50 / 73
2 真相解明! 砂漠の行き倒れ
2-20.ふたりの受難
しおりを挟む
「昨日、空気の膜が途切れたのは、ここだ」
西の壁沿いに街を歩く。壁は、人の背丈の何倍もありそうな、高いものだ。
「この辺りなのかしら」
私は辺りを見回す。王都の門側から、中央部に差し掛かる、ちょうど境目の辺り。右を見れば小さな家が並び、道を挟んで反対側には、家々だけでなく、中流層向けの、書籍を扱う店などが建っている。
「……来てみたけど、何もわからないね」
「そうね。普通の街だわ」
とりあえず、歩き始めてみる。王都の他の通りと、何も変わらない。すれ違う人も、何ら変わりはない。派手な色の服を纏い、軽やかに、あるいは忙しく、あるいはのんびりと移動している。
「アルはきっと、閉じ込められるか何か、していたのね。大人の男の人に」
「どうして?」
「神父様を見たとき、すごく怖がっていたから。男の人に、ひどい目に遭わされたんじゃないかしら」
「よく見てるね」
そういうわけでもない。
何か手がかりがないかと気にして見ていたから、そんな気がしただけだ。
「そういう場所を、見つければいいのか」
「ひとつの目安にはなるわね」
「うーん、全然イメージできないけど……」
「隠し部屋みたいなのがあれば、わかりやすいんだけどね」
脳裏に浮かんだのは、研究仲間のひとり。
妻子持ちで、魔法の研究にばかり取り組んでいるのを、家族にはよく思われていなかった。
研究はほどほどにしているふりをして、高価な素材や、書物を、隠し部屋に溜め込んでいた。あるときそれが白日のもとに晒され、彼は奥さんから大目玉をくらった。
「地下室、とか」
そうそう、彼は家に地下室を作り、そこに種々のものを保管していたのだった。
「地下室、かあ……俺、地下室の有無なら、空気の膜を張ればわかる気がする」
「別に地下室があるからって、怪しいとは限らないわ」
地下室くらい、普通の家にも、ある場合がある。そもそも、家の間取りは個人的な情報だ。
「むやみに覗くのは、おすすめしないわよ」
「あれ、あの家、ずいぶん地下が広いな」
「どこ?」
「あの、青い屋根」
ニコが指差すのは、白壁に青い屋根の、清潔そうな色合いの一軒家。他の住宅と比べても何の遜色もない、普通の家だ。
「ああ、あれです」
「……あなたが、ニコラウス・ホワイト殿ですか」
顔を寄せ合って確認していた私たちの後ろから、声がかかる。振り向くとそこには、スミスと、見知らぬ男性。
「スミスさん、どうしたんですか?」
「いやー、朝なら宿にいるかと思ったんだけど、もう出かけてるって聞いて、探しに来たよ。ラルドさん、だっけ? あの主人に、居場所を聞いてさ」
見つからないかと思ったー、と、語尾を伸ばして言う。私が聞きたいのは、そういう説明ではない。
「この方は?」
スミスの隣にいる、壮年の男性。鼻の下のひげをねじって整えながら、彼は口を開いた。
「王都警備隊長、モリス・ハーベスター。そこにいるニコラウス殿に、詳しい話を聞きに参りました」
「俺に?」
「パトロール隊から、話は伺っています。わざわざ壁を越えて、外に出られたそうで」
スミスたちの報告を受け、わざわざ事情聴取に来たようだ。
モリスが動くと、厚手の警備隊のジャケットが、ぎち、と軋む。
「あなたを探している方がいるそうです。戯れはやめて、ご同行願いますよ」
モリスは強引に、ニコの腕を取る。そのまま引っ張られそうになって、ニコは足を踏ん張った。
「どういうことです? 俺を探している人がいる?」
「ええ。ここでは名前を出せませんので、警備隊の方へ」
おかしい。ニコは、田舎から出てきたはずだ。そんな彼を、わざわざ警備隊長を使って、誰が探すというのか。
「とりあえず、引っ張るのはやめていただけませんかね」
「大人しく来ていただければ、私も乱暴はいたしませんよ」
睨み合い。まとう雰囲気が、剣呑なものに変わる。
