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第一章*交差点
交差点と初恋の人(過去)
しおりを挟む秋良はアパートに帰るたびに玄関を開けて部屋で立ち止まる癖がいつの間にかついてしまっていた。
誰もいない部屋の電気をつけると机には空缶が並び、床には布団が出しっぱなし。
そんな部屋を改めてみるたびに、秋良はついつい呟いてしまっていた。
かつて、彼女が呆れていたように。
「・・・ああ、またこんなに飲んでいたのか。」
だが、その呟きは空しく、彼女ももうこの部屋に入ることはない。
ため息をつきながら秋良はコンビニで買った弁当を取り出し、空き缶をのけて机で食べだした。
黙々と食べながらちらっと窓を眺める。
その窓の先に見えるのは暗くなった空。その空を眺めながら懐かしい過去に思いを馳せる。
思い出すのはクリスマス以来会えなくなった彼女のこと。
初めて彼女を気にしたのは、6月ぐらいにたまたまこのアパートのすぐ近くにある交差点で見かけたことがきっかけだった。いつもは気にしていなかった窓を何気なく眺めていると歌が聞こえてきた。
それに不思議に思い、歌のする方を見ると、交差点で傘がくるくると回っているのが見えた。恐らく、傘の持ち手をまわしながら歌っているのだろう。
歌に合わせる様に、傘の模様がキャンディーの模様のように回るので、つい微笑ましくみてしまった。
まるで小学生のようだなと笑いながらもどんな人だろうと興味をもって、顔を確認しようとした。
最初はただ、それだけ。本当にたわいもないきっかけだった。
だが、その横顔を見かけたとたん、思わず息をのんだ。
この雨の中でも遠目でもよくわかる白い肌。
マスカラなど不要なぐらい長い睫毛が瞬きすれば、黒曜石のような目が輝いている。
うっすらとひかれたベージュの口紅は彼女の清楚さをより際立たせていて、遠目にも薄化粧だとわかるほど。
・・・職業柄、たくさんの美女との付き合いがあった秋良でも目を惹かれるほど整った顔立ちだった。
(・・・おいおい、芸能人でもおかしくないぐらいの美女じゃねぇか。)
そんな美女が傘をまわし、歌を歌っている。そのギャップに今思えば、惹かれたのかもしれない。
それ以来、交差点で立ち止まる彼女を探すのが日課になっていた。
「あれ以来まったく見かけないってどういうことだよ。あれか、やっぱり、避けられてるってか・・・。」
空になった容器を捨て、コップにお茶を入れて窓の方へと座る。
あの初めて声をかけた時もこういう風に座っていたことを思い出した。初めて交わした会話は今でも鮮明に思い出せる。
「・・・暑いですわね。」
「そうだなぁ、ニュースだと特に今日は暑くなるらしいぜ。」
「それは嫌ですわね・・・・・って、どちらから・・・声が?」
「こっちこっち~。」
「・・・まさかアパートの二階からとは思いませんでした。」
綾乃は白いTシャツにネイビーのストライプのパンツをはいて日傘をさしていた。ようやく秋良を目にとめてくれた彼女との初めての会話もやはり、この交差点だった。
そして、この出会いこそが、綾乃と秋良の道が交わった瞬間でもあったのだ。
その出会いから一ヶ月弱、2人はアパートの部屋で会話するまでに親しくなっていた。
夕方、綾乃はいつものように秋良の家に寄って、玄関に立つが、そこには毎回の如く、秋良が布団の上に寝そべり、横の机にはビールの空き缶が大量においてあった。その様子にまたかと呆れ、もはや慣れた様子で入っていく。それを気にした様子もなく、秋良も起き上がる。
「秋良さん、またこんなに飲んでいたのですか?一日に一本でいいでしょう!」
「おう、綾乃・・・うー、頭がいてぇ。」
「そりゃそうでしょうよ、こんなに飲んでいては痛くなるのも当然です!!」
机を片付けようとする綾乃の小言にはいはいと適当に返事を返しながら、シャワーを浴びると消えていく秋良もこれまた慣れたものでいつしか当たり前のやりとりになっていた。
秋良がシャワーを浴び終わった後にはすっかり綺麗になった机の上に料理が並ぶ。待ちきれずに手で食べだすと彼女はあきれて箸を差し出してきた。
「おー、今日もすげぇ美味そう!」
「もう・・・腹が減っているなら、ちゃんと食べればよろしいのに。」
「コンビニなんてめんどくせぇもん。あーうめぇ。」
「・・・本当に面倒くさがりやですね。」
始めは他人行儀だった呼び名が、ようやく秋良と呼び捨てにされるようになるまでに続いた関係。
気づけば、肌を幾度も重ね、アパートの鍵を預けられるまでに信頼関係ができていた。
「・・・・・それもあの日にぶっ壊れたけれどな。」
ポツリと呟く窓の外には誰もいない。
もちろん、誰かが返事を返してくれるということもないわけで。
そんな暖かな毎日が続くと信じていたあの頃が懐かしい。
眠気に襲われ、そろそろ寝ようと窓を閉めて玄関へと向かった。郵便受けを確認し、このドアに以前はかけなかったストッパーもしっかりとかけて、鍵もきっちりと閉めた。
ここまで用心するようになったのも、これまた綾乃がいなくなってからだ。
(気にはしないようにしていた。だけれど、ふとしたことで思い出してしまう。それぐらい、彼女はこの部屋に馴染んでいた。)
「・・・ビールも一日一本に減らして、食事もちゃんととるように気を付けて、ドアの用心もして、ここまでやってもお前は戻ってこねぇんだよな。」
溜め息をつきながら布団へと潜り込む。暗い部屋の天井を眺めながら目を閉じた。
綾乃との関係が崩れたと気づいたのはあのクリスマスの翌日。
起きた時に違和感を感じて、起き上がると横にいたのはとっくの昔に別れたはずの元彼女。
しかも、シーツにくるまっていたが、元彼女が裸であることはすぐに解った。そして自分は素っ裸。それだけで自分が何をしたか悟り、真っ青になった。
(こいつがここにいるってことは・・・綾乃は結局来なかった?)
