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修行の旅
第55話 魔導士ラオの実力
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「スンスンッ……ウォオンッ!!」
「フゴォオッ!!」
「うわ、何だ!?」
「ど、どうしたんだ!?」
いきなり騒ぎ出したビャクとボアに冒険者達は驚くが、ナイとエリナは顔を見合わせて頷く。ビャクがこのような反応を示す時は敵が近付いてる事を意味しており、周囲を見渡して警戒を行う。
「兄貴!!あっちの方から何か来てます!!」
「えっ!?ど、何処だ!?」
「ほら、あそこですよ!!」
エリナが示す方向に全員が視線を向けると、土煙を舞い上げながらこちらに接近する魔物を発見した。三メートルを超える巨体に全身が緑色の皮膚に覆われており、肥え太った体型をした魔物だった。
「あれは……ゴブリン?」
「違うな、あれはトロールじゃ」
接近してくる魔物はゴブリンと似通った点はあるが顔の形は大きく異なり、大きく垂れた瞼と頬が特徴的だった。ラオは体型と顔を見て「トロール」と呼ばれる魔物だと見抜く。
トロールの名前はナイも聞いたことがあり、一日の大半を食事に費やす化物だと聞いている。雑食性なのでどんな植物も動物も魔物も食べるらしく、空腹状態ならば赤毛熊のような狂暴な魔物にも襲い掛かる危険な生物だと聞いていた。
――ウガァアアアッ!!
草原を彷徨っていたトロールはナイ達を見た途端に餌と認識したのか、巨体に見合わず凄まじい勢いで駆けつけてきた。迫りくるトロールの姿を見て冒険者達は慌てて迎撃の体勢を整える。
「くそっ!!何でこんな場所にトロールがいるんだ!?」
「ど、どうすんのよ!?こっちに近付いてるわよ!!」
「戦うしかないだろ!!トロールは執念深いんだ!!逃げても必ず追いかけて来るぞ!!」
「よ、よし!!これだけ人数がいるんだ!!トロール一匹ぐらいどうってことは……」
「あの……一匹じゃなくて二匹ですけど」
冒険者達が戦闘態勢を整えようとした時、エリナが草原を駆け抜けるトロールの背後に別の個体が走っていることを伝える。先頭を走るトロールが舞い上げる土煙のせいで見えなかったが、トロールは二匹存在すると聞いて冒険者達は顔色を真っ青にした。
トロールは魔物の中ではホブゴブリンよりも危険度が高く、一匹だけならともかく二匹も居ると知った途端に冒険者達は怖気づく。ナイは彼等の反応を見て疑問を抱く。
「あの……皆さんは冒険者なんですよね?魔物退治は慣れているんじゃ……」
「ば、馬鹿を言うな!!俺はトロールなんて戦った事もないんだぞ!!」
「ね、ねえ逃げましょう!!いくらなんでも二匹同時に戦うなんて無理よ!!」
「そんな暇ねえよ!!もうこっちに辿り着くんだぞ!?」
本来は魔物退治を生業とする冒険者達のうろたえようにナイは呆気に取られ、村で暮らしていた頃は友人のハルから冒険者は凄い存在だと聞かされていた。実際にイチノに初めて訪れた時に色々な冒険者から話を聞いたこともあったが、いざという時に凶悪な魔物を目にしただけで取り乱す彼等の姿にショックを受ける。
(確かにやばそうな相手だけど……そんなに取り乱すほどかな?)
