お蔵ぼっこと雪ちゃん

華岡光

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不思議な体験

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 その蔵は母屋のすぐ隣に隣接している蔵としては比較的大きな蔵で、おそらく江戸時代効果から明治時代に作られたような古蔵風の作りだった。

 「わぁー!凄い。秘密の隠れ家にしたい!!!」

   「秘密の隠れ家なんて男の子みたいな事を言うんだな雪ちゃんは。でもパパもここ初めて見た時はそう思ったよ!昔ここには精米されてないお米の玄米や野菜に麦、そして味噌などの調味料が保管されてたんだって。あとは農業用の器具とか」

  「へぇーそうなんだ?パパ中見ていい?」

 雪ちゃんはパパにそう聞くと蔵の中へと入っていった。
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