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番外編
番外編)ラティスに嫁が?!(ザン視点)
しおりを挟む「ザン、本当なの!?」
走る足音が聞こえたと思ったら、いきなり扉が開く。そこに立っているのは、我が妻アリア。息を切らせながら、一つにまとめた肩下まであった髪を振り回している。その様子からして何かあったことは確かだ。ポトスに目配せした後、アリアに話しかけた。有能なる我が執事はすぐにお茶を用意してくれるだろう。さしあたり、興奮しているアリアを落ち着かせる必要がある。
「・・・一体何事だ?」
「だから、ラティスの結婚よ!!」
・・・・・・アリアの言葉に一瞬思考が止まる。必死に頭の中でアリアが言っていた言葉を復唱してみる。流れてくる言葉の意味がかわるわけでもないが、あまりのことに頭がついていかない。
「そんなわけあるか、先日など恋人に仕事人間とフラれたヤツだぞ」
「でも、弟君の言葉が噓とは信じがたいの」
アリアが言う弟とは、ラティスの異母兄弟であるアレスのこと。今は・・・・確か6歳だったか。つい先日遊学から帰ったばかりと聞く。
「子どもの言うことだ、噂にひれがつくことなどよくあることではないか」
アレスはまじめな子だが、周りもそうだとは限らない。子どもと侮って平気で偽る人間もまた多く存在するのだ。また、噂だって当てにならん。少なくとも俺やアリアのように猫被りをしている人間からすれば、世の中を素直に信じられることはない。
話がそれたが、アリアはラティスの結婚が信じられなくて確認しに来たのだとようやく把握した。アリアをソファーに座らせると、彼女はしゅんと落ち込んでいる様子を見せた。
「でも、アレス君から結婚の二文字が出たのは確かなの。どうして、ラティスは私に言わなかったのかしら・・・。それに、今日もラティスはいないのでしょう?もうかれこれ一週間休んでいるじゃない」
「とりあえず、お茶を飲んで落ち着け。そして、アレスの言葉を正確に教えてくれ。」
アリアの話ではこういうことだった。
いつものように祈りを捧げるために中庭に行ったところ、庭師と話していたアレスがいたとのこと。
『あら、おはよう』
『あっ、おはようございます、聖女様』
『花をたくさん抱えているわね。何か催しでもあるのかしら?』
『ああ。結婚式をするためにはたくさんの花が必要だといわれまして』
『・・・・結婚ですって・・・い、言っていたのは誰なの!!?』
『もちろん、兄さんですよ』
ぱっかーんと間抜けにも口をあけっぱなしだったアリアとシャラが固まっている間に、アレスは庭を出て行ったという。われに返ったアリアは慌ててシャラに確認させたが、ラティスがいないためか情報が全く入らなかったそうだ。
「それで、ザンだったらと思って。お願い、確認してきて、ザン!!」
まさかのまさかだ。涙目で胸ぐらを掴んでくる妻は、よりによって俺の前で他人の結婚を気にしている。ちょっとどころか・・・かなり面白くない。
「話はわかったが、何故お前がラティスの結婚を気にする?」
「そりゃ、私の護衛隊長だからに決まっているわ。何より・・・兵士時代の時、何もわからなかった私にいろいろ教えてくれた恩人であり友達でもある。だからこそ祝福したいと思っていたのに・・・のに!!なんで教えてくれなかったのっ!!」
胸にもたれて泣き出したアリアの背中をさすりながら、ザンは二つの方向性を考えた。当然、ラティスの結婚の真偽を確認すること、そして・・・・アリアに対してお仕置きすること。
「そこまで気にするか・・・解った、真偽を確かめてこよう。その代わり、今夜は俺の好きなようにさせてもらうぞ。もちろん、一晩ずっとだ」
「え・・・」
「ふふふ、俺の前で他の男の結婚が嫌だとかよくぞ抜かしてくれた。今晩を楽しみに頑張ってくるとしよう。シャラ、アリアを部屋に連れていけ。俺の怒りが爆発する前にな」
「かしこまりました。すぐにお連れします」
「え?ええええ?な、何がどう・・・ちょ、シャラ何を慌てて・・・!!!!」
シャラに連れられて消えていくアリアの後ろ姿を確認した。
これから兄に連絡をとって暇をもらってラティスの家にいくことをポトスに伝え、ラティスの家に連絡をとってもらった。
「珍しいね、お前がそこまで気にするとか」
「・・・ラティスはアリアのお気に入りですからね、ふふふふふふふふふ」
「彼が不憫に思えてきたよ・・・まぁ、今日は特に用事もないから好きにすると良い。ただし、やりすぎないようにね」
