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5章.初まりの日
153.初まりの日「解ってるくせに!!」
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そう・・
私はまだ・・
『キス・』
した事・・・無いんだ!!
事故でアリーシャのくちびるが私の頬に触れちゃった・・って事は学校であったけど・・
あれはキスじゃない!!。
あれは、偶発的に起こった事故うよ・・事故!!
『キス』
したいって願望は有るわ!!
だって・・・
女の子は誰でも大好きな王子様から『キス』されたいって願ってるんだもの!!
もしかして?
『そう・・思っているのは私だけ?』
誰かに絶対に?
そう聞かれたら・・・
『絶対だっては言い切れない』
でも私は・・
少なくても私だけは・・
そう思ってる!!
「あんっ」
「あはんっ」
・・
後ろの後部座席からはそんな悩ましい・・
アエギ声が聞こえてきている。
ちらっと一瞬だけ私は後部座席の2人に視線を向ける。
当然、詩織とアリーシャは相変わらずキス・・したままだ。
それを確認して視線を素早く戻す。
詩織とアリーシャ・・・
『2人抱き合ったままくちびるは重なったままだった』
それに・・
詩織の手・・
アリーシャのスカートの中に?
その光景が脳裏に焼き付いて離れない。
それを意識した瞬間、私の体は一瞬で熱くなる。
多分私の顔・・・真っ赤だ!!
『私、こんな2人のアエギ声聞いてるだけで変になってしまいそう』
私は・・
あそこが・・
熱くなってきちゃってる。
私は思わずその感覚に膝をギュッと閉じてしまっていた。
その瞬間、私の横で運転していた鮎香さんは
「あはははは~」
って私のそんな姿を見ながらあからさまに声を出して笑いだしちゃった。
「ぶ~鮎香さん!!笑わないで下さいよ~あんな声聞いてると私だっておかしくなっちゃいますよ
」
って私は鮎香さんに言い訳。
鮎香さんはそんな私の返事に
「隠さないんだ」
って意味深に聞いて来る。
意地悪!!
解ってるくせに!!
「どうせ、隠しても鮎香さんには解っちゃってるでしょ?」
私はちょっと拗ねた表情で鮎香さんに言葉を返す。
ちょっとフェイクも入れて・・・
「良く解ってるじゃない。咲そのままじゃ我慢できないでしょ?私がしてあげるわ」
鮎香さんの唐突な言葉に
私は
「鮎香さん何を?・・・」
と言おうとした言葉を最後まで言えなかった。
私がそう喋ろうとした瞬間、鮎香さんはすでに私の膝から太ももにかけて人差し指を這わせていた。
「あ・・・」
私は鮎香さんの想定外の行動に不覚にも思わず声にならないような切ない喘ぎ声を上げてしまっていた。
つづく・・・
私はまだ・・
『キス・』
した事・・・無いんだ!!
事故でアリーシャのくちびるが私の頬に触れちゃった・・って事は学校であったけど・・
あれはキスじゃない!!。
あれは、偶発的に起こった事故うよ・・事故!!
『キス』
したいって願望は有るわ!!
だって・・・
女の子は誰でも大好きな王子様から『キス』されたいって願ってるんだもの!!
もしかして?
『そう・・思っているのは私だけ?』
誰かに絶対に?
そう聞かれたら・・・
『絶対だっては言い切れない』
でも私は・・
少なくても私だけは・・
そう思ってる!!
「あんっ」
「あはんっ」
・・
後ろの後部座席からはそんな悩ましい・・
アエギ声が聞こえてきている。
ちらっと一瞬だけ私は後部座席の2人に視線を向ける。
当然、詩織とアリーシャは相変わらずキス・・したままだ。
それを確認して視線を素早く戻す。
詩織とアリーシャ・・・
『2人抱き合ったままくちびるは重なったままだった』
それに・・
詩織の手・・
アリーシャのスカートの中に?
その光景が脳裏に焼き付いて離れない。
それを意識した瞬間、私の体は一瞬で熱くなる。
多分私の顔・・・真っ赤だ!!
『私、こんな2人のアエギ声聞いてるだけで変になってしまいそう』
私は・・
あそこが・・
熱くなってきちゃってる。
私は思わずその感覚に膝をギュッと閉じてしまっていた。
その瞬間、私の横で運転していた鮎香さんは
「あはははは~」
って私のそんな姿を見ながらあからさまに声を出して笑いだしちゃった。
「ぶ~鮎香さん!!笑わないで下さいよ~あんな声聞いてると私だっておかしくなっちゃいますよ
」
って私は鮎香さんに言い訳。
鮎香さんはそんな私の返事に
「隠さないんだ」
って意味深に聞いて来る。
意地悪!!
解ってるくせに!!
「どうせ、隠しても鮎香さんには解っちゃってるでしょ?」
私はちょっと拗ねた表情で鮎香さんに言葉を返す。
ちょっとフェイクも入れて・・・
「良く解ってるじゃない。咲そのままじゃ我慢できないでしょ?私がしてあげるわ」
鮎香さんの唐突な言葉に
私は
「鮎香さん何を?・・・」
と言おうとした言葉を最後まで言えなかった。
私がそう喋ろうとした瞬間、鮎香さんはすでに私の膝から太ももにかけて人差し指を這わせていた。
「あ・・・」
私は鮎香さんの想定外の行動に不覚にも思わず声にならないような切ない喘ぎ声を上げてしまっていた。
つづく・・・
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