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デオギニア帝国からの留学
ララ(3)
しおりを挟む王宮は古めかしくも煌びやかだった。
本物のシャンデリアなんて初めて見た。利便性を重視しているデオギニアでは、今ではシャンデリア風デザインが残るのみだ。
いつも以上に会話のないコーディーとの、気まずいダンスを終えるとミユとジークハルトが来て挨拶をしてくれた。二人は直前までレオンハルトとヴァレンティーナに挨拶をしていた。その足ですぐにこちらへ来てくれたのだ。あれだけ酷いことを言っていたララにも親切だと思う。たとえそれが礼儀だとしても。
それは、やるべきことをやれとシンに言われ続けたララが、逃げてきた類のものだ。
夫人に習った淑女の礼をとると、ミユが目を見開いて驚いていた。ダンスの間もしきりにこちらを見ていたから、驚くぐらいの変化があったということだろう。
「ララ姉様、ルイ姉様はどちらに……?」
「わたしもわからないの。到着してすぐに別れたきりだから」
「どういうこと!?」
詳しく話すべきか戸惑っていたら、ジークハルトが部屋を用意してくれているという。音楽が鳴り続ける会場からミユとジークハルト、続いてララとコーディーが、最後にナターシャと共にヒースが控え室へ向かった。
ミユは肩を出したグリーンのドレスを優雅に着こなしているし、ナターシャは胸元が深く開いた淡い菫色のドレスを可愛らしく着こなしている。二人とも普段から洋服の制作をしているだけあって、自分に似合う色を熟知しているのだ。
控えの間は会場から距離のある、王族の居住区に繋がる部分に位置しているらしい。そこならジークハルトと一緒でなければ入れないから、というのが理由だったようだ。
背後にはナターシャとヒースが、前方にはミユとジークハルトが。以前だったら考えられなかったが、今はなんだか心強い。サファスレートでは、強い者の庇護というのが絶対に必要だろう。そんな気がした。
デオギニアは庶民も自由だから、庶民のほうが容姿を気にせず生きられたかもなんて思っていたぐらいなのに。サファスレートの庶民は一体どんな暮らしをしているのだろう。想像すると胃のあたりが痛むような気がした。
控え間の前に立っていた騎士が、ジークハルトに敬礼をして扉を開けた。開くまで気付かなかったけれど、中からルイの声がする。聞きなれた甲高い声に思わず体を震わせた。
「はっ!? なにそのドレス。だっさ」
ルイはララを見るなり鼻で笑った。真っ赤なこのドレスは夫人が「ララ殿下のくっきりしたお顔立ちと、シミのない健康的な肌でしたら着こなせます」と言ってくれたものだ。錆色の髪を活かせるとも言ってくれた。
夫人はそんなことで嘘を吐いたりしない。だから本当に似合っていると確信して胸を張れる。
ルイに馬鹿にされようとも、堂々としていられるのは夫人のお陰だ。
「みんな揃ってコスプレ?」
悪態をついているが、強く出れるのはララにだけらしい。視線はずっとララに向いていた。デオギニア人にしかコスプレなんていう前世持ちの用語はわからないだろう。
ルイは豪華だけど体に合っていないドレスをだらしなく着て、寝起きなのか髪もまともに結われていなかった。もっと美人だったような気がするけれど、全体的にくすんでいる。ララのことしか見ないのは、自分の恰好が酷いとわかっているからなのかもしれない。
「なんとか言いなさいよ。なんでテッドが迎えに来ないわけ?」
「テッドは早々に逃げ出して行方不明だそうよ」
先日コーディーから聞いた情報を伝えると、ルイが叫んだ。
「なによ、わかってるならさっさと探しなさいよ!!」
「それはわたしの仕事じゃないわ」
「ララのくせに言い返すの? ねぇ、さっさとテッドを探して」
ルイに暴言を吐かれるたび、以前のララは委縮して震えていた。今はルイを可哀そうだと思うものの、前よりも委縮せずにいられる。
むしろ煌びやかなサファスレートの王宮で、ルイだけが異質なのだ。
「ルイ殿下、そこまでにしてください」
