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22話 アルコル
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魔王を倒したことはすでに町の者に知れ渡っていた。
(倒したばかりでこんな短時間で知れ渡るとは思ってもいなかったので驚いた。ゲームの世界ゆえか)
「魔王を倒した世界の救世主のご帰還だ」
「キャー」
「素敵」
「やったーこれで平和が訪れる」
「ふぉっふぉっふぉっ長生きはするものじゃわい」
「あなたこそ人類の希望」
「ありがたやありがたや」
「なんまんだぶなんまんだぶ」
「本当信じられない奇跡よ」
「かっこいいわ」
「さすがだ」
「魔王を倒すなんて勇敢な方ね」
(祝福されるのは嬉しい)
とりあえず彼女の服を調達するためショッピングをすることに。
華やかな服、フォーマルドレス、防寒具を兼ねたコート、童貞殺しのニット服、ネグリジェ、絹の服、ワンピースなど様々な服を買った。
さすがに疲れたので宿をとる。フレイ・ミルフィーユは一緒の部屋でもいいと言ったが別々の部屋をとることにした。(魔王討伐したばかりで、ゆうべはおたのしみでしたね。とか宿屋の主人に言われて町の人に言いふらされても困るしな)
(そういえば薬師のクルス・リンシーはどうしてるかな。会いに行ってみよう)
「テレポーテーション」
北メシアに到着する。連絡を入れ合流することに。
「久しぶりね。魔王を討伐したって聞いたわ。さすがといったところかしら。それで、今日はどうしたの?」
「顔を見たくなってな。上級職の錬金術師になったのか」
「ええ色々と興味あってね、もちろん薬の調合や製造も行ってるわ」
「頼みがある。私のいちもつを見てほしい。私専用のアナリストになってくれないか」
「すごい性癖の持ち主、性豪かもとは思ってたけどいきなりアナ・・・」
(はて?何で彼女は手を後ろにやって顔を真っ赤にしてうつむいているんだ)
(翻訳がうまく機能してないのか)
「これが私の持ってる一物(いちもつ)。貴重なポーションの分析家になって欲しいということなんだが」
「そういうことね、てっきり・・・勘違いしてたみたい」
貴重なポーションを一つ預け、分析してもらうことに。
(複製できるようになれば色々と助かるな、そういえばヘルハウンドが気になることを言っていた、杞憂であればいいのだが念のため確かめるか)
「ヘルハウンドがクルス・リンシーには特別な傷があると言っていたのだが」
「確かに傷はあるわ」「どんな傷なんだ」
「北斗七星とそれに寄り添うような点のある傷よ」「え!アルコル(死兆星)の傷だと。頼む。見せてもらえないか」
「そんなに真剣な眼差しを向けられると困るわ、仕方ないわね、少しの間よ」「確かに言われた通りの傷だ」
(これは傷というより呪いの類なのでは、マジックキャスターは回復系魔法などは使えない。残念ながら私には治せそうもない)
「痛くはないか?」「ええ大丈夫」
「ありがとう、今日はこれでおいとまするよ」
テレポーテーションで宿屋に戻り明日に備える。
翌日、王城に赴き魔王討伐の報告を行う。
「見事だ、まさしく英雄と呼ぶに相応しい働きであった。魔王を倒し世界に平和をもたらしたエンネア・ゼロの今後に幸あれ。世界中から集められた魔王討伐達成報酬の100億ゴールドを褒美とする。エンネア・ゼロには冒険者ランクも最高ランクのものを与える」
「ありがとうございます」
銀行の預金残高が100億ゴールド増えた。オリハルコンランクになった。
(倒したばかりでこんな短時間で知れ渡るとは思ってもいなかったので驚いた。ゲームの世界ゆえか)
「魔王を倒した世界の救世主のご帰還だ」
「キャー」
「素敵」
「やったーこれで平和が訪れる」
「ふぉっふぉっふぉっ長生きはするものじゃわい」
「あなたこそ人類の希望」
「ありがたやありがたや」
「なんまんだぶなんまんだぶ」
「本当信じられない奇跡よ」
「かっこいいわ」
「さすがだ」
「魔王を倒すなんて勇敢な方ね」
(祝福されるのは嬉しい)
とりあえず彼女の服を調達するためショッピングをすることに。
華やかな服、フォーマルドレス、防寒具を兼ねたコート、童貞殺しのニット服、ネグリジェ、絹の服、ワンピースなど様々な服を買った。
さすがに疲れたので宿をとる。フレイ・ミルフィーユは一緒の部屋でもいいと言ったが別々の部屋をとることにした。(魔王討伐したばかりで、ゆうべはおたのしみでしたね。とか宿屋の主人に言われて町の人に言いふらされても困るしな)
(そういえば薬師のクルス・リンシーはどうしてるかな。会いに行ってみよう)
「テレポーテーション」
北メシアに到着する。連絡を入れ合流することに。
「久しぶりね。魔王を討伐したって聞いたわ。さすがといったところかしら。それで、今日はどうしたの?」
「顔を見たくなってな。上級職の錬金術師になったのか」
「ええ色々と興味あってね、もちろん薬の調合や製造も行ってるわ」
「頼みがある。私のいちもつを見てほしい。私専用のアナリストになってくれないか」
「すごい性癖の持ち主、性豪かもとは思ってたけどいきなりアナ・・・」
(はて?何で彼女は手を後ろにやって顔を真っ赤にしてうつむいているんだ)
(翻訳がうまく機能してないのか)
「これが私の持ってる一物(いちもつ)。貴重なポーションの分析家になって欲しいということなんだが」
「そういうことね、てっきり・・・勘違いしてたみたい」
貴重なポーションを一つ預け、分析してもらうことに。
(複製できるようになれば色々と助かるな、そういえばヘルハウンドが気になることを言っていた、杞憂であればいいのだが念のため確かめるか)
「ヘルハウンドがクルス・リンシーには特別な傷があると言っていたのだが」
「確かに傷はあるわ」「どんな傷なんだ」
「北斗七星とそれに寄り添うような点のある傷よ」「え!アルコル(死兆星)の傷だと。頼む。見せてもらえないか」
「そんなに真剣な眼差しを向けられると困るわ、仕方ないわね、少しの間よ」「確かに言われた通りの傷だ」
(これは傷というより呪いの類なのでは、マジックキャスターは回復系魔法などは使えない。残念ながら私には治せそうもない)
「痛くはないか?」「ええ大丈夫」
「ありがとう、今日はこれでおいとまするよ」
テレポーテーションで宿屋に戻り明日に備える。
翌日、王城に赴き魔王討伐の報告を行う。
「見事だ、まさしく英雄と呼ぶに相応しい働きであった。魔王を倒し世界に平和をもたらしたエンネア・ゼロの今後に幸あれ。世界中から集められた魔王討伐達成報酬の100億ゴールドを褒美とする。エンネア・ゼロには冒険者ランクも最高ランクのものを与える」
「ありがとうございます」
銀行の預金残高が100億ゴールド増えた。オリハルコンランクになった。
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タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
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ご購入はこちらから:
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