【R18】清楚でいたいブラコン美少女退魔巫女は淫乱なバニーガール妖魔

瀬緋 令祖灼

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第一話エピローグ

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 美兎はゆっくりと腰を刀護の槍先下ろしていく。
 興奮する刀護の槍先は熱くなり、槍先から放たれる熱気を敏感になっている美兎の恥肉が感じ取り、迷うこと無く槍先を当て、恥裂に入れていく。

「はうっ!」

 入った瞬間、全身を貫く衝撃で美兎は嬌声を上げた。
 最も敏感な部分に、最愛の人が入ってくる感触が全身に伝わり、体中が喜びで痺れていく。
 思わず抱きつくたかったが、今までに無いほど身体が打ち震え動けない。
 唯一刀護を受け止めた膣が、脈動を受け、その振動で周りの筋肉が脱力し、腰が自然と降りていき奥深くへ入っていってしまう。

「ああんっ」

 ミリ単位で最愛の刀護の逸物が自分に入っていく度、美兎は喜びに打ち震える。
 膣は収縮し硬く締め上げていくため、入っていく動きは僅かだ。
 だが、刀護を感じ取りたいという本能が膣を動かし、奥へ奥へと引き込もうとする力強い蠕動を美兎は無意識に行ってしまう。
 ほんの数分で刀護の逸物を根元まで咥えたが、一瞬一瞬が美兎には絶え間ない至福の時となった。
 だから更に、もっと大きな刺激が欲しいと膣を動かし、刀護の逸物を愛撫する。
 膣壁の複数のヒダと筋を使い、硬くなった逸物を扱いていく。

「うわああっ」

 刀護は止めようとしたが、美兎の手管に嬌声を上げることしか出来なかった。
 それもやがて止まり呻き声に代わる。
 暴発しような自分の逸物を抑えるので精一杯になる。

「うぐぐぐっっ」

 マグマのように熱くたぎる情動が、根元で爆発ずんぜんとなっており、圧力に耐えるだけで激痛が走る。

「あに様」

 そこへ美兎の懇願するような声が伝わる。

「美兎に出したくはないのですか?」

 上目遣いに大きな瞳を潤ませ、悩ましげに尋ねてくる。
 激しい性交と長い時間にわたる欲情で体温は上がり、白い肌には血行が良くなったため薄らと紅が浮き上がり、滲んだ汗が煌めいている。
 一部は滴となり美兎の流麗な身体を流れ落ち、胸の谷間に集まり泉を作る。
 その艶やかな姿に妹同然である事も忘れ刀護は手を伸ばし、情動を向けた。
 一瞬の緩みだったが、精の走りが飛んで行くには十分だった。
 逸物に溜まり濃くなった精液が、管の中を通り美兎の子宮の中へ噴き出した。

「ああああんんんんっっっ」

 激しい衝撃を身体の中に受け止めた美兎は再び身体を反り返らせ、悲鳴のような歓喜の嬌声を上げた。
 焦げるような熱量から受ける火傷のような痺れ。
 満たされ更にはち切れんばかりに膨張する痛み。
 それだけの熱量をもった刀護の自分への思いを向けられた歓喜が渾然一体となって美兎の身体を駆け巡る。
 美兎の顔は苦痛と戸惑いと喜びがない交ぜになった表情となり悩ましげに次々と表情が変わる。
 しかし、衝撃が収まり体中に熱量が行き渡り、圧力が一段落すると、受けた衝撃の余韻に身体がジンジンと喜び脱力した。

「はあ……」

 最後に色っぽい吐息を出して、美兎は刀護に倒れ込んだ。
 膣の力も抜け逸物を緩めると、スポンと言う音と共に膣から抜け出した。
 美兎も満たされたのか、バニーガール衣装が光り輝き粒子となって消え去り、一糸纏わぬ姿となった。

「美兎」

 気絶した美兎に刀護は話しかけ身体を揺さぶる。

「あ、あに様」

 すぐに美兎は気がついた。
 暫くは、身体に残る余韻で夢心地のような機分に浸っているのか目はうつろだった。だが、徐々に自分のした事を思い出し顔を赤らめていく。

「あ、あに様……これは……」

 咄嗟に言い訳をしようとするが、下の口から白い粘液を出していては言い訳できない。
 それに、あれほど凄まじい今でも強く余韻が残る睦み合いを否定したくなかった。

「美兎」

 変身が解けてウサ耳もなくなった頭を刀護は撫でた。
 刀護の優しく気持ちの良い撫で方に美兎は心が落ち着き静かになる。
 そして刀護は自分の小袖を美兎の身体に羽織らせた。

「妖魔を討滅できた。これで仕事は終わりだ」
「で、でも」
「妖魔と激しく戦って、服も破れてしまったけど、倒せた。そういうことだ」
「……はい」

 妖魔を倒すという役目を果たした。体液にまみれた服は破れて無くなってしまった。
 そう神社に報告して何も無かったことにする。
 刀護は目論んでいた。
 それしかないのだが、あのときの、会ってはならないことだが、激しく身体を貫いた喜びさえ亡かったことになることに美兎は寂寥を感じた。
 そこに刀護が言う。

「いいかい、美兎、これは二人だけの秘密だ」
「……はい、あに様!」

 人に言うのは憚られること。
 だが起きていた。そして知っているのは二人だけ、自分と最愛の兄だけ。
 それが美兎には嬉しかった。
 帰り道、脱いだ服を置いてきた所まで歩いて行く間、美兎は刀護にピッタリとひっついた。
 歩きにくいのだが刀護は苦笑するだけで拒みはしなかった。
 刀護の温もりを感じられて美兎は嬉しかった。
 だが、変身しているときのような触れただけで電撃が走るような快感がないことが残念に思えた。
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