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その意思を受け継いで23
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・・スイス政府国境検問所・・
アドンらは人の列が続く国境検問所へと辿り着き列に並んだ。
「もう!大丈夫だ。ここまで来ればスイスに入れるぞ。ジョフ!また新しい家見つけてやるからな。」
「うん!!今度こそ安心して暮らせるんだね。スイスに行ったら僕も働くよ!!乳搾りの仕事してみたいんだよ。」
「乳搾り?お前そんな事もできるのか??」
アドンが笑いながらジョフに言った。
「笑わないでよー!!僕のお母さんはスイス人だし!乳搾りの仕事もしてたみたいだから僕ができないわけないじゃん!!それに僕もやってみたいんだよ!」
「そうか!そうか!!わかったよ。ジョフの好きな事すればいいよ。」
「やったー!!楽しみだな。早くスイスに行きたあああい!!!」
「それにしてもばかに長いな。列が動かないじゃないか。」
いつまでも動かない列に不審に思ったアドンは横から前のほうをふとのぞいてみた。
「なんだ?あれは何をしてるんだ??」
アドンが見た先のほうで男達がなにやら言われながら別の建物に連れていかれる様子だった。
アドンらは人の列が続く国境検問所へと辿り着き列に並んだ。
「もう!大丈夫だ。ここまで来ればスイスに入れるぞ。ジョフ!また新しい家見つけてやるからな。」
「うん!!今度こそ安心して暮らせるんだね。スイスに行ったら僕も働くよ!!乳搾りの仕事してみたいんだよ。」
「乳搾り?お前そんな事もできるのか??」
アドンが笑いながらジョフに言った。
「笑わないでよー!!僕のお母さんはスイス人だし!乳搾りの仕事もしてたみたいだから僕ができないわけないじゃん!!それに僕もやってみたいんだよ!」
「そうか!そうか!!わかったよ。ジョフの好きな事すればいいよ。」
「やったー!!楽しみだな。早くスイスに行きたあああい!!!」
「それにしてもばかに長いな。列が動かないじゃないか。」
いつまでも動かない列に不審に思ったアドンは横から前のほうをふとのぞいてみた。
「なんだ?あれは何をしてるんだ??」
アドンが見た先のほうで男達がなにやら言われながら別の建物に連れていかれる様子だった。
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