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2章、黒豹の王子と惑乱の妖狐
41、イシュメル・ララと対価の聖杯
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パパヘナ爺さんが帰還して数日間、マハトゥ城の人々は慌しい日々を過ごしていた。
妖狐の術香から解放された兵士らの中にはケアヌ王子が亡くなられたというのを信じられず、心を病んで寝込んだり、妖狐の元に戻ろうとして取り押さえられる者もいる。
リシキア王は現在のケアヌ王子が多尾妖狐の化けた姿で、青い腕章の『北の風』が多尾妖狐に惑わされて従っているのだとお触れを出した。
「亡くなった王子がアウティー王子の方ならどれだけよかったか」
声の発信源は定かではないが、そんな声が確かにきこえて、耳にした者はそっとアウティー王子の顔色を窺う。
すると、そこには強い共感に満ちた表情を浮かべる王子がいるのだった。
「まったく、俺も同感だ」
そう言いながら笑うアウティー王子は、あの派手な出立ちと化粧を本日はまだしていない。
青年の飾らない素顔はケアヌ王子に似た顔立ちをしていて、確かな血のつながりを感じさせた。
それに気付くと、幼い頃の二人の絵画を見たことのある者はみな一様に神妙な顔をして、黙ってしまう。
――二人は、仲の良い兄弟だったのだ。
「人魚とは今後も継続する友好関係を結べたらいいな。なんたってアロブールは周り中が海で、どの島も人魚の支配圏で船を動かしてるんだから」
アウティー王子が鬢付油の器を手の内で弄びながらサミルを視る。
「楽師殿が仰るには、妖精種は音楽を好むらしいが……」
「歌えば、まあまあ感情は伝わるようですよ」
「ふーむ。ほんなら、みなで歌でも海に捧げてみるか?」
アウティー王子は飄々とした調子で言って、周囲で見守っていた者たちに明るい笑顔をみせた。
「俺ら、騒ぐのだけは得意だものな!!」
王子がそんな風にお道化てみせれば、若衆は安心したように青々とした笑顔を連ねてはしゃぐように笑う。
――そんな王子と若衆を、パパヘナ爺さんは「我が子のように可愛くて仕方ない」といった優しい眼で見守っていた。
41、イシュメル・ララと対価の聖杯
――『歌捧げ』と名付けられた祭りの日。
何隻も船を浮かべた海上で南の風が太鼓を鳴らし、笛を吹き、ウクレレを奏でて歌う。
岸では、兵士たちが武器を手に妖狐を警戒している。
サミルはリュートを片手に、海に視線をめぐらせた。
きらきらと日差しを跳ねる海の上、小舟の上でゆらゆらしながら皆が生き生きとした顔で歌い、演奏する雰囲気は賑々しくて、好ましい。
やがて海面に人魚たちがあらわれて笑顔で歌声を寄り添わせれば、歓声が湧いた。
別の船に乗っているアウティー王子がたどたどしく東方言葉を紡いでいる。
「俺は 願う あなた 友好関係 未来 繋ぐ……」
リシキア王とティアレ王妃が見守るようにその後ろに並び、同じ言葉を繰り返した。
すると、少しして、人魚の中からひときわ美しく特別な雰囲気を纏った者が姿を現す。
美しく中性的な見た目をした人魚――、
胸は膨らみをもたず、肩幅は少年から青年の間ほど。
骨格は男性のようでもあり、女性のようでもある――どちらでもない、中性としか思えない塩梅。
肌の色は黒く、長い髪は根本から毛先までが薄桃から淡い青緑のグラデーションを描く。
瞳は白目が黒くて、いわゆる『黒白目』、黒目が満月のような銀。
人間離れした幻想的な古妖精――「イシュメル・ララじゃないか」ハルディアが声をあげると、その不思議な眼が一瞬こちらを見て「ひさしぶり」とでもいうようにパチリとウインクをしてみせた。
