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第一章 高校一年生(二学期)
ぶかつ(瑠衣)
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「やっほー! また来たにゃ」
「お、よっすー」
「瑠衣ちゃんって結構顔出てくれるよね」
瑠衣が元気よく部室のドアを開けると、瑠衣と同い年の生徒たちが出迎えた。
生徒たちが座っている場所には、お菓子やジュースが散乱している。
この部活……いや、同好会は、とても自由なのだ。
教室などで漫画を読むことは禁止されているが、ここではいくらでも漫画を読むことができる。
そんな漫画も、お菓子と共に乱雑に置かれていた。
「もー、読んだら片付けるにゃ」
「あ、それまだ読むやつ!」
「……こんなに読むのにゃ?」
戸惑う瑠衣の視線の先には、塔のように高く積まれた少女漫画が。
「あ、そっちはもう読んだから片付けてー」
「自分でやるにゃあ!」
……と言いつつ黙々と片付ける辺り、瑠衣は優しい。
それを見越しているからか、生徒は満足そうにさっきの漫画を読んでいる。
これは、完全なパシ……いいように使われているだけだろう。
漫画がゴミとかに変わったら、完璧にイジメだ。
そいつを訴えなくてはならない。
……それはともかく。
「そういえば、今日って新入りが来るとか言ってなかったにゃ?」
「あー、そうだね。たしかそうだったかも」
「なんでそんなに曖昧なのにゃ……?」
「だあーって、シスターから聞いただけで詳しいことは知らないし」
それは確かに、と瑠衣は思う。
聞く人を間違えたかもしれない、とも思っていた。
それにしても、こんな中途半端な時期に新入りだなんて……何か事情があるのだろうか。
学園祭の時期はもう過ぎてしまったし……
(もしかして忙しい学園祭よりも後に入ってみようとしたとか……? うーん、考えすぎか)
もしかしたら、めんどくさい学園祭をすっ飛ばしてみたかったのではと考えてしまった。
いくらなんでも失礼すぎる。
「あ、あのー……こんにちは」
「しっ、失礼しますっ……!」
その新入りたちは、瑠衣に大きな何かを与えることになるのだが。
今の瑠衣に、それを知るよしはなかった。
「お、よっすー」
「瑠衣ちゃんって結構顔出てくれるよね」
瑠衣が元気よく部室のドアを開けると、瑠衣と同い年の生徒たちが出迎えた。
生徒たちが座っている場所には、お菓子やジュースが散乱している。
この部活……いや、同好会は、とても自由なのだ。
教室などで漫画を読むことは禁止されているが、ここではいくらでも漫画を読むことができる。
そんな漫画も、お菓子と共に乱雑に置かれていた。
「もー、読んだら片付けるにゃ」
「あ、それまだ読むやつ!」
「……こんなに読むのにゃ?」
戸惑う瑠衣の視線の先には、塔のように高く積まれた少女漫画が。
「あ、そっちはもう読んだから片付けてー」
「自分でやるにゃあ!」
……と言いつつ黙々と片付ける辺り、瑠衣は優しい。
それを見越しているからか、生徒は満足そうにさっきの漫画を読んでいる。
これは、完全なパシ……いいように使われているだけだろう。
漫画がゴミとかに変わったら、完璧にイジメだ。
そいつを訴えなくてはならない。
……それはともかく。
「そういえば、今日って新入りが来るとか言ってなかったにゃ?」
「あー、そうだね。たしかそうだったかも」
「なんでそんなに曖昧なのにゃ……?」
「だあーって、シスターから聞いただけで詳しいことは知らないし」
それは確かに、と瑠衣は思う。
聞く人を間違えたかもしれない、とも思っていた。
それにしても、こんな中途半端な時期に新入りだなんて……何か事情があるのだろうか。
学園祭の時期はもう過ぎてしまったし……
(もしかして忙しい学園祭よりも後に入ってみようとしたとか……? うーん、考えすぎか)
もしかしたら、めんどくさい学園祭をすっ飛ばしてみたかったのではと考えてしまった。
いくらなんでも失礼すぎる。
「あ、あのー……こんにちは」
「しっ、失礼しますっ……!」
その新入りたちは、瑠衣に大きな何かを与えることになるのだが。
今の瑠衣に、それを知るよしはなかった。
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