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7章◆雷光轟く七夜祭
美少年剣士イルシス、新たな扉 ~秘密の果実に触れないで~
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『美少年剣士イルシス、新たな扉 ~秘密の果実に触れないで~ 著者:リッチモンド・キャロライン』
第二章◇秘密の光絵
事の発端は、イルシスがトビの執務室を掃除していた時に起こった。
その日稽古を終えたイルシスは、夜の修行に備えていつものように胴着のままトビの執務室に向かった。真面目なトビは道場を閉める六時ぎりぎりまで門下生達の面倒を見ているから、この時間帯イルシスはいつも一人だ。こういう時、イルシスは大抵トビの部屋を掃除して時間を潰す。少しでも師の助けになりたいというのが第一だが、こうしているとなんだか自分がトビの妻になったような気持ちを味わえるのだ。いつか将来、師弟という関係を飛び越えて、二人仲睦まじく暮らしていけたら。イルシスはそんな光景を夢想しながら、黙々と机に散らばった書類をまとめ、箪笥に溜まった埃を払い、床に雑巾をかけた。通路を一通り拭き終わったので、今度は机の下に取り掛かろうとしゃがみ込んだ時、門下生の月謝袋が落ちているのが目に留まった。
イルシスは普段掃除はしても、抽斗や箪笥の中までは見ないようにしている。仕事に関すること、特に金銭に関わることには、弟子である自分が無暗に触れるものではないと弁えていたからだ。しかし落ちている月謝袋を放置する訳にはいかないだろう。しかもイルシスが手に取ってみると、封筒の中で硬貨が動く気配があった。
中身が入っているならますます放置できない。机の上に置きっぱなしにするのもはばかられ、イルシスは落ち着かない気持ちで執務机の抽斗を開けた。どこか分かりやすいところに置いて、トビが来てから伝えようと考えたのだが、抽斗を開けて最初にイルシスの目に飛び込んできたのは、一枚の写実的な絵だった。
見たものをそのまま封じ込めたかのような緻密さに、一瞬で目を奪われる。
それはここ何年かで王都に出回り始めた、『光絵』という品だった。画家が絵筆を使って描いたものではなく、『集光機』という箱状の道具を使うことで、誰でも見たままの姿を一枚の紙に写し撮ることができるという代物だ。はじめは貴族達の間だけで使われていたが、今では平民でも何かの記念日には家族で光絵を撮るし、新聞にも光絵が使われることが増えていた。
その光絵は何枚か重ねて、抽斗の中に無造作に置かれていた。イルシスは興味を惹かれ、一枚ずつ手に取って眺めてみる。平民の間でも流通しはじめているとは言え、つましい寮暮らしをしているイルシスには無縁のものだ。それに新聞に載っている光絵はきまって白黒で細かい部分が潰れているから、こんな風にふんだんに色が使われ、隅々まで詳細に写し撮られた光絵を間近に見るのは初めてのことだった。
イルシスは最初、純粋に見事な絵の出来栄えに感心していたのだが、数枚捲っているうちにそれらの共通点に気付く。
五枚ある光絵のすべてに、若い女性が大きく写っていた。それぞれ別人のようだが、全員が歌手か女優のように美しく整った顔立ちをしている。そして彼女達は皆胸元が大きく開いた、体の線を強調するぴったりとしたドレスを身に付け、イルシスに向かって妖しげな笑みを浮かべていた。
鮮明な光絵こそ初めて見たものの、これがどのような目的で撮られたものなのか、イルシスは瞬時に理解した。そして同時にどうしようもない虚脱感、絶望感を覚える。
「ああイルシス、来ていたのか。待たせてすまなかったな。さて、今夜の稽古だが――」
執務室のドアが開き、いつものようにトビが入ってくる。けれどイルシスはもう、いつものようにトビを見ることができなかった。部屋の入口に立ったトビの脇の下を通り抜け、風のように道場を後にした。
第四章◇秘密の稽古
