女子高生と魔法使い・Girl's Side・

Lopeared

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③少女とスーツの男……その2 ※R18

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 ホテルにチェックイン早々に風呂場に向かう。
体についた泥や血を洗い流す。

 兄につけられたキスマーク、喧嘩の擦過傷に打撲痕と私の裸体は至る所が赤い。
生き伸びると言う事は赤色が付きまとうんだなぁなど鏡にうつる自分の姿を見て苦笑してしまった。

 この身体を見てあの人は引かないだろうか…明日には別れちゃうから要らない悩み…か…。
家出の理由がセックスなのに、家を出てすぐにセックスの準備をしているなんて…愚かだと我ながら思う。

 スーツの彼に触れられた時、緊張はしたが不思議と嫌ではなかった。
一番の理由は宿欲しさだったが、それ以外になぜかもっと彼に触れたいと言う欲求が私の中で一瞬ぽっと灯って後姿を追ってしまい街中であんな…。

 彼のキスを思い出すと顔が熱い。
顔を両の手のひらで覆う、ドキドキ心臓が高鳴るたびに頬はより熱くなる。

 緊張する!

 覚悟を決め脱衣所からソファーに腰かける彼の太ももに頭を乗せる。
彼はこちらに軽く視線を落としたが、また本に視線を戻す。

 ただただ、静寂が流れる部屋。

 こういう場合は私からしかけるの?
バスローブ脱いじゃった方がいいのかな?

 あれやこれや考えていたらソファーの先のテーブルに置いているスマホに手を伸ばす。
メールの着信がある。
人差し指だけで操作して内容を確かめると兄と父からだった。

 兄は想定内だったけど父からは予想していなかったな…面倒事は大嫌いだから母に全て任せそうだけど。
産まれて初めての父からのメールは『家を出るような不良娘は勘当』の一文だった。

 『怒らないから帰って来い』とか死んでも言いそうにないから、父らしいと言えば父らしい内容かもしれない。
世間知らずな娘だ、きつい言葉を投げれば泣いて戻ると思っているのだろうか。

 年に数回しか顔を合わせない父、顔を合わせたとしても私と話す事と言えば成績の事か私の嫁ぎ先の優先順位を語るだけだ。
娘は『策略の駒』、『嫁ぐ事が最大の利益』が口癖で小さい頃から耳にタコができるぐらい聞かされてきた。
そんなつまらない話しかしない父に会うのが面倒だったのもあり、自然と父とは距離ができていた。

 外の世界ではフェミニストの顔をしておきながら自分の娘には選択を与えない。
兄の女性を軽視する思想は間違いなく父譲りである。

「言われなくても帰らないわよ」

 父のメールを見つめながらつぶやく。

 携帯を手に取りメールを消去していたら母からの着信が。
無視すれば良いのだが、今までの鬱憤を吐きたい気持ちもあり通話ボタンを押す。

 通話早々、耳に携帯を当てなくとも聞こえるぐらい大声で私を罵倒する母。
貴女が馬鹿な事するから父と兄から責められるだの、兄が機嫌が悪く食事も取らないだの、兄の受験勉強に響いたらどうするだの喚き散らす…兄の成績と私、まったく関係ないと思うんだけど。

 見え張りで兄を名門大に行かせようとする両親。
親がレールを引いてくれるから努力をしない兄。

 兄より妹が優れていては男の沽券にかかわると実力試験当日、母に部屋のカギをかけられて閉じ込められた事がある。
成績をおさめられなければ父からは『力不足』となじられ、その姿を見てはほくそ笑む兄。
母の愛により兄の体裁は守られ、私は母により試験をさぼった不良娘の烙印を押される。

 男に産まれていたら…と何度思ったか分からない。

 母の一方的な会話は続く、煩いなぁ…通話ボタンを押した事を後悔する。
ヒステリーな女の声ってサルのキーキー声に似てる、耳ざわりである。

 母も母で悲しい人間だ、父の点数を稼ぐために出来そこないの兄の面倒を見なくてはいけないのだから…母も見ようによっては被害者かもしれない。
だが許す気も慣れない、私だって母の子なのだから。

 ヒス声にも飽きたので、適当に受け答えして携帯の電源を落とした。
私のやりとりなどお構いなしに無心に読書しているスーツの彼。

 体を起し彼が見つめている本をのぞく。
語学の授業選択してるけどこんな文字見た事ないなぁ、歴史の授業とかで教科書に載ってる石版とかに刻まれてる文字に似てなくもない。
この人は考古学の先生とかなのかなぁ?

「この言葉は知らないなぁ~何語?」

 無視。

「ねぇ、ねぇ学校の先生?」

 無視。

「名前なんて言うの?何歳?」

 無視…。

 何を話しかけても無視される。
街中であれだけ熱いキス交わしたって言うのにっ、ここまで無視され続けるとなんか腹立つ。
世に聞く放置プレイと言うやつだったとしても何かもう少しアクションが欲しい!

