正義が悪に変わる時

華岡光

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交番勤務

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 「お手柄だね!!うちの交番に来てそうそうひったくり犯を検挙するなんて、前は自ら隊にいたんでしょ?もったいないな、その眼力なら広域で活動できる自ら隊にぴったりなのに」

 先輩は交番でお茶を飲みながら、雅之をねぎらいつつも、以前に雅之がパトカーに乗ってた事をつついてきた。

 「現実は難しいものですよ。やっぱり2人一組でパトカーで警らすると、いろいろと人間関係もあり、それが結局は公務に影響が悪い形で出れば、思うようには中々・・」

 雅之は本音を先輩に思わずポロリとこぼした。
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