若葉さん♂と自分♂（仮）

入学編

若葉

夏鈴「さてじゃあ行こっか」
初めての夕食の時間
持ってきた荷物をあらかた整理して
話をしていると外から鐘の音がした
どうやらそれが夕食の合図らしく夏鈴と部屋の外に出た時だった
夏鈴が開けてくれているドアをでて歩きだそうとした時誰かにぶつかった
？？「悪い」
そう言って手を差し伸べてくれた
錬「ありがとうございます
いえこちらこそすいません」
手を取り立ち上がらせてもらい謝罪すると自分の顔を見て少し顔をこわばらせたきがした
？？「ああ気をつけろよ」
そう言って駆け足でどこかに行ってしまった
夏鈴「大丈夫？今の若葉だ」
少し嫌そうな顔をして夏鈴が言った
錬「若葉って？」
そう聞くと夏鈴は嫌そうな顔をしたまま教えてくれた
夏鈴「若葉
継神若葉この学校だけでなく世界全土で知られる継神グループの次期当主だよ
ただいつも怖い顔してるしあんま喋らないし大きいんでみんな怖がってるんだよ」
個人的にはそんなに怖そうには見えなかったけど？
 そしてなんとなく見覚えがあるような？
なんだろう懐かしいような？
夏鈴「どうした？錬？」
夏鈴が顔を覗き込んできてふと我にかえった
錬「いや何でもない」
気のせいだと思いながら夏鈴と歩き始めようとすると
若葉「れん？れんくん？」
足を止めていた若葉の横を通った時
そう聞こえた
錬「え？」
その呼び方を聞いた時思い出した人がいた
昔母の知り合いに会いに行った時にその知り合いの子と仲良くなり何回か遊んで仲良くなった子がいた
自分と同い歳ぐらいの男の子
確か名前が
錬「わかくん？」