「……なるほど。門下生から没収した枕絵を私のものと勘違いし、私が他の女に夢中になっていると思い込んで避けていたということか」
こくん、とイルシスが声も出せずに頷くと、はらはらと涙が滴り落ちる。
「しかし……だからと言って怪しげな露店で『おっぱいが大きくなる薬』なるものを買い求めて私好みの巨乳になろうとするとは……お前のやることは時に奇想天外だな……」
「ううっ、申し訳ございません……こ、こんなものに騙される私が愚かでした……」
「まったくだな」
トビはイルシスの背中側から腕を回すと、『おっぱいが大きくなる薬』によってぬらぬらと濡れひかる胸元に手を這わす。そしてつんと尖った乳首を指先で摘まみ、軽く引っ張った。
「ああっ!」
イルシスが甘い悲鳴を上げて胸を反らす。同時に下から咥え込んでいるトビの一物をきつく締め付けてしまい、快楽に身悶えした。トビは摘まんだ乳首をくにくにと引いたり押し潰したりして、そのたび収縮を繰り返すイルシスの肉壺を味わう。
「ああっ、お師匠様、いけません、おししょうさま……」
「何がいけない? お前はここで私を愉しませたかったのだろう? こうしていればお前の望み通り、おっぱいが大きくなるかもしれんぞ」
「あうっ」
トビはイルシスの耳元に甘く囁きながら執拗に胸をいじる。イルシスの胸の先端は今や真っ赤に染まり、熟れた野イチゴのようになっていた。
「見なさい、イルシス。こんなに厭らしい色になったぞ。そら、見るんだ」
「は、……はひ……、」
トビがきゅうきゅうと乳首を引っ張って促すので、イルシスは息も絶え絶えになって自分の胸元に目を落とす。トビの硬く武骨な指に挟まれ、押し潰される赤い乳首は、イルシスの目から見ても痛ましく淫らだった。
「かあいいなあ。イルシス、お前は私のために女になろうとしたのだな。だがどうする? こんな厭らしい色の乳首を他の門下生や寮生達に見られでもしたら。何を言われるやら……」
「んっ……」
脅かすように耳元で囁かれ、イルシスの背にぞくりとしたものが駆け上がる。
「乳首だけではない。本当に乳房が大きくなっていたらどうするつもりだったのだ。そんなことになればもう二度と、外で肌を晒すことができなくなる。道場にも男子寮にもいられなくなるぞ」
イルシスの平たい胸を、トビの大きな手が下から包み込んで揉みしだく。時折尖った乳首を指先で引っ掛けてやると、イルシスの喉から熱いため息が漏れた。
「あぁ……お師匠様……わ、私は……」
「どうしたイルシス。何か言うことがあるのか?」
「は、……はい。あの……」
イルシスの胸元に張り付くトビの手に、ルシスが自分のそれを重ねる。その手はトビの動きを制しているようでもあったり、もっともっとと求めているようでもあった。
「私は……ちゃんと分かっております。それがどういうことなのか、覚悟の上であの薬を購ったのです」
「ん? ……どういう意味だ?」
「ですから……」
イルシスは首を捻り、トビの目を見つめながら言った。
「お師匠様と番うことができるなら、私は女になる覚悟もできております。お師匠様、どうか私を……お師匠様の、女にしてください」
その言葉で、トビの中心に熱が集まる。既にイルシスの体の奥深くに喰い込んでいたそれが急激に硬さを増し、イルシスは悲鳴のような嬌声を上げた。
「ああっ! はぁ、はぁ、お師匠様……おししょうさまぁ……!」
「……まったく。本当に困った弟子だ、お前は……」
トビは涙を流しながら悦ぶ愛弟子の唇に口付けると、イルシスの手の導くまま、乳首をぎゅうと握ってやった。途端、びくんとイルシスの肩が跳ねる。今夜はまだ一度も触れられていないイルシスの陽根まで、ふるふると震えながら快楽の涙を流し始めていた。
「では手始めに、乳首で達してみなさい。それができればイルシス、お前を私の女と認めてやろう」
「あうぅ……承知しました、お師匠様。私、頑張ります……頑張りますから、どうか稽古を……」
