個性派JK☆勢揃いっ!【完結済み】

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第二章 高校二年生(二学期)

ごかい(朔良)

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「朔良、お行儀悪いっすよ?」
「学校だしへーきだろ。葉奈って意外に真面目だよな」
「……意外ってどういうことっすか」

 昼食として買ったパンに豪快にかぶりつきながら、スマホの画面を凝視する。
 そこには、瑠衣から送られてきたメッセージが大量にある。

『さくにゃんは瑠衣のこと、どう思ってるにゃ?』

 その中でも、特に目を引いた一文を心の中で読み上げる。
 普段なら軽くあしらえるメッセージなのだが、なぜか今日はふざけた返信を許さないという圧を感じた。

『お前はどう思ってんだよ』

 だから、そうやってはぐらかすしかできなかった。
 というか、こういうことは直接口で聞けばいいんじゃないかと思う。
 遠恋中のカップルじゃあるまいし。

「お、朔良の卵焼き美味そうっすね」
「は? ちょっ、こら! 勝手に食うなよ!」
「ほら、美久里もどうぞっす」
「やめろよ!」

 葉奈に楽しみに取っておいた卵焼きを取られながら、瑠衣のことについて考える。
 メッセージをやりとりしている瑠衣の態度が、最近おかしい気がする。
 どことなく素っ気ないというか、朔良を避けているというか。

 とは言っても、直接そのおかしな態度を見たわけではない。
 少なくとも、対面して話す分にはいつもと変わらない。
 しかし、メッセージアプリで絡む時には、少し様子がおかしいと感じる。

 リアルでは素を出せないが、ネットでは本音をさらけ出せるみたいな……そんな感じが。
 瑠衣がそれに当てはまるのかはわからないけれど。

「最近の瑠衣ってどこかヘンっすよね。ぼーっとしてること多いっすし」
「だよね。なにかあったのかな……?」

 葉奈と美久里の話を聞いて、ふと思い出した。
 確か、瑠衣を家に招いた時。
 オリジナルの小説を書いていたノートをしまうのを忘れて、うっかり瑠衣に見られてしまった。

 その時に、急に瑠衣の頭からボンッと爆発音が聞こえたかと思うと、瑠衣がすぐに帰ってしまったことがあった。
 その小説のヒロインが『ルイ』という名前で、ごてごての恋愛を書いていたのだ。

 朔良はそれに気づくと、あわてて瑠衣のいる教室に駆け込み、必死で誤解を解いた。
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