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8-5.願いと祈りと命令
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「――クレアは毎日しくしくと涙を零していました」
ページを捲りながら、ネリーは囁くように言葉を続ける。声を張る必要は無い。広場で朗読会を行うのとは違い、この朗読は、ただ一人だけに向けられているものだからだ。
小さな椅子に腰掛けて、ベッドの傍で絵本を開きながら、ネリーは自身の声に耳を澄ませている男性――セレストを見つめる。
今日の朝、絵本を手に病院にやってきたネリーを見て、少しだけ驚いた表情を浮かべた後、「本当に持ってくるとは思わなかった」と笑いながら告げたセレストは、今は穏やかな表情でネリーを見つめていた。
「イルが居ない世界なんて意味無い、死にたい、辛い、苦しい、クレアは毎日のようにそう思います。もし今死んだら、同じ場所に行けるだろうか、そうしたらイルは笑顔で迎え入れてくれるだろうか。クレアはそんなことばかりを思うようになりました」
滔々と言葉を紡ぐと、セレストの耳が僅かにぴくりと震える。
そうして、書かれた文字と、絵を交互に眺め、それからネリーを見つめた。眼差しに困惑が滲む。
「ネリー。……そんな文章は書かれていない気がするんだが」
「そんなクレアを見ていた神様は、慌ててクレアの傍に降りてきて、『はやまってはいけない!』と怒りました。『待って、クレア。イルが本当にクレアの死を望んでいると思うの? 死んだとして、本当にイルは笑顔で迎え入れてくれるのかしら?』」
「……もの凄く、色々と含蓄のあるセリフだな」
「クレアはイルのことを考えました。もし今、イルに会いたいと思って死んだとして、イルは笑顔で迎え入れてくれるかしら? 笑顔で『よく死んでくれたね! 会いたかったよ!』と言ってくれるだろうか? と」
セレストがなんとも言えない表情を浮かべる。ネリーはそれに構わず言葉を続けた。
「いいえ、そんなことは言いません。だってイルは、クレアが幸せになるのを一番に望んでいたから。きっとクレアが自ら死を選び、イルに会いに行こうものなら、みぞおちを殴って送り返すくらいのことはしたでしょう」
「暴力的な話になってきていないか?」
「クレアは考えを改めました。そんなクレアを見て、神様はほっとした様子で、『たましいのかたち』の話を告げたのです」
紡ぐ言葉が剣呑なものになってしまうのも仕方無いだろう。ネリーは最後まで絵本を読み切ると、据えた目でセレストを見つめた。
体を覆う包帯は、今朝取り替えたばかりなのもあって、清潔だ。血で汚れたベッドシーツも変えたので、不潔な場所で、感染症に怯えながら日々を過ごす――ということは、セレストにはあり得ない。
もちろん、他の人達も、である。
ネリーはセレストを看護することを目的に、病院に留まることを決意したのだが、数日セレストの世話を焼く内に、この病院にはそもそも手が足りていないことに気付いた。
従騎士達がそれぞれ、専門的な知識を持つ人の指示を仰ぎながら、怪我をした騎士たちの治療に当たっているのだが、そもそも怪我した人の数に世話する人の数が足りていない。
それもあって、ネリーはセレストの看護の傍ら、他の人達の世話を手伝うようになった。
と言っても、包帯を変えたり、後は魔法薬をその人の状況に応じて飲ませるだけだ。最初に宣誓した通り、ネリーはよく話を聞き、そして指示に逆らわず、してはいけないことを全て守った。それもあってか、従騎士達からの覚えも良くなり、看護をしている騎士達にも少しずつ名前が知られるようになった。今は病院も顔パスで、セレスト様の、と呼ばれる程度には騎士達の日常になじんでいる。
ネリーはぱたんと絵本を閉じ、そうしてからもう一度セレストをじっと見つめた。露草色の瞳は、逸れることなく、ネリーを見つめ返してきた。
「いかがでしたか」
「……君は読むのが上手いな。即興で話を作るのも、上手だ」
「そういうことではなく……! でもご感想ありがとうございます!」
セレストは小さく息を零すと、すぐにネリーを褒めるように言葉を続けた。素直に受け取って良いのかどうか、ネリーは僅かに眉根を寄せて、そうしてそっと吐息を落とす。そうしてから、鞄の中に絵本を仕舞い込み、代わりにブラシを取りだした。
「尻尾、綺麗に梳かしますね」
「それは……、いや、大丈夫だよ。実の所、他人から尻尾を触られるとくすぐったいんだ」
「良いですか、騎士様は絶対安静! だったんですよ。尻尾を自分で梳かすだなんて! 許されません」