今のニコなら、魔法を使えば、あの二人なんて簡単に吹き飛ばせる。まずい。警備隊長に魔法なんて使ったら、ニコの立場は、一気に悪いものになる。
ひやっとしたけれど、ニコはさすがで、いきなり魔法を使うことはしなかった。代わりに私に、手を差し出す。
「行こう、イリス」
「あ、ごめん、イリスちゃんは俺が見とくから」
その手を取ろうとしたら、横から腕を引かれた。スミスだ。彼は私の手首を掴み上げ、ぐらぐらと揺らして手を振らせた。
「ほら、イリスちゃんも、いってらっしゃいってさ。大丈夫、ちゃんと宿まで送っておくから」
「行きますよ」
モリスはぐっとニコの腕を引く。ニコの表情には迷いが見えるが、振り返りながら、向こうへ歩いて行った。
ニコだけ連れて行くなんて、なんだか、おかしい。
やっぱり、一緒に行かないと。
そう思って駆け寄ろうとすると、スミスに腕を後ろに引かれる。
「……イリスちゃんは、彼のこと、知ってた?」
「どういうこと?」
ニコの姿が角を曲がって、見えなくなってから。スミスが声を落として、そう話しかけてくる。
「本当は、言うなって言われたんだけどさ。……あの人、王都の奥から逃げてきた、名家の坊ちゃんらしいぜ」
「は……?」
ニコが、「名家の坊ちゃん」であるはずがない。彼は田舎から出稼ぎのために王都へきた、一般人だ。疑いの眼差しを向けるも、スミスは大真面目な顔をしていた。
「遊ばれたんだよ。妻なんて言って、イリスちゃんのこと」
「そんなはずないわ」
「信じてたんだよな……同情するぜ。俺でよければ、いつでも話を聞くから」
悲痛な表情で私の頭を撫でる、スミスの手を、払いのける。
「じゃあニコはこれから、警備隊長から、その『名家』の人に引き渡されるってこと?」
「らしいぜ。もう、迎えが来てるってさ」
何も知らないニコは、そのまま連れていかれてしまうだろう。縁もゆかりもない人間を、嘘を並べて引き取ろうとする「名家」など、絶対に、信用できるものじゃない。
歩き始めようとすると、再度、スミスに手を引かれた。
「行くのは、やめな。妻なんて名乗ったら、どんな目に遭わせられるかわからねえぞ」
「なんでよ」
「名家の坊ちゃんが、家出ついでに外で女作ってたなんてことになったら、大変だからだよ」
もしそれが事実なら、確かにそうだ。事実なら。
タイミングから考えて、ニコが壁を越えた話が、スミス達を通じて上に上がったからだろう。ニコの魔法を当てにしている誰かが、仕組んだのだ。私は、そう思う。
「ニコのところに行かせて」
「わかる、わかるよ。信じられないよな。なあ、イリスちゃん。今日は宿に帰ってゆっくりして、身の振り方を考えなよ」
スミスの言葉は、おそらく、完全に善意だ。名家の人間が、わざわざニコを身内だと言ってきたものを、彼が嘘だと疑う道理もなかろう。
「痛いわ。離して。大声を出すわよ」
「……俺は、心配してるんだよ、イリスちゃん」
「わかってるわ、ありがとう。だけど私は、ニコが心配なの」
今度は、スミスは追おうとしなかった。警備隊の詰所へ向かおう。ニコがまだ、いることを願って。
背後で、砂を踏む音がする。彼は諦めて、去ったのだ。
嫌な予感しか、しない。大きな力を持つものを悪用しようとする人は、どこにでもいる。私も散々、そうした思惑に晒されたものだが、ニコはそうした悪意への対処法を知らない。
「お嬢さん、お待ちなさい」
ずんずん歩いていると、不意に声をかけられる。
「え?」
顔を向けると、杖をついた老人がいた。家の前で、何をするでもなく、佇んでいる。つばの広い帽子をかぶっていて、顔はよく見えない。
「ちょっとこれを、見てくれんかね」
細長いものが、差し出される。時間の無駄だとは思ったが、立ち止まり、顔を寄せて確認する。すると老人は、思いもかけぬ俊敏な動きをした。細長いものが、しゅる、と首に巻かれる。
言葉も出なかった。瞬時に、目の前が、真っ暗になる。
そこは、ニコが先ほど言っていた、青い屋根の家の前であった。
