吸血鬼姫の復讐の物語

ルリ

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不安と期待

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ディーノはルカのもとに向かう。

「ルカ、足止めをすれば良いのか?」

ルカは動物に囲まれ、机の地図に何かを書いている。

「あ、ディーノ先輩、そうですね~
足止めしてもらえると助かります。
今一番必要なのは姫様たちに危害が及ばないようにすることですから~
周囲に人間たちが集まっているようで、
このままでは姫様たちも僕たちも見つかってしまうかもしれませんから~」

「わかった、じゃあ足止め、
いや、囮の方がいいかもな
そのほうがこっちに気をむけることができる」

「そ~ですね~
囮の方がいいかもしれませんね~
でも姫様たちを迎えに行けたらお願いしますね~
無理そうなら動物たちに任せますので~
じゃ後は動物たちが連れて行ってくれるのでお願いしますね~」

ディーノとルカは話し合い、ディーノは急いで囮の準備を始めた
その際ルカの動物たちも真剣な表情を浮かべていた

「ディーノ先輩なら~
なんとかなると思うのでがんばってくださいね~」

ルカが心配そうに言うと
ディーノは額きながらルカの動物達の鳥と一緒に空を飛んだ

「空を飛ぶのはいいんですけど、流石に目立ちすぎて囮ってバレると思うのですが~ まぁ、いっか」

ルカは自分の友達である鳥とディーノがとんで行くのを見上げた

「いや、良くないね~
怪我をすることはまぁ、仕方ないとしても怪我が多かったらお姉ちゃんがめっちゃ心配するよね~ 
今頃お姉ちゃん心配とかで手が震えているよ~
絶対」

ルカはそう言い動物たちに頼み事をした

「みんな、姫様達を見つけて欲しいの、頼んだよ~」

(姫様は僕たち吸血鬼の希望、こんなところで死なないでくださいよ
お姉ちゃんも悲しみますし)

ーーーーー

月明かりが森を照らす中
ヴァニは空を見上げてた。
ヴァ二は月明かりのおかげでディーノ達が飛んでいくのを見ていた

「ディーノ、お願いだよ無理はしないで」

不安そうな顔をしながら飛んでゆく影を見つめた

「まぁ、ディーノなら大丈夫よね~
 今はこっちも大切だよね~」

そう言いヴァニは包帯を巻いた成人男性に血を渡していた

「ありがとうございます、ヴァニさん
今空を飛んで行ったのってディーノくんですよね
怪我をしなければいいのですが」

「いえいえ~
ヴァニは血を配っているだけですから~
そうですよね~
でもディーノだから何とかして戻って来ますよ~」

そう言いヴァニは他のところに向かった

「ヴァニさん大丈夫かな?
めっちゃ手が震えていたけどあのままではいつかこぼしそうだけど」

実はもう既にヴァニは16回もこぼしている

 「うぅ~やっぱり心配だよ~ 
あぁ、手が震えて持ちにくいよ~ 
しかもなんか寒気もするし、誰かなんかヴァニのこと話してるのかな?」
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