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4章.波乱
50.お泊り「き・・消えちゃった?」
しおりを挟む鮎香さんの話が終わった瞬間アリーシャは
「じゃ~このまま大人しく引き下がってくれる訳無さそうだな!!
じゃ~一著行って全員始末してくるか!!」
そう言った瞬間にアリーシャに擦り寄っていた二人の子供達は三人から離れた。
私は一瞬
『何?』
と心の中で呟いた。
だってアリーシャは行くって言った瞬間、二人の子供達だけが鮎香さん、アリーシャ、詩織さんから離れるって言うのが私には理解出来ない。
普通なら玄関まで
『お見送り』
なんじゃって思ってしまったから・・・
セシルとシェリルは三人から少し離れた所から笑顔で可愛く手を振ってバイバイしている。
そんな二人を見ていると凄く可愛いくて・・
私も・・
『あんな子供が欲しい!!』
そんな・・
気持ちになってしまってつい・・自分のお腹をスリスリ?している自分の行動に気が付いて・・
『私何やってるんだろ!!』
自分に思わずツッコミを入れてしまう。
私・・子供欲しいのかな?
あんな可愛い子供達みていると・・何だか私も欲しくなってきちゃった。
私はセシルとシェリルの二人に手を振られながら見送られている詩織さんとアリーシャ、そして鮎香さんを見ながら私はそんな事を考えてしまっていた。
・・・・
・・・・・
・・・・
『えええええええええ~~??????』
私は思わず声を上げそうになって思わず口を抑えた!!
『むぐっ・・』
そこまで出かかった叫び声を一気に押し殺す。
あ・・危なかった!!
大声出しちゃう所だったよぉ~~!!
だって!!
だって!!
だって!!
だって!!
だって!!
セシルとシェリルの二人の子供達に手を振られて見送られていた三人の姿が忽然と消えちゃったんだもの!!!
何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!何あれ!!
『私いけないもの見ちゃった?』
私の足から力が抜けてゆく・・・
壁に凭れかけた体が
ズル・・
ズル・・
と床に沈んでゆく。
ダイニングルームに残された二人のおこちゃまは、二人連れ立ってキッチンの方に消えていった。
キッチンの方で何かお喋りしながら、片付けしているみたい。
食器洗い機かな?
機械の回る音と洗う水の音が聞こえてくる。
私はと言うと・・
三人が突然消えちゃったのを見たショックで・・・
腰抜けちゃって・・
『た・・立てない・・・』
つづく・・・
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