それがとても人間臭くフレンドリーな仕草だったので、幻想的な姿に見惚れて畏怖していた人々は一気にこの人魚に親しみを抱いたのだった。
イシュメル・ララが紡がれたことばをそのまま歌にして返すと、居合わせた人々はみな顔を輝かせ、互いの拳をぶつけあって喜んだ。
♪エレ ファン フレスク アエリエシグル
♪ェリエ ピュワソ・アジ・フェー フェファー リアン シャント……
「うまくいったんだ?」
ハルディアがそっと耳打ちをする。
サミルは笑顔で頷いた。
「気に入ったってさ」
潮風にさらりとサミルの長い髪が揺れると、ハルディアは一瞬目を奪われたような顔をした。
楽し気で、嬉しそうな人々の歌声が海の上に充ちている。
籠盛りの花弁がパッと撒かれて、海の上に赤や橙、黄いろといったビビッドな花色が咲くと、人魚たちも楽し気にニコニコとした。
「きれいだね」
うっとりとした青年の声が純朴で、サミルはにこりとした。
「ああ。これは結構、この島にとって特別な出来事なんじゃないか。後世に語り継がれるぞ――ただし、この王家が無事つづいた場合だが」
歴史とは基本、人の都合よく伝えられるもの――勝者のものなのだ。
「サミルが、だよ」
傍らからそんな呟きが足されて、サミルは一瞬不意を突かれた気分で言葉を失った。
ちらりと視線をやれば、陽光にきらきらとした金糸の髪を潮風にやわらかく揺らして、ハルディアがニコニコとしている。
「……それは、ありがとう」
頬が熱くなる――軽く手で扇ぐようにしながら、サミルはソワソワと睫毛を伏せた。
まっすぐな好意が眩しくて仕方ない。
――それがたいそう嬉しくて、心地よく感じる自分がいるのだ。
「こほん。……俺が以前みた夢では、南の妖精がアイザールで暴れた後、空に飛んでって竜の空き巣を荒らす、という妙なことをしていたなぁ」
照れ隠しに言えば、興味津々の声が返される。
「へえ。人魚?」
「人魚……いや、人魚はいなかったな。あれは……」
思い出すように目を閉じて、呟く。
「先ずは地上で人型の妖精が。そして、狐が乱入して、人型に化けて飛んで行った……?」
「妖狐って空飛ぶの?」
「さて……」
「――妖狐が!」
記憶を探る耳に、突然悲鳴がきこえる。
ハッとして見れば、陸地に妖狐の群れが現れ、兵士らを翻弄するように動き回りながら、次々と海に跳んだ。
飛行ではなくジャンプのほうの『跳ぶ』、跳躍をみせた妖狐たちは船を足場に駆けて跳び、アロブール王族に迫る。
「こりゃ、いかん」
(大胆に襲撃するじゃないか)
ひゅんひゅんとアロブール兵から矢が飛んでいる。サミルもまた『当て馬の長弓』を構えて弓矢を射た。アウティー王子や王妃の衣装をくわえて引きずるようにしかけた一頭が悲鳴をあげて飛びずさった。
「おや、連中、急所に噛みつくのではなく、どうも攫おうとしている動きに視える」
「俺も思った」
ハルディアが並んで矢を射かけて、「これなんで当たらないんだろうな」とか言っている。
♪フェルケ テエテネ ユワソ ティールエ……
イシュメル・ララが妖しい声で歌い、妖狐らに黒肌のなまめかしい腕を向ける。
すると、海が水柱をたてて、意思を持つ生き物のようにうねりながら妖狐らに襲い掛かった。
「ギャッ」
「ギャンッ」
驚いたような声をあげ、妖狐が逃げていく。
アウティー王子の方を見ると、ショックを受けたような顔で足元にしゃがみこんでいた。
「こいつが俺を守ろうとして怪我をした!」
その腕がおそるおそる抱きかかえるのは、あの一尾の子狐だった。
「こんなちっこいのに。俺より弱いのに」
震える浅黒い指先がおろおろと子狐の頭に触れる。
イシュメル・ララはそんな王子と子狐に首をかしげ、ふわふわと歌った。
♪エレ エイヴ フェルケフェー?
