109 / 111
魔物博士マスター様www
しおりを挟む
神鳥となった俺は、周囲に被害を与えない程度の速度で空を泳いだ。
神鳥というだけあってその飛翔速度は尋常じゃないくらいに速い。手加減せずに空を飛んだとしたら、衝撃波が発生して周囲をボロボロにしてしまうだろう。
大袈裟ではなく本当にそれくらいの速さを出せる気がしている。ただの移動に使うにしては、神鳥はオーバースペックだったな。
『はwやwすwぎw』
『もう何が何だかわからんくらい速くて草』
『速さもそうだけど、この鳥が無駄に神々しいのもかなりおもろい』
『多分だけど、カッコつけるためにかなり強力な鳥に変化したと予想』
『↑絶対当たってて草www』
『古参の俺からすると、ヴァリアンは結構配信映えを狙ってカッコつけるところある』
『そんくらいで古参ぶんなwww俺は登録者1200人の時から見てるから』
コメントをチラ見しながら空を飛んでいると、ダンジョンのすぐそばから4体の魔物が移動してきているのが見えた。
「お? あれはケルベロスとドラゴンゾンビと……あとはわかんないな……」
『遠くてあんま見えんけど、多分エンシェントドラゴンゾンビだぞ、あれ』
『そうなると、多分ケルベロスも普通じゃなさそうだね』
『ピピッ! 全ての魔物を知るこの我、魔物博士マスター様にかかればあの魔物の正体などお見通しだ!』
『おっ』
『おっ』
『もしかして、マスター様有能?』
『1体目は一般視聴者の言う通りエンシェントドラゴンゾンビ。Sランクの魔物だ。2体目はデス・ケルベロス。こちらもSランクである。一般的にはあまり知られていない魔物であるからな、この我レベルにならないと知らないのも無理はなーーー』
なんの魔物かはわからないが、タイミング的にSランクの魔物かな? 今となってはSランクも普通に倒せるとは思うが、一応思い切り攻撃しよう。
神鳥の翼をはためかせ、超特大の鎌鼬を巻き起こして攻撃。すると、4体の魔物はあっさりとバラバラになった。
あまりにあっさりと倒せてしまったせいで、相手がSランクだったのかすら疑問に思う。まあ、倒せたからいいか。
「なんの魔物かわからなかったけど、意外とあっさり倒せましたね。死体の処理は後にして先に進みます」
『魔物博士マスター様:え……』
『マwスwターwさwまwwwwwwwwwwwww』
『うんちく垂れ流してたせいで説明終わる前に倒されてて草』
『ガチ草』
『ほんまに草』
『アホすぎやろwwwwwwww』
『マスター様おもろいからファン登録しといたるわ』
『てか、Sランク瞬殺えぐいな』
『本当に強すぎて笑ける』
『安心してみれるのがヴァリアンのいいところ』
『このままSSもやっちゃおー』
4体の魔物の側に降り立った俺は、神鳥の変化を解いてダンジョン内へ侵入しようとする。
すると突然、プレッシャーが変わった。そしてダンジョン内から黒く圧倒的な魔力が放出され、周辺の草木を枯らしながら広がっていく。
『やばい』
『やばい』
『まってこわい』
『配信越しなのに魔力の圧が伝わってきたんだけど』
『心臓がサーってなった』
『やばすぎない? 冷や汗出てる普通に』
どうやら、ようやくボスのお出ましのようだ。
神鳥というだけあってその飛翔速度は尋常じゃないくらいに速い。手加減せずに空を飛んだとしたら、衝撃波が発生して周囲をボロボロにしてしまうだろう。
大袈裟ではなく本当にそれくらいの速さを出せる気がしている。ただの移動に使うにしては、神鳥はオーバースペックだったな。
『はwやwすwぎw』
『もう何が何だかわからんくらい速くて草』
『速さもそうだけど、この鳥が無駄に神々しいのもかなりおもろい』
『多分だけど、カッコつけるためにかなり強力な鳥に変化したと予想』
『↑絶対当たってて草www』
『古参の俺からすると、ヴァリアンは結構配信映えを狙ってカッコつけるところある』
『そんくらいで古参ぶんなwww俺は登録者1200人の時から見てるから』
コメントをチラ見しながら空を飛んでいると、ダンジョンのすぐそばから4体の魔物が移動してきているのが見えた。
「お? あれはケルベロスとドラゴンゾンビと……あとはわかんないな……」
『遠くてあんま見えんけど、多分エンシェントドラゴンゾンビだぞ、あれ』
『そうなると、多分ケルベロスも普通じゃなさそうだね』