西の壁沿いに街を歩く。壁は、人の背丈の何倍もありそうな、高いものだ。
「この辺りなのかしら」
私は辺りを見回す。王都の門側から、中央部に差し掛かる、ちょうど境目の辺り。右を見れば小さな家が並び、道を挟んで反対側には、家々だけでなく、中流層向けの、書籍を扱う店などが建っている。
「……来てみたけど、何もわからないね」
「そうね。普通の街だわ」
とりあえず、歩き始めてみる。王都の他の通りと、何も変わらない。すれ違う人も、何ら変わりはない。派手な色の服を纏い、軽やかに、あるいは忙しく、あるいはのんびりと移動している。
「アルはきっと、閉じ込められるか何か、していたのね。大人の男の人に」
「どうして?」
「神父様を見たとき、すごく怖がっていたから。男の人に、ひどい目に遭わされたんじゃないかしら」
「よく見てるね」
そういうわけでもない。
何か手がかりがないかと気にして見ていたから、そんな気がしただけだ。
「そういう場所を、見つければいいのか」
「ひとつの目安にはなるわね」
「うーん、全然イメージできないけど……」
「隠し部屋みたいなのがあれば、わかりやすいんだけどね」
脳裏に浮かんだのは、研究仲間のひとり。
妻子持ちで、魔法の研究にばかり取り組んでいるのを、家族にはよく思われていなかった。
研究はほどほどにしているふりをして、高価な素材や、書物を、隠し部屋に溜め込んでいた。あるときそれが白日のもとに晒され、彼は奥さんから大目玉をくらった。
「地下室、とか」
そうそう、彼は家に地下室を作り、そこに種々のものを保管していたのだった。
「地下室、かあ……俺、地下室の有無なら、空気の膜を張ればわかる気がする」
「別に地下室があるからって、怪しいとは限らないわ」
地下室くらい、普通の家にも、ある場合がある。そもそも、家の間取りは個人的な情報だ。
「むやみに覗くのは、おすすめしないわよ」
「あれ、あの家、ずいぶん地下が広いな」
「どこ?」
「あの、青い屋根」
ニコが指差すのは、白壁に青い屋根の、清潔そうな色合いの一軒家。他の住宅と比べても何の遜色もない、普通の家だ。
「ああ、あれです」
「……あなたが、ニコラウス・ホワイト殿ですか」
顔を寄せ合って確認していた私たちの後ろから、声がかかる。振り向くとそこには、スミスと、見知らぬ男性。
「スミスさん、どうしたんですか?」
「いやー、朝なら宿にいるかと思ったんだけど、もう出かけてるって聞いて、探しに来たよ。ラルドさん、だっけ? あの主人に、居場所を聞いてさ」
見つからないかと思ったー、と、語尾を伸ばして言う。私が聞きたいのは、そういう説明ではない。
「この方は?」
スミスの隣にいる、壮年の男性。鼻の下のひげをねじって整えながら、彼は口を開いた。
「王都警備隊長、モリス・ハーベスター。そこにいるニコラウス殿に、詳しい話を聞きに参りました」
「俺に?」
「パトロール隊から、話は伺っています。わざわざ壁を越えて、外に出られたそうで」
スミスたちの報告を受け、わざわざ事情聴取に来たようだ。
モリスが動くと、厚手の警備隊のジャケットが、ぎち、と軋む。
「あなたを探している方がいるそうです。戯れはやめて、ご同行願いますよ」
モリスは強引に、ニコの腕を取る。そのまま引っ張られそうになって、ニコは足を踏ん張った。
「どういうことです? 俺を探している人がいる?」
「ええ。ここでは名前を出せませんので、警備隊の方へ」
おかしい。ニコは、田舎から出てきたはずだ。そんな彼を、わざわざ警備隊長を使って、誰が探すというのか。
「とりあえず、引っ張るのはやめていただけませんかね」
「大人しく来ていただければ、私も乱暴はいたしませんよ」
睨み合い。まとう雰囲気が、剣呑なものに変わる。
今のニコなら、魔法を使えば、あの二人なんて簡単に吹き飛ばせる。まずい。警備隊長に魔法なんて使ったら、ニコの立場は、一気に悪いものになる。
ひやっとしたけれど、ニコはさすがで、いきなり魔法を使うことはしなかった。代わりに私に、手を差し出す。