アウティー王子が弾かれたように顔をあげ、叫ぶ。
声は、必死だった。
「エレ!」
イシュメル・ララは柔らかに微笑み、無数の泡沫を周囲にふわふわ浮かべながらアウティー王子に告げるのだった。
♪ファン エイヴ リアン……
♪イグル……
「なんて言ってるのさ」
ハルディアがこそこそとサミルに問いかける。
顎に手を当て、サミルはうんうんと情報を咀嚼した。
「多尾妖狐が北に侵攻したくてアオテアロアに眠る聖杯を入手し、人魚に対抗する力を得ようとしているので、アオテアロアの管理者たる王家はそれを防ぐように、と求められている」
うつくしく神秘的な人魚の声が現実と未来をつなげてくれるようで、サミルはスッキリとした。
妖狐の術香から解放された兵士らの中にはケアヌ王子が亡くなられたというのを信じられず、心を病んで寝込んだり、妖狐の元に戻ろうとして取り押さえられる者もいる。
リシキア王は現在のケアヌ王子が多尾妖狐の化けた姿で、青い腕章の『北の風』が多尾妖狐に惑わされて従っているのだとお触れを出した。
「亡くなった王子がアウティー王子の方ならどれだけよかったか」
声の発信源は定かではないが、そんな声が確かにきこえて、耳にした者はそっとアウティー王子の顔色を窺う。
すると、そこには強い共感に満ちた表情を浮かべる王子がいるのだった。
「まったく、俺も同感だ」
そう言いながら笑うアウティー王子は、あの派手な出立ちと化粧を本日はまだしていない。
青年の飾らない素顔はケアヌ王子に似た顔立ちをしていて、確かな血のつながりを感じさせた。
それに気付くと、幼い頃の二人の絵画を見たことのある者はみな一様に神妙な顔をして、黙ってしまう。
――二人は、仲の良い兄弟だったのだ。
「人魚とは今後も継続する友好関係を結べたらいいな。なんたってアロブールは周り中が海で、どの島も人魚の支配圏で船を動かしてるんだから」
アウティー王子が鬢付油の器を手の内で弄びながらサミルを視る。
「楽師殿が仰るには、妖精種は音楽を好むらしいが……」
「歌えば、まあまあ感情は伝わるようですよ」
「ふーむ。ほんなら、みなで歌でも海に捧げてみるか?」
アウティー王子は飄々とした調子で言って、周囲で見守っていた者たちに明るい笑顔をみせた。
「俺ら、騒ぐのだけは得意だものな!!」
王子がそんな風にお道化てみせれば、若衆は安心したように青々とした笑顔を連ねてはしゃぐように笑う。
――そんな王子と若衆を、パパヘナ爺さんは「我が子のように可愛くて仕方ない」といった優しい眼で見守っていた。
41、イシュメル・ララと対価の聖杯
――『歌捧げ』と名付けられた祭りの日。
何隻も船を浮かべた海上で南の風が太鼓を鳴らし、笛を吹き、ウクレレを奏でて歌う。
岸では、兵士たちが武器を手に妖狐を警戒している。
サミルはリュートを片手に、海に視線をめぐらせた。
きらきらと日差しを跳ねる海の上、小舟の上でゆらゆらしながら皆が生き生きとした顔で歌い、演奏する雰囲気は賑々しくて、好ましい。
やがて海面に人魚たちがあらわれて笑顔で歌声を寄り添わせれば、歓声が湧いた。
別の船に乗っているアウティー王子がたどたどしく東方言葉を紡いでいる。
「俺は 願う あなた 友好関係 未来 繋ぐ……」
リシキア王とティアレ王妃が見守るようにその後ろに並び、同じ言葉を繰り返した。
すると、少しして、人魚の中からひときわ美しく特別な雰囲気を纏った者が姿を現す。
美しく中性的な見た目をした人魚――、
胸は膨らみをもたず、肩幅は少年から青年の間ほど。
骨格は男性のようでもあり、女性のようでもある――どちらでもない、中性としか思えない塩梅。
肌の色は黒く、長い髪は根本から毛先までが薄桃から淡い青緑のグラデーションを描く。
瞳は白目が黒くて、いわゆる『黒白目』、黒目が満月のような銀。
人間離れした幻想的な古妖精――「イシュメル・ララじゃないか」ハルディアが声をあげると、その不思議な眼が一瞬こちらを見て「ひさしぶり」とでもいうようにパチリとウインクをしてみせた。
それがとても人間臭くフレンドリーな仕草だったので、幻想的な姿に見惚れて畏怖していた人々は一気にこの人魚に親しみを抱いたのだった。
