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Ⅴ.形を変えても愛は変わらず【海誓山盟、青天霹靂】
À quelque chose malheur est bon.
しおりを挟む「俺が買うと、ほとんど意味なんて一緒じゃない」
「そんなことねぇだろ。
別に、俺はお前を縛り付けている訳では無いしな」
好きに、生きてもいい。
だなんて、白々しく言う彼を呆れ半分の目で睨みつける。
好きになんて、生きられるわけが無い。
失踪した人間に、人権もくそもない。
それに、もうこれ以上、他人に迷惑は掛けられない。
そうとなればあとは、彼に身を預けるしかないのだ。
ただ。
「黙って皇宮において貰うのは、私の倫理に反するわ」
「……誰が黙って置いておくと言った?」
「え……?」
「捧げろよ、この俺様に」
「捧げる? 何を?」
お前のそのカラダ、俺に捧げろ。
そう言って私をソファへ押し倒した彼は、
誰も敵わない悪人面だった。
【何かにとっては不幸も良い】
À quelque chose malheur est bon.
(あぁ、なんて悪い顔)
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