「行こう、イリス」
「あ、ごめん、イリスちゃんは俺が見とくから」
その手を取ろうとしたら、横から腕を引かれた。スミスだ。彼は私の手首を掴み上げ、ぐらぐらと揺らして手を振らせた。
「ほら、イリスちゃんも、いってらっしゃいってさ。大丈夫、ちゃんと宿まで送っておくから」
「行きますよ」
モリスはぐっとニコの腕を引く。ニコの表情には迷いが見えるが、振り返りながら、向こうへ歩いて行った。
ニコだけ連れて行くなんて、なんだか、おかしい。
やっぱり、一緒に行かないと。
そう思って駆け寄ろうとすると、スミスに腕を後ろに引かれる。
「……イリスちゃんは、彼のこと、知ってた?」
「どういうこと?」
ニコの姿が角を曲がって、見えなくなってから。スミスが声を落として、そう話しかけてくる。
「本当は、言うなって言われたんだけどさ。……あの人、王都の奥から逃げてきた、名家の坊ちゃんらしいぜ」
「は……?」
ニコが、「名家の坊ちゃん」であるはずがない。彼は田舎から出稼ぎのために王都へきた、一般人だ。疑いの眼差しを向けるも、スミスは大真面目な顔をしていた。
「遊ばれたんだよ。妻なんて言って、イリスちゃんのこと」
「そんなはずないわ」
「信じてたんだよな……同情するぜ。俺でよければ、いつでも話を聞くから」
悲痛な表情で私の頭を撫でる、スミスの手を、払いのける。
「じゃあニコはこれから、警備隊長から、その『名家』の人に引き渡されるってこと?」
「らしいぜ。もう、迎えが来てるってさ」
何も知らないニコは、そのまま連れていかれてしまうだろう。縁もゆかりもない人間を、嘘を並べて引き取ろうとする「名家」など、絶対に、信用できるものじゃない。
歩き始めようとすると、再度、スミスに手を引かれた。
「行くのは、やめな。妻なんて名乗ったら、どんな目に遭わせられるかわからねえぞ」
「なんでよ」
「名家の坊ちゃんが、家出ついでに外で女作ってたなんてことになったら、大変だからだよ」
もしそれが事実なら、確かにそうだ。事実なら。
タイミングから考えて、ニコが壁を越えた話が、スミス達を通じて上に上がったからだろう。ニコの魔法を当てにしている誰かが、仕組んだのだ。私は、そう思う。
「ニコのところに行かせて」
「わかる、わかるよ。信じられないよな。なあ、イリスちゃん。今日は宿に帰ってゆっくりして、身の振り方を考えなよ」
スミスの言葉は、おそらく、完全に善意だ。名家の人間が、わざわざニコを身内だと言ってきたものを、彼が嘘だと疑う道理もなかろう。
「痛いわ。離して。大声を出すわよ」
「……俺は、心配してるんだよ、イリスちゃん」
「わかってるわ、ありがとう。だけど私は、ニコが心配なの」
今度は、スミスは追おうとしなかった。警備隊の詰所へ向かおう。ニコがまだ、いることを願って。
背後で、砂を踏む音がする。彼は諦めて、去ったのだ。
嫌な予感しか、しない。大きな力を持つものを悪用しようとする人は、どこにでもいる。私も散々、そうした思惑に晒されたものだが、ニコはそうした悪意への対処法を知らない。
「お嬢さん、お待ちなさい」
ずんずん歩いていると、不意に声をかけられる。
「え?」
顔を向けると、杖をついた老人がいた。家の前で、何をするでもなく、佇んでいる。つばの広い帽子をかぶっていて、顔はよく見えない。
「ちょっとこれを、見てくれんかね」
細長いものが、差し出される。時間の無駄だとは思ったが、立ち止まり、顔を寄せて確認する。すると老人は、思いもかけぬ俊敏な動きをした。細長いものが、しゅる、と首に巻かれる。
言葉も出なかった。瞬時に、目の前が、真っ暗になる。
そこは、ニコが先ほど言っていた、青い屋根の家の前であった。
10
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
【 完 結 】スキル無しで婚約破棄されたけれど、実は特殊スキル持ちですから!