イシュメル・ララが紡がれたことばをそのまま歌にして返すと、居合わせた人々はみな顔を輝かせ、互いの拳をぶつけあって喜んだ。
♪エレ ファン フレスク アエリエシグル
♪ェリエ ピュワソ・アジ・フェー フェファー リアン シャント……
「うまくいったんだ?」
ハルディアがそっと耳打ちをする。
サミルは笑顔で頷いた。
「気に入ったってさ」
潮風にさらりとサミルの長い髪が揺れると、ハルディアは一瞬目を奪われたような顔をした。
楽し気で、嬉しそうな人々の歌声が海の上に充ちている。
籠盛りの花弁がパッと撒かれて、海の上に赤や橙、黄いろといったビビッドな花色が咲くと、人魚たちも楽し気にニコニコとした。
「きれいだね」
うっとりとした青年の声が純朴で、サミルはにこりとした。
「ああ。これは結構、この島にとって特別な出来事なんじゃないか。後世に語り継がれるぞ――ただし、この王家が無事つづいた場合だが」
歴史とは基本、人の都合よく伝えられるもの――勝者のものなのだ。
「サミルが、だよ」
傍らからそんな呟きが足されて、サミルは一瞬不意を突かれた気分で言葉を失った。
ちらりと視線をやれば、陽光にきらきらとした金糸の髪を潮風にやわらかく揺らして、ハルディアがニコニコとしている。
「……それは、ありがとう」
頬が熱くなる――軽く手で扇ぐようにしながら、サミルはソワソワと睫毛を伏せた。
まっすぐな好意が眩しくて仕方ない。
――それがたいそう嬉しくて、心地よく感じる自分がいるのだ。
「こほん。……俺が以前みた夢では、南の妖精がアイザールで暴れた後、空に飛んでって竜の空き巣を荒らす、という妙なことをしていたなぁ」
照れ隠しに言えば、興味津々の声が返される。
「へえ。人魚?」
「人魚……いや、人魚はいなかったな。あれは……」
思い出すように目を閉じて、呟く。
「先ずは地上で人型の妖精が。そして、狐が乱入して、人型に化けて飛んで行った……?」
「妖狐って空飛ぶの?」
「さて……」
「――妖狐が!」
記憶を探る耳に、突然悲鳴がきこえる。
ハッとして見れば、陸地に妖狐の群れが現れ、兵士らを翻弄するように動き回りながら、次々と海に跳んだ。
飛行ではなくジャンプのほうの『跳ぶ』、跳躍をみせた妖狐たちは船を足場に駆けて跳び、アロブール王族に迫る。
「こりゃ、いかん」
(大胆に襲撃するじゃないか)
ひゅんひゅんとアロブール兵から矢が飛んでいる。サミルもまた『当て馬の長弓』を構えて弓矢を射た。アウティー王子や王妃の衣装をくわえて引きずるようにしかけた一頭が悲鳴をあげて飛びずさった。
「おや、連中、急所に噛みつくのではなく、どうも攫おうとしている動きに視える」
「俺も思った」
ハルディアが並んで矢を射かけて、「これなんで当たらないんだろうな」とか言っている。
♪フェルケ テエテネ ユワソ ティールエ……
イシュメル・ララが妖しい声で歌い、妖狐らに黒肌のなまめかしい腕を向ける。
すると、海が水柱をたてて、意思を持つ生き物のようにうねりながら妖狐らに襲い掛かった。
「ギャッ」
「ギャンッ」
驚いたような声をあげ、妖狐が逃げていく。
アウティー王子の方を見ると、ショックを受けたような顔で足元にしゃがみこんでいた。
「こいつが俺を守ろうとして怪我をした!」
その腕がおそるおそる抱きかかえるのは、あの一尾の子狐だった。
「こんなちっこいのに。俺より弱いのに」
震える浅黒い指先がおろおろと子狐の頭に触れる。
イシュメル・ララはそんな王子と子狐に首をかしげ、ふわふわと歌った。
♪エレ エイヴ フェルケフェー?
アウティー王子が弾かれたように顔をあげ、叫ぶ。
声は、必死だった。
「エレ!」
イシュメル・ララは柔らかに微笑み、無数の泡沫を周囲にふわふわ浮かべながらアウティー王子に告げるのだった。
♪ファン エイヴ リアン……
♪イグル……
「なんて言ってるのさ」
ハルディアがこそこそとサミルに問いかける。
顎に手を当て、サミルはうんうんと情報を咀嚼した。
「多尾妖狐が北に侵攻したくてアオテアロアに眠る聖杯を入手し、人魚に対抗する力を得ようとしているので、アオテアロアの管理者たる王家はそれを防ぐように、と求められている」
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