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第二章 高校二年生(二学期)
ぺっと(紫乃)
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「んにゃー!」
「あてっ」
紫乃は今日もまた外で猫と戯れている……かと思いきや、ペットの猫と戯れていた。
そこそこ長く一緒にいるはずなのに、一向になついてくれない。
そういうつれないところも、また可愛いと紫乃は思っているが。
「もう15時か~。時間が経つのは早いね~」
「にゃー」
猫は嫌そうに威嚇交じりに鳴く。
午前中からずっともふもふなでなでされているのが嫌なのか、時々猫パンチをお見舞いしているのに紫乃はまったく動じない。
「えへへ、こむぎちゃんは可愛いねぇ~」
猫……こむぎはもう諦めたのか、ため息をついてぐったりと寝た。
紫乃はそれでもなでなでもふもふを続行するかと思いきや、こむぎと同じように目を閉じる。
さすがに寝ている猫を刺激するようなマネはしないらしい。
「こむぎちゃん……おそろいだねぇ~……」
しかし、無意識なのか寝相なのか、紫乃の手はこむぎのふかふかな毛に触れている。
小さい子みたいに無遠慮に撫でまくっている。
さっきまでのも似たようなものだが、それほどストレスにならないように加減してはいたのだ。
「シャーッ!」
「いたっ!?」
撫でまくられて限界だったであろうこむぎは、紫乃の手をひっかくとどこかへ逃げてしまう。
紫乃は強烈な痛みで目を覚ます。
ジンジン痛む手とからになった膝の上を見て、状況を察する。
紫乃はまたやってしまったと思った。
こういうことは日常茶飯事だ。
「……もっと仲良くなりたいんだけどな」
ぽつりと言葉が零れ落ちる。
過剰なスキンシップを猫は嫌がるということは理解しているものの、猫と戯れたいという欲に支配されてなかなかいい塩梅が掴めない。
それが今の、今後の、紫乃の課題となるだろう。
「あてっ」
紫乃は今日もまた外で猫と戯れている……かと思いきや、ペットの猫と戯れていた。
そこそこ長く一緒にいるはずなのに、一向になついてくれない。
そういうつれないところも、また可愛いと紫乃は思っているが。
「もう15時か~。時間が経つのは早いね~」
「にゃー」
猫は嫌そうに威嚇交じりに鳴く。
午前中からずっともふもふなでなでされているのが嫌なのか、時々猫パンチをお見舞いしているのに紫乃はまったく動じない。
「えへへ、こむぎちゃんは可愛いねぇ~」
猫……こむぎはもう諦めたのか、ため息をついてぐったりと寝た。
紫乃はそれでもなでなでもふもふを続行するかと思いきや、こむぎと同じように目を閉じる。
さすがに寝ている猫を刺激するようなマネはしないらしい。
「こむぎちゃん……おそろいだねぇ~……」
しかし、無意識なのか寝相なのか、紫乃の手はこむぎのふかふかな毛に触れている。
小さい子みたいに無遠慮に撫でまくっている。
さっきまでのも似たようなものだが、それほどストレスにならないように加減してはいたのだ。
「シャーッ!」
「いたっ!?」
撫でまくられて限界だったであろうこむぎは、紫乃の手をひっかくとどこかへ逃げてしまう。
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こういうことは日常茶飯事だ。
「……もっと仲良くなりたいんだけどな」
ぽつりと言葉が零れ落ちる。
過剰なスキンシップを猫は嫌がるということは理解しているものの、猫と戯れたいという欲に支配されてなかなかいい塩梅が掴めない。
それが今の、今後の、紫乃の課題となるだろう。
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