トロールを見てもナイは恐怖を感じず、先日に倒したミノタウロスや森で遭遇した魔樹の方がよほど怖かった。あれらと比べるとトロールなど恐れるに足らず、冒険者が怖気づいて頼りにならないのであれば自分で対処するしかなかった。
「しょうがない、ここは俺が……」
「小僧、下がっていろ。儂一人で十分だ」
「えっ?」
ナイが黒射の準備を行う前にラオが前に立つと、彼は杖を地面に向けた状態で目を閉じる。その様子を見てナイはラオが魔法を使おうとしている事に気が付き、他の人間に注意した。
「皆、下がって!!」
「ほら、爺さんの邪魔になりますよ!!」
「うわっ!?」
「な、何だよ!?」
エリナもラオの行動に気付いて他の人間を下がらせると、ラオは目を開いて杖を両手で構える。彼が魔法を使うつもりだと遅れて気付いた冒険者達は顔色を明るくさせる。
「そ、そうだ!!こっちにはラオ爺さんがいるんだ!!」
「そうよ!!ラオさんならあんなトロールなんて敵じゃないわ!!」
「頼んだぞ爺さん!!」
「やかましい!!集中できんだろうがっ!!小童共は黙ってろ!!」
「「「は、はい!!」」」
ラオに怒鳴られて他の冒険者は大人しくなるが、ナイはラオの魔力が高まっている事を感じ取る。クロウと同じようにラオは全身の魔力を高めて杖に送り込み、魔法の準備を行う。
ナイの場合は魔法を扱う際は魔術痕に魔力を集中させるが、杖を持つ魔術師は魔術痕を通して杖その物に魔力を送り込み、杖に装着されている魔石から魔法を生み出す。しかし、ラオは何故か中々魔法を発動させず、その間にもトロールは迫る。
「「ウガァアアアッ!!」」
徐々に迫りくるトロール二匹を目で捉えながらもラオは動かず、それを見ていた冒険者達は不安を抱く。
「お、おい!!何してんだよ!?早く魔法を撃たないとこっちに来ちまうだろうが!!」
「爺さん!!まさか寝てるんじゃないだろうな!!」
「は、早く撃ちなさいよ!!」
「…………」
他の冒険者が急かしてもラオは動かず、その様子を見てナイはラオがトロールをわざと引き寄せているのではないかと考えた。ラオが何をしようとしているのか分からないが、念のために援護の準備を行う。隣に立つエリナも弓を構えて迎撃の準備を整える。
(いざという時は俺達が……)
エリナとナイはラオの後ろで弓と右手を構えると、遂にはトロール二匹が目の前に迫りくる。それを見て他の冒険者は情けない悲鳴を上げて縮こまる。
「「ウガァアアアアッ!!」」
「「「ひぃいいいっ!?」」」
目の前にまで迫ってきたトロール二匹に対してナイとエリナは攻撃を仕掛けようとした時、ラオは目を見開いて呪文を唱える。
「アースウォール!!」
「「アガァッ!?」」
ラオが魔法を発動させた瞬間、大地が盛り上がって「土壁」が誕生した。しかも土壁が盛り上がった際にトロール二匹の顎に的中し、強烈な衝撃を受けたトロール二匹は地面に倒れ込む。
ナイとエリナはトロール二匹を地面に転倒させたラオに驚き、彼が地面から杖を離すと土壁は崩れ去り、残されたのは自らの突進で顎を砕かれたトロール二匹だけとなった。どちらも口元から血を流して白目を剥いており、しばらくは目を覚ましそうにない。それを見てラオは笑い声を上げた。
「ははははっ!!腰抜けではなかったのはやはりお前達だけか!!」
「え?」
「お爺さん……まさか、あたし達を試したんすか?」
ラオの言葉を聞いてナイは振り返ると、他の冒険者は腰を抜かしていた。まともに立っているのはナイとエリナだけであり、後はビャクとボアも恐れずに立っていた。
「ウォンッ!!」
「フゴゴッ……」
「ほう、そっちの白狼種はともかくボアの方も残っていたか。普通のボアならトロールを目にすれば逃げ出すはずだがな。よほど厳しく躾けられたようだな」
「あの……聞きたいことがあるんですけどいいですか?」
先ほどトロール二匹を倒した魔法を見たナイはある疑問を抱き、ラオに訪ねる事にした。
「さっきの魔法、本当なら土壁を作り出して身を守る防御魔法じゃないんですか?」
