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出会いの先は幼馴染
巴菜と良和(2)
しおりを挟む※この話は交差点シリーズとリンクしています。
良和は取材出張を終えて約2ヶ月半振りの日本の空港に降り立った巴菜の前に立っていた。当の巴菜はそれをスルーしようとしたが、慌てた良和が引きとめ、マンションに送るからと車に乗せた。
「よく解りましたね。」
「輪が手伝ってくれましたから。お蔭で輪にはグチグチ言われました。」
「仲が良い兄弟ですよね、羨ましいです。」
「本当にそう思っていますか?・・・兄弟といえば、昨日、巴菜のお兄さんにお会いしましたよ。」
「どうせ、私が帰ってこないって愚痴がついたのでしょう?」
「巴菜さんは年始年末といえど、取材で忙しいんだから仕方がないですよと返事をしておきました。」
「・・・それはそれは、ご丁寧なフォローをありがとうございます。」
どうもでいいとばかりに助手席で外をぼんやりと眺めている巴菜を見た良和は苦笑いするしかなかった。
「・・・・あの時の発言、本当に僕が浅はかでした。申し訳ありません。」
「それはもう手紙でも電話でも何度も聞いたのでもういいです。・・・アメリカのホテルで電話を取ったときの私の驚きを見せたかったぐらい。」
「僕も一応佐野家の次男ですからそれぐらいはできなくては。それに、またあの北海道の時のようになっては困りますし。ああ、話は変わりますが、秋良があなたからの差し入れを着てクリスマスに綾乃さんの所へ行ったそうです。お蔭で無事に婚約を取り付けられたと喜んでいました。」
「・・・あのトナカイの着ぐるみを本当に着たんですか!?嫌がらせのつもりだったんですけれど。」
「その、聞いてもいいですか。何故、巴菜は秋良に対してそう冷たいんですか?」
前々から気になっていたんですけれど・・・と付け足した良和の言葉に巴菜は苦い過去を思い出した。
(何故って・・・・・忘れもしない小学校5年生の時。)
『おーい、巴菜は誰かのお嫁さんになりたいのか?』
『え、いきなり何なの?確かにお嫁さんは夢だし、結婚はいずれしたいとは思ってるけれど・・・誰かとは決めてない・・・。』
『うんうん、巴菜は俺の弟と結婚するのが一番いいぜ!俺からお父さんに頼んでやるから!』
『え?』
『そうと決まったら急がないとな!!』
任せておけと行って帰った秋良は良くも悪くも有言実行する人間だった・・・それはあの時も変わらなかったから嫌な予感しか感じなかった。顔を引きつらせて家に帰ったその夜、私に待っていたのはあの宣告だった。
『巴菜、喜ばしいことよ。貴方の婚約が決まったわ。お相手は巴菜も良く知っている佐野良和様よ~。』
『あそこは大きな会社だ。これでうちの旅館も安心だ。』
『本当に良かったこと。ね・・・巴菜・・?どうして泣いているの?』
『・・・秋良の、秋良のバカぁああああ!!!』
思わず北海道のラベンダー畑に行ってしまったのは、かつて見たドラマのプロボーズの場所がそこだったからだ。他に他意はない。幸い、お小遣いをしっかり貯めておいたお蔭で別に困りもしなかったが、佐野三兄弟がまさか探しに来るとは予想外だった。さっき良和さんが北海道とといったのはその時のことだろう。
『あ、巴菜ちゃん~良かった、心配していたんだよ!』
『巴菜、探したぞ。さっさと帰ろうぜ。』
『え、それを秋良お兄ちゃんが言うの?』
(まったくもってその通り。小さい輪にでもわかったことなのにあのバカは解ってなかった。)
『・・・婚約、したくない。なんで勝手に決めるの?良和はそんな勝手に決められてもいいの?』
『うっ・・・・は、巴菜ちゃん・・その・・・僕は問題ないんだけれど、その、巴菜ちゃんが嫌なら。』
『良和がなんで否定するんだよ、巴菜なら良和に合うし大丈夫!ほら、寒いからさっさと帰ろうぜ!』
『あ、秋良!は、巴菜ちゃんごめんね、ごめんなさい・・・嫌とは思うけれど、とりあえず帰ろう?!』
