若葉さん♂と自分♂(仮)

kuria

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入学編

ある日のこと

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父「お前明日引越しだから」
中学の卒業式の後
片親で父親しか居ない自分は2人で卒業祝いに昔からよく行く中華料理屋に行き
ビールを1口飲んだ父は唐突にそう言われた
自分「は?」
高校も近くの学校に決まり
中学の同級生とも高校での再会を約束していたのに唐突だった
自分「ちょっと待ってよ父さんどういう事?」
そう聞くとビールを一気に飲んだ
父「父さんは反対だったんだが母さんのお父さん
つまりお前のじいちゃんの命令なんだよ」
そう言っておつまみに出されたザーサイをつまみ
ビールをもう一杯頼んだ
自分「は?じいちゃん?
じいちゃんて何?母さんの親族なんていたの?」
母さんは自分が小さい頃に亡くなっていて
そのお葬式にも母さんの親戚は来ていないと思っていたし
母さんの両親が生きているなんて聞いていない
父「まあそのなんだ
      母さんの家はちょっと特殊でな
母さんが亡くなってからも連絡はとっていたんだすまん」
そう言って父さんは頭を下げた
自分「何?つまり自分はおじいちゃんの所に行くわけ?父さんは?」
父「イヤそれがな
お前はこれから全寮制の学校に入るんだ」
自分「は?」
こうしてよくわからないまま
全寮制の高校桜の下学園に外部入学することになった

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