【R18】触手鎧姫 ラナ 女勇者が魔物に嵌められ触手鎧姫に堕ちる

瀬緋 令祖灼

文字の大きさ
7 / 37

女勇者ラナ 産卵する

しおりを挟む
「ひい……ひい……」

 卵を産み付けられたラナのお腹は大きくなっていき、ラナの身体を圧迫しラナを苦しめ
苦しいく浅い息を吐かせる。
 全ての卵を入れられたが、その卵全ての体積に比べてもラナの膨れた腹の体積増加は大きかった。

「ふむ、順調に成長しているな」

 キングミミックが産み付けた卵がラナの中で順調に成長し一つ一つが大きくなっている証拠だった。
 自分の中で魔物が育っているという事実に、苦しんでいるラナは寄り大きな恐怖を感じる。

「そろそろ頃合いか」
「にゃ……にゃんの……」

 絶え間ない激痛と快楽のダブルパンチで言語中枢が麻痺したラナは、たどたどしく恐怖で怯える言葉で尋ねる。

「虫も鳥も、身体の中にある成長しきった卵がどうなるか、知っているだろう」
「い、いやああっ」

 故郷に居たとき、ニワトリが卵を産む瞬間をラナは思い出して、叫んだ。
 自分が望んでもいない、無理矢理産み付けられた卵を出すなんてまっぴらごめんだった。
 しかも出てくるのはニワトリの卵では無く、ミミックの卵、あの不気味な玉のような卵だ。

「い、いや、いやだああっ」
「出せと行っていたのに、お前は我が儘だなあ」
「止めろ、そんな変な物は消して」
「お前の卵でもあるのだぞ」
「そんなことない、いいいいっっ」

 突如、ラナの子宮から激痛が走った。
 卵が、成長した卵が、生み出されるため入ってきた時と逆方向へ。
 子宮から膣へ抜け、外へ出ようとしていた。

「で、出てくるな、ぎゃああっっっ」

 膨らんだ自分の腹から異物が、産み付けられた卵が外に出てこようと膣を移動する状況にラナは恐怖で悲鳴を上げる。
 だがその悲鳴は迷宮にむなしく響くだけだった。

「い、いたい、い、いや、出ないで、ああっっ」

 産み付けられたときよりラナの体内で成長し大きくなった卵が更に膣を押し広げ激痛を与え、ラナは悲鳴を上げる。

「ふふ、その声も良いが少し高すぎるな。少し快楽を与えてやろう」

 ミミックはラナの身体への寄生を深め神経をも浸食し快楽信号さえ出せるようにしてしまった。
 激痛の信号を快楽に変換しラナの神経に流す。

「あああんんっっっっ」

 突如、快感に変わったラナはその快楽にもだえ、嬌声を上げる。
 膣の中を卵が通る度に、快感が走り身体をくねらす。

「くくく、少し神経を操るだけで悲鳴を上げる少女から、快楽に溺れる雌になるわ」
「あああん、い、痛いのに、気持ち良いなんて、ああああんんっ、はうっ」

 キングミミックの皮肉も頭に入らなくなりラナは卵が通るたびに放たれる快楽にだらしなく舌を出して声を上げ続ける。

「だが少し、五月蠅くて敵わぬ。少ししつけが必要だな」

 キングミミックは、信号を変換する割合を変えた。

「ぎゃえああああっっっ」

 突如入ってきた痛みにラナは苦痛で顔が歪み、声は悲鳴に変わる。

「ふふふ、少し、やり過ぎたか。だが、あまりに無様な声を出すと、更に激痛を与えるぞ」
「あ、あう、あううっっ、ああん」

 激痛のためラナの呂律がおかしくなっていた。
 だが獣のように快楽を求めていることは分かった。
 卵が膣を取り過ぎる度に、気持ちよさそうに目を細め、口を小さくだが高く声を出す。

「ふむ、最早獣だな、卵を産むのを楽しんでいる。先ほどまであんなに嫌がっていたのに」
「ああああんんんっっ」

 キングミミックが嘲笑する中、ラナは膣の中を進む卵を出そうと、通り過ぎる度に起きる快楽を得ようと、膣に力を入れていく。
 卵は徐々に進んで行き、ついに膣口に達した。
 鞠ほどの大きさになった卵は徐々に恥裂から顔を出して行き、半分ほど出てくるとスポンと外に出てきた。

「あうっ」

 生み出される直前の圧迫感のあと、生み出す瞬間に広がる開放感とその余韻にラナは痺れる。
 その刺激で、ラナの正気が少し戻った。
 床の上を転がる紫色の不気味な卵を見て、ラナの心に再び恐怖がこみ上げる。

「こ、こんなの、産んだの」

 床を転がる紫色の球形の物体を見てラナは、震える声で尋ねる。

「そうだ、お前の卵だ」
「そ、そんなことない、そんなの違う」

 幼い頃から故郷でロイと結婚して子供を産もうとラナは決意していた。ロイの可愛い子供を自分が産んで育て合おうと誓い合っていた。
 勇者となった今も魔王を倒して必ず帰り、叶えようとしていた。
 その大事な子供が通るはずの場所から、見にくい魔物の卵が出てきたことにラナは絶望した。

「ならばその瞬間を見せてやろう」
「な、何を、ひっ」

 再び子宮が蠢き、更なる絶望がラナを襲う。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

俺は触手の巣でママをしている!〜卵をいっぱい産んじゃうよ!〜

ミクリ21
BL
触手の巣で、触手達の卵を産卵する青年の話。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

処理中です...