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親世代の奮闘
リアム(5)
しおりを挟むレオンハルトの執務室で、レオンハルトの隣にはジークハルトが座り、ヒースとリアムは向かい側に腰を掛けた。
ファミーユ商会の令嬢誘拐事件からふた月ほど経った。
ジークハルトとヒースは事件後、一度デオギニアに戻ったが、再度サファスレートに帰国してもらった。
特にヒースは三人目が生まれて間もないので、リアムとしては気が気ではなかったのだが。
「ジークとヒースには何度も帰国させて申し訳ない」
レオンハルトの言葉に、二人は首を振って笑っていた。
家族が心配だろうと、二人が帰国しているときは必ずレオンハルトがデオギニアへ電話を掛けさせているようだ。
「離れていようとも、サファスレートを想う気持ちは変わりません。ですから、兄上が気になさるようなことではありません」
ジークハルトの言葉にヒースも力強く頷いた。
旧保守派の逮捕は、改革以降初の大規模な事件となった。
また、逮捕されたローズの元婚約者オリンド・シモーネの件は、父親であるシモーネ伯爵も監督不行き届きとされ、責任を追及された。罰金と、元使用人への慰謝料、ローズとローズの実家への慰謝料、現在のオリンドの婚約者に対する慰謝料を支払った。オリンドは相手の女性から、逮捕を理由に婚約破棄されるのではと噂されている。
シモーネ伯爵は爵位こそ奪われなかったが、資金が底をつくほどの金額になったと予測された。今後の領地経営が苦しいのは明らかだろう。
「旧保守派やシモーネ伯爵については帰国前に電話で話した通りだ。事後処理はあるものの、事件についてはあらかた片付いたと言えよう。今回来てもらったのは……リアム」
「はい」
頷いて調査資料をヒースとジークハルトに配った。
「これは現在の貴族の結婚率です。これを多いと思うか少ないと思うかは価値観によるものだとは思いますが、次の項目を見てください」
適齢期とされる貴族子息の結婚率が年を追うごとに下がっているのがわかる。
特に継ぐ爵位のない者の結婚率の低下が著しい。貴族令嬢と庶民は変わらず一定の数値を維持している。
ジークハルトとヒースが眉をひそめた。
「継ぐ爵位のない子息が恋愛市場から追い出されているのがわかります。意外にも安定した収入のある官吏などの職の者に顕著で、調査によると、彼らは仕事量が多く、さらには出会いの場が少なく、夜会にも出席しないからきっかけがないというのが主な理由のようです。運よく出会ってもサファスレート人特有の真面目さが邪魔をしてなかなか恋愛に発展しないという背景もあります」
「この状況が進むと、令嬢の結婚率や子どもの出生率にも影響してくるのではないだろうかと思ってな。デオギニアは一定の結婚率と出生率を保っているようだが、何か対策をしているのだろうか?」
レオンハルトは顎に手を置き、悩ましいという顔をして言った。
婚約解消手続き同様、負の影響は避けられない。
今までならお節介な親戚の口利きで結ぶことができていたような縁も、恋愛優先になったせいで途絶えてしまったのだろう。
「結婚を促したいのであれば、お見合いを開催してはいかがでしょう?」
何でもないことのようにジークハルトがポツリと呟いた。隣に座っていたヒースも頷いている。
「お見合い? それは政略とは違うのかな」
レオンハルトは首を傾げた。
「はい。男女の出会いの場を設けるのです。お見合いは規模も様々で、特に条件を付けずに大人数を集めるものもあれば、条件――例えば年収や年齢など、そういったものを設けるものや、一対一でのお見合いなどもあります。本人の意思でお付き合いに発展するというものであり、親が決める政略結婚のような、断ることが不可能なものとは違います」
「なるほど? デオギニアでもそういった場があるのだな?」
「はい。デオギニアは自由恋愛の国というイメージがあると思いますが、デオギニアでも恋愛に疎く、苦手だという人も少なからずいますから。結婚相談所という名の施設もあり、そこでは条件を細かく指定して、双方の条件を踏まえた上で一対一のお見合いを斡旋しています。まずは王宮主催の大人数でのお見合いを開催してみてはいかがでしょう? 直ぐに結婚率が上がるとは言えませんが、出会いを求めている真面目な人にとっては、出会いの場が増えるきっかけにはなると思います」
