに、俺はやり場のない憤りを感じた。
「今はどんな状態なの?」
俺は、おずおずと訊く。
本当は訊きたくなどない。
「私たちがアプト領を出発したときは、人型の姿に違和感がはじまったばかりだ。けども五か月後には……」
リサが言葉を濁した。
そのあとに続く言葉がわかってしまう。
この病の初期症状はほとんどない。
エモリーのように違和感に気づくのは、人型に変化することに苦痛を感じるようになったときだ。
そこではじめて感染したと自覚することになり、ウイルスは獣人の体内で増殖し、免疫系の異常な細胞破壊が起こる。
そして五か月後ぐらいには神経系への侵攻がはじまり、完全に獣型から人型に変化できなくなる。
幻覚が出現して興奮状態にもなり、最終的には運動障害や呼吸困難も進行し、発症から半年で死亡することが予測されている。
五か月後には、命をなくす。
この獣人機能不全病は間違いなく、死に至る病だ。
だからエモリーも五か月後には……。
俺がエモリーに最後に会ったのは、一年と三か月前、王弟妃になったばかりに行われた婚姻祝賀会だ。
元気なエモリーの姿は、あれが最後になるのかもしれないと思うと、心がひどく痛い。
俺は震えそうになる指先を、両手で握りしめた。
冷え込む。
「早く、治療方法を見つけないと……」
長い息を吐き出し、オティリオが思い詰めたように言う。
現在、治療薬はなく、症状をやわらげる薬しかないのだ。
この事態に、とうとうアンゼル王国のディアーク王は、獣人の外出を制限したのが二週間前になる。
政務宮であっても例外ではなく、獣人は自宅でできる業務のみを任されることになり、忙しく動き回っているのは人間だけとなった。
オティリオは眉間を指の腹で押す。
疲労が溜まっているのだろう。
アンゼル王国全土で考えると、人間と獣人の割合はほぼ半分だ。
しかし王族に関しては極端に人間が少ない。
王のディアークを筆頭に、三人の王弟の中で唯一の人間はオティリオのみ。
宰相のミラも獣人であり、現在の動けるトップはオティリオになっていた。
国家の危機を食い止めようとオティリオは奮闘している。
俺もルシャードの代理となり、十日前から政務宮に通い詰めていた。
会議室に澱んだような空気が漂う。
それを破ったのは、再びリサだった。
「……いい報せは、その治療方法がわかったかもしれない」
「本当か⁉︎」
オティリオが目を見開く。
その場にいた、リサとエリーゼ以外の人間が思わず、立ち上がっていた。
俺も腰を浮かせる。
「この文献を見て」
リサは鞄の中から、おもむろに一冊の古そうな書物を取り出すと、机の上に置きページを開いた。
黄ばんだページ紙の間に、真新しい栞が挟まれている。
俺たちは、一斉に顔を突き合わせて覗き込んだ。
「ここよ。二百年前にガッタ国に隣接するクリスク国でこの病が流行ったと書かれているわ。そのときに竜人国からリュウコをもらい受けて治療をしたところ、完治したと記載されている」
リサが指差した箇所を睨むように見据えた。
確かに、そう記されていた。
病例も確かに似ている。
「竜人国のリュウコ? なんだそれは?」
オティリオが早口で言うと、薬師のリサは首を傾げて答える。
「実を言うと、私も聞いたことがないの……でも、この文献はクリスク国の王宮医師が残したもので、信憑性は高いと思うの」
「……リュウコ。それが手に入れば……助かる?」
俺は呟いた。
エモリーも、すべての獣人の命が救えるのか。
「おそらく。終息する」
力強くリサが頷いた。
「竜人国の青の王なら、一度だけ会ったことがある。ディアーク兄上の即位式典のとき、多くの隣国の王族とともに貴賓として列席していた。まだ若くて飄々とした男だったよ」
オティリオが元来の快活な口調を取り戻したような口調で言った。
その言葉にハンが説明をつけ加える。
「竜人国は非常に珍しく、世継ぎが世襲制ではありません。王が逝去した瞬間に、次の王を引き継ぐ者が、王の印となる紋様が身体の一部に浮かび上がって選ばれるのです。青の王は二十歳のときに王に選ばれて、現在は三十歳だったと記憶してます」
竜人国は、大型の竜型に変化する竜人が住む島国であることぐらいしか、俺は知らなかった。
アンゼル王国とはあまり親交のない国だ。
「突然、国王に指名されて、なれるものなの?」
俺は素直に思ったことを口にすると、ハンが答えた。
「はい。竜の王は竜人国にとって大きな象徴的存在で、実際の統治はしないはずです。問題ないのでしょう」
はじめて知った知識だ。
その国にあるリュウコというものが、獣人機能不全病の治療になるという。
それが手に入らなければ、獣人は死に続ける。
いつかエモリーも……そしてルシャードやカスパーにも訪れるかもしれない。
俺は身震いをした。
「よし。すぐに竜人国へ渡航する準備をはじめる」
オティリオが即断する。
アンゼル王国から島国の竜人国に渡るには、帆船で川を下り海を渡る方法しかない。
