仮想現実・夢見る少女

神城 リーナ

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5章.初まりの日

171.初まりの日「裸足のままで」

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そのまま少し歩いていると突然林が切れ、目の前には一面の砂浜が広がっていた。
そして空には満天の星空が広がって星星が瞬いている。
東京の街中じゃこんなにも星空は綺麗には見えない。
でも・・
此処も街中から近いせいもありどうしても街の光が邪魔をして夜空写真のような凄く綺麗な星空では無い。
あんな写真のような綺麗な満天の星空は人家の全くない人工の光の全く無い場所でもないとあんな風な星空は見れないのは私にも理解できている。

そんな完璧な星空を求めていたら絶対に満足のいく星空なんて東京近郊じゃみる事は出来ないんだろうな。

あくまでもこの街の近くの街の光があるにしては星の瞬きが見えるだけでも最高と言わざるをえないんだろうな。

そんな星空の下・・・

向こうの方の海岸の波打ち際に二つの人影が見える。
少女だろう二つの陰のほうからは・・

「きゃ~」

「あははっ」

可愛いはしゃぎ声を上げながら波打ち際の波と砂浜の狭間で打ち寄せる波と戯れている。

その姿は

無邪気で

無垢で

まるで天使が舞い降りたよう。

あの二人の陰は・・
アリーシャと詩織

こんな寒い冬空の下でこの海岸に出てきている人は誰も居ない!!

あの波打ち際で戯れている二人の人影と・・

そして私達二人以外この海岸には誰も居ない。

「おそ~~い!」
「二人共何してたんだよ~!!」
アリーシャと栞が私達に気がついたみたいで相変わらず波打ち際で二人戯れながら私と鮎香さんに向かって手を振っている。
手を振っている手には二人共靴が持たれているみたい。
この寒空の下で二人共肌して海に入ってる?

私は思わず鮎香さんに
「アリーシャと詩織ってこの寒空の下でも元気ですね~」

すると鮎香さん
が空かさず
「二人共おこちゃまだからね」
と言った瞬間
「くすっ」
と笑ってしまっていた。

つづく・・・
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