すぐさま、携帯電話を取り出して綾乃の番号に電話をかけたが、通じない。しかも圏外とかではなく・・・
「・・・この電話は使われておりませんって・・・解約したってことか?一体何で・・・」
繋がらない電話など意味がない。とりあえずは着替えようと服を着たところに間延びした元彼女の声が聞こえた。あくびをする呑気な様子に秋良は思わず苛立った。
「おはよーどうしたのさぁ、秋良。」
「・・・・てめぇ、一体どうやってここに入った?」
「え、合鍵をまだ持っていたから入れたわよ。クリスマスなのに、彼氏にドタキャンされてさぁ、もうしょうがないから秋良とって思ってたのに寝ているんだもん~。」
「だから襲ったってか・・・最悪だ。」
「えーなんでよ。別に特定の彼女なんかいないでしょ?いたとしてもあんたのことだから来るもの拒まずでしょ。」
「・・・・・・・・」
何故か、この時、元部下の言っていた言葉が脳裏によぎった。
『その言葉がいずれ黒歴史となり、社長に降りかかることを願っています。』
もし、ここにその元部下がいれば、間違いなく、因果応報と言っているはずだ。
脳裏に浮かんだ元部下の顔を振り払い、その彼女の腕を掴み、玄関に叩き出した。ついでに合鍵も取り上げ、服も放り投げた。
尻もちをつきながら元彼女が悪態をついているが、それを気にかけてやる余裕はこれっぽちもなかった。
それどころか、怒りを通り越して冷静に侮蔑している自分がまるで他人のように思えた。
綾乃がいた頃は感じなかった久々の感覚に秋良は苦々しく表情を歪めた。
「いったーい、何をするのよ!!」
「俺に今後一切まとわりつくな、そして二度来るな・・・俺とは関係ない場所にととっと消えろ。今度、ここへ来たなら、死ぬ方がマシな目に合わせてやる。」
「何を冗談言って・・・ひっ・・・」
「・・皿井梨々香、34歳。5月23日生まれのA型。借金400万を抱えたことをきっかけにソープの『ループプール』で働きだす。給料は月によるが約40万前後。万引きと麻薬による逮捕歴あり。そうそう、自動車で自損事故も3回起こしていたな。」
元彼女が思わず息を飲んだのは、秋良がいつになく冷たい表情をして、つらつらと情報を惜しげもなくしゃべっているからだ。
「・・・父親は皿井勝で公務員、母親は桃香、同じく公務員。どちらもお前が高校2年の4月に逮捕されたことに愛想をつかし、疎遠になっている。今の男は借金持ちで、元麻薬の売人だったか。」
「な、なんで・・・・言ったことないのに、なんでそこまで詳しいのよ・・っ!」
「・・・・もう一度言うぜ。もう二度俺に関わらず、どっか遠いところへ消えろ。さもなくば、お前が二度表に出れないように潰す。」
「・・・・っ・・!!わ、・・・わかったわよ!!」
秋良が本気だと気づいたのだろう、真っ青になりながら慌てて服を着て消えていった。舌打ちをしてドアを閉めようとした時、廊下に何かがあるのに気づいた。ドアからわずかにしか離れていないところにあった包装紙につつまれたプレゼントのようなもの。
思わずそれを拾うと、小さなカードがついていた。まさかと嫌な予感を感じながら震える手でカードを読むとやはりというか綾乃からのクリスマスカードだった。
「・・・・・まさか!」
嫌な予感を感じ、郵便受けを開いた。震える手でそこにあった合鍵を掴む。
しかも、かつてデートで綾乃にプレゼントしたキーホルダーがついていた。ゆえに、それが綾乃のものであることを証明しており、綾乃がここに来ていたことは疑いようもない事実であることが解る。
そして、もう一つ、最悪なことに秋良は気づいた。
「・・・携帯電話も解約されて、合鍵もここにある。そして、俺が知るアイツの情報は綾乃という名前と誕生日だけ。」
(これではさっきの馬鹿女のように調べ上げるのは不可能だ。さすがの俺でも、もう少し詳細なデータが解らなければ無理だ。つまり・・・)
「・・・ここで慌てて探して無駄足踏むより長期戦で交差点を見張る方がまだ確実か・・・か、面倒な。」
本当に余計なことをしてくれたと、より元彼女への苛立ちが募る。ふと、机の奥の方へおいてあった綾乃へ渡すつもりだった指環を眺めた。
歴代の元彼女にすらあげなかった指環を珍しくクリスマスプレゼントにと考えたのは綾乃が喜ぶ顔を見たかったのと、今の曖昧な関係にいい加減決着をつけたいと思っていたから。
