仮想現実・夢見る少女

神城 リーナ

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4章.波乱

127.追跡者「ヘリ」

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私達のフェラーリを高速で後ろから追跡してきた黒い車のサンルーフから男が体を乗り出してロケット砲を持ち出そうとしていた男をアリーシャが発見。

そしてアリーシャは防御に使うシールドをその男に直撃させて車の中に沈めた瞬間、後ろから追ってきた追跡者達の車は大爆発を起こしてバラバラに飛び散ってしまっている。

後に残ったのは燃え盛る車のシャーシが黙々と黒煙と炎を巻き上げている。
サンルーフから乗り出してロケット砲を発射しようとしていたロケット砲の砲弾が車の中で爆発したみたい。

『何で私はこんな事に巻き込まれちゃってる訳?????』

私は高校に入って初めての誕生日に

『このままじゃダメ!!私は変わりたい!!』

そう思って行動を起こしたけれど、結局11月までは何一つ変わらなかった。
そう寒さのあまり、マフラーを買いに行こうなんて思うまでは・・

でも!!
こんな展開望んでた訳じゃない!!
私は普通に恋愛して

大好きな人と普通に結婚したいだけ!!

『普通?』

まあ~~目指せ高校生妻って言っている時点で

『私は普通じゃ無かったのかもしれないけれど』

でも女の子は誰でも夢を見る事なんじゃないのかな?
『大好きな人と素敵な恋愛をして結婚する』
そんな夢を誰しも見てるんじゃないのかな?

もしかして・・私だけ?
私は、他の人にそんな事聞いた事無いから解らない。
アリーシャと詩織だって・・・
『愛し合っている・・男と女として』

アリーシャだって詩織だって出来ることなら・・

『結婚して幸せになりたいよね』

でもアリーシャと詩織は

『見かけ上、姉妹!!法律上は結婚出来ない』
アリーシャだって詩織だって

『結婚したいよね!!』

2人はもう一生一緒に居るっぽい事考えている?決めちゃってるって言ったほうが良いかも!!
アリーシャは私に優しくしてくれる。
それは単純に、私が狙われていたから?
それとも少しは私にも気があるのかな?

私は?

・・・・
・・・・
・・・・


『アリーシャが気になっている』

私には達也って恋人が居るのに!!
アリーシャの事、
『男の子だと解らなかったらこんな感情生まれなかった?の・・かな?』
でも私・・
アリーシャが男の子だと解る前から・・
そう偶然

『アリーシャの唇が私の頬に触れた時』

から私はアリーシャが気になっていた。
私って・・

『達也を明日、女の子の格好させてデートが出来るって私はドキドキしてる。私、本当は女の子が好き?なのかな?』

そう思いながら無意識に片手を自分の目の前に持ってきて

『ニギッ』

『ニギッ』

っと何回か握って私は昨日の夜、掴んだ物の感触を確認していた。

「その手は止めろ!!思い出しちまうじゃねえかよ」
アリーシャは私の行動を見て顔を真っ赤に染めながら私に話しかけてくる。
アリーシャ・・顔・・真っ赤だ!!

うう~やばいじゃん!!
そんな表情されると私変になっちゃうよぉ~~
ちょっとヤバイかも・・・

『ちょっと・・濡れちゃった??』

アリーシャも・・
あの事・・

一応、気にしてくれてるんだ!!
そう、思うと余計にドキドキしてきてしまう。

『バタバタバタバタバターーー』
高速道路の脇からけたたましいヘリのメインローターの回転音がしてきた。

「チッ、このまま引き下がってくれるような相手じゃないか」
アリーシャは音のする方向を見ながら吐き捨てるように喋っている。

「うわ~~~」
私は助手席のシートに押し付けられる感覚に思わず悲鳴を上げた。

「ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダー」

その瞬間、私達の居た後方に自動小銃の銃弾が撃ち込まれた。
鮎香さんがフェラーリのアクセル全開で急加速しなければ確実にこの車はあの銃弾を撃ち込まれて私達は全員穴だらけになっていたはず!!

つづく・・・
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