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神様がくれた奇跡
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私には好きな人がいる。
正確には〝推し〟というものである。歌が上手くて振る舞いがかっこよくて、なにより声が好き。声の要素はVTuberを推す中でとても重要な要素だ。トークが面白かったり、ゲームが上手かったりする人もいる。それはそれで魅力だし、他の面で補って余りあるとも思う。しかしやはり第一印象として真っ先に来るのは声なのだ。
自分がVTuberにハマる時、まず第一に〝声が好き〟という要素が来るのだ。次に〝性格が好き〟が来て、〝パフォーマンスが好き〟が来て、そして〝推し〟になる。
私はその推しを推す中で公式アカウントにとあるポストが投稿されているのを見かけた。
「推しとの一日デート権?」
内容は要約すると、
『VTuberとの一日デート権が販売開始!これであなたも推しとの夢のような時間を過ごせる!』
というものだった。要は推しとの一日を体験できるらしい。しかもその内容は自由度が高く、何をしてもオーケーのようだ。
これは……凄くいいのではないだろうか?
デートコースを決めるところから、待ち合わせて一緒に過ごすところまで全部自分で決められるのだ。当然お金はかかるが、それでもこの権利を買えば私は推しと一緒に一日を過ごせるのだ。
「でもこれ……詐欺とかじゃないよね?」
いくらなんでも都合が良すぎる気がする。私がこの機会に推しとデートしたいという気持ちが見せた幻なのではないだろうか?
私は躊躇したが、その反面とても魅力的にも思えた。もしこれが詐欺だったとして、私は推しに貢ぐためならばお金は惜しまない覚悟がある。
「よし! 買おう!」
こうして私は一日デート権を買うことにした。しかし買うにしてもどのように買うのか分からなかった私は、ひとまず応募フォームがあったのでそこに必要事項を書き込んだ。
「これでいいのかな?」
これで申し込みは完了した。あとは当選を待つだけ。
「もし当選したらどうしよう……私なんかと一日デートなんて推しが可哀想だ」
私はそう呟いたが、その反面とても楽しみでもあったのだ。推しと一日デートできるなんて夢のようだから……
それから数日後、私のアカウントに一つのDMが届いた。私はワクワクしながらそのDMを開いた。
『おめでとうございます! あなたは推しとの一日デート権を手に入れることになりました!』
「え?」
しかしそこに書かれていたのは予想外の出来事だった。なんと当選してしまったのである。しかもそのデートの日付は……明日だった。
「嘘!? 明日!?」
私は驚きを隠せなかった。まさか本当に当たるなんて……
「でもどうしよう……」
私はとても悩んだ。推しとのデートは嬉しいが、同時に不安でもあった。
「私なんかが推しと一緒に一日デートしていいのかな……?」
私は自分に自信がない。もし私が一緒にいたせいで、推しに迷惑をかけてしまったらどうしよう……。そう思うと正直気が進まなかった。
しかしそんな私の気持ちとは裏腹に、当選通知には『明日』と書かれていたので、もう後には引けなかった。
そして迎えた当日。私は推しとの待ち合わせをしていた。
待ち合わせ場所に着くと、そこには既に推しの姿があった。私はその姿を見た瞬間に胸が高鳴った。
やっぱりかっこいいし可愛い……
「こ、こんにちはっ!」
私は緊張しながらも声をかけた。推しは少し驚いたような顔をした後、優しく微笑んでくれた。
「やっほ。キミが今回のデート相手だね?」
「は、はい。えっと……『あいちゃん』ですよね?」
「そうだよ、よろしくね!」
あいちゃんはそう言うと手を差し出してきた。私はおずおずとその手を掴むと、優しく握り返してくれた。そしてそのまま私たちは街の中へと歩き出した。あいちゃんは私の歩幅に合わせて歩いてくれたり、車道側を歩いてくれたりと、とても紳士的なエスコートをしてくれた。
やっぱりあいちゃんはかっこいいなぁ……私はあいちゃんの隣を歩いているだけで胸がドキドキしていた。それから私たちはいろいろな場所へ行った。ショッピングをしたり、映画を見たり、ゲームセンターに行ったりした。そのどれもが楽しかったし、あいちゃんと一緒に過ごす時間はあっという間に過ぎていった。
そして夕方になり、私たちは最後の目的地へと向かった。そこは私が前から行ってみたいと思っていたカフェだった。
「わぁ! 可愛い!」
私は思わず声を上げた。店内にはたくさんの猫をモチーフにした小物やグッズが飾られていた。私は興奮気味に店内を見て回った。するとあいちゃんが話しかけてきた。
