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第一章 最強のお兄ちゃんが誕生するまで
真っ白事件!
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「ユナカ、ついにコハクがやったぞ!」
「あら?もしかしてコハクくん・・・・」
これは、事件です!!!!!
時は少し遡り、僕は「今日は帰りが遅くなっても大丈夫だぞ?」と言ってくれたガイトさんの誘いを断り、夕刻前に家へと帰った。
ユナカさんに屋台で買って来たソディカの丸焼きを渡すと大喜びされた。
ソディカは春から旬を迎える魚らしい。「足が10本もあるね。」とガイトさんに言ったら、両側に生えている他の8本よりも長い足は、触腕という獲物を捕まえるためのものだ、と教えてもらった。正確には、足ではなくて腕なんだって!
ユナカさんがこの時期に炭で焼いたソディカが大好きだとガイトさんから教えてもらったので、お小遣いを使って、お祭りに来れなかったユナカさんへのお土産にした。
他にも屋台で買って来た色々な料理で夕食を終えると、僕はヒスイに仕立ててもらった新しいおくるみを巻いた。首元で重なる部分に、薄青色の鳥の刺繍が向かい合うように出て来て、ヒスイによく似合っている。
「ヒスイ、よかったねえ。新しいおべべもかわいいよ。ウフフ。ヒスイは何でも着こなしちゃうんだね。そう言えば今日、お兄ちゃんは綿菓子って言うふわふわのお菓子を食べたよ。あのふわふわをヒスイにも見せてあげたいな。」
そうだ!ふわふわだけでも良いから作ってみるのも良いかもしれない!
綿菓子に使う砂糖は、家にある砂糖よりも粒が大きいものみたいだし、何より作り方が特殊だった。だから僕は見た目だけでも綿菓子に似た何かを作ろうとした。この前、ユナカさんの課題に取り組んでいた時に、綿菓子と似た絵が描かれた頁があった気がする。
ここ一ヶ月で少し重くなったヒスイを横抱きにして「ちょっと待っててね。お兄ちゃん、作ってみるから!」と話しかけて寝室へと連れていく。ヒスイは、ぱちぱちと瞬きしては、じっと僕を見つめていた。最近は話しかけると、こうして反応を示してくれるので、たくさん話しかけてしまう。
◇◇◇
「えーっと、材料は石灰岩とハクモクの芽と水・・・・あっ!全部自由に使って大丈夫な物だ!」
僕はユナカさんから何種類かの鉱物と乾燥植物などを自由に使って調合して良いと言われていた。これまでは薬になる物ばかりを調合していたが、今日は実験するために使っている気分になった。ユナカさんお手製の調合書にも『幻のふわふわ!成功率:3割くらい』と書かれていたから、少しドキドキしてしまう。
「なるべく酸素を含ませながら混ぜる・・・・空気が入れば良いってことかな?」
細かく砕いた石灰岩とハクモクの芽を分量通りの水で大きくかき混ぜる。すると、最初は白い液体だったものが、どんどんと膨らんできた。それは本当に綿菓子に似ていて、僕は「成功だ!」と叫んだ。
完成した「幻のふわふわ!」はさっきまで液体だったとは思えないほど軽かった。手に取って二階にいるヒスイに見せようと駆け出した時だった。
「幻のふわふわ!」はポンッと音を立てて破裂してしまった。
「あれ?・・・・失敗?」
破裂した「幻のふわふわ!」は、よく北の地で降った雪のように、僕の頭上にひらひらと落ちてくる。ユナカさんに聞いてから作れば良かった。
僕が少しがっかりしながら階段を上っていると、二階の自室から出て来たガイトさんと目が合った。ガイトさんは僕を見て「なんの音かと思って見に来たが・・・・ハハハッ!コハク、やったな?」と大笑いしている。
「ええっ!どういうこと?!」
「まあ、良いから。ユナカの所に行くぞ。それにしてもおまえ・・・・クッ・・・・大成功だったんだな・・・・」
ガイトさんは僕の頭の方を見ては、肩を震わせて笑っている。大成功って「幻のふわふわ!」は消えてしまったんだから、失敗だと思うんだけどなあ・・・・。
「ユナカ、ついにコハクがやったぞ!」
ガイトさんと一緒にユナカさんの部屋へと入る。
「あら?もしかしてコハクくん・・・・」
ユナカさんは「あの調合書、そう言えば昔の・・・・」と呟きながら、棚から手鏡を取り出した。僕はユナカさんから渡された手鏡に映った自分の姿を見て「ヒャッ」と悲鳴をあげた。
黒かった髪が真っ白になっていた!瞳の色も琥珀色から灰色へと変わっていた!