「ああ、たっぷり稽古をつけてやろう。お前が乳首で達するまで」
「はい……ありがとうございます、お師匠様……」
『美少年剣士イルシス、新たな扉 ~秘密の果実に触れないで~ 著者:リッチモンド・キャロライン』
第二章◇秘密の光絵
事の発端は、イルシスがトビの執務室を掃除していた時に起こった。
その日稽古を終えたイルシスは、夜の修行に備えていつものように胴着のままトビの執務室に向かった。真面目なトビは道場を閉める六時ぎりぎりまで門下生達の面倒を見ているから、この時間帯イルシスはいつも一人だ。こういう時、イルシスは大抵トビの部屋を掃除して時間を潰す。少しでも師の助けになりたいというのが第一だが、こうしているとなんだか自分がトビの妻になったような気持ちを味わえるのだ。いつか将来、師弟という関係を飛び越えて、二人仲睦まじく暮らしていけたら。イルシスはそんな光景を夢想しながら、黙々と机に散らばった書類をまとめ、箪笥に溜まった埃を払い、床に雑巾をかけた。通路を一通り拭き終わったので、今度は机の下に取り掛かろうとしゃがみ込んだ時、門下生の月謝袋が落ちているのが目に留まった。
イルシスは普段掃除はしても、抽斗や箪笥の中までは見ないようにしている。仕事に関すること、特に金銭に関わることには、弟子である自分が無暗に触れるものではないと弁えていたからだ。しかし落ちている月謝袋を放置する訳にはいかないだろう。しかもイルシスが手に取ってみると、封筒の中で硬貨が動く気配があった。
中身が入っているならますます放置できない。机の上に置きっぱなしにするのもはばかられ、イルシスは落ち着かない気持ちで執務机の抽斗を開けた。どこか分かりやすいところに置いて、トビが来てから伝えようと考えたのだが、抽斗を開けて最初にイルシスの目に飛び込んできたのは、一枚の写実的な絵だった。
見たものをそのまま封じ込めたかのような緻密さに、一瞬で目を奪われる。
それはここ何年かで王都に出回り始めた、『光絵』という品だった。画家が絵筆を使って描いたものではなく、『集光機』という箱状の道具を使うことで、誰でも見たままの姿を一枚の紙に写し撮ることができるという代物だ。はじめは貴族達の間だけで使われていたが、今では平民でも何かの記念日には家族で光絵を撮るし、新聞にも光絵が使われることが増えていた。
その光絵は何枚か重ねて、抽斗の中に無造作に置かれていた。イルシスは興味を惹かれ、一枚ずつ手に取って眺めてみる。平民の間でも流通しはじめているとは言え、つましい寮暮らしをしているイルシスには無縁のものだ。それに新聞に載っている光絵はきまって白黒で細かい部分が潰れているから、こんな風にふんだんに色が使われ、隅々まで詳細に写し撮られた光絵を間近に見るのは初めてのことだった。
イルシスは最初、純粋に見事な絵の出来栄えに感心していたのだが、数枚捲っているうちにそれらの共通点に気付く。
五枚ある光絵のすべてに、若い女性が大きく写っていた。それぞれ別人のようだが、全員が歌手か女優のように美しく整った顔立ちをしている。そして彼女達は皆胸元が大きく開いた、体の線を強調するぴったりとしたドレスを身に付け、イルシスに向かって妖しげな笑みを浮かべていた。
鮮明な光絵こそ初めて見たものの、これがどのような目的で撮られたものなのか、イルシスは瞬時に理解した。そして同時にどうしようもない虚脱感、絶望感を覚える。
「ああイルシス、来ていたのか。待たせてすまなかったな。さて、今夜の稽古だが――」
執務室のドアが開き、いつものようにトビが入ってくる。けれどイルシスはもう、いつものようにトビを見ることができなかった。部屋の入口に立ったトビの脇の下を通り抜け、風のように道場を後にした。
第四章◇秘密の稽古
「……なるほど。門下生から没収した枕絵を私のものと勘違いし、私が他の女に夢中になっていると思い込んで避けていたということか」
こくん、とイルシスが声も出せずに頷くと、はらはらと涙が滴り落ちる。