「うむ。検討しよう」
レオンハルトが頷いた。
「この国には馴染みのない文化ですから、夜会との区別がつかず、エスコート相手がいないという理由で参加しないという人が出てくるかもしれません。また、継ぐ爵位のあるなし関係なく、相手がいない人は参加していいことなども周知したほうがよろしいかと」
ジークハルトの意見は最もだった。
「それならシリルに参加させましょう。婚約者もいませんし、エスコートは要らないということを周知させます。継ぐ爵位があっても相手がいなければ参加してもよいという宣伝にもなりますし、噂になれば参加者も増えるでしょう」
シリルの顔を思い出しながら言った。
本来なら、婚約者がいてもおかしくはないのだが。
「またシリルにそういったことを強要するのは気の毒だろう。それにほら、彼女が……なあ?」
レオンハルトがジークハルトに同意を求める様に話しかけた。
ジークハルトは曖昧な笑みで、そこのところどうなのだという顔をしてリアムを見つめる。
レオンハルトは最初からシャーロットの虫よけとしてシリルに恋人役をさせることに反対していた。
彼女、というのはイリーナのことだろう。
イリーナが助け出されたときのシリルは明らかに取り乱しており、ヴァレンティーナ付きのメイド達が、保護された彼女を世話したのだが、シリルは帰れと言っても帰らず、リアムの執務室に居座った。
結局、イリーナに事情を聞くときも参加していた。
その様子を多くの人が見ていたので勘繰られても仕方がないだろう。
「シャーロット嬢の恋人役はシリルにも利があったのです。寄ってくる女性が減るので助かると申しておりました。それと、イリーナ嬢とは特にその後、何もないようですが……」
シリルは女性に対してさめているところがあり、微妙なところだ。随分気にかけているようには見えるが。
「よいよい。繊細な時期なのであろう」
ふ、と笑ったレオンハルトに釣られるようにしてジークハルトとヒースも笑う。
「それよりリアム、そなたは働き過ぎだ。しばらく休暇を取れ」
「いえ、今はそれどころでは」
まだまだ捌かなければならない案件が山積みだ。とてもじゃないが休めない。
「そう言ってふた月も休んでおらん。顔色が悪すぎる。ろくに眠っていないだろう? そのためにジークに来てもらったのだから」
「え?」
驚いてジークハルトを見ると、大きく頷いていた。
「しかし、ジークも忙しいのでは?」
「私はそれほど忙しくない。これでもデオギニアではシン陛下に雑用を割り振られている身でね、リアムの代わりは無理でも多少は使えると思うぞ?」
くすりと笑ったジークハルトの隣でヒースも頷いていた。
「ジークの能力を疑う余地はありませんが」
「いいから休め、見合いについてはジークやヒースと話を詰めておく」
絶対に引かない様子のレオンハルトに、リアムは仕方なく頷いたのだった。
* * *
邸に戻ると、いつもより早い帰宅だというのに静かだった。
フローラが長期休暇中にガルブレイス領へ、学校の下見へ行っているせいでもあるのだが……
寂しくなるな。
ふと、感傷的になってしまった。
マーガレットからガルブレイス領の学校への編入を提案された。
アレンが卒業してしまえば内部からの護衛が難しくなるからだ。それなりに息のかかった者の子息を潜入させてはいるのだが、アレンがいるのといないのとは抑止力が違う。それに、ガルブレイス領と比べれば王都はどうしたって安全性が劣る。以前ほど危険ではなくなったとしても、だ。
「アリシアは?」
出迎えた執事に聞く。
「ご夫婦の寝室にいらっしゃいます」
「こんな早くから? 具合が悪いのか?」
リアムの問いに、首を振るだけで行けとばかりに頭を下げられた。
寝室に入る前に簡単な湯浴みを済ませてから扉をノックした。
夕食を食べるには遅い時間だが、寝るには早過ぎるだろう。
このところ、朝少し顔を合わせて話すぐらいしか時間が取れなかったので、最近のアリシアの体調はどうだっただろうかと急に不安になってきた。
室内から「どうぞ」と返事がかえってきたので扉を開ける。
