社会復帰日記

社会復帰中

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19.03.29

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 施設でグループワークがあった。前歯が黒ずんで汚れたおじさんと話す。その方も休職中らしく、何故か休職前の職場について聞いてもいないのに、自分から話し出す。経営企画の仕事をされていたそうだ。私ととても似ている。人がよさそうだった。

 昨日からの続き。不十分な睡眠時間の悪影響。頭痛。食欲不振。倦怠感。苛々。等々。よくよく考えれば、悪影響の実例はインターネット上にごまんと転がっているのでそちらを参照していただければいい。

 上記のような症状が発生し始めたのは、7月頃のことだった。それまでにもしばしば頭痛は発生していたものの、それがより酷くなった感じ。就業時間中にも睡魔が襲ってきて、トイレに逃げ込み5分仮眠を取ることもあった。当然、それでも不足分は補えず、業務に対する集中は欠け、更に効率が悪くなり、ますます追い詰められていった。

 この頃になると、異動から2ヶ月経ったこともあり、周囲のサポートも減って、私は何に対しても1人で行わなければいけなくなった。

 毎週の部課長会資料作成には慣れてきて、季節商材の準備もある程度の目処が立ったものの、昨年実績のまとめがいつまで経っても終わりが見えず、毎日課長からせっつかれた。昨年実績のまとめは、私以外に担当の係長がおり、彼がこの仕事の部内での業務分担や進捗確認を行ってくれるはずだったが、その殆どはもとの形のまま私にあてがわれ、細かい説明もないまま、私は2ヶ月間じりじりと取り組んでいた。それでも全く片付く気配が見えない。社内組織の改編に伴い、参照すべき実績が変わっていたり、担当者の引き継ぎが成されておらず、誰も業務がわからないということもあり、時間がかかればかかるほど、業務遂行が困難になった。担当の係長は、相談をしようとすると、彼も彼で忙しく、不機嫌な様子をみせるので、言い出せなかった。

 ついに業務の締切が設定され、休日出勤をするようになった。土曜日、日曜日、祝日。出勤しても、まわりに誰もいないので、わからないところが出てきても、わからないまま。一人で時間を食い潰すばかりだ。より時間をかけても、遅々として進まないので、焦りがより大きくなる。LANケーブルを外して、Chromeの恐竜ゲームで遊んだりした。何のための休日出勤だったのか。時は流れ、8月に入り、私は諦めた。

 細かい話は明日以降に続ける。
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