普段、ルイとほとんど会話をしないコーディーが口を開いた。驚いて横を見ると、冷たい双眸がルイを見つめていた。
こんな冷たい目で見られたことは……あるけれど、まぁ、そんなにはない。
「テッドはすでにデオギニアへ帰されています。ルイ殿下も即刻帰国し、サファスレート王国にこれ以上迷惑をかけないようにと、シン皇太子殿下からの伝言です」
「あんた急に偉そうになったわね、なに?」
コーディーはルイの質問には答えず、ジークハルトに向かって頭を下げていた。
「ジークハルト殿下、この度はご面倒おかけいたしました」
「いや、大したことはしていない」
「お言葉に感謝いたします」
サファスレートに到着したとき、ライドン伯爵夫人の教育を断っていれば、似合わないドレス姿で座っていたのはララも同じだったはずだ。
ぶるりと恐怖に体を震わせると、コーディーに体を引き寄せられた。
今までそんなことされたことなどなかったので、ビックリして淑女の顔を保てなくなった。
「ちょっと、離れて」
「なぜ」
「いや、おかしいでしょ急に」
慌てて左右を見れば、ミユは唇の端を震わせているし、ナターシャもなんだかニヤニヤしているような気がする。
真顔なのは男性陣だけだった。
その間にサファスレートに来る際、護衛として付き従っていた者たちがぞろぞろ入って来てルイを連れ出してしまった。
「私たちは会場に戻るが……」
ジークハルトが含みのある言い方をして、それにコーディーが再び頭を下げて礼を言っている。
四人が出て行こうとするので、慌ててミユを呼び止めた。
「ミユ、今まで酷いこと言って、本当にごめん」
「うん……」
「もう二度と言わないし、ミユのことをブービーだなんて思ったこと、一度もなかったのに、本当にごめん」
「わかった。もういいよ」
ミユは綺麗に笑った。夫人に習ったからララにもわかる。サファスレート流の笑みだった。ミユもすっかり淑女教育に染まっているらしい。
「ヒース様」
「……はい」
基本的に無表情なヒースは、驚いた顔でララを見た。それはそうだろう、様をつけて呼んだのは初めてだ。
「ライドン伯爵夫人を説得してくださり、ありがとうございました」
「いえ、私は何も」
ずっと不思議だったのだ。
どちらかといえば保守派に近い思想の夫人が、真逆のデオギニアで育った皇女の教育係をなぜ受けたのだろうと。デオギニアが保守派から歓迎されていないことは知っていた。
王太子殿下に指名されたと言い張っていたけれど、腑に落ちなかったのだ。夫人なら、それらしい理由をつけて断ることだってできたはずだ。
マリィを口説きまくってようやく教えてもらった。ヒースが夫人に頼んでくれたらしい。チャンスをもらえたのはヒースのお陰だ。初めは王宮直球コースだったのだろう。シンなら絶対にやる。
「それと、ミユをスラング用語で呼ばないように注意してくれたこと、感謝しています。ありがとうございました」
ヒースは黙ったまま、綺麗なお辞儀をしてくれた。サファスレートの男性は本当に紳士だと思う。
今度こそ四人は会場に戻り、押し黙ったコーディーと二人でソファーに座った。メイドが淹れてくれた紅茶に口をつけ、静かにおろす。その仕草を、コーディーが食い入るように見つめていた。
「コーディーはシン兄様の部下だったの?」
ララの言葉にコーディーが頷いた。表向きでは製薬会社に勤めていることになっている。それなのに部下だというなら、おそらく密偵だろう。
「そっか。だからわたしがルイにひどいことされるたび、助けてくれたんだね」
思い返せば、ルイの侍らせていた男に襲われそうになったときも助けられていた。その男はそれ以来見かけなくなったから、いまどうしているのかはわからない。
「腐っても皇女だもんね」
言ってて情けなくなった。婚約者だなんて思っていたのはララだけで、コーディーは見張り役だったのだ。
「なんでこんな素敵な人がわたしの婚約者なんかになってくれたんだろうって、シン兄様に言われて仕方なくとはいえ、デオギニアなら断れるのにって、思ってたんだよね……それなのに、真剣に婚約解消してくださいなんて言っちゃった。馬鹿みたい。そんなもの存在してないのにね」