「ユナカさん・・・・これって元に戻る?」
「心配いらないわ。一週間もすれば元通りよ!」
「一週間も?!」
「コハク、どうしてこんなもん作ったんだ?」
ガイトさんは未だに笑っている。
「ヒスイに綿菓子の見た目だけで良いから見せてあげたかったの・・・・」
「確かに、「幻のふわふわ!」は綿菓子に似ているわね。」
「でも、破裂しちゃったんだ・・・・おまけに髪も目も色が変わっちゃったし、失敗だよ・・・・」
「いいえ、コハクくん。成功はしてるのよ!・・・・ただ、あれは私が子どもの頃にふざけて作ったものだから。効能とかも書いてなかったのよね。」
ユナカさんは微笑んでくれたけれど、複雑な気持ちだ。
「ちなみに、ユナカのイタズラの最初の被害者は俺だぞ。」
あ。ガイトさんも同じ目に遭ってたのか・・・・
「本当はね、日焼けしない薬を作りたかったのだけど、上手くいかなくて・・・・むしゃくしゃして偶然隣にいたこの人に投げつけたのよ。」
ユナカさんってたまに乱暴だよね。
「俺は数日間、今のおまえと同じ状態で親父と漁に出た!親父は珍しくずっと笑ってた!」
ガイトさんにとっては、もう笑い話なんだね。僕のもいつか笑い話になるのかな・・・・
「ちょっとした衝撃ですぐに破裂しちゃうから「幻のふわふわ!」って名前にしたのよ。」
「コハク、投げたのか?」
「ううん。ヒスイに早く見せたくて、その・・・・走った!」
「その衝撃で破裂したのね。でも心配しないでね。身体にはまったく害はないから!一時的な染め粉みたいなものだと思ってちょうだい。」
仕方ない。僕はガイトさんのように外へは出ないし、この姿を村の人に見られることはないだろう。挨拶は元に戻ってからにしよう!
「ヒスイ~!お兄ちゃんのこと分かる?」
僕はそれだけが気がかりだった。泣かれちゃったらどうしよう!けれども、ヒスイは顔を覗き込んでも、抱っこしても泣くことはなく、いつも通りじっと僕のことを見てくれた。
だから、何も問題はないと思っていた。
「あら?もしかしてコハクくん・・・・」
これは、事件です!!!!!
時は少し遡り、僕は「今日は帰りが遅くなっても大丈夫だぞ?」と言ってくれたガイトさんの誘いを断り、夕刻前に家へと帰った。
ユナカさんに屋台で買って来たソディカの丸焼きを渡すと大喜びされた。
ソディカは春から旬を迎える魚らしい。「足が10本もあるね。」とガイトさんに言ったら、両側に生えている他の8本よりも長い足は、触腕という獲物を捕まえるためのものだ、と教えてもらった。正確には、足ではなくて腕なんだって!
ユナカさんがこの時期に炭で焼いたソディカが大好きだとガイトさんから教えてもらったので、お小遣いを使って、お祭りに来れなかったユナカさんへのお土産にした。
他にも屋台で買って来た色々な料理で夕食を終えると、僕はヒスイに仕立ててもらった新しいおくるみを巻いた。首元で重なる部分に、薄青色の鳥の刺繍が向かい合うように出て来て、ヒスイによく似合っている。
「ヒスイ、よかったねえ。新しいおべべもかわいいよ。ウフフ。ヒスイは何でも着こなしちゃうんだね。そう言えば今日、お兄ちゃんは綿菓子って言うふわふわのお菓子を食べたよ。あのふわふわをヒスイにも見せてあげたいな。」
そうだ!ふわふわだけでも良いから作ってみるのも良いかもしれない!
