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子守り
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◆
一夏は高校生の一人部屋にするには少し広い、八畳間の和室を与えられた。
元々は母が使っていた部屋だから、ベッドや机などの家具はどちらかと言えば女の子らしい柔らかな色合いで統一されていたが、デザイン自体はシンプルなので一夏が使っても特に違和感はない。アイボリーのクロゼットに当面の衣類をおさめ、机の上に勉強道具をまとめて積んでおく。
続いてスマホの充電アダプタをセットしようとして、バス停から降りてもう数時間通知を確認していないことに気付く。ほんの少しの焦りを覚えながら画面を明るくすると、案の定メッセージがいくつか表示された。
「……ま、いいか」
なんとなく返事を考える気になれず、そのまま充電パッドに置く。
普段つるんでる友人には、田舎に帰省したことは伝えている。返事が来なかったとして、「移動で疲れてるんだなあ」くらいで済ませてくれるだろう。それ以外は……まあ、いいや。
こんな自然しかない山奥にまで来て、小さな金属板とにらめっこして細かいことで頭を悩ませたくなかった。それに。
――嫌や。話したくない。他に言うことはない。
柿之内の断固とした拒絶に、一夏は少なからず傷ついていた。
玄関先で柿之内を見つけた時、驚いたのは事実だが、それ以上に嬉しかった。だってこんな偶然、なかなかない。ひそかにずっと気にかけていた柿之内と、もしかしたらこの夏は一緒に遊べるんじゃないか。連絡先だって交換できるかも。
そんな淡い期待に胸膨らませていたのに、蓋を開ければこれである。口調こそ変わっていても、一夏に対する態度は学校の時と同じだ。しかし叔母の秋子や年下の従弟妹達に対しては、いかにも『明るくて面倒見のいい高校生のお兄ちゃん』という顔をしているのがまた小憎らしい。
「……なんだよ。二重人格め」
別に、そっちがその気ならこっちだって無理に近づかないっての。
一夏はいくつか届いていたメッセージには既読もつけず、その日は風呂をいただくと夜十時には寝た。こんな早くに眠りについたのは、久方ぶりのことだった。
◆
――そっちがその気ならこっちだって無理に近づかない。
一夏は昨晩、たしかにそう決意しながら眠りについたのだが、
「もー一夏ちゃんと千君来てくれてほんま助かるわぁ! 春くんみゆちゃん、お兄ちゃん達にいっぱい遊んでもらい。でも迷惑かけたらあかんで。ほな行ってきます、なんかあったら電話してな!」
翌朝早々蝉の声に起こされたかと思ったら、秋子に従弟妹二人――ちなみに年齢は上から九歳と七歳――の子守りを頼まれた。何でも祖父秋蔵の血圧の薬をもらいに行く日だったとか、ついでにスーパーの特売に寄りたいからとか、ママ友に子どものおさがりの服をもらいに行くとか、まあとにかく主婦は色々とやることがあるらしい。
一夏としてもただの居候として世話してもらうよりかは何かしら仕事を任せてもらう方が気が楽になるから、子守り自体は構わない。しかし何故柿之内まで呼びつけるのか。
一夏が気まずい思いを抱えて部屋の隅っこで蹲っているというのに、柿之内は早くも子ども達に群がられている。
「千くん、何してあそぶ? 何してあそぶ?」
「ん? せやなー、春は何したい?」
「えっとー、インクで敵たおすやつ!」
「ああ、ゲームか? でもお母ちゃんにゲームは一日一時間いわれてんねやろ?」
「せんくん。みゆ、お絵かきする」
「おっ、ええなぁ。じゃあ落書き帳だして……」
柿之内は子ども達に向けていた笑みをさっと引っ込めると、一夏を睨みつける。
「おい皆原、何ぼさっとしとんねん。お前のイトコやろが。手伝えや」
「うっ。……は、はい……」
従弟妹と言ってもほぼ初対面で歳もこれだけ離れていれば、知らない子どもを相手にしているのも同然である。
――小さい子の扱い方なんて分からないって。……ああそうか、俺だけだと頼りないから叔母さんは柿之内を呼んだのか。
内心でほんの少し疎外感を覚えながら、一夏ものろのろと柿之内の方へ向かう。彼の子どもへの接し方を見て真似しながら、一夏は春太郎と『インクで敵倒すゲーム』をやったり、畳の上で馬になって深冬姫を乗せたり、鬼になって子ども達を追いかけ回したりして過ごした。