大変な準備になるだろう。
「……誰が向かいますか? 現在、アンゼル国の病は他国に知れ渡っていますから、獣人の入国を禁止されるでしょうね。渡航するのはすべて人間で揃えないと」
ハンが思案するように言うと、オティリオはすでに決心していたかのように言い放った。
「僕が行くよ。必ず、そのリュウコを譲ってもらう」
それからリサもすぐさま追随した。
「私も行く」
「俺も」
続けて勢いよく俺が言うと、会議室の中が一瞬凍りついたような錯覚がした。
オティリオが、冷ややかに首を横に振った。
「気持ちはわかるが……マイネは無理じゃないか? 絶対に兄上が許さないだろうから」
「……俺も行きたい。同行してもいいですか? オティリオ殿下は反対ではない?」
行きたい。
口にしてみると、その気持ちが強くなる。
思いつきではなかった。
「…………まあ、兄上の許可が下りるなら、反対しないけど」
オティリオは、そんなのあり得ないとでも言いたげだ。
「説得してみます」
俺はルシャードの顔を思い浮かべながら呟くように言った。
ここに顔を揃えているのは、獣の耳と尻尾を持たない人間のみ。
誰の表情も険しい。
俺の前の席に座るオティリオも、右隣のハンも。
そして、先ほどアプト領から王宮に到着したばかりの向かいに座るエリーゼとリサも。
ひときわ疲れた表情をした薬師のリサが、沈黙を破って口火を切った。
「悪い報せといい報せがある。どっちから聞きたい?」
リサは俺たちを見渡すが、誰も答えることができない。
その中で一番早く反応したのはオティリオだ。
「悪い報せは聞き飽きたが……そうだな悪いほうから」
オティリオが無表情で答えると、俺はこくりと頷く。
エリーゼは小さく嘆息し、ハンは机の上に置いた拳に力を入れた。
リサは、一度、唇を硬く引き結び、何かを拭うように手のひらで顔を覆った。
「とうとうオメガ病院の院長エモリーが発症した」
リサの悲痛な声。
その声を耳にしたとたん、俺は目眩がしそうになった。
「エモリー院長が……」
俺は放心したようにリサの言葉を繰り返すしかなかった。
咄嗟に耳を塞ぎたくなった。
もう聞きたくない。
理解したくない。
でも、今、この悪夢のような現実と向き合わなければならない。
現在、獣人は行動を制限されていて、政務宮にいるのは人間のみという異常な状態が二週間前から続き、これからも続くのだから。
「いつ発症してもおかしくない状況だった」
目を伏せたエリーゼがぼそりと呟いた。
ことの発端は、八か月前だ。
アプト領で免疫不全と運動障害によって死亡するという原因不明の病が相次いで発生した。
同じような症例は、急速にアンゼル王国に蔓延し、王都でも死亡者が続出したかと思えば、ついに王宮内にも感染者が現れたのが二週間前。
そして今日、アプト領から薬師のリサとエリーゼが急遽王宮を訪れて、エモリーが発症したと聞かされたのだった。
エリーゼとリサを会議室で出迎えたのは、俺とオティリオとハンの人間のみ。
そう。
この病、当初はすべての人に感染すると思われていたが、獣人のみに感染すると発覚するのに大して時間はかからなかった。
不思議なことにひとりとして人間は、感染者の中に現れなかったのだから。
なぜ獣人のみに感染するのか、詳しくはわかっていないものの、獣人と人間では異なった免疫系があると考えられ、人間には感染しないだろうと結論づけられた。
「エモリーは当初から診察を見て回っていたから、感染するのはもっと早くてもおかしくなかった。遅いぐらいだ」
リサが苦渋の表情で言う。
獣人機能不全病と名付けられた、この新型の病は獣人同士の接触によって感染する。
医師のエモリーが感染してしまうという理不尽さに、俺はやり場のない憤りを感じた。
「今はどんな状態なの?」
俺は、おずおずと訊く。
本当は訊きたくなどない。
「私たちがアプト領を出発したときは、人型の姿に違和感がはじまったばかりだ。けども五か月後には……」
リサが言葉を濁した。
そのあとに続く言葉がわかってしまう。
この病の初期症状はほとんどない。
エモリーのように違和感に気づくのは、人型に変化することに苦痛を感じるようになったときだ。
そこではじめて感染したと自覚することになり、ウイルスは獣人の体内で増殖し、免疫系の異常な細胞破壊が起こる。
そして五か月後ぐらいには神経系への侵攻がはじまり、完全に獣型から人型に変化できなくなる。
幻覚が出現して興奮状態にもなり、最終的には運動障害や呼吸困難も進行し、発症から半年で死亡することが予測されている。
五か月後には、命をなくす。
この獣人機能不全病は間違いなく、死に至る病だ。
だからエモリーも五か月後には……。
俺がエモリーに最後に会ったのは、一年と三か月前、王弟妃になったばかりに行われた婚姻祝賀会だ。
元気なエモリーの姿は、あれが最後になるのかもしれないと思うと、心がひどく痛い。
