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誰もいない教室で(真菜×結衣)
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下校時刻を報せるチャイムが鳴る。
もう家に帰らなくてはならない時間だ。
だけど、もう少しここにいたいような気もする。
だってここには、あの人が――
「あ、結衣……っ!」
少女は廊下から、探していた姿が教室にあるのを捉えた。
雪のような白色に、ピンクのグラデーションがかった髪の毛が微かに揺れる。
窓から差し込んだ光が、結衣の存在をより一層輝かせている。
「……え?」
――だが、何か様子がおかしい。
翠色の瞳は力なく開いており、椅子の背を持って身体が上下に揺れている。
もしかしたら、調子でも悪いのかもしれない。
少女は結衣に駆け寄り、声をかけた。
「結衣……っ! 大丈、夫……?」
「ひゃわっ!?」
少女は、その光景に唖然とした。
紺色の短いスカートから、純白の清楚なパンツが一瞬見えたから。
「あ……っ」
パンツに釘付けになっていた少女に気づいたのか。
結衣はすぐさま、バッとスカートを押さえる。
「な、なんかごめんね……その……見苦しいもの見せちゃって……」
「……へ、ぁっ? い、いや……別、に……私と……しては、ご褒美――じゃ、なくて……! ほんと、大丈夫……だから……」
顔を赤らめて、何やらもじもじしている様子の結衣に。
あやうく本音が出そうに――いや、実際出てしまった言葉を必死に誤魔化す少女。
どこか気まづい雰囲気になってしまった二人の間に、沈黙が流れる。
それを吹き飛ばすように、結衣は努めて明るく言い放った。
「じ、じゃあ、帰ろうか。真菜ちゃん」
だが、少女――真菜は、結衣に近づいて言う。
「すわっ、て……」
「へ?」
「いい、から……机に……すわ、れ」
炎のように真っ赤な瞳を結衣に向け、どこか逆らえないほどの威圧感のある声色で命令した。
そんな真菜の様子に、結衣はなぜか胸が高鳴った。
結衣には、少々Mっ気があるのかもしれない。
ドキドキしながら結衣が座ると、真菜は容赦なくスカートを捲りあげた。
「えっ!? ちょっ……!」
結衣はびっくりして、またスカートを押さえようとする。
――が。
「んぁっ……」
結衣は軽い嬌声をあげた。
真菜が結衣のパンツを触った時、結衣の大事なところにも当たったからである。
そんな結衣の嬌声は聴こえなかったのかのように、真菜は「やっぱり」と呟いた。
「結衣の、パンツ……濡れてる……もしかして、おもらし、でも……した?」
「そっ、そんなわけないでしょ! 小五にもなって! ……これは、その……なんて言ったらいいのか……」
真菜は、パンツが一瞬顔を見せただけで、濡れていることがわかったらしい。
そして、それを指摘された結衣は、何やらごにょごにょ言っている。
その様子を見て、どこか合点がいったらしい真菜は、とんでもないことを言い放った。
「なる、ほど。……つまり、結衣は……“発情”、してる、と……」
「はい?」
「なら、今……結衣は……苦しい、はず。だったら……私が、楽にして……あげる……」
「あ、あの、真菜ちゃん? ちょっと何言ってるか分からな――あふんっ!」
――本当に。
真菜には結衣の言葉は聴こえていないようで。
結衣のパンツの上から、結衣の大事なところを指で押していく。
「ちょ……っ、真菜ちゃん……く、苦しいっ! 痛いよ……!」
「……あ、ごめ……ん。そう……だよね。もっと、濡らさないと……だよ、ね……」
結衣は嗚咽混じりの声を出す。
すると、真菜は指を離し、的はずれなことを言う。
「や、やだ……っ。やめて……」
そして、真菜は結衣の服を剥ぎ取っていく。
薄ピンクの――女の子っぽいキャミソールが見えた時。
真菜の理性はいとも簡単に崩れ去った。
そこから、真菜は容赦しなかった。
「あ……っ、ひゃう……」
「……結衣、可愛い……」
結衣の小さな胸を愛撫し、優しく揉む。
そして、胸の先端部分をいじっていく。
「ひゃうんっ! ……そこ、ダメぇ……」
「うん、わかった……」
「あぁ……っ。もう、無理……」
「だめ……まだ、これ……から……」
真菜が悪魔のような笑みで呟くと、胸の先端部分を――舐める。
「んあぁ……やらっ……! やらよぉ……」
「結衣……呂律、まわらなく……なってきた、ね……あむっ」
「ひゃわぁん!」
結衣はより一層大きな嬌声をあげ、ギブアップを告げる。
だが、それは逆効果だった。
真菜は嗜虐的な笑みを浮かべ、獲物を仕留めた肉食獣のようなオーラを纏う。
「もう、我慢……でき……ない。一緒に……堕ち、よ……?」
「ひうんっ。お、堕ちるってな――はぁっ……!」
☆ ☆ ☆
真菜の鬼のような攻めはしばらく続き……
そして――
「ま、真菜ちゃん……もっと……して?♡」
瞳をハート型にさせ、腰を振りながらおねだりしている結衣が出来上がった。
