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19.06.18
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今週末に飲み会に誘われた。誘ってくれたのは経営計画以前に私が在籍をしていた部署の人で、私とは関係無く飲み会を事前に計画をしていて、丁度私が復帰したタイミングだったので誘ってくれたとのことだった。素直に嬉しかった。しかし、私はそこに参加するメンバーを聴き落としていたために、その後にへまをしでかしてしまった。相変わらずすることも無い割に15時までオフィスにいないといけないものだから、席でExcelを閉じたり開いたりすることにも飽きてふらふらとしていると、飲み会に誘ってくれた人と同じ部署にいる別の人(非常にわかりにくい表現だが、わかるだろうか)に出会ったものだから、飲み会があることを話してしまった。相手は飲み会の存在をまるで知らなかったらしく、驚いた後に何か思うところがあるようで複雑な感情が混ざった顔をしていた。その後で参加するメンバーを知ったのだが、当然彼は含まれておらず、彼以外にも部署で呼ばれていない人間は多数いたのだが、ポロリと言うべきではなかったと反省をした。人間関係と離れていたものだから、それが面倒くさいものだということがすっかり頭から抜け落ちてしまっていたのだ。その呼ばれていない彼からその後に参加する人が誰なのかと言われて本当に辟易した。彼は私よりも年齢も立場も上の人間である。こういう関係に巻き込まれるのはもう勘弁だ。こうなってしまうと、誰とも飲み会のことを共有することが出来ず、私は常に口をつぐむしかなくなってしまう。
昨日からの続き。応募をした出版社から書類選考を通過し、面接の日程調整をしたいとのメールが届いた。転職をしなければならないと思っていたとは言え、実際に面接をしましょうと言う話が来てしまうと、一気に現実感を持ち、不安になってきたりもした。しかし、今更引き返す気も無く、そのメールへ返信をする。いくつか提示された候補日は私が平常に勤めている人間と判断している故に、平日の夜か土曜日の昼頃に設定をされていた。私は正直どちらでも良かったが、何となく土曜日の昼頃にお願いをした。平日の夜の方がスーツで動く上でよかったかもしれないが、仕事の後の適度な疲労感みたいなものの演出が出来ないと思ったというか、仕事をしていないことがそこから透けてしまいそうな気がしたからだ。労働で潰れた私は、労働を重く見ているようにも思え、もしかしたら全然そんなことはバレなかったのかもしれない。しかし、とにかくそういうことにした。
貰ったメールはその日の夜には返信した。即メールを返すなんて、私は今までの生活では余りしてこなかった。必死に出来るサラリーマンを装うとしていたのだと思う。何となく余計なことばかり考えてしまい、存在していない未来の恐怖に怯えてしまうからだった。この考え方については、社会復帰施設に通っている内に見直すことが出来て、今は少し変わっているかもしれない。それが正しいことなのかどうかは別として。
日程が決定されて、私はサラリーマンとして自分を創り直す必要があった。昨日書いたことだけれど、スーツのジャケットは会社に置いてきてしまっていて、手元になかった。それをわざわざ取りに行くことは出来ず、かと言って金銭的に余裕がない中で新しく購入することも出来ない。私はあわててスーツレンタルを調べ、その店へ向かった。
細かい話は明日以降に続ける。
昨日からの続き。応募をした出版社から書類選考を通過し、面接の日程調整をしたいとのメールが届いた。転職をしなければならないと思っていたとは言え、実際に面接をしましょうと言う話が来てしまうと、一気に現実感を持ち、不安になってきたりもした。しかし、今更引き返す気も無く、そのメールへ返信をする。いくつか提示された候補日は私が平常に勤めている人間と判断している故に、平日の夜か土曜日の昼頃に設定をされていた。私は正直どちらでも良かったが、何となく土曜日の昼頃にお願いをした。平日の夜の方がスーツで動く上でよかったかもしれないが、仕事の後の適度な疲労感みたいなものの演出が出来ないと思ったというか、仕事をしていないことがそこから透けてしまいそうな気がしたからだ。労働で潰れた私は、労働を重く見ているようにも思え、もしかしたら全然そんなことはバレなかったのかもしれない。しかし、とにかくそういうことにした。
貰ったメールはその日の夜には返信した。即メールを返すなんて、私は今までの生活では余りしてこなかった。必死に出来るサラリーマンを装うとしていたのだと思う。何となく余計なことばかり考えてしまい、存在していない未来の恐怖に怯えてしまうからだった。この考え方については、社会復帰施設に通っている内に見直すことが出来て、今は少し変わっているかもしれない。それが正しいことなのかどうかは別として。
日程が決定されて、私はサラリーマンとして自分を創り直す必要があった。昨日書いたことだけれど、スーツのジャケットは会社に置いてきてしまっていて、手元になかった。それをわざわざ取りに行くことは出来ず、かと言って金銭的に余裕がない中で新しく購入することも出来ない。私はあわててスーツレンタルを調べ、その店へ向かった。
細かい話は明日以降に続ける。
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