そうして夕方になる頃には子ども達もすっかり一夏に慣れ、遊び疲れて眠ってしまった。
「ご苦労さん。頑張ったやん」
二人並んで眠る子ども達の隣で一夏がぐったりとしていると、柿之内が麦茶をなみなみと注いだガラスのコップを差し出した。からん、と氷が涼やかな音をたてる。
「……ありがと」
「けっこうしんどいやろ、子どもの相手は。こいつら意外と力あるし」
麦茶を受け取ると、柿之内も同じものを持って隣に座った。
「千くんはずいぶん慣れてたけど。毎年こっちに帰省してるの?」
「あーうん、まあだいたい……」
「ん?」
柿之内が返事の途中ではたと止まった。かと思えば嫌そうな顔で呻く。
「……一夏お前、キショイ呼び方すんなよ。鳥肌立ったわ」
「……え。……あっ」
一夏は自分が『千くん』を呼んでいたことに、言われてから気付いた。子ども達がずっとそう呼んでいたから、ついうつってしまったのだ。
「ご、……ごめん。かっ、柿之内君は……」
「……いや。そうじゃなくて」
柿之内は麦茶のグラスに口をつけ、ぶっきらぼうに言った。
「千……で、いいって。長いし言いにくいやろ。柿之内は」
実証するかのようにロボットのような角張った口調で、「カキノウチクン」と自分で自分を呼んでみせる。
「そ、……そうかも。じゃあ……これからは、千って呼ぶ」
「おう。そうして」
そこで柿之内は――千は、にっと口の端をあげて笑ってみせた。
それは千が初めて一夏に向けた笑顔で、その顔を見た瞬間、一夏の胸がぎゅーっとなった。血が熱くなり、心音がうるさくなり、体温が上がっていくような感覚。嬉しくて幸せでいっぱいなのに、同時に苦い経験を思い出してしまう、あの感覚。
その後二人は子ども達の寝顔を眺めながら、取り留めもない話をした。結局秋子が帰ってきたのは午後五時過ぎで、この日だけで一夏は高校二年の一学期より何倍も密で、中身のある会話をした気がして、頭の中がくらくらした。
「じゃあな一夏。また来るわ」
別れ際、千はそう言って帰っていった。
頭がくらくらしていたのと、未だに千の笑顔が目蓋に焼き付いていた一夏は、自分も千から呼び捨てにされていたことにはしばらく気付けなかった。
一夏は高校生の一人部屋にするには少し広い、八畳間の和室を与えられた。
元々は母が使っていた部屋だから、ベッドや机などの家具はどちらかと言えば女の子らしい柔らかな色合いで統一されていたが、デザイン自体はシンプルなので一夏が使っても特に違和感はない。アイボリーのクロゼットに当面の衣類をおさめ、机の上に勉強道具をまとめて積んでおく。
続いてスマホの充電アダプタをセットしようとして、バス停から降りてもう数時間通知を確認していないことに気付く。ほんの少しの焦りを覚えながら画面を明るくすると、案の定メッセージがいくつか表示された。
「……ま、いいか」
なんとなく返事を考える気になれず、そのまま充電パッドに置く。
普段つるんでる友人には、田舎に帰省したことは伝えている。返事が来なかったとして、「移動で疲れてるんだなあ」くらいで済ませてくれるだろう。それ以外は……まあ、いいや。
こんな自然しかない山奥にまで来て、小さな金属板とにらめっこして細かいことで頭を悩ませたくなかった。それに。
――嫌や。話したくない。他に言うことはない。
柿之内の断固とした拒絶に、一夏は少なからず傷ついていた。
玄関先で柿之内を見つけた時、驚いたのは事実だが、それ以上に嬉しかった。だってこんな偶然、なかなかない。ひそかにずっと気にかけていた柿之内と、もしかしたらこの夏は一緒に遊べるんじゃないか。連絡先だって交換できるかも。
そんな淡い期待に胸膨らませていたのに、蓋を開ければこれである。口調こそ変わっていても、一夏に対する態度は学校の時と同じだ。しかし叔母の秋子や年下の従弟妹達に対しては、いかにも『明るくて面倒見のいい高校生のお兄ちゃん』という顔をしているのがまた小憎らしい。
「……なんだよ。二重人格め」
別に、そっちがその気ならこっちだって無理に近づかないっての。
一夏はいくつか届いていたメッセージには既読もつけず、その日は風呂をいただくと夜十時には寝た。こんな早くに眠りについたのは、久方ぶりのことだった。
◆
――そっちがその気ならこっちだって無理に近づかない。