(……堕ち、た……)
そんな結衣の期待に応えるように、真菜はゆっくりと腕を伸ばした……
もう家に帰らなくてはならない時間だ。
だけど、もう少しここにいたいような気もする。
だってここには、あの人が――
「あ、結衣……っ!」
少女は廊下から、探していた姿が教室にあるのを捉えた。
雪のような白色に、ピンクのグラデーションがかった髪の毛が微かに揺れる。
窓から差し込んだ光が、結衣の存在をより一層輝かせている。
「……え?」
――だが、何か様子がおかしい。
翠色の瞳は力なく開いており、椅子の背を持って身体が上下に揺れている。
もしかしたら、調子でも悪いのかもしれない。
少女は結衣に駆け寄り、声をかけた。
「結衣……っ! 大丈、夫……?」
「ひゃわっ!?」
少女は、その光景に唖然とした。
紺色の短いスカートから、純白の清楚なパンツが一瞬見えたから。
「あ……っ」
パンツに釘付けになっていた少女に気づいたのか。
結衣はすぐさま、バッとスカートを押さえる。
「な、なんかごめんね……その……見苦しいもの見せちゃって……」
「……へ、ぁっ? い、いや……別、に……私と……しては、ご褒美――じゃ、なくて……! ほんと、大丈夫……だから……」
顔を赤らめて、何やらもじもじしている様子の結衣に。
あやうく本音が出そうに――いや、実際出てしまった言葉を必死に誤魔化す少女。
どこか気まづい雰囲気になってしまった二人の間に、沈黙が流れる。
それを吹き飛ばすように、結衣は努めて明るく言い放った。
「じ、じゃあ、帰ろうか。真菜ちゃん」
だが、少女――真菜は、結衣に近づいて言う。
「すわっ、て……」
「へ?」
「いい、から……机に……すわ、れ」
炎のように真っ赤な瞳を結衣に向け、どこか逆らえないほどの威圧感のある声色で命令した。
そんな真菜の様子に、結衣はなぜか胸が高鳴った。
結衣には、少々Mっ気があるのかもしれない。
ドキドキしながら結衣が座ると、真菜は容赦なくスカートを捲りあげた。
「えっ!? ちょっ……!」
結衣はびっくりして、またスカートを押さえようとする。
――が。
「んぁっ……」
結衣は軽い嬌声をあげた。
真菜が結衣のパンツを触った時、結衣の大事なところにも当たったからである。
そんな結衣の嬌声は聴こえなかったのかのように、真菜は「やっぱり」と呟いた。
「結衣の、パンツ……濡れてる……もしかして、おもらし、でも……した?」
「そっ、そんなわけないでしょ! 小五にもなって! ……これは、その……なんて言ったらいいのか……」
真菜は、パンツが一瞬顔を見せただけで、濡れていることがわかったらしい。
そして、それを指摘された結衣は、何やらごにょごにょ言っている。
その様子を見て、どこか合点がいったらしい真菜は、とんでもないことを言い放った。
「なる、ほど。……つまり、結衣は……“発情”、してる、と……」
「はい?」
「なら、今……結衣は……苦しい、はず。だったら……私が、楽にして……あげる……」
「あ、あの、真菜ちゃん? ちょっと何言ってるか分からな――あふんっ!」
――本当に。
真菜には結衣の言葉は聴こえていないようで。
結衣のパンツの上から、結衣の大事なところを指で押していく。
「ちょ……っ、真菜ちゃん……く、苦しいっ! 痛いよ……!」
「……あ、ごめ……ん。そう……だよね。もっと、濡らさないと……だよ、ね……」
結衣は嗚咽混じりの声を出す。
すると、真菜は指を離し、的はずれなことを言う。
「や、やだ……っ。やめて……」
そして、真菜は結衣の服を剥ぎ取っていく。
薄ピンクの――女の子っぽいキャミソールが見えた時。
真菜の理性はいとも簡単に崩れ去った。
そこから、真菜は容赦しなかった。
「あ……っ、ひゃう……」
「……結衣、可愛い……」
結衣の小さな胸を愛撫し、優しく揉む。
そして、胸の先端部分をいじっていく。
「ひゃうんっ! ……そこ、ダメぇ……」
「うん、わかった……」
「あぁ……っ。もう、無理……」
「だめ……まだ、これ……から……」
真菜が悪魔のような笑みで呟くと、胸の先端部分を――舐める。
「んあぁ……やらっ……! やらよぉ……」
「結衣……呂律、まわらなく……なってきた、ね……あむっ」
「ひゃわぁん!」
結衣はより一層大きな嬌声をあげ、ギブアップを告げる。
だが、それは逆効果だった。
真菜は嗜虐的な笑みを浮かべ、獲物を仕留めた肉食獣のようなオーラを纏う。
「もう、我慢……でき……ない。一緒に……堕ち、よ……?」
「ひうんっ。お、堕ちるってな――はぁっ……!」
☆ ☆ ☆
真菜の鬼のような攻めはしばらく続き……
そして――
「ま、真菜ちゃん……もっと……して?♡」
瞳をハート型にさせ、腰を振りながらおねだりしている結衣が出来上がった。
(……堕ち、た……)
そんな結衣の期待に応えるように、真菜はゆっくりと腕を伸ばした……
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