何故そうしたかったのか、自分でもわからなかった。
ただ、一つだけ解っていたのは綾乃が他の女と違って特別な存在であることはうっすらながらも解っていた。
何故、指環をあげたいと思ったのか。
それはあいつが俺に何も強請らず、何も求めなかったから。
何故今までどうでもいいと思っていたのに、綾乃に限ってなぜか曖昧な関係だと嫌だったのか。
それは、あいつが俺の彼女面せずに黙って傍にいてくれていたから。
何故、綾乃が特別なのか。
それは、俺が綾乃を気に入って、ずっと傍にいてほしいと思っていたから。
何故こんなにも執着しているのか。
それは、俺が綾乃なしでは生きていけないから。
何故って・・・それは全部・・・・。
「・・・そう、いうことか。これが、本当の『恋』ってやつかよ、つまり俺は最初から綾乃に一目惚れだったわけだ。こんなことならもっと早く関係をはっきりさせておけばよかった。」
ずっとずっと抱えていたもやもやが霧散していく。秋良は忌々しい苛立ちとともに、ようやく自覚した。
綾乃への強い執着心とともに恋心を。
あれからずっと交差点を見張っているが、いまだに彼女が通る気配はない。
久々にクリスマスのことを思い出した秋良は、嫌な夢を見たと苦々しい顔で歯を磨いていた。
「・・・忌々しいことに、あの時に綾乃への気持ちに気づいたことだけはあの元彼女に感謝せねばならないだろうな。」
ネクタイを締めるのと同時に、ドアのチャイムが鳴ったことで秘書が迎えに来たのだと気づく。
時計を見て、玄関の方へ少し待てと言い捨てて、窓の傍で交差点を確認するがにやはりいなかった。
今日も彼女はいないと思いつつも、無駄な望みを諦めきれないのは、あれから1年近く過ぎているからだ。
(・・・まぁいい。あと少しでここら辺近くの会社の名簿も全部手に入る。そうなれば、もう少し綾乃を探しやすくなるし、それまでの辛抱だな。)
考え事をしていると、どんどんチャイムのなる間隔が短くなってきた。渋々と考えを中断してドアを開けると、そこにはやはりというか、うんざりしたように秘書が立っていた。
「朝っぱらから・・・うるせぇよ。」
「こんのバカ社長・・・いい加減にしてください。今日は朝一で出張があるんですから、いつもより早く出て空港に向かわないといけないって、事前に何度も言ってあったでしょうが!」
元部下と違い、笑顔で毒をはく秘書(♂)は相変わらず元気だなと思いながら小言をスルーして車へと乗りこむ。それを見た秘書もまた苦々し気に運転席に座りだした。
「文句を言わずにさっさと出せ。」
「はいはい。あ、そうそう、さっき良和様からメールがありました。」
「・・・なんと?」
「そのままお伝えします。『秋良兄さん、外国の泡風呂に落とすのはさすがにやりすぎだろう。いくら恨みがあるからといって、アシがつくような真似はしないでくれ。』とのことです。」
「ああ・・・アイツのことなら問題ない。」
「それは何故かお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「決まっている。二度こっちに戻らせる予定など一切ないからだ。とはいえ、一応俺なりの感謝として日本語が通じやすいアジア圏内にしてやったんだ。むしろお礼を言われてもいいぐらいだね。」
「・・・・ほっんとうにこんなバカ社長に思われている綾乃さんとやらが哀れに思えますよ。」
「我が佐野家の家訓の一つだ。本気で惚れた奴は何としても全力で落とせ。そのために邪魔になるようなものは例え誰であろうとも一切切り捨てて排除しろ。俺はその家訓に従っただけだ。現に親父だって別に反対しなかっただろう?」
「・・・・そんな家訓があるのも、その恐ろしい排除を笑って済ませられるのも、社長の家だけですよ。本当に、三人兄弟そろってそっくりですよね。」
「兄弟だから当然だろう。」
秘書の溜め息に秋良は肯定するでもなく否定するでもなく、ただ微笑みながら肩を竦めただけだった。その意図に気づいた秘書は、それ以降何も言わずに車のスピードをあげた。車の走る音に静かに目を閉じた秋良は脳裏にずっと探し続けている想い人の姿を思い浮かべるのと同時に静かに呟いた。
「・・・俺に初恋を自覚させたんだ、何年かかろうと逃がすつもりはない。」
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