『ピピッ! 全ての魔物を知るこの我、魔物博士マスター様にかかればあの魔物の正体などお見通しだ!』
『おっ』
『おっ』
『もしかして、マスター様有能?』
『1体目は一般視聴者の言う通りエンシェントドラゴンゾンビ。Sランクの魔物だ。2体目はデス・ケルベロス。こちらもSランクである。一般的にはあまり知られていない魔物であるからな、この我レベルにならないと知らないのも無理はなーーー』
なんの魔物かはわからないが、タイミング的にSランクの魔物かな? 今となってはSランクも普通に倒せるとは思うが、一応思い切り攻撃しよう。
神鳥の翼をはためかせ、超特大の鎌鼬を巻き起こして攻撃。すると、4体の魔物はあっさりとバラバラになった。
あまりにあっさりと倒せてしまったせいで、相手がSランクだったのかすら疑問に思う。まあ、倒せたからいいか。
「なんの魔物かわからなかったけど、意外とあっさり倒せましたね。死体の処理は後にして先に進みます」
『魔物博士マスター様:え……』
『マwスwターwさwまwwwwwwwwwwwww』
『うんちく垂れ流してたせいで説明終わる前に倒されてて草』
『ガチ草』
『ほんまに草』
『アホすぎやろwwwwwwww』
『マスター様おもろいからファン登録しといたるわ』
『てか、Sランク瞬殺えぐいな』
『本当に強すぎて笑ける』
『安心してみれるのがヴァリアンのいいところ』
『このままSSもやっちゃおー』
4体の魔物の側に降り立った俺は、神鳥の変化を解いてダンジョン内へ侵入しようとする。
すると突然、プレッシャーが変わった。そしてダンジョン内から黒く圧倒的な魔力が放出され、周辺の草木を枯らしながら広がっていく。
『やばい』
『やばい』
『まってこわい』
『配信越しなのに魔力の圧が伝わってきたんだけど』
『心臓がサーってなった』
『やばすぎない? 冷や汗出てる普通に』
どうやら、ようやくボスのお出ましのようだ。
0
あなたにおすすめの小説
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
暁刀魚
ファンタジー
社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
親友と婚約者に裏切られ仕事も家も失い自暴自棄になって放置されたダンジョンで暮らしてみたら可愛らしいモンスターと快適な暮らしが待ってました
空地大乃
ファンタジー
ダンジョンが日常に溶け込んだ世界――。
平凡な会社員の風間は、身に覚えのない情報流出の責任を押しつけられ、会社をクビにされてしまう。さらに、親友だと思っていた男に婚約者を奪われ、婚約も破棄。すべてが嫌になった風間は自暴自棄のまま山へ向かい、そこで人々に見捨てられた“放置ダンジョン”を見つける。
どこか自分と重なるものを感じた風間は、そのダンジョンに住み着くことを決意。ところが奥には、愛らしいモンスターたちがひっそり暮らしていた――。思いがけず彼らに懐かれた風間は、さまざまなモンスターと共にダンジョンでのスローライフを満喫していくことになる。
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
ユニークスキルの名前が禍々しいという理由で国外追放になった侯爵家の嫡男は世界を破壊して創り直します
かにくくり
ファンタジー
エバートン侯爵家の嫡男として生まれたルシフェルトは王国の守護神から【破壊の後の創造】という禍々しい名前のスキルを授かったという理由で王国から危険視され国外追放を言い渡されてしまう。
追放された先は王国と魔界との境にある魔獣の谷。
恐ろしい魔獣が闊歩するこの地に足を踏み入れて無事に帰った者はおらず、事実上の危険分子の排除であった。
それでもルシフェルトはスキル【破壊の後の創造】を駆使して生き延び、その過程で救った魔族の親子に誘われて小さな集落で暮らす事になる。
やがて彼の持つ力に気付いた魔王やエルフ、そして王国の思惑が複雑に絡み大戦乱へと発展していく。
鬱陶しいのでみんなぶっ壊して創り直してやります。
※小説家になろうにも投稿しています。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる