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セクハラ地縛霊と東村拓海
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「きゃあああああ!」
夜の九時五十分くらいの時間に浴室の方から彩音さんの悲鳴が聞こえた。駆け付けてみると東村拓海(ひがしむらたくみ)のお義父さん、いや地縛霊野郎が彼女のシャワータイムを邪魔していた。
「女の裸、見て面白いかこの野郎!」
龍神の力が無かったら私も同じ被害にあっていただろう。何とか魔術で追い出した。そして二度と入ってこれない様に強力な結界を張った。
「彩音さん、大丈夫?」
「大丈夫じゃないよ、上から下までがっつり見られた...」
「それはお気の毒に...」
「親子なのに全然性格違うんだね」
「そうですねぇ」
息子の拓海の方は何を考えてるか分からない、ミステリアス馬鹿だったけど。私の知ってる範囲ではそんなことはしなかった。目立った特徴と言えば運動神経がオリンピック選手かそれ以上で、生前アメリカでメジャーリーガーをしていた。
「あーさっぱりした」
「元気か、彩音」
「え!?誰って拓海?」
「おう」
え?どっから入ってきたの?魔方陣は城壁みたいなもんだ。しかし、絶対壊れない保証はなく相手の呪術や魔術が高かった場合突破される。そこに神も人間も関係ない。
「拓海さん、どっから入ってきたの?」
「何か入れたぞ」
「魔方陣張ってたはずなのに」
「まほうじん?それっておいしいのか?」
「食べらませんよ、それにあなた幽霊だからお腹空かないでしょ」
「......そうか?」
魔方陣張る前に入ったな、たぶん。洗濯物を中に入れる時に偶然侵入した蚊とおんなじことをしてるじゃないかなぁ...
「彩音、ところで少年アタックあるか?」
「そんなもん家にはないよ」
「あ、無いのか」
「ごめんね」
「子供元気か?」
「うん、元気」
「後で、おじさん来たと教えてくれ」
「おじさんって私と貴方との子供なんだよ」
「あなたさんによろしくな」
「だから、あなたさんって人誰?」
この人相変わらず彩音さんを近所のおばさん感覚で見てるな...それに少年アタックは、今は出版社が倒産してもう廃刊になった漫画雑誌だ、そのこと伝えるべきかどうか。
「あれ、何でロボット歩いてんの?」
電源入れてないはずのロボットが二足歩行している。だけど犯人はもう分かった。拓海さんが憑りついて居る事を。
「お、なんかすげぇな」
「そんなに少年アタック読みたいんですか?」
確か、物置の中にあったはず...探したけど無かったので古本屋で何冊か買って拓海さん(ロボット)に渡した。
「ソードマンここまで進んでたのか!すげぇな!」
「満足そうでなによりです」
おかしいな、最近この世界に引っ越してきたばかりの魔法使いの女から借りた本通りにはったはずなんだけどな...
夜の九時五十分くらいの時間に浴室の方から彩音さんの悲鳴が聞こえた。駆け付けてみると東村拓海(ひがしむらたくみ)のお義父さん、いや地縛霊野郎が彼女のシャワータイムを邪魔していた。
「女の裸、見て面白いかこの野郎!」
龍神の力が無かったら私も同じ被害にあっていただろう。何とか魔術で追い出した。そして二度と入ってこれない様に強力な結界を張った。
「彩音さん、大丈夫?」
「大丈夫じゃないよ、上から下までがっつり見られた...」
「それはお気の毒に...」
「親子なのに全然性格違うんだね」
「そうですねぇ」
息子の拓海の方は何を考えてるか分からない、ミステリアス馬鹿だったけど。私の知ってる範囲ではそんなことはしなかった。目立った特徴と言えば運動神経がオリンピック選手かそれ以上で、生前アメリカでメジャーリーガーをしていた。
「あーさっぱりした」
「元気か、彩音」
「え!?誰って拓海?」
「おう」
え?どっから入ってきたの?魔方陣は城壁みたいなもんだ。しかし、絶対壊れない保証はなく相手の呪術や魔術が高かった場合突破される。そこに神も人間も関係ない。
「拓海さん、どっから入ってきたの?」
「何か入れたぞ」
「魔方陣張ってたはずなのに」
「まほうじん?それっておいしいのか?」
「食べらませんよ、それにあなた幽霊だからお腹空かないでしょ」
「......そうか?」
魔方陣張る前に入ったな、たぶん。洗濯物を中に入れる時に偶然侵入した蚊とおんなじことをしてるじゃないかなぁ...
「彩音、ところで少年アタックあるか?」
「そんなもん家にはないよ」
「あ、無いのか」
「ごめんね」
「子供元気か?」
「うん、元気」
「後で、おじさん来たと教えてくれ」
「おじさんって私と貴方との子供なんだよ」
「あなたさんによろしくな」
「だから、あなたさんって人誰?」
この人相変わらず彩音さんを近所のおばさん感覚で見てるな...それに少年アタックは、今は出版社が倒産してもう廃刊になった漫画雑誌だ、そのこと伝えるべきかどうか。
「あれ、何でロボット歩いてんの?」
電源入れてないはずのロボットが二足歩行している。だけど犯人はもう分かった。拓海さんが憑りついて居る事を。
「お、なんかすげぇな」
「そんなに少年アタック読みたいんですか?」
確か、物置の中にあったはず...探したけど無かったので古本屋で何冊か買って拓海さん(ロボット)に渡した。
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