最強の最底辺魔導士〜どうやらGは伝説の方だったらしい〜

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第12話 型にはまらない男

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『ぎゃあっ?!』

二人がすごい速さで抱きついてきた。

青ざめ涙目でガタガタ震えている。

なんて棚ぼたラッ・・・ 

こほん。

「君、ゲイル山脈の時も後をつけて来てたよね? 俺たちに何か用かな?」

海のように深い蒼色で、滑らかなウェーブがかった髪が肩までかかり、おっとりした印象を与える大きな垂れ目。

身につける青と白色を基調としたローブも相まって、とても柔らかい雰囲気がある。

そして最も目を引く大きな水色のベレー帽が彼女の優しさを際立たせていた。

人形のような可愛らしさだ。

見惚れていると、

彼女の困ったような。いや、引いたような目で俺を見ている事に気がついた。

大きな瞳には涙を浮かべている。

「バ、バケモノですぅ」
「・・・へ?」

柔らかくも透き通る声に感動するよりも先に、会って早々飛び出した彼女のセリフの方にショックを受けた。

「バ、バケモノ・・・?! 何で?!」

普通に失礼な気もするが、この子の怯えようも尋常じゃない。

まさかそんなに怖かったのか?

頬のアザが。

「ちくしょう! ほら見ろ! やっぱりこのアザはロクなものじゃないんだぁ!!」

肩にそっとフランの手が置かれる。

「声に出てるから」
「あ・・・」

青髪の少女は更に怯えてしまったようだ。

震え方がおかしい事になっている。

「この人怖いよね~。分かるよ。目つき悪いもん」

フランは自分より身長の低い少女に膝を折り目線を合わせて微笑んだ。

シオンの時も思ったけどフランは意外と子供の扱いが上手いんだよな。

こういう姿を見ると少し見直す。

少し。

「って、怖いは余計だ。目つきが悪いのはどうしようもない」
「あはは。冗談だって」
「お前のは冗談に聞こえないんだよ」

隙を見てローズが腕を絡めてくる。

「わたくしは怖いなんて微塵も思いませんわ。むしろその切れ長の目も男らしくて素敵ですわ」
「だからくっつくな!」
「毎回隙を見せるあなたがいけませんのよとんがりメイジさん♪」
「この女!!」

また始まった。

よく同じ事で飽きもせず喧嘩できるよ。

「ふふっ! あなたたちとっても面白いですねぇ!」

二人の漫才師がなぜか彼女の心を開いてくれた。

「ようやく笑顔を見せてくれたな。笑っている方が百倍可愛いじゃないか」
「本当ですかぁ?! ありがとうございますぅ~♪」

トレードマークの大きなベレー帽がこちらを向く。

帽子に被られている感じがまた可愛さを強調している。

ギャップのある可愛さもキレがあっていいものだ。

しかし、敢えて同属性を掛け合わせた可愛さというのもこれはこれで良き。

ヴィクトリアとも歳が近そうだし。

もういっそこの子をヴィクトリアと思ってしまっても良いのでは?

「あなた、今ゲスな事考えてたでしょ」
「ち、違う! 俺はただ本心をだな?! 決して幼女もアリだなんてそんなっ・・・!」
「鼻の下伸ばして幼女言うな! 最低、この女タラシ! 変態!!」
「だから違うって!」

いや、違わないかもしれない。

少女は揉みくちゃする俺たちの前で青色のスカートの端を摘み頭を垂れた。

「自己紹介がまだでしたぁ~。私はハンナ・ハートフォード。Aランクハイ・ウィザードの支援特化型エンチャンターですぅ~」

支援特化型エンチャンターということはアルバートと同じか。

支援特化型エンチャンターって優しい人が多いのかな。

しかもさらっとAランクって。

どうして俺の周りにはこんなハイクラスの魔導士が集まるんだ。

段々自分が惨めに思えてきた・・・

「私はフランチェスカ。フランでいいわよ」
「わたくしはローズ。よろしくお願いしますねハンナさん」
「よろしくですぅ~♪」

三人は自己紹介し仲良く手を取り合っている。

「俺はヴィンセント・ヴェルブレイズだ。最底辺階級Gランクの魔導士だ」
「またそんなこと言って。いい加減自虐するの止めればいいのに」
「俺はこの『G』のせいで追放されたんだ。一生言ってやる」
「器小さいわね・・・」