(・・・・・必死に宥めてくる良和さんにやむなく連れられて帰ったんだったわ。両親は心配こそはしてくれたものの、今さら婚約を破棄するのは無理よって・・・無理じゃなくて、破棄する気がないだけでしょうが。揃いも揃ってまったく・・・。)
「秋良さんに夢を壊されたからです。」
「え?」
「私のたった一つだけ望んだ夢を壊されたから・・・あ、着きましたね。ありがとうございました。」
気づけば巴菜のマンションに着いていた。目を丸くさせた良和をよそに巴菜はさっきまでの真顔が嘘のような笑顔でマンションの玄関へと消えていった。それを見送った良和は腕を組んで考え込んでいた。
「・・・・夢・・・?」
良和は、二ヶ月半もアメリカに行っていた巴菜の泊まっているホテルを調べ、毎日のように電話して手紙も書いてせっせと送り続けてはいたが、やはり直接会わないと安心できないとばかりに迎えに行った。なんとか許してもらえた雰囲気だったし、巴菜が秋良に対して恋愛感情を持っていなかったことも聞けて安堵したが、巴菜の言っていた夢が気になるばかりに考え込んだ良和はスマホを取り出し、とある人物に連絡を取ることにした。
「しかし、夢、ですか・・・・綾乃さんなら何かご存じかも知れませんね。」
喫茶店で待ち合わせのために座っていたところ、綾乃が店に入ってくるのが見えたので立ち上がり、改めてお互いに挨拶を交わしあいながら椅子に座った。予想通り、秋良までついてきたがこれはしょうがないと良和は割り切った。
「突然お呼びして申し訳ございません。」
「いえいえ、丁度、秋良さんを引き取ってほしいと思っていたところでしたので。」
「おぃいっ!?」
「冗談ですわ。それで、私に相談があるとは珍しいですわね、どうかなされました?」
「本題の前に・・・高島巴菜さんをご存じですね?」
「え、綾乃とも知り合いなのか?!」
秋良も驚いていたがそれ以上に綾乃も驚いていた。まさか佐野家の人間から幼馴染の名前が出てくるとは思わなかったから余計に。訝しく思った綾乃は目を細めて良和に少し強めに訊いた。
「何故、貴方が私の幼馴染の名前を知っているのでしょうか?もしかして私の過去までお調べに?」
「いいえ。実は、巴菜とは小学校の時からの幼馴染で、秋良も僕もよく見知っているのです。それに加えて、彼女は僕の婚約者でもありまして。」
「・・・・世間は狭いですわね。確かに、巴菜とは幼稚園がきっかけで家族ぐるみの付き合いがありました。私が引っ越してからはあまり会えていませんが、今でも少し連絡は取っています。でも恋愛については話をしていなかったので・・・。」
「家族ぐるみの付き合い・・・ああ、だからアポが取れたのか・・・。」
巴菜と取引をしたことを思いだしたのだろう、秋良が納得したとばかりにぽつりと呟いたのを見た良和は、綾乃に向かって頭を下げた。
「それで、教えていただきたいのですが・・・巴菜から何か夢についてお聞きではないでしょうか?巴菜が、夢を持っていたが、それが兄のせいで叶わなかったという風に話していたのです。その夢とやらを解決できなければ巴菜との関係が進まないように感じたので、何かヒントでもわかればありがたいなと。」
「・・・・夢ですか・・あ、もしかしたら。」
心当たりがあったのか、綾乃が話しだしたのは、小学校の4年生の夏休みに巴菜が泊まりに来た時の会話だった。懐かしむように口を開いた綾乃の声に佐野兄弟は静かに聞きいっていた。
「・・・巴菜と一緒にテレビを見ていたら丁度、恋愛ドラマが放映されていて、それを見ていたんです。巴菜はそのドラマが気に入ったらしくずっと見入っていて。こんな素敵なプロボーズをされたいって騒いでいました。こういう風にされたらきっと素敵だとか。私は跡取り娘ということもあって冷めたカンジで見ていたのですが。」
「・・・・・・えっと、つまり巴菜はドラマにあるようなプロボーズをされたかったってことか!?」
「でも、兄が勝手に話を進めてしまったので、プロポーズをすっ飛ばして婚約の話が出てしまったということで、ああ・・・それは納得です。それは、兄を恨んでも仕方がないことですね・・・。」