「ほう、よく分かったな。お前の言う通りにアースウォールは本来は身を守るために扱う魔法じゃ。だが、使い道によっては攻撃にも利用できる。特に馬鹿丸出しで突っ込んでくる相手には効果的じゃ」
ラオが使用した「アースウォール」は大地に魔力を送り込み、重力を操作して巨大な土壁を生み出す魔法だった。一流の魔術師が生み出す土壁ならば鋼鉄並の硬度を誇り、トロールの突進も防ぐ事は容易い。
だが、トロールの突進を受け止めるだけでは倒す事はできず、敢えてラオはトロールが目前にまで迫るまで魔法の発動を行わなかった。トロールが魔法の射程距離に入った瞬間、彼女は土壁を下から盛り上げる事でトロールの顎を狙い撃ちした。
もしもタイミングが遅れていた場合、真っ先にトロールの餌食となるのは一番前に立っていたラオである。それにも関わらずにラオは平然とやり遂げ、彼の並外れた覚悟と魔法の扱い方の上手さにナイは尊敬の念を抱く。
(この人は……本物の魔術師だ)
クロウと同様にラオも熟練の魔術師に恥じぬ実力者であった――
「フゴォオッ!!」
「うわ、何だ!?」
「ど、どうしたんだ!?」
いきなり騒ぎ出したビャクとボアに冒険者達は驚くが、ナイとエリナは顔を見合わせて頷く。ビャクがこのような反応を示す時は敵が近付いてる事を意味しており、周囲を見渡して警戒を行う。
「兄貴!!あっちの方から何か来てます!!」
「えっ!?ど、何処だ!?」
「ほら、あそこですよ!!」
エリナが示す方向に全員が視線を向けると、土煙を舞い上げながらこちらに接近する魔物を発見した。三メートルを超える巨体に全身が緑色の皮膚に覆われており、肥え太った体型をした魔物だった。
「あれは……ゴブリン?」
「違うな、あれはトロールじゃ」
接近してくる魔物はゴブリンと似通った点はあるが顔の形は大きく異なり、大きく垂れた瞼と頬が特徴的だった。ラオは体型と顔を見て「トロール」と呼ばれる魔物だと見抜く。
トロールの名前はナイも聞いたことがあり、一日の大半を食事に費やす化物だと聞いている。雑食性なのでどんな植物も動物も魔物も食べるらしく、空腹状態ならば赤毛熊のような狂暴な魔物にも襲い掛かる危険な生物だと聞いていた。
――ウガァアアアッ!!
草原を彷徨っていたトロールはナイ達を見た途端に餌と認識したのか、巨体に見合わず凄まじい勢いで駆けつけてきた。迫りくるトロールの姿を見て冒険者達は慌てて迎撃の体勢を整える。
「くそっ!!何でこんな場所にトロールがいるんだ!?」
「ど、どうすんのよ!?こっちに近付いてるわよ!!」
「戦うしかないだろ!!トロールは執念深いんだ!!逃げても必ず追いかけて来るぞ!!」
「よ、よし!!これだけ人数がいるんだ!!トロール一匹ぐらいどうってことは……」
「あの……一匹じゃなくて二匹ですけど」
冒険者達が戦闘態勢を整えようとした時、エリナが草原を駆け抜けるトロールの背後に別の個体が走っていることを伝える。先頭を走るトロールが舞い上げる土煙のせいで見えなかったが、トロールは二匹存在すると聞いて冒険者達は顔色を真っ青にした。
トロールは魔物の中ではホブゴブリンよりも危険度が高く、一匹だけならともかく二匹も居ると知った途端に冒険者達は怖気づく。ナイは彼等の反応を見て疑問を抱く。
「あの……皆さんは冒険者なんですよね?魔物退治は慣れているんじゃ……」
「ば、馬鹿を言うな!!俺はトロールなんて戦った事もないんだぞ!!」
「ね、ねえ逃げましょう!!いくらなんでも二匹同時に戦うなんて無理よ!!」
「そんな暇ねえよ!!もうこっちに辿り着くんだぞ!?」
本来は魔物退治を生業とする冒険者達のうろたえようにナイは呆気に取られ、村で暮らしていた頃は友人のハルから冒険者は凄い存在だと聞かされていた。実際にイチノに初めて訪れた時に色々な冒険者から話を聞いたこともあったが、いざという時に凶悪な魔物を目にしただけで取り乱す彼等の姿にショックを受ける。
(確かにやばそうな相手だけど……そんなに取り乱すほどかな?)
