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4章.波乱
96.2回目のデート「涙の訳」
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『涙?』
私・・
私・・
私・・・
泣いてる?
私は達也に
『俺の事さっきからずっと見つめてきてるから気になって落ち着かないんだよ』
と言われた言葉に一瞬どう・・言葉を返そうかと迷った・・・・
だって私は、今起こっている事が現実なのか、それとも夢なのか解らなくなってボーっとしていた・・だけ・・だったのに。
『メガネを外した私は私の目の前にいたボヤけた達也の姿が本当に現実に其処に居るのかそれとも夢の中の達也なのか解らなかった』
それが真実。
だってさ~私が昨日夕方から経験した事はとても現実離れした事だったんだもの!!
そう・・・なっても可笑しくはない!!・・と思う!!
昨日の夕方、私はこのレストランの外で殺し屋に拳銃に撃たれてしまった。
でも運良く私のペンダントに弾が当たって私は衝撃で気絶しただけだった。
そして危ないからとアリーシャと詩織の家に連れて行かれて、今度は其処の裏庭で大勢の殺し屋達と格闘戦や銃撃戦に巻き込まれ・・・
詩織が召喚?したと思われる何千匹という金龍によってその大勢の殺し屋達は喰われてしまった。
そして、この儘では危ないとその殺し屋達の敵の本拠地を割り出して敵の本拠地のビルごと、アリーシャの召喚した黒龍によってビルごと飲み込まれ消滅させてしまった。
そしてその夜私は私が狙われている原因、そしてアリーシャと詩織の事も全部教えてもらった。
アリーシャは入学式の地震で歩道の崩落に巻き込まれ死んでしまった?っぽい?
でもアリーシャはその地震を起こした張本人・・アリーシャ曰く、40億年前に地球に落ちた高度文明が作った武器。
その武器となんと融合してしまったらしい・・・
そして、アリーシャと融合したソレは鮎香さんや、詩織、セシル、シェリルを巻き込んで人間じゃなくしちゃった・・・らしい!!
『私はそんなSFじみた話なんて信じられない!!』
でも・・昨日アリーシャに抱えられたまま敵の殺し屋達と戦ったあの戦闘能力や詩織の格闘能力を体感し、信じられないモノを見た私は今でも混乱している。
そう
『この現実の世界にそんな物居るハズがない!!』
そう・・・思い込もうとしている。
現実って何??
それが解らなくなっていた私。
それを気づかれたく無くて・・・
私は・・
どうせなら・・
この際・・・
今の私の達也への思いを伝えよう!!
そう・・
思ったのだった。
でも・・
『そんな事しなければ・・・良かった』
私が今まで気づかないように、?
怖くて考えないようにしてきた事に気づいてしまったから・・
・・・
・・・
私は・・
達也への思いを心の中でまとめ・・・て・・
一言・・
一言・・
確認するように言葉にして・・
達也に・・告げていた。
『私今、達也が凄く気になってるの。どうしようもない位達也を・・・愛してる。
わたしどうしちゃったんだろうな・・・どう・・したら良い?』
此処までは、
私の気持ちを伝えるのは恥ずかしかったけれど・・私も平気だった。
でも・・
その後・・・
私は気づいてしまったの!!
『私には達也を繋ぎ止める物が何も無い事に!!』
達也は社会人で、私は今年高校に入学したばかりの何も知らない世間知らずの女の子
達也と私は全く違う環境で生活してるから私は達也の傍に居れない・・
達也は私を本当に愛してくれてるんだろうか?
もしかしたら会社の女の子と楽しくデートしてるんじゃないか?
私は達也に遊ばれているだけなんじゃ?
そう考えると、不安な気持ちが次から次に溢れ出してきて・・・・
その不安な気持ちの重圧に耐えられなくなって
涙が・・・出てきちゃった・・・
『く・・・苦しい・・・よぉ~~』
つづく・・・
私・・
私・・
私・・・
泣いてる?
私は達也に
『俺の事さっきからずっと見つめてきてるから気になって落ち着かないんだよ』
と言われた言葉に一瞬どう・・言葉を返そうかと迷った・・・・
だって私は、今起こっている事が現実なのか、それとも夢なのか解らなくなってボーっとしていた・・だけ・・だったのに。
『メガネを外した私は私の目の前にいたボヤけた達也の姿が本当に現実に其処に居るのかそれとも夢の中の達也なのか解らなかった』
それが真実。
だってさ~私が昨日夕方から経験した事はとても現実離れした事だったんだもの!!
そう・・・なっても可笑しくはない!!・・と思う!!
昨日の夕方、私はこのレストランの外で殺し屋に拳銃に撃たれてしまった。
でも運良く私のペンダントに弾が当たって私は衝撃で気絶しただけだった。
そして危ないからとアリーシャと詩織の家に連れて行かれて、今度は其処の裏庭で大勢の殺し屋達と格闘戦や銃撃戦に巻き込まれ・・・
詩織が召喚?したと思われる何千匹という金龍によってその大勢の殺し屋達は喰われてしまった。
そして、この儘では危ないとその殺し屋達の敵の本拠地を割り出して敵の本拠地のビルごと、アリーシャの召喚した黒龍によってビルごと飲み込まれ消滅させてしまった。
そしてその夜私は私が狙われている原因、そしてアリーシャと詩織の事も全部教えてもらった。
アリーシャは入学式の地震で歩道の崩落に巻き込まれ死んでしまった?っぽい?
でもアリーシャはその地震を起こした張本人・・アリーシャ曰く、40億年前に地球に落ちた高度文明が作った武器。
その武器となんと融合してしまったらしい・・・
そして、アリーシャと融合したソレは鮎香さんや、詩織、セシル、シェリルを巻き込んで人間じゃなくしちゃった・・・らしい!!
『私はそんなSFじみた話なんて信じられない!!』
でも・・昨日アリーシャに抱えられたまま敵の殺し屋達と戦ったあの戦闘能力や詩織の格闘能力を体感し、信じられないモノを見た私は今でも混乱している。
そう
『この現実の世界にそんな物居るハズがない!!』
そう・・・思い込もうとしている。
現実って何??
それが解らなくなっていた私。
それを気づかれたく無くて・・・
私は・・
どうせなら・・
この際・・・
今の私の達也への思いを伝えよう!!
そう・・
思ったのだった。
でも・・
『そんな事しなければ・・・良かった』
私が今まで気づかないように、?
怖くて考えないようにしてきた事に気づいてしまったから・・
・・・
・・・
私は・・
達也への思いを心の中でまとめ・・・て・・
一言・・
一言・・
確認するように言葉にして・・
達也に・・告げていた。
『私今、達也が凄く気になってるの。どうしようもない位達也を・・・愛してる。
わたしどうしちゃったんだろうな・・・どう・・したら良い?』
此処までは、
私の気持ちを伝えるのは恥ずかしかったけれど・・私も平気だった。
でも・・
その後・・・
私は気づいてしまったの!!
『私には達也を繋ぎ止める物が何も無い事に!!』
達也は社会人で、私は今年高校に入学したばかりの何も知らない世間知らずの女の子
達也と私は全く違う環境で生活してるから私は達也の傍に居れない・・
達也は私を本当に愛してくれてるんだろうか?
もしかしたら会社の女の子と楽しくデートしてるんじゃないか?
私は達也に遊ばれているだけなんじゃ?
そう考えると、不安な気持ちが次から次に溢れ出してきて・・・・
その不安な気持ちの重圧に耐えられなくなって
涙が・・・出てきちゃった・・・
『く・・・苦しい・・・よぉ~~』
つづく・・・
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