5 / 19
はじめましての、ものづくり
しおりを挟む
「そう言えば、ユウって?」
泣き腫らした目をそのままに、心情は落ち着き疑問を口にする。
「唯一ギルドカード持ってるの。
今は出稼ぎに行ってて、明日には帰ってくると思う。」
ピアンが答えると、いっつも世話になってんだよーとキャメルがのんびりと言う。
「お世話に?」
「ユウは元から親とこっちで暮らしてたから家があるんだよ。居る時は良く家に入れて貰えるけど居ない時は借金取りが来たら危ないから中には入れないんだ。」
ウィンスが苦笑いすると、
ま、口は悪いけど良い奴だぜ。と付け足すラークは草の束を持ち、地面に敷いていく。
藁《わら》だ。
藁ならあれが作れるなぁと考えていると
グゥとお腹が鳴る。
「ごめんね、今日木の実あんまり取れなかったから少ないけど。」
ピアンが取ってきたフルールと言う青い木の実は、ブドウの甘さと苺の酸っぱさを掛け合わせたよな味で美味しい。
そこではっと気付く。彼女等の食糧を減らしてしまって大丈夫だろうか?
恐る恐る顔をあげると、皆笑顔を返してくれる。
「ごめん・・・、これ。」
申し訳なくて麻袋からチョコレートを取り出すとそれぞれに配った。
不思議そうにまじまじ見ている。
「チョコレートだよ。食べ物。
その・・・最初に持ってないって言ったのは嘘なんだ。」
ごめん、と言う言葉を遮るように
うめえぇぇ!と言葉が飛び交う。
どうやら包みを自力で開けれた様だ。
「気にしないで。ありがとう。」
気遣い屋さんなのかウィンスはそっと背中を叩いてくれた。
彼等は普段、ユウと言う人物が居る時は仕事を貰ったり、家庭菜園のお手伝いで食べ物を貰っているようだ。
居ない時は、週に1度牛舎のお手伝いをするか、外に出て木の実等をとってくる。
モンスターが出る可能性があるので街のすぐ側までしか行けないようだが。
ギルドカードは無くても、街の人や、孤児院の子供は町民として登録はされているので門番に声を掛ければ出入りは自由らしい。
たまに拾う落し物や、スライムぐらいのモンスターなら倒せるのでその魔石を売ったり牛舎やユウのお手伝いでこつこつ稼いでいるようだ。
私も何か出来るだろうかと考え、ふと視界に入るものにピンとくる。
「ん?何してんだ?」
藁を纏めテーブルと言うものもないので床で交互に敷いて行く。
「籠《かご》を作ってみようかと思って。やって見る?」
北国で外に出られない間は何かと手芸をしていた。
更に家は農家なので藁は山ほどあり、小さい頃は編んでコースターや籠も母親と作っていた。
編んでいくと横でラークがはしゃぎ声を挙げる。
「こう言うの、やった事ない?」
「孤児院では街からのお金で生活してたし、下の子の面倒見るのでそれどころじゃなかったよなー。」
何と手に職も持たず飛び出したのかと苦笑いした。
何とかなる、と言うのはわからないでもないが。
私を横目に見よう見まねで作業していた各々だが、
ラークは細かい作業が苦手なようで、
ウィンスは丁寧が故に遅く、ついていけなく諦めた。
ピアンはさすが女の子と言う出来で、
驚く事にのんびり屋に見えたキャメルが1番綺麗な籠を仕上げたのだった。
「これ・・・売れるんじゃないの?」
自分で作った分と合わせて3つ。
他の2人が投げ出した分も編みながら問う。
「結構いい感じに出来たよね!市場だとちょっと買い叩かれちゃうかもしれないけど銅貨6枚ちょっとで買ってくれるかな?」
「あれ?商業ギルドには売らないの?」
ピアンは商業ギルドは登録料高いから・・・と声を漏らすと、私はおずおずと手を挙げた。