少し前まで、セレストの状況はほとんど一進一退を繰り返していた。もしかしたら、セレストは魔物の呪いに負けてしまうかもしれない。そう思うと怖くて、どうしようもなくて、セレストの手を繋ぎながら何度も涙を飲み込んだ。
ただ、山はもう越えたので、数日前からセレストは普通に過ごしている。それでも、耳や尻尾など、手入れの行き届かない部分があるので、その辺りはネリーが世話をしている。
ブラシを構えたまま、それを離そうとしないネリーを見て、セレストは僅かに眉根を寄せた。
僅かな間を置いてから、尻尾がふわりと動いて、ネリーの手元近くにぽすん、と落ちる。もうどうにでもしてくれ、とでも言うような顔でセレストがネリーを見つめてくるのが見えた。なので、ネリーはその通り、どうにでもさせてもらう。
柔らかな毛並みに沿って、ブラシを動かす。セレストが僅かに息を詰まらせて、そうしてから小さく吐く音が聞こえた。窓際のベッドだからか、外の音が良く聞こえる。鳥の声や、木々が風によって柔らかく震える音だけが、ネリーとセレストの間を満たしていくような心地がした。
「……ロゼ様は、俺を追い返すだろうか」
静かな声に、ネリーは瞬く。先ほど読んだ絵本の内容と関連しているのは、直ぐに察知することが出来た。ネリーは梳く手を止めずに、「追い返すでしょう」とだけ言う。
「それこそ、みぞおちを殴られるかもしれませんよ」
言葉を続けると、セレストは静かに息を零すようにして笑う。そうしてから、確かに、と囁いた。
「そういうことをしそうだ。――君が言うと、尚更そう思う。君はなんというか、不思議だな。ずっと思っていたことだけれど」
「毎回のように言われている気がします」
「そうか? そんなに言っただろうか。……君が口にする言葉は、俺の中にすっと入り込んでくるんだ。納得するというか、……納得、させられる、という方が近いかもしれない」
「いやですか?」
「いやじゃない。だから少し、困っている」
セレストは静かに言葉を続けた。ネリーの手元を見つめていた目線がふいと上がり、窓の外を見つめるようになる。
何かを探すような視線。きっと、ロゼを探している。木々の梢や、草花、そして木漏れ日の中に、セレストはロゼをずっと、探しているのだ。
「ロゼ様が、花になっていたら、俺は気づけるのだろうか、と思う時がある」
「……」
「魂の形。一度交われば、わかる、と言われている絵本を、君が初めて読んだ時から、ずっと。俺はロゼ様に気づけるだろうか、と」
ページを捲りながら、ネリーは囁くように言葉を続ける。声を張る必要は無い。広場で朗読会を行うのとは違い、この朗読は、ただ一人だけに向けられているものだからだ。
小さな椅子に腰掛けて、ベッドの傍で絵本を開きながら、ネリーは自身の声に耳を澄ませている男性――セレストを見つめる。
今日の朝、絵本を手に病院にやってきたネリーを見て、少しだけ驚いた表情を浮かべた後、「本当に持ってくるとは思わなかった」と笑いながら告げたセレストは、今は穏やかな表情でネリーを見つめていた。
「イルが居ない世界なんて意味無い、死にたい、辛い、苦しい、クレアは毎日のようにそう思います。もし今死んだら、同じ場所に行けるだろうか、そうしたらイルは笑顔で迎え入れてくれるだろうか。クレアはそんなことばかりを思うようになりました」
滔々と言葉を紡ぐと、セレストの耳が僅かにぴくりと震える。
そうして、書かれた文字と、絵を交互に眺め、それからネリーを見つめた。眼差しに困惑が滲む。
「ネリー。……そんな文章は書かれていない気がするんだが」
「そんなクレアを見ていた神様は、慌ててクレアの傍に降りてきて、『はやまってはいけない!』と怒りました。『待って、クレア。イルが本当にクレアの死を望んでいると思うの? 死んだとして、本当にイルは笑顔で迎え入れてくれるのかしら?』」
「……もの凄く、色々と含蓄のあるセリフだな」
「クレアはイルのことを考えました。もし今、イルに会いたいと思って死んだとして、イルは笑顔で迎え入れてくれるかしら? 笑顔で『よく死んでくれたね! 会いたかったよ!』と言ってくれるだろうか? と」
セレストがなんとも言えない表情を浮かべる。ネリーはそれに構わず言葉を続けた。
「いいえ、そんなことは言いません。だってイルは、クレアが幸せになるのを一番に望んでいたから。きっとクレアが自ら死を選び、イルに会いに行こうものなら、みぞおちを殴って送り返すくらいのことはしたでしょう」
「暴力的な話になってきていないか?」