「解っておりますよ、兄上」
「・・・・・お前はアリア妃が絡むと一気に子どもっぽくなるな」
「そこまで酷いですかね・・・なるべく自重します」
保証はしませんが、と捨て置いた後、城を出る。一度城を出れば、後は転移するだけだ。行き先は当然、ラティスの家だ。
「そういえば、ここにはトングもいましたっけ。いきなり退団するから余計な手間がかかったんですよね」
「いきなりやってきて物騒なことをいわんといでくださいっ、ザン様!」
玄関でラティスが喚いているが、当然ワザとに決まっている。ラティスはポトスからの連絡を受けて待っていたのであろう。白けた目で上から下まで眺めてため息をついた。この普段の様子からしてもご綺麗にしているとは思えない。
茶髪に焦げ茶色の目。少しバサバサした髪の毛はウニのように広がり、額にはいつも汗止めとして紐が結ばれているし、服も動きやすさを重視した冒険用の服になっている。あちこちに汚れがあることから何やら作業でもしていたのだろうか。病気で顔色が悪いとはいえ、実家の用事もやらねばならないということだろう、大変だな・・・。
何にせよ、これでは結婚どころか彼女がいる風にも見えない。
「やはり、結婚の話はデマのようだな」
「はい?」
「念のために聞いておくが、結婚するのか?」
「なんでそうなっているんスか!!以前に振られて傷心している俺の傷をさらにえぐるのやめてくれませんスか!!!」
「お前の弟がそう話していたと、アリアが言っているのだが」
はぁ?と素っ頓狂な顔をみせたラティスを見た俺は腕を組んで考え込んだ。そこにタイミングよく、アレスが通りかかったのを見つけたので、いつものごとく似非スマイル発動して手招きした。・・・顔をひきつらせたラティスは城に戻ってきたときにでも殴っておこう。
「あっ、ザン様にはご、ご機嫌麗しく!
「御機嫌よう。アレスはいつもしっかり者だね。それはそうと、結婚式のために花を摘んできたと聞いたのだけれど?」
「はい!無事に結婚式が終わってほっとしています」
アレスの言葉を聞いたザンはほれみろといわんばかりにラティスに目配せした。ようやく何かに気付いたラティスは慌てたように口を開いた。
「ちょ、ちょっと、誤解です!!結婚式というのは俺の結婚式ではなく・・・・・」
この後に続いた言葉を聞くなり、俺は珍しくも声を挙げて笑った。何かわかっていないアレスはきょととんとしていたが、ラティスは赤面しつつ、視線を泳がせていた。
「なるほど、そういうことですか。アレス、無事に結婚が終わって良かったですね」
「はい!もうすぐ子どもが生まれそうなんで、慌てましたが間に合ってほっとしました」
「それは重畳。そうだ、その際にはぜひアリアにもみせてやっていただきたいのだが、大丈夫ですか?」
「もちろんです!落ち着いたら聖女様にもお伝えしたいと思います」
「よろしくお願いしますね、彼女は子どもがとても好きなのできっと喜びます」
嬉しそうににこにこしているアレスの頭を撫でてやると、もじもじと何かを言いたげな顔になっている。それに気づき、どうしたかと先を促すと、アレスが思い切ったように口を開いた。
「い、いつか、ザン様と聖女様のお子様も見てみたいです・・・きっとかわいらしいと思うので!」
「そう、ですね。いつ生まれるかわかりませんが、もし生まれたら君にも会わせると約束しましょう」
「ほ、本当ですか!約束ですよ、絶対に!!」
「もちろん、約束しましょう。だから、頑張って勉学に励みなさい」
「はいっ、ありがとうございます!」
嬉しそうな笑顔を見せるアレスに心が和む。アレスはお辞儀をしてからロビーを出て行った。ラティスに聞けば、母親に呼ばれているのだろうとのこと。
・・・この時俺はかなり先ではあるが、アレスを子どもの目付け役にすることを考えていた。授かるのがいつになるかわからないが、アレスが年上なのだから年齢的にも問題ないだろう・・・ラティスの弟であれば、かなり融通も利くだろうし。
「ザン様、また何か企んでいるんスか・・・?」
ラティスはジト目で俺の方をみていることから、俺の考えを推測しようとしているのだろう。そんなものはすぐに読み取れるというのに、相変わらず単純というか・・・まぁいい。
「何にしろ、お前の結婚は絶対ないということは解った。とりあえずアリアに伝えておこう。それから、トングにも会いたいのだがヤツはどこに?」
「絶対にといわれると泣けますね。ああ、クソ親父なら、ザン様が来たと伝えた瞬間から、クローゼットに閉じこもっております」