「うっ。そ、そりゃ俺が悪かったとは思うけど、良和だってアプローチをちっともしてなかっただろう!」
「そ、そりゃ、まだ小学生でしたし。それに、普通は付き合うまでに順序というものがあるのですよ!!第一、小学校5年生で婚約が決まるとは、誰も予想できないことでしょう!?」
「でも、両親も、向こうの両親も乗り気だったし・・・。」
「巴菜は婚約話が決まった後に聞かされたそうです。そんな状態じゃあ納得できるはずがないと思います。僕が巴菜の立場でも嫌がるでしょうね。」
「えっ・・5年生で勝手に話を・・・それはさすがに恨まれても仕方がないのでは・・・巴菜のことだからきっと今でも引きずっていそうですね。彼女は凄く一途な性格ですから。」
綾乃の言う通り、巴菜のことだ。多分、今でもその夢を引きずっているに違いない。道理で婚約に乗り気ではないのも無理ないと良和は椅子に深く持たれ出した。向かい合っていた秋良はしばらく考え込んでいたが、思いついたとばかりに手を叩いた。
「それならお前がプロポーズすれば万事解決ってことじゃねぇか。」
「はぁっ?!」
「だってそうだろ、別に巴菜はお前が嫌だってわけじゃない。単にプロポーズされなかったっていうだけで拗ねているんだぞ。だったら、巴菜の望むままにすればいい。別に婚約して結納を終えたからってプロポーズはいらないとかそんなルールはない。」
「秋良さん、そう上手くいくかどうかは解らないわ。なまじ相手が巴菜なだけに。」
「・・・うーん、トナカイの着ぐるみ使うか?」
「そういう問題じゃないんですよ、秋良兄さん。」
名案だと言ってのけた秋良に対して、綾乃と良和が同時に冷たい目を向けたのも当然のこと。2人ににらまれてしまった秋良は渋々と黙り込んだ。色々と話し合った中で、綾乃が至極当然のことを口にした。
「あら・・・そういえば婚約というのは、家同士での婚約ということですわね?でも良和さんはそれを抜きにして恋愛感情があることはお伝えになりまして?」
「・・・・い、いいえ。」
「・・・まずはそれを伝えなければ。プロポーズ以前の問題のような気がいたしますけれど。」
「・・・・・・そ、そう、ですね。」
「お前も佐野家の次男だ、やる時はやると見せてやれ!」
他人事のように簡単に言うなと心の中であらんばかりの罵倒を投げつけたが、当の秋良に伝わるはずもなく、良和は顔を引きつらせた。確かに綾乃の言うことは当然の言葉なのだが、問題がある。良和はためらいながらも意を決したように、綾乃に相談を持ち掛けた。
「・・・恥を忍んで言いますけれど、彼女に対しては何度か告白したり、結婚してくださいと言ったことがあるのです。でも全部冗談で流されてしまって・・・何かいい方法はありませんか?あ、秋良は黙っていて下さい。」
「ううん・・・それは、向こうが、貴方の気持ちを本心からだと信じない限りは難しいと思います。私も秋良さんの言葉を不安に感じていたことがあって。そういう時は信じられない気持ちの方が大きかったので、なかなか受け入られなかった覚えがありますわ。」
「綾乃さんはどうして秋良兄さんの言葉を信じたのですか?」
「・・・内緒ですわ。」
秋良の前では言いたくないのか、綾乃は拗ねたように目を逸らした。秋良が何故か可愛いといいながら綾乃に抱きついて怒られているが、見ている立場の良和としては沈黙するしかない。今頃巴菜はどうしているのかと考えながらも、良和は腕を組んだ。
「プロポーズか・・・輪に相談したほうがいいかもですね。あいつもロマンチストだから・・・少なくともここにいる兄よりは役に立ちそうだ。」
少なくともって酷いな!と独り言を聞いていた秋良の文句が出たが良和としては知ったことではない。今の良和の頭は兄のことなんかより巴菜との関係を何とかしたいという思いでいっぱいいっぱいだった。
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