ハンナがこちらに向かい猛ダッシュでやってくる。

「ヴィンセント様~! よろしくですぅ~!!」

ローズ顔負けのダイブをかます少女の小さな腕に包まれた。

柔らかい。

が、少し物足りない。

なるほど。

ふっ。 こちとら毎日のようにローズに抱きつかれているんだ。

この程度では取り乱すに値しない。

だが今後が楽しみではある。

少女よ。精進するがよい。

ハンナへ向けた微笑みは完全に無視され、彼女は羽織るマントに顔を埋めやたらと匂いを嗅いでいた。

・・・病的と言ってもいい。

「はわぁ~!! ハンナ好みの甘い匂いがするマナなのですぅ~!」
「に、匂い?!」
「ついに見つけましたぁ! 私の最高のスイーツ! ハァ、ハァ」
「・・・・・・」

まさかこの子、重度の匂いフェチ?

マナをお菓子みたいに表現するのは初めて聞いた。

ベクトルは違うがこの子からは俺と同じ匂いを感じる。

ハンナは相変わらず俺のローブに顔を埋めたままだ。

「あの。そろそろ嗅ぐのをやめてくれないか。恥ずかしい」
「知ったこっちゃないです~! はわ~! 幸せ♪」

さっきまでの怯えようからは想像できないくらいの変わりようだ。

同一人物とは思えん。

まさか二重人格じゃないだろうな?

「あなたねぇ・・・」
「お、俺のせいだってのか?! マナがどうこう言われちゃ仕方ないだろ!」
「だったら少しくらい抵抗しなさいよ!」
「待て待て! 魔法はまずい! その物騒な魔導書グリモワールをしまってくれ!」

激昂するフランに気を取られていると、今度はローズに思い切り腕を引っ張られた。

「いけませんわハンナさん! ヴィンセント様にはわたくしという伴侶がいるのですよ! 許可なくお触りする事は禁止していますわ!」
「では、あなたには今この瞬間をもって夫婦を解消していただきます~♪」
「なっ?! つい先程まで怯えていたではありませんか! その手のひら返しは何ですか!」
「あれは突然すぎたんですぅ~!」

痛い痛い!!

「とりあえず落ち着けー!!」
「も、申し訳ございません」
「ごめんなさいですぅ・・・」

二人はパッと手を離した。

本気で千切れるところだった。

関節ががジンジンしている。

ローズはともかくハンナが1ミリも手加減していないのが怖すぎる・・・

「ふぅ・・・」

ここで一つ。

世の男性諸君に言っておきたい。

仮にこれをハーレムと呼ぶのならそれは幻想。単なる地獄だ。

味わえば分かる。

決して夢のようなシチュエーションではないことを俺が保証する。

「あなたさっきからブツブツ誰に向かって言ってるの?」
「あ、いや。何でも」

しまった。つい心の声が。

「そういえば、さっき突然すぎたって言っていたけど、あれは一体どういう事かな?」
「ふふふ。実はですねぇ。ハンナは数ある支援魔法の中でも特に内包系が得意なのですぅ!」

あらら。

この感じやはりAランク特有の・・・

でも一生懸命大人を演じる姿が可愛いから許す!

支援特化型エンチャンターに限った話ではないのですけど、大抵の魔法はマナの操作によって外放系と内包系の二つに分かれますぅ。例えば、プロテクションのようにマナを放出して壁を作り出したりする魔法を外放系、私のように気配を消したり、物を宙に浮かせるといった魔法は内包系になります」
「マナの流れを外側へ向かい行使するのか、内側に向かい行使するかの違いの事だろ? おおよそどの型にも当てはまる汎用的な理論だったはずだ」
「おお~! 当たりですぅ!! さすがは私のヴィンセント様♪」