「ねぇ、何か注文しよ?」
「あ、はい!」
私は慌てて返事をするとメニュー表を開いた。そこにはたくさんの美味しそうなスイーツの写真が載っていた。私はしばらく悩んだ後、一番人気のパンケーキを注文することにした。あいちゃんも同じものを頼んでいた。
それからしばらくして、私たちの前には大きなお皿に盛られたパンケーキが置かれた。その見た目はまさに写真通りだった。ふわふわで厚みのあるパンケーキの上には生クリームやフルーツがたくさん乗っていてとても豪華だ。
「おいしそうだね」
「はい!」
私はナイフとフォークを使い、一口サイズに切り分けた後、それを口に運んだ。するとその瞬間に口の中に甘みが広がった。とても美味しい!私は感動しながら夢中で食べ進めた。
「あいちゃんのもおいしそうですね」
「うん! 食べてみる?」
あいちゃんはそう言うと自分のパンケーキを一口大にしてフォークで刺した。そしてそれを私に差し出してきた。これは間接キスというやつではないだろうか……?
私が戸惑っていると、あいちゃんが急かすように「ほら、早く」と言ってきた。私は意を決してそのフォークを口に含んだ。
「どう?」
「お、おいしいです……」
正直味なんて分からなかった。緊張でそれどころではなかったから……でも幸せな時間だった。
「キミ、口についてるよ」
あいちゃんはそう言うと私の口元に手を伸ばしてきた。そしてそれを指で拭うとそのまま自分の口に運んだ。その仕草がとても色っぽくて私は思わずドキッとした。
それから私たちはカフェを出た後、近くの公園を散歩した。辺りはすっかり暗くなっていたけれど、街灯のおかげでなんとか足元が見えるくらいの明かりはあった。
「今日は楽しかった?」
「は、はい! とても楽しかったです!」
私は興奮気味に答えた。本当に充実した一日だった。こんな幸せでいいのだろうか?
でも、だからこそこの時間が終わってしまうのがとても悲しかった。明日からただの配信者とファンに戻ってしまうのだから。
「あいちゃん……あの……最後に一つだけお願いを聞いてもらってもいいですか?」
私は意を決して言った。するとあいちゃんは優しく微笑んでくれた。そして優しい声でこう言った。
「もちろんだよ」
その言葉を聞いた瞬間、私の目から涙が溢れ出した。私は泣きじゃくりながら必死に言葉を紡いだ。
「これからもずっと応援してます! 大好きです!」
私はそう叫ぶと、そのままあいちゃんの胸元に抱き着いた。するとあいちゃんは私を優しく抱きしめてくれた。その温もりに包まれながら私は思った。
ああ……やっぱりあいちゃんが好きだなぁ……
その後、私たちはしばらく抱き合ったままだった。お互い無言のままだったが、その沈黙は不思議と心地よかった。
しばらくして、あいちゃんが口を開いた。
「ありがとね」
「こちらこそ、ありがとうございました……」
私は名残惜しさを感じながらもあいちゃんから離れた。そしてそのまま公園を出た。帰り道、私たちは手を繋いで歩いた。この時間が永遠に続けばいいと思ったけれど、終わりはすぐそこまで近づいていた。
「じゃあここでお別れだね」
「はい……本当にありがとうございました!」
私は深くお辞儀をした。するとあいちゃんは言った。
「こちらこそありがとう。また会えるといいね」
「はい! きっと今度は私が大きくなって会いに行きます!」
私は笑顔で答えた。するとあいちゃんも同じように笑ってくれた。
「じゃあね」
「はい! さようなら!」
そして私たちは別れた。帰り道はずっと幸せな気持ちに包まれていた。しかしそれと同時に寂しさも感じていた。明日からまた普段の生活に戻るのだ。あいちゃんと会える機会はそうそうないだろう。でも私は諦めないと決めたんだ。いつか必ずまた会える日が来ることを信じて……
正確には〝推し〟というものである。歌が上手くて振る舞いがかっこよくて、なにより声が好き。声の要素はVTuberを推す中でとても重要な要素だ。トークが面白かったり、ゲームが上手かったりする人もいる。それはそれで魅力だし、他の面で補って余りあるとも思う。しかしやはり第一印象として真っ先に来るのは声なのだ。
自分がVTuberにハマる時、まず第一に〝声が好き〟という要素が来るのだ。次に〝性格が好き〟が来て、〝パフォーマンスが好き〟が来て、そして〝推し〟になる。
私はその推しを推す中で公式アカウントにとあるポストが投稿されているのを見かけた。
「推しとの一日デート権?」
内容は要約すると、
『VTuberとの一日デート権が販売開始!これであなたも推しとの夢のような時間を過ごせる!』
というものだった。要は推しとの一日を体験できるらしい。しかもその内容は自由度が高く、何をしてもオーケーのようだ。
これは……凄くいいのではないだろうか?
