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4章.波乱
36.銃撃犯「私達の手で始末するから大丈夫?」
しおりを挟む鮎香と呼ばれた女性はアリーシャに両手を差出だして
「アリーシャとYUI、貴方達はライブ途中でしょ!その子は私が預かるからライブを続けなさい」
と言ってアリーシャから咲の体を受け取った。
「そうだな!!俺達ライブをほっぽりだしてきたからな。YUIライブ会場に戻るぞ」
アリーシャはそう言った瞬間YUIの手を掴んで一気にライブ会場の舞台に向かって走り出した。
そして観客の肩を足場にアリーシャとYUIは観客の肩に軽く手を突きながら観客の頭上を回転しながら舞台上に帰っていった。
ライブ会場の舞台の上では司会者が早速
「アリーシャ、それにYUIがライブ会場に今帰ってきました。あの銃撃犯との格闘は凄かったですね~私は映画を見ているようなそんな感じさえしましたが、アリーシャにYUIさん格闘技とかされてたんですか?」
その司会者の質問に
「私の知り合いが自分の体は自分で守れるようになりなさいって、私もYUIも格闘技は小さい頃から教えられていました」
「じゃ~自半年前のこの近くで起こったテロ事件の時10人余りのテロ犯を撃退して捕まえたのもアリーシャだったんですよね。
私もあのテロのニュースで映像を見ましたが、真逆あの少女がアリーシャとは思いませんでした。何故現場から直ぐに立ち去ってしまったのでしょう?」
「だってあの時、地震の影響で服はボロボロになっちゃってこのドレス着てたらYUIがイメチェンで『YUI&アリーシャ』そのドレスでやろうよって提案してきたの。だからあのテロの時私がアリーシャだってバレる訳にはいかなかったんです。
企画の方からこの前、皆がビックリするようなサプライズとか無いですかね!って相談されたんで、『じゃ~イメチェンしちゃいましょう』ってこのミニライブを企画して頂きました。
ちょっとハプニングがあってライブ途中で中断しちゃってすみませんでした。
なので改めて新生『YUI&アリーシャ』ライブ始めたいと思います。
皆~~一気に行くぜ~~!!弾ける準備は出来てるか~~!!」
アリーシャのそのライブ開始の問いかけに、観客席から一斉に
「おお~~~!!」
「おお~~~!!」
「おお~~~!!」
「おお~~~!!」
と掛け声が上がり、再度ライブが始まった。
対して、駐車場の方では、医師の鮎香が呼んでいた部隊?が到着し伸びている銃撃犯3人を拉致して束縛した後、樹脂製のポケットマスクを顔にセットしガスを吸引させている。
鮎香はまだ気が付かない咲を御姫様抱っこしたまままだ放心状態の達也に
「私は警察じゃ無いけれど、国からテロ関係の秘密任務を任されている者なの。今さっき貴方が『俺がこんな事に巻き込んだ為に咲は殺されかけたんだ。こんな事になるのが解っていたらあんな仕事ささなかったのに!!』と言った事についてもっと詳しく教えて欲しいの。
まあ、貴方が話してくれなくても今捕まえた男達に神経ガスを吸引させているから、そのうち勝手にしゃべってくれるんだけどね。
今晩中にはこの女の子を狙った奴らは全部、私達の手で始末するから大丈夫よ」
達也は鮎香の言った
『始末する』
という言葉がひっかかる。
達也の口から
「アンタ達はいったい・・・」
自然とそんな言葉が漏れる。
鮎香はニコッと笑って
「貴方もあのテロ事件で何故あの時テロ犯をやつけたアリーシャ達の情報が出なかった事を不思議に思ったでしょ?
つづく・・・
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