 本を取り上げスマホの隣に置く。

「オジサン、ちょっと無視しすぎっ!」

「貴女は口が開きすぎですよ、初対面でしょうに」

「静かなのが苦手なの」

 私の方を見ながら小さくため息をつく。

 彼の首に両の腕をまわし観察する。
背中まである長髪のプラチナブロンド、磨かれた宝石の様に美しい青色の瞳に、例えが見つからない白よりも澄んだ肌。

 世の女性が手に入れたい全ての美を凝縮したような男性だ。
これで何もお手入れしていないとなれば女性から顰蹙を買いそうである。

 顔立ちは彫が深い濃い顔と言うより全体的に薄めだが整った顔。
私の事を『美しい』と(社交辞令かもしれないけど)言ってくれた彼の方こそ芸術品の様に美しい。

 見つめていたら右肩のローブがずり落ちて大きいとは言えない胸があらわになる、あわてて首にまわしていた腕を胸の前に持ってきてローブを押さえる。
今からセックスをすると決意しておきながらなんとも情けない。

「レディー…こうして本を読んで休める場を提供してもらえただけで良いのですよ、礼はこれで十分です」

 子供を扱う様に頭を撫でながら優しく語りかけてくる。
何もかも見透かされているようで気恥ずかしい。

「こっ子供扱いしないで、こう見えてあれだよ…色々もう知ってるんだから」

 再び彼の首に腕をまわし何度もキスをする、主導権を持ってキスをすると言う経験が乏しいので力加減や距離感がつかめなくて歯があたってしまう。
息を吸うのも忘れてがむしゃらに吸い付き、あやうく酸欠になるところだった。

 それを覚ってか彼は一度唇をはなし今度は彼からキスをする。
彼は私の後頭部を左手でささえ、空いている方の手でローブの上から親指でそっと乳首に触れる。

「あっ」

 二の腕の部分に鳥肌がたち始めると乳首も硬くなるのが伝わってくる。
二人の口の間からキラキラと唾液が光糸を引くのが卑猥だ。

「続けますか?」

 首を上下にふると彼は私のローブを脱がし私の身体に口づけていく。
口づけていくたびに私の太ももに彼のソレが勃ちはじめているのが伝わってくる、無口な彼が興奮してくれているのかと思うとなんかしてやったりな気分。

 彼のネクタイをほどきシャツのボタンをはずす、顔立ち同様細身な肉体。
筋肉はあまりないかな、読書家だし文学系男子なのだろう。

 お互い一糸まとわぬ姿になり愛撫を交わす、部屋に響くキスの音と息遣い。
愛撫が徐々に下に降りとうとう恥部へ。
舌の先で優しくゆっくりクリトリスを愛撫しはじめる。

「そっそそそ…そんなところ舐めるの?」

 三年間性行為は受けてきたがこんなに至る所に愛撫を受けた事はなかった。
こう言うの皆してるのかなぁ…なんか色々丸見えじゃない!

 「苦手ですか?」

 苦手も何もこういうのは初めてなのでどう対処して良いものかわからない。
色々知ってると大見得切っておきながら…初めてですと言えない。
…素人すぎました(恥ずかしい)

 返答に迷っていると彼は悟ったのか優しく舐め続ける。
たまに少し強めに吸ったり、そういう時は今まで出した事のない女の声が出てしまう。
これが『気持ち良い』なんだ。

 緊張がほぐれてきた頃、彼の人指し指が私の膣を割って来た。
その時から下腹部にムズムズした感覚が走る。
指が奥に入るたびにそのムズムズが大きくなってきて…。

「なんかおかしいの、お腹ムズムズしてきて…ねぇ、待ってっ待っててばどっちも動かしちゃダメ」

 ダメだ何か漏れちゃう、出ちゃうよぉぉっ。
私の言葉を無視して指を奥に付く。
今日一番激しい女の声を上げ脈打つ私を満足そうに見つめる彼。
果汁がほとばしる様に膣から体液が飛び出しソファーを汚す。

「漏れちゃった…よぉ…」

 顔を彼のシャツで隠す。
15歳にして漏らしちゃった…シャワーの前にお手洗い行ったのに。
恥ずかしすぎる。

「女性もオーガズムを感じると射精するそうですよ、それにしても沢山出ましたね」

「言うな!もぅ!」

 彼の顔に自分がかぶせていたシャツを投げつけ私を見えないようにする。

 何がどうなったかわからないが、オシッコでは無かった…らしい。
しゃっ射精とか、女もするんだね、覚えておこう。

 ソファーに横たわらせ細い体に似あわない太くて大きなペニスを掴む。
兄とは違うそのものの大きさにゴクリとおもわず息を飲んでしまった。

 過去無理矢理に観せられたアダルト動画のフェラチオを思い出しながら挑戦してみる。
(役に立つ日が来ようとは思いもよらなかった)

 亀頭の先からゆっくり下に口を沈めてゆく、根元に近づくと快感が走るのか彼が軽く喘ぐ。
その声が色っぽくて…男性もとてもセクシーな生き物なのだなぁ。

 吸い続けると口の中のヌルヌルが増す。
苦みを帯びた彼の体液、その苦みが脳内を刺激して私を淫らな気分にする。
私の唾液と彼から出る我慢汁が混ざりジュルジュルと吸い上げるたび音を出す。

 ペニスが一段と硬くなりだすと口を放すように彼が願い出る。

「出しちゃえばいいじゃん、…ほら~我慢しないで。私のは見たじゃない!」

 私の頭を持ちあげようと掴む。
負けてなるものかと、より強くより激しくペニスを口で愛す。
気持ち良くなって、私でいっぱい感じて。

 「貴女…後悔しても知りませんよ」

 勢いよく飛び出す彼の精液が私の口を満たす、雄の匂いで咽そうになるのを口を押えて我慢したらゴクリとそのまま飲んでしまった…。
うっうっ…不味いよぉ…セロリ味とか聞いたことあるけど~そんなんじゃないよぉ。

「あはは…男の人ってこう言うの好きでしょう?」

 精一杯虚勢を張ってみせる。

 小娘にイカされるとか、恥ずかしかったのかなぁ、など彼がフェラチオを制止した訳を独りでに解釈していたら…そうではなかった…。


 まさかこれがあんな事になろうとは…。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

https://www.alphapolis.co.jp/novel/312378803/820159963

↑『旦那様は小説家~汚部屋産オタ女の恋愛はHモードです 』
上記の更新前の暇つぶしにどうぞ・x・
……修正せなあかん部分多いですが少しでも楽しんでくれたら幸いです。
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