異世界に転生したら鳥になっていた〜もふもふの鳥の秘密〜

とり

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卵粥

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「あれ?星のマークに触っても鳥にならない!」

どうしよう…もうやだよ…

「そういえばここどこ?」

檻の中じゃない。消毒液のにおいがするし病院みたいな部屋だな。
ふかふかのお布団に寝ていたし、もしかしたら誰か助けてくれたのかな。

「コンコンコン、失礼します」

誰か来た。怖い。どうしよう。
布団を頭まで被るがガタガタ震えが止まらない。

外から見ると、こんもり布団の山ができていて、小刻みに震えているのがわかる。

「っ、起きたのですね、おはようございます。私、ミアと言います。ここは青龍の騎士団の救護室です。もう大丈夫ですよ。よく頑張りましたね。怖いやつらなんて騎士団の皆さんがやっつけてくれますからね」

20代前半くらいの、長い金髪の女性が1人で部屋に入ってきた。ミアという名前らしい。緊張するが男性ではないから大丈夫な気がする。
一番聞きたい事を聞く。

「もう助かったの?」

「はい」

「本当にもう、あんな目にあわない?」

「大丈夫ですよ、騎士団が来るまでよく頑張りましたね」

「うぅぅ、ぼ、僕、ぐすっ、頑張ってっ耐えてた」

「はい」

「頑張ったんだ、ぐすっ」

「よく頑張りましたね、落ち着いたら、ご飯を食べましょうね。ここのご飯とても美味しいんですよ」

「はいっ。うぅ、ひぐっ、ぐすっ」

「ベッドの横にある机に、ベルが置いてありますから、落ち着いたら呼んでくださいね。ご飯を用意しますから」

「ありがとうっございっますっ」

ミアが扉を出たあと、雪は緊張が少し解けたことや助けられた安心感やトラウマなど色々な感情が出てきてたくさん泣いた。


「ぐーーっ」

お腹空いた。30分くらい泣いていたのだろうか。昨日から何も食べてないからお腹が空いている。

「たしか机の上のベルを鳴らしてって言われたよね」

雪はベルを持つと優しくチリーン、チリーンと鳴らした。すると、
ととん、ととん、床を歩く音が聞こえてきた。扉の前で音が止まる。
雪は少し緊張して布団を頭まで被ったが、ミアさんに失礼と思い、顔だけ布団から出した。

「コンコンコン、失礼します。少し落ち着きましたか?」

「はい…あの少しお腹が空いてしまって」

「わかりました、すぐ用意しますから少し待っていてくださいね」

「ありがとうございます」

ミアさんは嬉しそうにニコッと微笑んで、部屋から出て行った。


数分後…
「コンコンコン、失礼します。卵粥を用意しました」

「ありがとうございます」

「熱いので、ゆっくり食べて下さいね」

「はい」

「食べ終わったらベルを鳴らして教えて下さい。少しお話をしましょうね。気を負わなくて大丈夫ですよ。ゆっくり落ち着いてお話しましょうね」





読んでくれてありがとうございます!
前話から少し時間がかかってしまいました、すみません(><)なるべく間隔をあけないで投稿できるように頑張ります!
ハート押してくれてありがとうございます♡
次のお話も見てくれたら嬉しいです!


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