「あいつ、まだ覚えていたのか」
「あれだけ苛烈なお仕置きをしておいて何をおっしゃる。あれだけのことを忘れるなど愚かの極み」
「ならば、俺が向かおう。まったく余計な仕事をさせやがるな」
「俺にやつあたりしないならなんだっていいですよ・・・」
「さすがに俺も病み上がりの人間に攻撃する気にはならん。代わりに父親に責務をはたしてもらおうか」
「わー素敵★」
パチパチと心にもない拍手をしているラティスに俺は苦笑いで返した。・・・ラティスが休んでいたのは腹痛と吐き気によるものだ。・・・久々にアレスが頑張った料理を無下にはできず、完食したところ、体調を崩したという。アレスはまだ六歳。頑張れば、料理の腕も上がるだろう・・・多分。
さしあたり、トングの部屋へと向かう。ラティスは扉の前まで見送ってくれた。
「お前は入らないのか?」
「さすがに体調を考えると。お傍にいられず申し訳ありません。帰る際には母に言づてをお願いします」
「よかろう・・・いるか、トング!」
ラティスの言葉を了承ととった俺は扉の鍵を開けた。こんな簡易魔法陣など俺に効くはずがない。すぐさま解除して部屋に入った。
「トングよ、お前の息子は随分しっかりしてきたようだ」
「ひいぃぃぃいいいい、あ、ありがたき幸せ・・・・ザン様のおかげでございまする」
隅にあるクローゼットから震え声が聞こえた。これがかつては団長だった人間の言葉かと思うと嘆かわしい。
「トングよ・・・仮にも七賢人の血を引く人間だろうが。お前がそのような態度では、かの賢人も呆れかえるぞ」
「うう・・・父は偉大なる賢人です。血がにじむような努力をした末、七賢人の末席にまで登り上げた。しかし、わしは・・・聖女様の正体を見抜けず・・・ザン様の手まで煩わせてしまいました」
「全くだ。お前はどうしようもない男だが、忠義心だけはあることは俺も認めている。皇室を守るため、そして家のためならば、妾の子を迎え入れることすら厭わないその手段もな」
少し間があった後、ガチャと箪笥が開いた。まだ顔色は悪いものの、何かを諦めたように出てきた。
トングは俺にソファーを勧め、自身はなぜか正座で床に座り込んでいる。何か意図があるのだろうと踏み、素直に従った。
「やはりお気づきでしたか」
「ふん、お前のことだ。妾や妻と調整済みなのだろう?お前ならば、アレスを他のところで育てることもできたし、それだけの権力もあるはずだ。それでもこの本家で受け入れたのは、ラティスの将来を慮ってのことだろう。ラティスはアリアの護衛隊長となったが、階級を考えるとまだ基盤は弱い。だからこそ、自分がダメ親父だということを強調してアレスの教育のためと嘯きながら団長を辞めた。少しでもラティスの評価をあげるためにと」
「・・・ザン様は相変わらず聡明でいらっしゃる。一つだけお聞かせ願いたい」
「何だ?」
「何故、息子を聖女様の護衛隊長になさったのです?あれが護衛に選ばれるだろうとは思っておりましたが、隊長に選ばれるとは微塵も思っておりませんでした。まさかの早い出世に驚いたのはおそらくわしだけではありますまい」
「それこそ愚問」
アリアは聖女であり、俺の家族にも好かれている。しかし、どうしても聖女を排除したい輩は存在する。貴族の中にも当然のように反対派がおり、女の園とて、平穏無事とはいかない。むしろ、言葉を武器にあれこれと戦う必要があるだけに武力で解決するより骨が折れるだろう。
だから、アリアの傍にいる人間はできる限り反対派に対応できる人間で固めてある。
シャラとて、七賢人の孫娘。ポトスも俺の家族から信頼されるほど便りになる人間だ。そして、ラティスもまた、七賢人の孫にあたる。その人脈を、その血を利用しない手はない。僥倖だと思ったのは、アリアが思いのほか情に厚い人間だったことだろうか。そして、ラティスもまた優しい人間だ。だからこそ、良い関係が築けている。何より、ラティスは先祖代々に伝わる能力も持っている。
「アリアを守るにお前の息子の力は有効。ならば、その能力に見合うだけの地位は与えねばならん。それがたまたま隊長だったというだけのことだ」
トングは目を大きく見開いた後、ほっとしたように膝を折って深く頭を垂れた。
「七賢人の功績の裏にある罪の遺産については我が一族にも当然のように伝わっております。かつて、聖女様を排除し、殺害せんとした一族の末裔として、その汚名を濯ぐ機会を与えられたことを改めて感謝申し上げます。我が息子もいずれ跡取りとしてその罪を知ることになろうとは思いますが、叶うならば・・・あれなりに良い関係を築いてもらいたいと思っております」