書類など偽物だろう。それをララが確認する術などないけど。
「ララ」
「……殿下って付けてくれる? 一応、皇女なの。偉そうにしたいとかじゃなくて、婚約者でもない密偵から名前で呼ばれて、勘違いしたくないの」
夫人が、悲しいときこそ毅然としていなさいと教えてくれた。淑女の誇りです、と。
背中に入れた棒も、痛くて仕方のないヒールも、苦しいコルセットも、初めはなんて酷い国だと恨んだ。
今なら夫人の言葉の意味がわかる。
「それでも、襲われそうになったのを助けてもらったこと、感謝しています。今まで護ってくださって、本当にありがとうございました」
夫人から先日、満点をもらった礼をした。
残念ながら涙は零れてしまったが、今回ばかりは夫人も「仕方ないですね」と唇の端で笑って許してくれるだろう。
「帰国は別々でお願いします。一緒はさすがにつらいので。護衛が必要になる手間は申し訳ないですが、シン兄様に許可を願う手紙を書きます。ここに来てからも、コーディーは密偵として動いていたのでしょう? わたしの護衛も兼ねてたはずよね?」
教育は見放されていたけれど、シンはララたちが危険な目に合わないよう配慮してくれていたのだ。
ルイがそれに気付くチャンスは、もうないだろうけれど。
「ルイの婚約者がテッドだったのは、ルイが騒いだからなのかな。色んな男性に告白されてたもんね。好きな人とじゃなきゃ頷かなかっただろうし……それに、わたしにだけ婚約者がいたら、プライドの高いルイになにされるかわからないもんね……シン兄様って本当にぬかりないや」
泣いたせいで渇いた喉を潤そうとカップに手を伸ばした。
その手をいつの間にか隣に来ていたコーディーに掴まれて驚く。
「何をしているの?」
「書類は本物です」
「手を離して」
「嫌です」
「淑女の手を勝手に握ってはいけないのよ?」
「そうですね。では許可を」
「いやよ、離して。書類ってなに」
「婚約の書類は本物です」
「それなら予定通り解消よ」
「無理です」
真剣な顔で言われてしまい、ララは溜息をつきながら首を振った。
「シン兄様、どうしちゃったのかしら。そこは偽物にしておくべきなのに。いいわ、そのこともちゃんと手紙に書くから。皇女だからって婚約が解消できないなんて法律はないはずよ。デオギニアだもの」
「私が嫌だと言ってるんです」
「は?」
「結婚してください」
「嫌よ」
「なぜ」
「ねぇ、逆になんで? 今までのわたしを知ってるでしょう?」
「私は今の、ララ殿下に求婚しています」
「なんなのよ、まさかこの淑女モードに惚れた? こんなの付け焼刃よ? 本物見たでしょう? レオンハルト殿下の婚約者なんて光ってたじゃない。彼女こそ本物の淑女よ。わたしなんて高等学校すら卒業してない頭と素行の悪い下品な女よ!?」
掴まれている手を振りほどいた。
「これ以上惨めになりたくないの。お願いだから解消して」
また零れてしまった涙を、やけに硬い手が拭っていく。優しくなんかしなくていいのに。
紳士教育がコーディーを変えたとでもいうのだろうか。
下品な女だと、自分を卑下しているのではない。事実だ。皇族である前に人として駄目だろう。
涙を拭っていたコーディーの手が顎に触れ、後頭部が反対の手で支えられたと思ったらキスされていた。驚いてコーディーの胸を叩いて押したけど、びくともしなかった。
ようやく唇が離れたときには抵抗する気力も残っていなかった。
「は、はじめてだったのに、こんなの酷い」
「それはよかった」
「よかったって、なに?」
「もしかしてキスは誰かにされてたかもと、」
「するわけないじゃない!! あなたと違って、わたしは本当に婚約していると思ってたんだから」
しかも好きだったのだ。
他の男なんかとするわけがない。
「ですから本当だと」
「うるさい、詐欺師。絶対、婚約解消してやるんだから」
「無理でしょうね」
「絶対絶対するから!! なんなら破棄してやるんだから!!」
意気込むララを見て、なぜかコーディーが嬉しそうに笑っていた。
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