トロールを見てもナイは恐怖を感じず、先日に倒したミノタウロスや森で遭遇した魔樹の方がよほど怖かった。あれらと比べるとトロールなど恐れるに足らず、冒険者が怖気づいて頼りにならないのであれば自分で対処するしかなかった。
「しょうがない、ここは俺が……」
「小僧、下がっていろ。儂一人で十分だ」
「えっ?」
ナイが黒射の準備を行う前にラオが前に立つと、彼は杖を地面に向けた状態で目を閉じる。その様子を見てナイはラオが魔法を使おうとしている事に気が付き、他の人間に注意した。
「皆、下がって!!」
「ほら、爺さんの邪魔になりますよ!!」
「うわっ!?」
「な、何だよ!?」
エリナもラオの行動に気付いて他の人間を下がらせると、ラオは目を開いて杖を両手で構える。彼が魔法を使うつもりだと遅れて気付いた冒険者達は顔色を明るくさせる。
「そ、そうだ!!こっちにはラオ爺さんがいるんだ!!」
「そうよ!!ラオさんならあんなトロールなんて敵じゃないわ!!」
「頼んだぞ爺さん!!」
「やかましい!!集中できんだろうがっ!!小童共は黙ってろ!!」
「「「は、はい!!」」」
ラオに怒鳴られて他の冒険者は大人しくなるが、ナイはラオの魔力が高まっている事を感じ取る。クロウと同じようにラオは全身の魔力を高めて杖に送り込み、魔法の準備を行う。
ナイの場合は魔法を扱う際は魔術痕に魔力を集中させるが、杖を持つ魔術師は魔術痕を通して杖その物に魔力を送り込み、杖に装着されている魔石から魔法を生み出す。しかし、ラオは何故か中々魔法を発動させず、その間にもトロールは迫る。
「「ウガァアアアッ!!」」
徐々に迫りくるトロール二匹を目で捉えながらもラオは動かず、それを見ていた冒険者達は不安を抱く。
「お、おい!!何してんだよ!?早く魔法を撃たないとこっちに来ちまうだろうが!!」
「爺さん!!まさか寝てるんじゃないだろうな!!」
「は、早く撃ちなさいよ!!」
「…………」
他の冒険者が急かしてもラオは動かず、その様子を見てナイはラオがトロールをわざと引き寄せているのではないかと考えた。ラオが何をしようとしているのか分からないが、念のために援護の準備を行う。隣に立つエリナも弓を構えて迎撃の準備を整える。
(いざという時は俺達が……)
エリナとナイはラオの後ろで弓と右手を構えると、遂にはトロール二匹が目の前に迫りくる。それを見て他の冒険者は情けない悲鳴を上げて縮こまる。
「「ウガァアアアアッ!!」」
「「「ひぃいいいっ!?」」」
目の前にまで迫ってきたトロール二匹に対してナイとエリナは攻撃を仕掛けようとした時、ラオは目を見開いて呪文を唱える。
「アースウォール!!」
「「アガァッ!?」」
ラオが魔法を発動させた瞬間、大地が盛り上がって「土壁」が誕生した。しかも土壁が盛り上がった際にトロール二匹の顎に的中し、強烈な衝撃を受けたトロール二匹は地面に倒れ込む。
ナイとエリナはトロール二匹を地面に転倒させたラオに驚き、彼が地面から杖を離すと土壁は崩れ去り、残されたのは自らの突進で顎を砕かれたトロール二匹だけとなった。どちらも口元から血を流して白目を剥いており、しばらくは目を覚ましそうにない。それを見てラオは笑い声を上げた。
「ははははっ!!腰抜けではなかったのはやはりお前達だけか!!」
「え?」
「お爺さん……まさか、あたし達を試したんすか?」
ラオの言葉を聞いてナイは振り返ると、他の冒険者は腰を抜かしていた。まともに立っているのはナイとエリナだけであり、後はビャクとボアも恐れずに立っていた。
「ウォンッ!!」
「フゴゴッ……」
「ほう、そっちの白狼種はともかくボアの方も残っていたか。普通のボアならトロールを目にすれば逃げ出すはずだがな。よほど厳しく躾けられたようだな」
「あの……聞きたいことがあるんですけどいいですか?」
先ほどトロール二匹を倒した魔法を見たナイはある疑問を抱き、ラオに訪ねる事にした。
「さっきの魔法、本当なら土壁を作り出して身を守る防御魔法じゃないんですか?」
「ほう、よく分かったな。お前の言う通りにアースウォールは本来は身を守るために扱う魔法じゃ。だが、使い道によっては攻撃にも利用できる。特に馬鹿丸出しで突っ込んでくる相手には効果的じゃ」
ラオが使用した「アースウォール」は大地に魔力を送り込み、重力を操作して巨大な土壁を生み出す魔法だった。一流の魔術師が生み出す土壁ならば鋼鉄並の硬度を誇り、トロールの突進も防ぐ事は容易い。
だが、トロールの突進を受け止めるだけでは倒す事はできず、敢えてラオはトロールが目前にまで迫るまで魔法の発動を行わなかった。トロールが魔法の射程距離に入った瞬間、彼女は土壁を下から盛り上げる事でトロールの顎を狙い撃ちした。
もしもタイミングが遅れていた場合、真っ先にトロールの餌食となるのは一番前に立っていたラオである。それにも関わらずにラオは平然とやり遂げ、彼の並外れた覚悟と魔法の扱い方の上手さにナイは尊敬の念を抱く。
(この人は……本物の魔術師だ)
クロウと同様にラオも熟練の魔術師に恥じぬ実力者であった――
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