これくらいは基礎知識だな。

「この二つの技術を両立させるのはとっても難しいのです」
「そうなのか? そんなに難しそうに思えないんだけど」

つい最近まで魔法を使えなかった俺が偉そうに言える立場ではないが。

「だからあなたはバケモノだって言ったのですぅ~!!」

こ、声が大きい。

「型に関係なく人は生まれながらに本能的に得意な方を選んで魔法を使っているのですぅ。選択しなかった方はつまり潜在的に素質がなかったという事ですねぇ。どちらがいいという話ではないのですけれど」
「それと俺に何の関係があるんだ?」
「そもそも隠蔽魔法は、周囲のマナを取り込んで少しずつ自分の体内のマナに溶かしてカモフラージュする難易度の高い支援魔法の一つ。特に、私の使った『擬態ミミクリー』は直径数十キロに渡りマナと一体化する事ができて、周囲の景色とほぼ完璧に同化して気配を絶てるのですぅ。同じエンチャンターかつ内包系魔法が得意な魔導士が神経を集中させてようやく気付くくらいの精度なのですよぅ」

いつの間にかハンナの目に溢れんばかりの涙が浮かんでいた。

「うわぁ~ん! 思い出したら悲しくなってきましたぁ! 自慢の魔法がこんなにあっさり見破られてしまうなんてショックですぅ~! やっぱりあなたはバケモノですぅ~!!」
「な、なんかごめん・・・?」
「はっ! もしや世界的に名の知れた支援特化型エンチャンターとか!」

ハンナのすがるような目に戸惑いながら言葉を探す。

「えっと・・・ 実は俺、支援型エンチャンターではないんだ」
「はぇ?! 支援特化型エンチャンターでもない人に見破られたのですかぁ?!」

さっきよりも大声で泣き始める。

「それどころか四つの型に当てはまるかどうかすら怪しいよね。彼、魔導書グリモワールすら持ってないし詠唱もしないし。そもそも最底辺階級Gランク魔導士だし」
「人に言われるとなんか悲しくなるな。それはともかく、広範型メイジだろうと攻撃特化型バトルメイジだろうと、流れるマナの色や濃度を見れば感知するくらいならそう難しいことではないだろ?」
「・・・・・・」

ん?

なにこの沈黙。

なんかおかしいこと言ったか?

「ヴィンセント様。もしかして、人に流れるマナが見えているのですか?」
「魔導士なら皆んなそうじゃないのか? そうでないと流れるマナを魔導書グリモワールに集まるようにコントロールするのは逆に難しいだろ」
「ぶへっ?!」

ハンナは口から泡を吹き後ろに倒れてしまった。

「もしかして、ゲイル山脈でチラチラ後ろを振り返っていたのはこの子の事だったの?」
「うん、まあ・・・」

フランの諦めたような笑いが心に刺さる。

そんな目で見ないで。

ツライ。

「この精度の魔法をあの距離で察知するなんて人より感覚がいいってだけでは到底説明できないよ。そもそも、ハンナの言う通り探知魔法は本来支援特化型エンチャンターの領域であって、必要とされる魔法技術が違うものなんだから。それを当たり前のようにやってるからすごいんだよね~。ま、今更驚きもしないけど」

そういうものなのか。

わりとすぐに気付いちゃったんだけどな。

ハンナには口が裂けても言えないけど。

「思えばフランと出会ったのもマナ感知のおかげなんだよな」
「うそっ?!!」

驚かないんじゃなかったのか。

「森の外を通りかかったらフランの気配を察知したんだ。それで気になって森へ入ったんだよ」
「そんな・・・ 偶然の出会いというロマンチックに浸っていたのに・・・」

崩れるフランの前でローズが勝ち誇ったように笑い出した。

「あらあら! 運命的な出会いではなくて残念でしたわね~♪」
「そんなにショックを受けることか?」
「お、乙女には言わなくていい事もあるのよ! バカ!」

どうして俺が怒られているんだ・・・

「それはいいのですが、この子を放っておいて良いのですか? 目覚めないようですけれど」

ローズの言葉で我に返った俺たちは、白目を剥くハンナに必死に呼びかけた。
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