デートコースを決めるところから、待ち合わせて一緒に過ごすところまで全部自分で決められるのだ。当然お金はかかるが、それでもこの権利を買えば私は推しと一緒に一日を過ごせるのだ。
「でもこれ……詐欺とかじゃないよね?」
いくらなんでも都合が良すぎる気がする。私がこの機会に推しとデートしたいという気持ちが見せた幻なのではないだろうか?
私は躊躇したが、その反面とても魅力的にも思えた。もしこれが詐欺だったとして、私は推しに貢ぐためならばお金は惜しまない覚悟がある。
「よし! 買おう!」
こうして私は一日デート権を買うことにした。しかし買うにしてもどのように買うのか分からなかった私は、ひとまず応募フォームがあったのでそこに必要事項を書き込んだ。
「これでいいのかな?」
これで申し込みは完了した。あとは当選を待つだけ。
「もし当選したらどうしよう……私なんかと一日デートなんて推しが可哀想だ」
私はそう呟いたが、その反面とても楽しみでもあったのだ。推しと一日デートできるなんて夢のようだから……
それから数日後、私のアカウントに一つのDMが届いた。私はワクワクしながらそのDMを開いた。
『おめでとうございます! あなたは推しとの一日デート権を手に入れることになりました!』
「え?」
しかしそこに書かれていたのは予想外の出来事だった。なんと当選してしまったのである。しかもそのデートの日付は……明日だった。
「嘘!? 明日!?」
私は驚きを隠せなかった。まさか本当に当たるなんて……
「でもどうしよう……」
私はとても悩んだ。推しとのデートは嬉しいが、同時に不安でもあった。
「私なんかが推しと一緒に一日デートしていいのかな……?」
私は自分に自信がない。もし私が一緒にいたせいで、推しに迷惑をかけてしまったらどうしよう……。そう思うと正直気が進まなかった。
しかしそんな私の気持ちとは裏腹に、当選通知には『明日』と書かれていたので、もう後には引けなかった。
そして迎えた当日。私は推しとの待ち合わせをしていた。
待ち合わせ場所に着くと、そこには既に推しの姿があった。私はその姿を見た瞬間に胸が高鳴った。
やっぱりかっこいいし可愛い……
「こ、こんにちはっ!」
私は緊張しながらも声をかけた。推しは少し驚いたような顔をした後、優しく微笑んでくれた。
「やっほ。キミが今回のデート相手だね?」
「は、はい。えっと……『あいちゃん』ですよね?」
「そうだよ、よろしくね!」
あいちゃんはそう言うと手を差し出してきた。私はおずおずとその手を掴むと、優しく握り返してくれた。そしてそのまま私たちは街の中へと歩き出した。あいちゃんは私の歩幅に合わせて歩いてくれたり、車道側を歩いてくれたりと、とても紳士的なエスコートをしてくれた。
やっぱりあいちゃんはかっこいいなぁ……私はあいちゃんの隣を歩いているだけで胸がドキドキしていた。それから私たちはいろいろな場所へ行った。ショッピングをしたり、映画を見たり、ゲームセンターに行ったりした。そのどれもが楽しかったし、あいちゃんと一緒に過ごす時間はあっという間に過ぎていった。
そして夕方になり、私たちは最後の目的地へと向かった。そこは私が前から行ってみたいと思っていたカフェだった。
「わぁ! 可愛い!」
私は思わず声を上げた。店内にはたくさんの猫をモチーフにした小物やグッズが飾られていた。私は興奮気味に店内を見て回った。するとあいちゃんが話しかけてきた。
「ねぇ、何か注文しよ?」
「あ、はい!」
私は慌てて返事をするとメニュー表を開いた。そこにはたくさんの美味しそうなスイーツの写真が載っていた。私はしばらく悩んだ後、一番人気のパンケーキを注文することにした。あいちゃんも同じものを頼んでいた。