「あの、私・・・持ってるけど・・・」
___________________
すっかり昼を過ぎてから、
大通りを掻い潜り商業ギルドの入口へやって来た。
朝まで気が進まなかった通りを歩けたのは2人が居たからかもしれない。
ラークは牛舎の手伝で藁を貰ってくると出掛け、
キャメルには行かなーいとのんびり拒否され残った2人が着いてきてくれた。
「アイーリ、ごめん、ここから先行ってもらっていいかな。」
僕らこんな格好だから、とウィンスとピアンはボロボロの服を指さす。
言葉に詰まり、何度も頷いて1人で扉をくぐった。
「すみません、物を売りたいのですが。」
「かしこまりました。こちら御記入お願いします。」
受付に売り物の品名を書いて現物と共に渡すと、査定時間なのか少し待つ。
「こちら4点が大銅貨1枚、こちらが少し荒い箇所がありますので銅貨6枚になります。
よろしければこちらにサインをお願いします」
無事に売れた事にほっとしてピアンが言っていたより高く売れたな、とサインし銅貨と領収書を貰って2人の元に戻った。
「大銅貨4枚と銅貨6枚だったよ!」
わぁ、と2人が色めき立つ。
「1人あたり銅貨9枚だね。これで晩御飯くらいは買えるかな?」
「えっ、作り方を教えて貰ったのにそんな・・・僕なんか途中までしか」
ウィンスの言葉を遮り手に硬貨を握らせる。
「皆で作ったんだよ。
ラークが最初に作った奴は雑すぎて安かったからラークだけ銅貨6枚だけどね。」
ウィンスは笑いを吹き出し、ニコニコとしたピアンからありがとう!と言われた。
ピアンと手を繋ぎ、ウィンスは横に並んで歩く。
元来た道を戻ろうと言う前に大通りの案内を頼んだ。
1人だと分からない事だらけで不安が付きまとうからだ。
大通りに並ぶ屋台を改めて見て、奇妙な食材ばかりが目に映る。
紫のトゲトゲとしたものまであってぎょっとしたり。
いい香りに顔を向けると、宿屋の娘が言っていたであろう屋台を見つけた。
食べたいのは山々だが1本大銅貨1枚するそれを彼等に買うのは、色々と遠慮されるかもしれないと断念し、食材を数点買う事にする。
と言っても調理器具等無いのですぐ食べれるパンやフルーツのみだが。
屋台の奥へと進んで行くと徐々にその数は減り、店が並んだ通りへと出ると道具屋で薬草が売れるやら
服屋で布が買えるやらと教えて貰う。
ふと、冷たい風が吹き抜けた。
「ねぇ、皆はあの路地で寝泊まりしてるんだよね?」
「そうだよ。」
ウィンスのその言葉に、私は思考を深く巡らせ、そして決心した。
どう生きていくのかを。
泣き腫らした目をそのままに、心情は落ち着き疑問を口にする。
「唯一ギルドカード持ってるの。
今は出稼ぎに行ってて、明日には帰ってくると思う。」
ピアンが答えると、いっつも世話になってんだよーとキャメルがのんびりと言う。
「お世話に?」
「ユウは元から親とこっちで暮らしてたから家があるんだよ。居る時は良く家に入れて貰えるけど居ない時は借金取りが来たら危ないから中には入れないんだ。」
ウィンスが苦笑いすると、
ま、口は悪いけど良い奴だぜ。と付け足すラークは草の束を持ち、地面に敷いていく。
藁《わら》だ。
藁ならあれが作れるなぁと考えていると
グゥとお腹が鳴る。
「ごめんね、今日木の実あんまり取れなかったから少ないけど。」
ピアンが取ってきたフルールと言う青い木の実は、ブドウの甘さと苺の酸っぱさを掛け合わせたよな味で美味しい。
そこではっと気付く。彼女等の食糧を減らしてしまって大丈夫だろうか?