綿菓子に使う砂糖は、家にある砂糖よりも粒が大きいものみたいだし、何より作り方が特殊だった。だから僕は見た目だけでも綿菓子に似た何かを作ろうとした。この前、ユナカさんの課題に取り組んでいた時に、綿菓子と似た絵が描かれた頁があった気がする。
ここ一ヶ月で少し重くなったヒスイを横抱きにして「ちょっと待っててね。お兄ちゃん、作ってみるから!」と話しかけて寝室へと連れていく。ヒスイは、ぱちぱちと瞬きしては、じっと僕を見つめていた。最近は話しかけると、こうして反応を示してくれるので、たくさん話しかけてしまう。
◇◇◇
「えーっと、材料は石灰岩とハクモクの芽と水・・・・あっ!全部自由に使って大丈夫な物だ!」
僕はユナカさんから何種類かの鉱物と乾燥植物などを自由に使って調合して良いと言われていた。これまでは薬になる物ばかりを調合していたが、今日は実験するために使っている気分になった。ユナカさんお手製の調合書にも『幻のふわふわ!成功率:3割くらい』と書かれていたから、少しドキドキしてしまう。
「なるべく酸素を含ませながら混ぜる・・・・空気が入れば良いってことかな?」
細かく砕いた石灰岩とハクモクの芽を分量通りの水で大きくかき混ぜる。すると、最初は白い液体だったものが、どんどんと膨らんできた。それは本当に綿菓子に似ていて、僕は「成功だ!」と叫んだ。
完成した「幻のふわふわ!」はさっきまで液体だったとは思えないほど軽かった。手に取って二階にいるヒスイに見せようと駆け出した時だった。
「幻のふわふわ!」はポンッと音を立てて破裂してしまった。
「あれ?・・・・失敗?」
破裂した「幻のふわふわ!」は、よく北の地で降った雪のように、僕の頭上にひらひらと落ちてくる。ユナカさんに聞いてから作れば良かった。
僕が少しがっかりしながら階段を上っていると、二階の自室から出て来たガイトさんと目が合った。ガイトさんは僕を見て「なんの音かと思って見に来たが・・・・ハハハッ!コハク、やったな?」と大笑いしている。
「ええっ!どういうこと?!」
「まあ、良いから。ユナカの所に行くぞ。それにしてもおまえ・・・・クッ・・・・大成功だったんだな・・・・」
ガイトさんは僕の頭の方を見ては、肩を震わせて笑っている。大成功って「幻のふわふわ!」は消えてしまったんだから、失敗だと思うんだけどなあ・・・・。
「ユナカ、ついにコハクがやったぞ!」
ガイトさんと一緒にユナカさんの部屋へと入る。
「あら?もしかしてコハクくん・・・・」
ユナカさんは「あの調合書、そう言えば昔の・・・・」と呟きながら、棚から手鏡を取り出した。僕はユナカさんから渡された手鏡に映った自分の姿を見て「ヒャッ」と悲鳴をあげた。
黒かった髪が真っ白になっていた!瞳の色も琥珀色から灰色へと変わっていた!
「ユナカさん・・・・これって元に戻る?」
「心配いらないわ。一週間もすれば元通りよ!」
「一週間も?!」
「コハク、どうしてこんなもん作ったんだ?」
ガイトさんは未だに笑っている。
「ヒスイに綿菓子の見た目だけで良いから見せてあげたかったの・・・・」
「確かに、「幻のふわふわ!」は綿菓子に似ているわね。」
「でも、破裂しちゃったんだ・・・・おまけに髪も目も色が変わっちゃったし、失敗だよ・・・・」
「いいえ、コハクくん。成功はしてるのよ!・・・・ただ、あれは私が子どもの頃にふざけて作ったものだから。効能とかも書いてなかったのよね。」
ユナカさんは微笑んでくれたけれど、複雑な気持ちだ。
「ちなみに、ユナカのイタズラの最初の被害者は俺だぞ。」
あ。ガイトさんも同じ目に遭ってたのか・・・・
「本当はね、日焼けしない薬を作りたかったのだけど、上手くいかなくて・・・・むしゃくしゃして偶然隣にいたこの人に投げつけたのよ。」
ユナカさんってたまに乱暴だよね。
「俺は数日間、今のおまえと同じ状態で親父と漁に出た!親父は珍しくずっと笑ってた!」
ガイトさんにとっては、もう笑い話なんだね。僕のもいつか笑い話になるのかな・・・・
「ちょっとした衝撃ですぐに破裂しちゃうから「幻のふわふわ!」って名前にしたのよ。」
「コハク、投げたのか?」
「ううん。ヒスイに早く見せたくて、その・・・・走った!」
「その衝撃で破裂したのね。でも心配しないでね。身体にはまったく害はないから!一時的な染め粉みたいなものだと思ってちょうだい。」
仕方ない。僕はガイトさんのように外へは出ないし、この姿を村の人に見られることはないだろう。挨拶は元に戻ってからにしよう!
「ヒスイ~!お兄ちゃんのこと分かる?」
僕はそれだけが気がかりだった。泣かれちゃったらどうしよう!けれども、ヒスイは顔を覗き込んでも、抱っこしても泣くことはなく、いつも通りじっと僕のことを見てくれた。
だから、何も問題はないと思っていた。
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