「しかし……だからと言って怪しげな露店で『おっぱいが大きくなる薬』なるものを買い求めて私好みの巨乳になろうとするとは……お前のやることは時に奇想天外だな……」
「ううっ、申し訳ございません……こ、こんなものに騙される私が愚かでした……」
「まったくだな」
トビはイルシスの背中側から腕を回すと、『おっぱいが大きくなる薬』によってぬらぬらと濡れひかる胸元に手を這わす。そしてつんと尖った乳首を指先で摘まみ、軽く引っ張った。
「ああっ!」
イルシスが甘い悲鳴を上げて胸を反らす。同時に下から咥え込んでいるトビの一物をきつく締め付けてしまい、快楽に身悶えした。トビは摘まんだ乳首をくにくにと引いたり押し潰したりして、そのたび収縮を繰り返すイルシスの肉壺を味わう。
「ああっ、お師匠様、いけません、おししょうさま……」
「何がいけない? お前はここで私を愉しませたかったのだろう? こうしていればお前の望み通り、おっぱいが大きくなるかもしれんぞ」
「あうっ」
トビはイルシスの耳元に甘く囁きながら執拗に胸をいじる。イルシスの胸の先端は今や真っ赤に染まり、熟れた野イチゴのようになっていた。
「見なさい、イルシス。こんなに厭らしい色になったぞ。そら、見るんだ」
「は、……はひ……、」
トビがきゅうきゅうと乳首を引っ張って促すので、イルシスは息も絶え絶えになって自分の胸元に目を落とす。トビの硬く武骨な指に挟まれ、押し潰される赤い乳首は、イルシスの目から見ても痛ましく淫らだった。
「かあいいなあ。イルシス、お前は私のために女になろうとしたのだな。だがどうする? こんな厭らしい色の乳首を他の門下生や寮生達に見られでもしたら。何を言われるやら……」
「んっ……」
脅かすように耳元で囁かれ、イルシスの背にぞくりとしたものが駆け上がる。
「乳首だけではない。本当に乳房が大きくなっていたらどうするつもりだったのだ。そんなことになればもう二度と、外で肌を晒すことができなくなる。道場にも男子寮にもいられなくなるぞ」
イルシスの平たい胸を、トビの大きな手が下から包み込んで揉みしだく。時折尖った乳首を指先で引っ掛けてやると、イルシスの喉から熱いため息が漏れた。
「あぁ……お師匠様……わ、私は……」
「どうしたイルシス。何か言うことがあるのか?」
「は、……はい。あの……」
イルシスの胸元に張り付くトビの手に、ルシスが自分のそれを重ねる。その手はトビの動きを制しているようでもあったり、もっともっとと求めているようでもあった。
「私は……ちゃんと分かっております。それがどういうことなのか、覚悟の上であの薬を購ったのです」
「ん? ……どういう意味だ?」
「ですから……」
イルシスは首を捻り、トビの目を見つめながら言った。
「お師匠様と番うことができるなら、私は女になる覚悟もできております。お師匠様、どうか私を……お師匠様の、女にしてください」
その言葉で、トビの中心に熱が集まる。既にイルシスの体の奥深くに喰い込んでいたそれが急激に硬さを増し、イルシスは悲鳴のような嬌声を上げた。
「ああっ! はぁ、はぁ、お師匠様……おししょうさまぁ……!」
「……まったく。本当に困った弟子だ、お前は……」
トビは涙を流しながら悦ぶ愛弟子の唇に口付けると、イルシスの手の導くまま、乳首をぎゅうと握ってやった。途端、びくんとイルシスの肩が跳ねる。今夜はまだ一度も触れられていないイルシスの陽根まで、ふるふると震えながら快楽の涙を流し始めていた。
「では手始めに、乳首で達してみなさい。それができればイルシス、お前を私の女と認めてやろう」
「あうぅ……承知しました、お師匠様。私、頑張ります……頑張りますから、どうか稽古を……」
「ああ、たっぷり稽古をつけてやろう。お前が乳首で達するまで」
「はい……ありがとうございます、お師匠様……」
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