俺は震えそうになる指先を、両手で握りしめた。
冷え込む。
「早く、治療方法を見つけないと……」
長い息を吐き出し、オティリオが思い詰めたように言う。
現在、治療薬はなく、症状をやわらげる薬しかないのだ。
この事態に、とうとうアンゼル王国のディアーク王は、獣人の外出を制限したのが二週間前になる。
政務宮であっても例外ではなく、獣人は自宅でできる業務のみを任されることになり、忙しく動き回っているのは人間だけとなった。
オティリオは眉間を指の腹で押す。
疲労が溜まっているのだろう。
アンゼル王国全土で考えると、人間と獣人の割合はほぼ半分だ。
しかし王族に関しては極端に人間が少ない。
王のディアークを筆頭に、三人の王弟の中で唯一の人間はオティリオのみ。
宰相のミラも獣人であり、現在の動けるトップはオティリオになっていた。
国家の危機を食い止めようとオティリオは奮闘している。
俺もルシャードの代理となり、十日前から政務宮に通い詰めていた。
会議室に澱んだような空気が漂う。
それを破ったのは、再びリサだった。
「……いい報せは、その治療方法がわかったかもしれない」
「本当か⁉︎」
オティリオが目を見開く。
その場にいた、リサとエリーゼ以外の人間が思わず、立ち上がっていた。
俺も腰を浮かせる。
「この文献を見て」
リサは鞄の中から、おもむろに一冊の古そうな書物を取り出すと、机の上に置きページを開いた。
黄ばんだページ紙の間に、真新しい栞が挟まれている。
俺たちは、一斉に顔を突き合わせて覗き込んだ。
「ここよ。二百年前にガッタ国に隣接するクリスク国でこの病が流行ったと書かれているわ。そのときに竜人国からリュウコをもらい受けて治療をしたところ、完治したと記載されている」
リサが指差した箇所を睨むように見据えた。
確かに、そう記されていた。
病例も確かに似ている。
「竜人国のリュウコ? なんだそれは?」
オティリオが早口で言うと、薬師のリサは首を傾げて答える。
「実を言うと、私も聞いたことがないの……でも、この文献はクリスク国の王宮医師が残したもので、信憑性は高いと思うの」
「……リュウコ。それが手に入れば……助かる?」
俺は呟いた。
エモリーも、すべての獣人の命が救えるのか。
「おそらく。終息する」
力強くリサが頷いた。
「竜人国の青の王なら、一度だけ会ったことがある。ディアーク兄上の即位式典のとき、多くの隣国の王族とともに貴賓として列席していた。まだ若くて飄々とした男だったよ」
オティリオが元来の快活な口調を取り戻したような口調で言った。
その言葉にハンが説明をつけ加える。
「竜人国は非常に珍しく、世継ぎが世襲制ではありません。王が逝去した瞬間に、次の王を引き継ぐ者が、王の印となる紋様が身体の一部に浮かび上がって選ばれるのです。青の王は二十歳のときに王に選ばれて、現在は三十歳だったと記憶してます」
竜人国は、大型の竜型に変化する竜人が住む島国であることぐらいしか、俺は知らなかった。
アンゼル王国とはあまり親交のない国だ。
「突然、国王に指名されて、なれるものなの?」
俺は素直に思ったことを口にすると、ハンが答えた。
「はい。竜の王は竜人国にとって大きな象徴的存在で、実際の統治はしないはずです。問題ないのでしょう」
はじめて知った知識だ。
その国にあるリュウコというものが、獣人機能不全病の治療になるという。
それが手に入らなければ、獣人は死に続ける。
いつかエモリーも……そしてルシャードやカスパーにも訪れるかもしれない。
俺は身震いをした。
「よし。すぐに竜人国へ渡航する準備をはじめる」
オティリオが即断する。
アンゼル王国から島国の竜人国に渡るには、帆船で川を下り海を渡る方法しかない。
大変な準備になるだろう。
「……誰が向かいますか? 現在、アンゼル国の病は他国に知れ渡っていますから、獣人の入国を禁止されるでしょうね。渡航するのはすべて人間で揃えないと」
ハンが思案するように言うと、オティリオはすでに決心していたかのように言い放った。
「僕が行くよ。必ず、そのリュウコを譲ってもらう」
それからリサもすぐさま追随した。
「私も行く」
「俺も」
続けて勢いよく俺が言うと、会議室の中が一瞬凍りついたような錯覚がした。
オティリオが、冷ややかに首を横に振った。
「気持ちはわかるが……マイネは無理じゃないか? 絶対に兄上が許さないだろうから」
「……俺も行きたい。同行してもいいですか? オティリオ殿下は反対ではない?」
行きたい。
口にしてみると、その気持ちが強くなる。
思いつきではなかった。
「…………まあ、兄上の許可が下りるなら、反対しないけど」
オティリオは、そんなのあり得ないとでも言いたげだ。
「説得してみます」
俺はルシャードの顔を思い浮かべながら呟くように言った。
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