トングの言いたいことはわかる。第一、昔罪を犯した一族だからと子孫までが縛られた関係では哀れでしかない。・・・元は王族であった我々の先祖は、かつての聖女を殺害した張本人は処刑されたが、殺害を命じた貴族たちまでは処分できなかった。当然だ、王族である自分たち本人が処罰されていないのに、処刑などできるわけがない。その代わりに、この国を支える柱として他の貴族よりもさらに重い税ともっとも重い役目を背負わせた。つまり、文字通りこの国の柱となり、盾となる役目を与えられたのだ。ある意味、死ぬよりも過酷な罰である。
「ああ・・・そうだな」
「正直、アリア様が聖女と知った時はこの命を差し出す覚悟でおりました」
「ははは、あいにくと俺はそこまで優しい人間になれん」
「まったく、貴方の本性をもっと早く知りたかったですぞ。そうすれば、まだやりようはあった」
「そりゃ無理だ。俺の本性を知ればあいつらは間違いなく俺を理由にして兄上を何とかしようとするはず。そうなれば、あの歴史と同じように派閥戦争がひどくなる。そんな無駄な争いなんぞ繰り返してたまるか。兄上の治世の邪魔になるものはすべて潰す・・・それが例え俺自身であろうとも、だ」
「そうでありましょうな、すべては悪しき歴史を繰り返さぬために。そのためならば我が一族もお手伝いいたします」
「今は七賢人達もアリアがいるゆえにまだ大人しいが・・・子飼いどもはまだまだ姦しい。まだまだお前には貴族として頑張ってもらわねばならぬ。精々励め」
「御意!」
「もう用事は済ませたし、帰るぞ。ああ、見送りは不要だ」
立ち上がって、部屋をさっさと出ていく。玄関の方に向かうと、トングの妻でありラティスの母親が膝をついていた。
「久しぶりですね、ポール夫人。出産を機に兵士をやめてから幾分経ちますが、訓練は怠っていないようで何よりです」
「有事の際には私も向かわねばならない身でありますので」
「ええ。特に聖女に何かあった場合は、ですね。貴方のようにしっかりした夫人がついているならこの一族も安心というもの」
「・・・アリア様には息子が大変お世話になっているとか。本来ならば息子がしっかりせねばならない立場でありますのに・・・手間をおかけしてしまい、申し訳ございません」
「良いのです。その分、あなた方には助けられているのですし。アリアがたびたび城を抜けることで迷惑をかけるが、今後もよろしくお願いしますよ」
「もったいないお言葉でございます。今後も、聖女様の安全のためにあやつらを鍛えておきまする」
「ええ、よろしくお願いします。そうだ・・・ラティスもまた鍛えておきましょう」
「ぜひお願いいたします」
お互いに有意義な会話ができたと頷きあう。これでラティスの方は問題ないだろう。あとはアリアの方だ。さっさと城に帰ろう。
城に戻ると、アリアが真っ先に迎えに来た・・・。それは俺のためなのか、ラティスのためなのか。考えるだけで頭痛がしてくる。早く報告をとせかしてくるアリアを抱き上げて、さっさと寝室へと押し込んだ。
「え、ラティスは結婚していなかったの?」
「ああ、家にまで行ったが、結婚どころか、彼女もいないと泣きながら宣言されたぞ」
「えーじゃあ、アレス君が言ってたのは?」
「ああ、あれか・・・ククク、あれはな、従魔の結婚式だ」
「ってことは・・・あの狼たちの?!」
「ああ。知っての通り、アレスもラティスも狼の従魔がいるだろう?その二匹が番になったようだ。子どもができたということで、アレスが急いで結婚式をあげさせたいとさ」
「なんだぁ・・・心配して損した」
アリアはほっとしている様子だが、こっちの話はまだ終わっていない。
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後日談
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「いやぁ、従魔が結婚したっていう程度で報告が必要かなと・・・」
「いるわ、いるに決まっているのでしょうっ!!可愛い狼のもふもふなのよ?子どもまでできたっていうじゃないの!生まれたらちゃんと教えてね?」
「はい、はいっ、もちろんスっ!!(ザン様、殺意、殺意が漏れてますからっ!!)」
「ふふふ、楽しみですね、いや、本当に」
「ザン様?(後が怖い・・・)」
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