一夏は昨晩、たしかにそう決意しながら眠りについたのだが、
「もー一夏ちゃんと千君来てくれてほんま助かるわぁ! 春くんみゆちゃん、お兄ちゃん達にいっぱい遊んでもらい。でも迷惑かけたらあかんで。ほな行ってきます、なんかあったら電話してな!」
翌朝早々蝉の声に起こされたかと思ったら、秋子に従弟妹二人――ちなみに年齢は上から九歳と七歳――の子守りを頼まれた。何でも祖父秋蔵の血圧の薬をもらいに行く日だったとか、ついでにスーパーの特売に寄りたいからとか、ママ友に子どものおさがりの服をもらいに行くとか、まあとにかく主婦は色々とやることがあるらしい。
一夏としてもただの居候として世話してもらうよりかは何かしら仕事を任せてもらう方が気が楽になるから、子守り自体は構わない。しかし何故柿之内まで呼びつけるのか。
一夏が気まずい思いを抱えて部屋の隅っこで蹲っているというのに、柿之内は早くも子ども達に群がられている。
「千くん、何してあそぶ? 何してあそぶ?」
「ん? せやなー、春は何したい?」
「えっとー、インクで敵たおすやつ!」
「ああ、ゲームか? でもお母ちゃんにゲームは一日一時間いわれてんねやろ?」
「せんくん。みゆ、お絵かきする」
「おっ、ええなぁ。じゃあ落書き帳だして……」
柿之内は子ども達に向けていた笑みをさっと引っ込めると、一夏を睨みつける。
「おい皆原、何ぼさっとしとんねん。お前のイトコやろが。手伝えや」
「うっ。……は、はい……」
従弟妹と言ってもほぼ初対面で歳もこれだけ離れていれば、知らない子どもを相手にしているのも同然である。
――小さい子の扱い方なんて分からないって。……ああそうか、俺だけだと頼りないから叔母さんは柿之内を呼んだのか。
内心でほんの少し疎外感を覚えながら、一夏ものろのろと柿之内の方へ向かう。彼の子どもへの接し方を見て真似しながら、一夏は春太郎と『インクで敵倒すゲーム』をやったり、畳の上で馬になって深冬姫を乗せたり、鬼になって子ども達を追いかけ回したりして過ごした。
そうして夕方になる頃には子ども達もすっかり一夏に慣れ、遊び疲れて眠ってしまった。
「ご苦労さん。頑張ったやん」
二人並んで眠る子ども達の隣で一夏がぐったりとしていると、柿之内が麦茶をなみなみと注いだガラスのコップを差し出した。からん、と氷が涼やかな音をたてる。
「……ありがと」
「けっこうしんどいやろ、子どもの相手は。こいつら意外と力あるし」
麦茶を受け取ると、柿之内も同じものを持って隣に座った。
「千くんはずいぶん慣れてたけど。毎年こっちに帰省してるの?」
「あーうん、まあだいたい……」
「ん?」
柿之内が返事の途中ではたと止まった。かと思えば嫌そうな顔で呻く。
「……一夏お前、キショイ呼び方すんなよ。鳥肌立ったわ」
「……え。……あっ」
一夏は自分が『千くん』を呼んでいたことに、言われてから気付いた。子ども達がずっとそう呼んでいたから、ついうつってしまったのだ。
「ご、……ごめん。かっ、柿之内君は……」
「……いや。そうじゃなくて」
柿之内は麦茶のグラスに口をつけ、ぶっきらぼうに言った。
「千……で、いいって。長いし言いにくいやろ。柿之内は」
実証するかのようにロボットのような角張った口調で、「カキノウチクン」と自分で自分を呼んでみせる。
「そ、……そうかも。じゃあ……これからは、千って呼ぶ」
「おう。そうして」
そこで柿之内は――千は、にっと口の端をあげて笑ってみせた。
それは千が初めて一夏に向けた笑顔で、その顔を見た瞬間、一夏の胸がぎゅーっとなった。血が熱くなり、心音がうるさくなり、体温が上がっていくような感覚。嬉しくて幸せでいっぱいなのに、同時に苦い経験を思い出してしまう、あの感覚。
その後二人は子ども達の寝顔を眺めながら、取り留めもない話をした。結局秋子が帰ってきたのは午後五時過ぎで、この日だけで一夏は高校二年の一学期より何倍も密で、中身のある会話をした気がして、頭の中がくらくらした。
「じゃあな一夏。また来るわ」
別れ際、千はそう言って帰っていった。
頭がくらくらしていたのと、未だに千の笑顔が目蓋に焼き付いていた一夏は、自分も千から呼び捨てにされていたことにはしばらく気付けなかった。
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