「アリシア、どうした? 具合でも……」
「おかえりなさいませ。わたしの体調は万全です」
なぜかキリっとした表情で待ち構えていたアリシアは、恐ろしく煽情的なナイトドレスで仁王立ちしていた。
――いや、なんで。どうしてそんなに勇ましいのか。
「どうした!?」
「陛下から直々のお手紙をいただきましたので」
「……そういうことか」
リアムを癒せだの、そのようなことでも言われたのだろう。
だからあんなにも帰れ帰れと……まったくあの人は。
「そのナイトドレスは、ミユ様の新作だろうか?」
「そのようです。今回は特に気合が入っていますわ」
「……凄く、目に毒だな」
どうして総レースなんだ。大事なところが何も隠されていない。
「さあ、リアム様こちらへ」
アリシアが近寄ってきてグイグイ腕を引っ張るので困ってしまった。
導入というか、ムードというか、そういったものはどこへ行った。迷子か。
「わたしとしたことが、リアム様の健康ばかりを心配しており、ゆっくり眠れるようにと、わたしはずっと私室で休むようにしていたのですが」
「うん、そうだろうと思ってたよ」
「ですが、あまり遠慮ばかりしていては駄目だと思ったのです。リアム様はわたしとの触れ合いで癒されるのだと、陛下からのお手紙に書いてありましたし。それと同時にこの新作が届きましたので、そういうことかと」
ジークハルトを急に帰国させたのは、このためだったのではないかと勘繰りたくなる。
これまでも、ミユの新作だと言ってジークハルトから送られてくるナイトドレスは、どう見てもアリシアのために作られているものばかりだった。
サイズだけではなく、色形が非常に似合うものばかりなのだ。
初めて送られてきた物など、見た瞬間箱を閉じてしまったほどだった。アリシアの侍女のエラが、何をどう説得したのかアリシアに着せてしまい、それはもう、本当に、けしからんとしか言いようがなく――今回は淡いクリームイエローの総レースで……本当にどうやって作ってるんだろうな、これ。
「うん、うん……ちょっと待ってくれ。確かにとても嬉しいが、もうちょっと、話をしてから……」
「左様ですか。わかりました。ではすぐに着替えてまいります。わたしも歳を取りましたし、リアム様がその気にならなくても仕方がありません」
「待て待て待て待て。アリシアは今でも凄く可愛いし、愛しい俺の妖精だ。俺はいつでもその……そういうつもりではいるのだが」
そういった触れ合いがいつ以来だったかと、しきりに頭の中の記憶を探ってみたが思い出せなかった。忙しかった、疲れていたなんて情けない言い訳はしたくない。
思えば、不意に送られてくるナイトドレスにいつも助けられているような気もする。ジークハルトがどこかで見ていて何かを知っているかのような――それとも我が家の誰かが……
そんなことを考えていたら、湯を浴びてさっぱりしたはずの背中が汗でびっしょりになっていた。
掴んでいたアリシアの手を引き、ベッドに座らせる。
「無理はしていないのか?」
アリシアの前に跪き、視線を合わせると、両手でアリシアを囲うようにしてから聞いた。
アリシアだって恥ずかしいだろう。
王命だからいつもなら絶対にしないようなことをしているのだ。
「全く」
「……そうか」
「リアム様、勘違いなさっていませんか? わたしは陛下に言われたからこんな格好で待っていたのではありません」
「え?」
「わたしだって、リアム様と……その……睦まじくしたいのです」
先ほどの勇ましさはどこへやら、急にもじもじし始めたアリシアの可愛さが凄い。
凄すぎて思わず抱きしめていた。
「愛してるよ、アリシア……本当に、いいのだろうか?」
「もちろんです。わたしもリアム様を、昔と変わらず愛しております」
腕の中のアリシアが、リアムを見上げてきた。
淡いグリーンの瞳がゆらゆらと揺れていた。
「もしや、シリルもどこかへ行かせた?」
「はい。実家のお兄様のところへ。今日はあちらに泊まる予定です」
「凄いな」
「それはもう、万全ですわ」
「そうか」
思わず二人で笑い、どちらからともなくそっと唇を重ねた。
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