「クレアは考えを改めました。そんなクレアを見て、神様はほっとした様子で、『たましいのかたち』の話を告げたのです」
紡ぐ言葉が剣呑なものになってしまうのも仕方無いだろう。ネリーは最後まで絵本を読み切ると、据えた目でセレストを見つめた。
体を覆う包帯は、今朝取り替えたばかりなのもあって、清潔だ。血で汚れたベッドシーツも変えたので、不潔な場所で、感染症に怯えながら日々を過ごす――ということは、セレストにはあり得ない。
もちろん、他の人達も、である。
ネリーはセレストを看護することを目的に、病院に留まることを決意したのだが、数日セレストの世話を焼く内に、この病院にはそもそも手が足りていないことに気付いた。
従騎士達がそれぞれ、専門的な知識を持つ人の指示を仰ぎながら、怪我をした騎士たちの治療に当たっているのだが、そもそも怪我した人の数に世話する人の数が足りていない。
それもあって、ネリーはセレストの看護の傍ら、他の人達の世話を手伝うようになった。
と言っても、包帯を変えたり、後は魔法薬をその人の状況に応じて飲ませるだけだ。最初に宣誓した通り、ネリーはよく話を聞き、そして指示に逆らわず、してはいけないことを全て守った。それもあってか、従騎士達からの覚えも良くなり、看護をしている騎士達にも少しずつ名前が知られるようになった。今は病院も顔パスで、セレスト様の、と呼ばれる程度には騎士達の日常になじんでいる。
ネリーはぱたんと絵本を閉じ、そうしてからもう一度セレストをじっと見つめた。露草色の瞳は、逸れることなく、ネリーを見つめ返してきた。
「いかがでしたか」
「……君は読むのが上手いな。即興で話を作るのも、上手だ」
「そういうことではなく……! でもご感想ありがとうございます!」
セレストは小さく息を零すと、すぐにネリーを褒めるように言葉を続けた。素直に受け取って良いのかどうか、ネリーは僅かに眉根を寄せて、そうしてそっと吐息を落とす。そうしてから、鞄の中に絵本を仕舞い込み、代わりにブラシを取りだした。
「尻尾、綺麗に梳かしますね」
「それは……、いや、大丈夫だよ。実の所、他人から尻尾を触られるとくすぐったいんだ」
「良いですか、騎士様は絶対安静! だったんですよ。尻尾を自分で梳かすだなんて! 許されません」
少し前まで、セレストの状況はほとんど一進一退を繰り返していた。もしかしたら、セレストは魔物の呪いに負けてしまうかもしれない。そう思うと怖くて、どうしようもなくて、セレストの手を繋ぎながら何度も涙を飲み込んだ。
ただ、山はもう越えたので、数日前からセレストは普通に過ごしている。それでも、耳や尻尾など、手入れの行き届かない部分があるので、その辺りはネリーが世話をしている。
ブラシを構えたまま、それを離そうとしないネリーを見て、セレストは僅かに眉根を寄せた。
僅かな間を置いてから、尻尾がふわりと動いて、ネリーの手元近くにぽすん、と落ちる。もうどうにでもしてくれ、とでも言うような顔でセレストがネリーを見つめてくるのが見えた。なので、ネリーはその通り、どうにでもさせてもらう。
柔らかな毛並みに沿って、ブラシを動かす。セレストが僅かに息を詰まらせて、そうしてから小さく吐く音が聞こえた。窓際のベッドだからか、外の音が良く聞こえる。鳥の声や、木々が風によって柔らかく震える音だけが、ネリーとセレストの間を満たしていくような心地がした。
「……ロゼ様は、俺を追い返すだろうか」
静かな声に、ネリーは瞬く。先ほど読んだ絵本の内容と関連しているのは、直ぐに察知することが出来た。ネリーは梳く手を止めずに、「追い返すでしょう」とだけ言う。
「それこそ、みぞおちを殴られるかもしれませんよ」
言葉を続けると、セレストは静かに息を零すようにして笑う。そうしてから、確かに、と囁いた。
「そういうことをしそうだ。――君が言うと、尚更そう思う。君はなんというか、不思議だな。ずっと思っていたことだけれど」
「毎回のように言われている気がします」
「そうか? そんなに言っただろうか。……君が口にする言葉は、俺の中にすっと入り込んでくるんだ。納得するというか、……納得、させられる、という方が近いかもしれない」
「いやですか?」
「いやじゃない。だから少し、困っている」
セレストは静かに言葉を続けた。ネリーの手元を見つめていた目線がふいと上がり、窓の外を見つめるようになる。
何かを探すような視線。きっと、ロゼを探している。木々の梢や、草花、そして木漏れ日の中に、セレストはロゼをずっと、探しているのだ。
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