果ての無い犬

八十三広

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管理と規則

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曜子「郁ちゃん、話があるの。座って」
郁「はい」

郁は何だろうと思いながらも大人しく従った。

曜子「郁ちゃん、貴女は20歳で大学に行ってる身。それに、アルバイトもよく頑張ってるわね」

郁「はい。ありがとうございます」
曜子「でもね……ハッキリ言うわ」

曜子の悩ましい表情を見て郁は一体何の話なのか益々分からなくなった。

曜子「家にお金を入れない、家事は手伝わない。それに、毎日……その……部屋でも風呂場でもオナニーばかりしてるのはどういう事?」

郁「え?」

郁の表情は崩れた。
虚を突かれて動転している顔だ。
反論もされない内に更に畳み掛けた。

曜子「この前の夜中、トイレに行こうと思ってお風呂の前を通りがかったら声が漏れてたわよ。それに電動音も。帰ってきて早々してる時もあるよね」

郁「え、あ……」

赤面する郁。

曜子「朝からしてる時もあるでしょう。性欲が強いのは良いけど、家にお金を入れない手伝わないでそんな事ばかりするのは駄目よ」

郁は頭を下げて、黙り込んだ。 

曜子「持ってる玩具全部と、着替えとタオルを持ってきなさい」

郁「……はぃ」

郁が席を立ってから曜子は自分専用の部屋に行き、貞操帯を取りに行った。

もう興奮してしまう。 

郁が玩具を持って降りてくる前に椅子に座った。

持ってきたのは電動マッサージ器、ローターのみだった。

バイブを誤魔化した郁に、曜子は今は何も言わなかった。

曜子「これで全部?」
郁「はい……」

曜子は膝の上に置いた貞操帯をテーブルの上に置いた。

郁は目を見開いた。

SMプレイや妻の純潔を守らせる場合に使用する貞操帯だった。

曜子「これが何か分かったみたいね。悪い子には罰を与えます。これを着けてオナニーできない様にするから。シャワーを浴びなさい」

郁「い、嫌です……こんなの!」

拒絶するのも当たり前の事だ。
辱めを受け管理されるのは考えずとも理解できた。

曜子「これを着けるか、パパに全てを知られるのとどっちが良いの?」

郁「お、脅すなんて卑怯です……!」

曜子「郁ちゃんが悪いのよ。嫌ならパパに普段の生活ぶりを言いなさい」

郁は口を閉じた。

曜子「貴女が未成年なら何も言わないけど。貴女もう成人なのよ。男の子ならまだしも女の子で家事もしないで毎日オナニーするなんて許されると思うの?」

郁は何も言えない。
言ってる事は曜子が正しい。

高校を卒業する前に大学を出ても働かず結婚すると公言した。

それまではこの家で暮らし、家にお金を入れて花嫁修業として家事を手伝うとも。

しかしそれを実行もせず友達と遊び尚且つ自慰に耽ったのは自分だ。

郁「思いません……」

曜子「そう。それで、どうするの? 着けるならシャワーを浴びてきなさい。着けないならパパが帰ってくるまで玩具と一緒にそこに座ってなさい」

父にそんな事を知られたくない。

郁は着替えとバスタオルを持って無言で風呂場へと向かった。

曜子は苦い顔をした郁を見て今からが辛い日々の始まりなのにもうそんな顔をするならこの先はどんな顔をするのかと胸のが高鳴る。

早く泣かせたいものだ。
郁の気分は最悪だ。

シャワーから出るとズボンと下着を脱がされて装着させられた。

曜子「生理の時と毎回お風呂なに入る時は外して洗わせてあげるけど、ちゃんと私の前で洗いなさい。洗ったらまた着けるわよ」

そう言われて玩具を没収された。
尿道の辺りと肛門には穴が空いている。

量が少なく整えている陰毛が細いフロント部分からはみ出ないのは幸いだった。

最悪の気分だった。

曜子「お金は入れなくても良いけど家事は手伝いなさい。手伝わないとオナニーさせてあげないわよ」

郁はもう恥ずかしくて部屋に引き篭もりたかった。
無言で頷くも、曜子に叱られた。

曜子「ちゃんと返事をなさい」
郁「……はぃ」

もう曜子による支配は始まっていた。

恥ずかしがる郁に家事を手伝わせ、親子揃って夕食を食べた。

食欲も湧いてないが無理に食べて部屋へ引っ込んだ。

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