それからしばらくして、私たちの前には大きなお皿に盛られたパンケーキが置かれた。その見た目はまさに写真通りだった。ふわふわで厚みのあるパンケーキの上には生クリームやフルーツがたくさん乗っていてとても豪華だ。
「おいしそうだね」
「はい!」
私はナイフとフォークを使い、一口サイズに切り分けた後、それを口に運んだ。するとその瞬間に口の中に甘みが広がった。とても美味しい!私は感動しながら夢中で食べ進めた。
「あいちゃんのもおいしそうですね」
「うん! 食べてみる?」
あいちゃんはそう言うと自分のパンケーキを一口大にしてフォークで刺した。そしてそれを私に差し出してきた。これは間接キスというやつではないだろうか……?
私が戸惑っていると、あいちゃんが急かすように「ほら、早く」と言ってきた。私は意を決してそのフォークを口に含んだ。
「どう?」
「お、おいしいです……」
正直味なんて分からなかった。緊張でそれどころではなかったから……でも幸せな時間だった。
「キミ、口についてるよ」
あいちゃんはそう言うと私の口元に手を伸ばしてきた。そしてそれを指で拭うとそのまま自分の口に運んだ。その仕草がとても色っぽくて私は思わずドキッとした。
それから私たちはカフェを出た後、近くの公園を散歩した。辺りはすっかり暗くなっていたけれど、街灯のおかげでなんとか足元が見えるくらいの明かりはあった。
「今日は楽しかった?」
「は、はい! とても楽しかったです!」
私は興奮気味に答えた。本当に充実した一日だった。こんな幸せでいいのだろうか?
でも、だからこそこの時間が終わってしまうのがとても悲しかった。明日からただの配信者とファンに戻ってしまうのだから。
「あいちゃん……あの……最後に一つだけお願いを聞いてもらってもいいですか?」
私は意を決して言った。するとあいちゃんは優しく微笑んでくれた。そして優しい声でこう言った。
「もちろんだよ」
その言葉を聞いた瞬間、私の目から涙が溢れ出した。私は泣きじゃくりながら必死に言葉を紡いだ。
「これからもずっと応援してます! 大好きです!」
私はそう叫ぶと、そのままあいちゃんの胸元に抱き着いた。するとあいちゃんは私を優しく抱きしめてくれた。その温もりに包まれながら私は思った。
ああ……やっぱりあいちゃんが好きだなぁ……
その後、私たちはしばらく抱き合ったままだった。お互い無言のままだったが、その沈黙は不思議と心地よかった。
しばらくして、あいちゃんが口を開いた。
「ありがとね」
「こちらこそ、ありがとうございました……」
私は名残惜しさを感じながらもあいちゃんから離れた。そしてそのまま公園を出た。帰り道、私たちは手を繋いで歩いた。この時間が永遠に続けばいいと思ったけれど、終わりはすぐそこまで近づいていた。
「じゃあここでお別れだね」
「はい……本当にありがとうございました!」
私は深くお辞儀をした。するとあいちゃんは言った。
「こちらこそありがとう。また会えるといいね」
「はい! きっと今度は私が大きくなって会いに行きます!」
私は笑顔で答えた。するとあいちゃんも同じように笑ってくれた。
「じゃあね」
「はい! さようなら!」
そして私たちは別れた。帰り道はずっと幸せな気持ちに包まれていた。しかしそれと同時に寂しさも感じていた。明日からまた普段の生活に戻るのだ。あいちゃんと会える機会はそうそうないだろう。でも私は諦めないと決めたんだ。いつか必ずまた会える日が来ることを信じて……
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