しずもり
ファンタジー
この国オーガスタの国民は6歳になると女神様からスキルを授かる。
けれど、第一王子レオンハルト殿下の婚約者であるマリエッタ・ルーデンブルグ公爵令嬢は『スキル無し』判定を受けたと言われ、第一王子の婚約者という妬みや僻みもあり嘲笑されている。
そしてある理由で第一王子から蔑ろにされている事も令嬢たちから見下される原因にもなっていた。
そして王家主催の夜会で事は起こった。
第一王子が『スキル無し』を理由に婚約破棄を婚約者に言い渡したのだ。
そして彼は8歳の頃に出会い、学園で再会したという初恋の人ルナティアと婚約するのだと宣言した。
しかし『スキル無し』の筈のマリエッタは本当はスキル持ちであり、実は彼女のスキルは、、、、。
全12話
ご都合主義のゆるゆる設定です。
言葉遣いや言葉は現代風の部分もあります。
登場人物へのざまぁはほぼ無いです。
魔法、スキルの内容については独自設定になっています。
誤字脱字、言葉間違いなどあると思います。見つかり次第、修正していますがご容赦下さいませ。
無自覚人たらしマシュマロ令嬢、王宮で崇拝される ――見た目はぽっちゃり、中身は只者じゃない !
恋せよ恋
ファンタジー
富豪にして美食家、オラニエ侯爵家の長女ステファニー。
もっちり体型から「マシュマロ令嬢」と陰口を叩かれる彼女だが、
本人は今日もご機嫌に美味しいものを食べている。
――ただし、この令嬢、人のオーラが色で見える。
その力をひけらかすこともなく、ただ「気になるから」と忠告した結果、
不正商会が摘発され、運気が上がり、気づけば周囲には信奉者が増えていく。
十五歳で王妃に乞われ、王宮へ『なんでも顧問』として迎えられたステファニー。
美食を愛し、人を疑わず、誰にでも礼を尽くすその姿勢は、
いつの間にか貴族たちの心を掴み、王子たちまで惹きつけていく。
これは、
見た目はぽっちゃり、されど中身は只者ではないマシュマロ令嬢が、
無自覚のまま王宮を掌握していく、もっちり系・人たらし王宮譚。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 エール📣いいね❤️励みになります!
🔶表紙はAI生成画像です🤖
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
普段は地味子。でも本当は凄腕の聖女さん〜地味だから、という理由で聖女ギルドを追い出されてしまいました。私がいなくても大丈夫でしょうか?〜
神伊 咲児
ファンタジー
主人公、イルエマ・ジミィーナは16歳。
聖女ギルド【女神の光輝】に属している聖女だった。
イルエマは眼鏡をかけており、黒髪の冴えない見た目。
いわゆる地味子だ。
彼女の能力も地味だった。
使える魔法といえば、聖女なら誰でも使えるものばかり。回復と素材進化と解呪魔法の3つだけ。
唯一のユニークスキルは、ペンが無くても文字を書ける光魔字。
そんな能力も地味な彼女は、ギルド内では裏方作業の雑務をしていた。
ある日、ギルドマスターのキアーラより、地味だからという理由で解雇される。
しかし、彼女は目立たない実力者だった。
素材進化の魔法は独自で改良してパワーアップしており、通常の3倍の威力。
司祭でも見落とすような小さな呪いも見つけてしまう鋭い感覚。
難しい相談でも難なくこなす知識と教養。
全てにおいてハイクオリティ。最強の聖女だったのだ。
彼女は新しいギルドに参加して順風満帆。
彼女をクビにした聖女ギルドは落ちぶれていく。
地味な聖女が大活躍! 痛快ファンタジーストーリー。
全部で5万字。
カクヨムにも投稿しておりますが、アルファポリス用にタイトルも含めて改稿いたしました。
HOTランキング女性向け1位。
日間ファンタジーランキング1位。
日間完結ランキング1位。
応援してくれた、みなさんのおかげです。
ありがとうございます。とても嬉しいです!
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる