アンドロイドの歪な恋 ~PROJECT II~

松本ダリア

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第6話 久しぶりの高揚 *

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※SMプレイあり(手錠での拘束程度)苦手な方はご注意ください。




「ダ、ダメ、息子が起きちゃう……っ。すぐ隣の部屋にいるのに……っ」

「平気だよ。ぐっすり眠ってるから」

雄飛はそう言いながらイオの花柄のエプロンの紐を解いた。ベッドの柵に手錠で両手をくくりつけられた彼女は身動きが取れない。両足をバタつかせて体を捻り、全力で抵抗しようとするが、雄飛に全身で抑え込まれてしまう。雄飛は彼女のエプロンを外すと次にロングスカートをまくり上げた。そして、白く柔らかな内腿うちももを撫でてその滑らかな肌の感触を楽しんだ。

「い、や、やめて……!」

「おっと、そんなに大きい声出していいの?息子が起きちゃうってさっき言わなかったっけ?奥さん」

雄飛は楽しそうにそう言いながらイオの下着に手を掛けた。イオは首を大きく横に振ると声を押し殺しながら必死に懇願こんがんした。

「お、お願い……お金ならいくらでもあげる……っ。他に欲しいものがあればそれもあげるわ……っ。だ、だから、そこだけは……お願いよ……っ」

「奥さん、俺はね。金も宝石もいらないの。あんたが欲しいんだよ」

雄飛は悪戯っぽい笑みを浮かべながらそう言うと腿や尻をいやらしく撫で回した。

「やっ……ああん」

熱い手に触れられた箇所から広がる甘い刺激に耐えきれず、イオは声を漏らした。雄飛は下着の上から敏感な場所に触れた。

「凄い……ちょっと触っただけでも分かるよ。溢れてる」

雄飛はイオの耳元に唇を寄せ、わざと低く静かに囁いた。

「嫌だっていいながら、こんなに溢れさせて……奥さん、凄くいやらしいね」

「ち、ちがっ……」

イオの言葉を最後まで聞かず、雄飛は彼女の下着を一気にぎ取った。露になった彼女の秘部は濃厚な蜜で溢れ返っていた。触れていないのに次から次へと甘い蜜が溢れ、シーツに染みを作った。

「あ~あ。こんなに濡らして……これ、どうすんの?旦那にバレたら大変なんじゃないの?」

イオはハッとした顔をして自分の足元に目を向けた。しかし、両手を固定されているせいで体を起こすことができず、彼女の位置からは何も見えない。

「そ、そんな……アタシ……どうしよう……っ」

イオは本気で困っていた。感じやすく、敏感な彼女は自分の体質を理解しており、雄飛に触れられる度に下着が激しく汚れてしまうことを仕方なく思っていた。しかし、シーツまで汚したことはなかったのだ。

(結婚してシリウスが来てからもセックスはしてたけど……いつも寝る前のちょっとの時間だった。もしかして凄く久しぶりにあぶのーまるセックスをしたから……?やだ、アタシそんなに興奮してるの?は、恥ずかしい……)

イオは顔を真っ赤にして目を瞑った。

(ん?どうしたんだ?もしかしてシーツが汚れたのが嫌だった?いや、恥ずかしいのかな?気にすることないのに。だったら……)

雄飛はそう思いながら、演技を続けた。

「奥さん、手っ取り早く済ませよう。そうすれば旦那が帰ってくる前に証拠隠滅できる、そうだろ?」

イオはゆっくりと目を開けた。雄飛の表情が先程よりも少しだけ和らいでいるのを見て、彼が気を遣ってくれているということを悟った。

「わ、分かったから……やるなら早く……早くして。お願い……」

イオの言葉に頷くと雄飛はパンツと下着を脱ぎ捨てた。そして、既に硬くなっている自身をイオの濃厚な蜜壺みつつぼの中に一気に挿入した。

「ああ……っ」

入り込んできた鋭いとげに思わず大きな声を上げそうになり、イオは咄嗟に口を閉じた。雄飛は彼女のトップスと下着をたくし上げて両手で膨らみを激しく揉んだ。胸元と下腹部へ同時に強い刺激を受け、イオは漏れそうになる声を必死に押し殺した。

「はあっ……んんっ……」

「奥さん、いい顔してるじゃん……っ。気持ちいいんでしょ?声出したらいいのに」

腰を打ち付け、膨らみを愛撫しながら雄飛は意地悪く言った。イオは必死に首を横に振った。そして、吐息交じりの小さな声で言った。

「ダ、ダメっ……息子に聞かれたら、アタシ……っ」

「粘るねえ……じゃあ、声。出させてあげようかな」

雄飛は更に意地悪く微笑むとイオの両足を持ち上げた。そして、高い位置から激しく腰を打ち付けた。

「やああん……っ!」

今まで感じたことのない鋭い刺激にイオは思わず声を上げた。そして、ハッとして再び口を閉じ、歯を食いしばって必死に声を押し殺した。イオの甘い声に雄飛は自身の欲望がまた熱くなるのを感じた。

「いい声上げるね……興奮するよ」

彼の太く鋭い棘が甘く濃厚な蜜壺の中を掻き回す度に彼女は体の奥底から激しい疼きが湧き上がるのを感じた。

「ああっ、も、もうだめ……っイっちゃう……っ」

「俺もだ……イクよ……っ!」

二人は同時に果てた。雄飛は自身の欲望を大量に注ぎ込んだ。引き抜いた途端、彼女の蜜壺から濃厚な甘い蜜と白い蜜が零れ落ち、またシーツを濡らした。雄飛はその様子を見てイオに言った。

「ああ……イオ、気持ち良かったんだね、いつも以上に」

イオは手錠で繋がれたまま肩で息をして大きく頷いた。

「久しぶりだったから……興奮しちゃったみたい……」

雄飛は手錠を外し、イオを解放すると彼女の体を思い切り抱きしめた。

「イオ、今日も凄く可愛かったよ」

「ゆ、雄飛……」

イオは恥ずかしそうにそう呟きながらも嬉しそうに微笑んだのだった。
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