社会復帰日記

社会復帰中

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19.05.23

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 そろそろ施設通いの終わりが見えてきた。復帰の条件が会社より提示される。その中で施設での学びを一通り纏めるように指示をされた。正直に言えば、それは余りない。性格診断は自覚出来ていることの確認に過ぎなかったし、グループワークは利害関係が希薄だから大した苦労もない。性格の悪い見方をすれば、これは如何に実質の無いものをあるように見せかけるか、内容を受肉出来るか、と言った社会でやっていくための建前能力を求められている気がした。思ったことをそのまま書いてはいけない。それはわかっていたけれど、実際このような資料作成の段に至って、またこういう日々が始まるのだと嫌になる。

 昨日からの続き。過去の話は終わった。これまでの恋愛について。振り返ってみれば、私は私のことを好きになってくれそうな人を好きになっていただけな気がする。なんとなく私に好感を持ってくれていて、関係を続けられそうな人達。

 私はそれが恋愛として正しい形なのかよくわからない。本当は相手の気持ちがどうあれ、自分が好きな人を求めることがよいはずだ。そういう意味では私にとっては最初の彼女が唯一そういう人だった。その人とは先に食事に行ったりもしなかったし、向こうからのアプローチも殆ど無かったような気がする。気は合っていた気がするけれど、それだって確証はない。確証無しに、酒の力を借りたとはいえ、告白をすることが出来たのはあの人だけだった。だからこそ、私はまだあの人のことを思い出してしまうのかもしれない。その人の名前を久し振りに検索すると、ある企業のホームページが引っかかる。採用担当として顔が出ていた。やはり、歳は重ねていたけれど好きな顔立ちだった。苗字も変わっていなかったし、なんて、もう人生が重なることは無いだろう。

 私は自分の恋愛を、他者を通じた自己肯定の過程のように捉えていたと思っている。あなたが私を好き、ということが重要だった。それによって自分の価値を上げることが出来たから。私は人を好きに見せかけて、結局は自分が好きなだけだった。気がする。だから、私は相手とのやり取りが冷め始めてから踏ん張ることが出来ない。そこでみっともなく足掻くことが出来ない。あなたが私を好きでないようならば、私はそれ以上頑張らない。醜く見えるから。

 自分が好きすぎて、他者を上手く好きになることが出来ない。ベタすぎる結論にも思える。しかし、私が私を好きすぎる、と言うのは今後を振り返る上で大切なことだろう。

 自分が好きと言うのはそこまで悪いことには私は思えないが、それが過度だと行動が出来なくなる。私は休職前に質問をすることが出来なかったのは、そういう点にも問題があると思っている。高いプライド。捩れた自己愛。

 しかし、好きってどういう感情なのだろう。なんとなくの高揚とかはあったりするが、そういうことなのだろうか。これは複雑で直ぐに纏まるものではないので、今は考えない。

 これで過去の総括を一旦終えて、明日からは休職後の経過へと戻っていくことにする。

 細かい話は明日以降に続ける。
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