恐る恐る顔をあげると、皆笑顔を返してくれる。
「ごめん・・・、これ。」
申し訳なくて麻袋からチョコレートを取り出すとそれぞれに配った。
不思議そうにまじまじ見ている。
「チョコレートだよ。食べ物。
その・・・最初に持ってないって言ったのは嘘なんだ。」
ごめん、と言う言葉を遮るように
うめえぇぇ!と言葉が飛び交う。
どうやら包みを自力で開けれた様だ。
「気にしないで。ありがとう。」
気遣い屋さんなのかウィンスはそっと背中を叩いてくれた。
彼等は普段、ユウと言う人物が居る時は仕事を貰ったり、家庭菜園のお手伝いで食べ物を貰っているようだ。
居ない時は、週に1度牛舎のお手伝いをするか、外に出て木の実等をとってくる。
モンスターが出る可能性があるので街のすぐ側までしか行けないようだが。
ギルドカードは無くても、街の人や、孤児院の子供は町民として登録はされているので門番に声を掛ければ出入りは自由らしい。
たまに拾う落し物や、スライムぐらいのモンスターなら倒せるのでその魔石を売ったり牛舎やユウのお手伝いでこつこつ稼いでいるようだ。
私も何か出来るだろうかと考え、ふと視界に入るものにピンとくる。
「ん?何してんだ?」
藁を纏めテーブルと言うものもないので床で交互に敷いて行く。
「籠《かご》を作ってみようかと思って。やって見る?」
北国で外に出られない間は何かと手芸をしていた。
更に家は農家なので藁は山ほどあり、小さい頃は編んでコースターや籠も母親と作っていた。
編んでいくと横でラークがはしゃぎ声を挙げる。
「こう言うの、やった事ない?」
「孤児院では街からのお金で生活してたし、下の子の面倒見るのでそれどころじゃなかったよなー。」
何と手に職も持たず飛び出したのかと苦笑いした。
何とかなる、と言うのはわからないでもないが。
私を横目に見よう見まねで作業していた各々だが、
ラークは細かい作業が苦手なようで、
ウィンスは丁寧が故に遅く、ついていけなく諦めた。
ピアンはさすが女の子と言う出来で、
驚く事にのんびり屋に見えたキャメルが1番綺麗な籠を仕上げたのだった。
「これ・・・売れるんじゃないの?」
自分で作った分と合わせて3つ。
他の2人が投げ出した分も編みながら問う。
「結構いい感じに出来たよね!市場だとちょっと買い叩かれちゃうかもしれないけど銅貨6枚ちょっとで買ってくれるかな?」
「あれ?商業ギルドには売らないの?」
ピアンは商業ギルドは登録料高いから・・・と声を漏らすと、私はおずおずと手を挙げた。
「あの、私・・・持ってるけど・・・」
___________________
すっかり昼を過ぎてから、
大通りを掻い潜り商業ギルドの入口へやって来た。
朝まで気が進まなかった通りを歩けたのは2人が居たからかもしれない。
ラークは牛舎の手伝で藁を貰ってくると出掛け、
キャメルには行かなーいとのんびり拒否され残った2人が着いてきてくれた。
「アイーリ、ごめん、ここから先行ってもらっていいかな。」
僕らこんな格好だから、とウィンスとピアンはボロボロの服を指さす。
言葉に詰まり、何度も頷いて1人で扉をくぐった。
「すみません、物を売りたいのですが。」
「かしこまりました。こちら御記入お願いします。」
受付に売り物の品名を書いて現物と共に渡すと、査定時間なのか少し待つ。
「こちら4点が大銅貨1枚、こちらが少し荒い箇所がありますので銅貨6枚になります。
よろしければこちらにサインをお願いします」
無事に売れた事にほっとしてピアンが言っていたより高く売れたな、とサインし銅貨と領収書を貰って2人の元に戻った。
「大銅貨4枚と銅貨6枚だったよ!」
わぁ、と2人が色めき立つ。
「1人あたり銅貨9枚だね。これで晩御飯くらいは買えるかな?」
「えっ、作り方を教えて貰ったのにそんな・・・僕なんか途中までしか」
ウィンスの言葉を遮り手に硬貨を握らせる。
「皆で作ったんだよ。
ラークが最初に作った奴は雑すぎて安かったからラークだけ銅貨6枚だけどね。」
ウィンスは笑いを吹き出し、ニコニコとしたピアンからありがとう!と言われた。
ピアンと手を繋ぎ、ウィンスは横に並んで歩く。
元来た道を戻ろうと言う前に大通りの案内を頼んだ。
1人だと分からない事だらけで不安が付きまとうからだ。
大通りに並ぶ屋台を改めて見て、奇妙な食材ばかりが目に映る。
紫のトゲトゲとしたものまであってぎょっとしたり。
いい香りに顔を向けると、宿屋の娘が言っていたであろう屋台を見つけた。
食べたいのは山々だが1本大銅貨1枚するそれを彼等に買うのは、色々と遠慮されるかもしれないと断念し、食材を数点買う事にする。
と言っても調理器具等無いのですぐ食べれるパンやフルーツのみだが。
屋台の奥へと進んで行くと徐々にその数は減り、店が並んだ通りへと出ると道具屋で薬草が売れるやら
服屋で布が買えるやらと教えて貰う。
ふと、冷たい風が吹き抜けた。
「ねぇ、皆はあの路地で寝泊まりしてるんだよね?」
「そうだよ。」
ウィンスのその言葉に、私は思考を深く巡らせ、そして決心した。
どう生きていくのかを。
0
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界亜人熟女ハーレム製作者
†真・筋坊主 しんなるきんちゃん†
ファンタジー
異世界転生して亜人の熟女ハーレムを作る話です
【注意】この作品は全てフィクションであり実在、歴史上の人物、場所、概念とは異なります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる