57 / 1,646
正しき者の黄金郷
しおりを挟む
「彼らが“悪”だとは言わないさ・・・。 だが、人が想う正義とは必ずしも同じではない。 それ故、相手の正義を受け入れることが出来ず、互いの正義を押し付け合い、争い、そして勝ち残った方が“正しい正義”となる・・・」
シュトラールはゆっくりとイデアールの元に歩み寄りながら、まるでシュトラールとルーフェン・ヴォルフが、話の中の“二つの正義”だと言うように語る。
「その相手が・・・彼らだと・・・?」
イデアールの隣にまで来たシュトラールは、目を閉じ、何かを思い返しているのだろうか、少し間を開けてそれに答える。
「彼らの正義が間違っているとは言わないし、私だってそれで済むのならそれが“唯一つの正義”でいいと思っている。だが、甘さは人の心に“悪”を生む。それは人の歴史が証明していることだ。 君だって彼らが活動している市街地の治安は知っているだろう?」
それを言われ、イデアールは返す言葉も無かった。
聖都ユスティーチ国内、中央にある聖都の外周を覆うように広がっている市街地。
その南部を拠点に、ルーフェン・ヴォルフの掲げる正義を許容しているのだが、聖都ユスティーチ内で最も悪事が行われる地域となってしまっている。
悪事といっても、犯罪や悪質な行為はほとんどなく、聖都では許されない小さな迷惑行為や無意識の迷惑行為、不意に起きてしまう揉め事などが主である。
「この国では移住をする者や、国外へ行く者も多い・・・。 しかし、彼らの多くが、聖都へと戻ってくる。何故だか、分かるか・・・?」
シュトラールは彼の方を見ると、何も言い返さないが、内心では理解しているが故に言葉を失っているのを読み取り、揺らぐ彼の気持ちを後押しした。
「外が如何に“悪”で満ち溢れているかを、思い知るからさ。 正しく生きようとする者には、世界に居場所がないんだ・・・。 私達のやろうとしている事は、正しい者達の居場所を創る、この聖都ユスティーチを“黄金郷”にするということだ。 そしてこれは、その第一歩なんだ・・・」
そう言うと、イデアールの肩に手を乗せ、最後にこう言った。
「私は・・・彼ら“正しく生きようとする者”を、決して見放しはしない。 せめてこの国だけは、彼らの“居場所”にしたい・・・」
そのまま手を下ろすと、シュトラールは彼の側を離れ歩き出す。
「行かれるのですね・・・」
玉座の間を出て、街へ向かおうとするシュトラールの背中を、哀しげに見送るシャーフ。
彼もまた、この動乱で一つの“想い”を断ち切り、新たな理想を追う覚悟をしている。
「あぁ、君にも辛い思いをさせてすまない、シャーフ」
「心得ております・・・。 全ては正しき世と、そこに生きる者のために・・・」
胸に手を当て、深々と頭を下げて見送るシャーフ。
「後のことは任せる」
聖騎士やリーベの後に続き、シュトラールもまた、部屋を出て行った。
残されたのは、全てを知った上でそれを飲み込む決断をしたシャーフと、今まさに事の真相を理解し、自分が取るべき舵に悩むイデアールだけとなった。
「お前は・・・全てを知って何とも思わないのか・・・? 何でそんなに平然としていられるッ・・・!」
イデアールは二人だけとなった部屋で、シャーフに感情をぶつけた。
「俺にも人並みの感情はある・・・。悩まなかった事などない。 それでも、シュトラール様の言葉や行動はいつも正しかった。 犯罪は消え、悪事は無くなり、小さないざこざも無くなりつつある。 国は正しい方へ向かっている。 ならば、悩む必要も迷う必要もない。 ただ、あのお方に着いて行くだけだ」
意外な言葉だった。
普段の彼からは想像もできないほど、人間味のある言葉を聞き、イデアールは驚いた。
「お前は・・・どうするんだ?」
「俺はここで留守を任されている。 いや、俺の意を汲み取ってシュトラール様がそうしてくれたのだろう・・・。あのお方はいつも、俺達のことを考えてくれている・・・。どこまでも俺達を理解してくれているんだ・・・。 イデアール、お前も任された任に着け。 シュトラール様の恩義に報いらなければ・・・」
彼なりの送る言葉を受け取ると、イデアールはゆっくりと部屋を出て行く。
「俺の・・・、やるべき事・・・」
彼は苦悩しながらも、シュトラールに任せられた城門の守りの任に向かう。
固く、まっすぐ伸びた槍を手にして・・・。
閑散とした城内を駆け巡る少女の、荒れた息遣いと床を激しく鳴らす走る音だけが響き渡る。
そしてその行方には、彼女の探していた人物の一人である男の姿が、そこにはあった。
「シュトラール様ッ!」
玉座の間に、ドアを開け放つ音と彼女の声が、静まり返る部屋の中を鮮明に伝わる。
しかし、玉座の間にはシュトラールの姿はなく、居たのはシャーフだけであった。
「シャーフッ!? シュトラール様は? イデアールさんも見当たらないんだけど・・・、何か知らない?」
「シュトラール様は、聖都国内の人々の避難と救助、そして・・・この国に巣食う悪の根絶に向かわれた・・・。 イデアールもまた、シュトラール様に任された任に就いている」
シャーフは、シャルロットの方を見ることなく、二人の行方を話し出す。
「国に巣食う悪・・・? あなたは? あなたは何をしているの!? 街中大変なことになってるのよ!?」
「知っているさ。 それに国民達への被害は出ない・・・」
シャルロットは、妙に落ち着いているシャーフの態度に疑問の念を抱いた。
「何で・・・そんな事言い切れるのよ・・・」
徐々に声色が変わり始める彼女に、シャーフは漸くシャルロットの方を向き、真実を語った。
「嘘っ・・・そんなこと・・・。 アーテムや先生だっているのよッ!? あなたは何とも思わないのッ!?」
シュトラールはイデアールを傷つけまいと、オブラートに包みながら話をしたが、シャーフはそれほど器用ではなく、直接的な表現を交えながらシャルロットに話をした。
シュトラールは、ルーフェン・ヴォルフの排除と、彼らの心に“人は正すことが出来る“という教えを説いた、卜部朝孝の排除をしようとしている。
彼らを排除し、聖都ユスティーチを一つとすることで、いよいよ理想の国家へと創り変える為に。
移動ポータルを利用し、モンスターのドロップアイテムを使い、毒を届けさせ、この動乱を彼らの責任であるかのように装い、そして汚名を着せて討ち取る為に・・・。
「そんなことさせないッ! 先生やアーテム達に知らせて、一緒に止めてみせるッ!」
こんな真実を聞かされて、聖都の人々の為に自分達の過去を切り捨てることなど、シャルロットには到底理解できる話ではなかった。
部屋を出て行こうとするシャルロットを、いつの間にか扉の前に移動していたシャーフが止める。
「お前だけなら何とかなる。 だから余計なことはするな・・・。 アイツらの・・・先生のやり方では、本当に正しい世は作れない。 未来の為に、過去を切り捨て、正しい正義を成すんだ」
「黙ってみんなが殺されるのを見てろって言うのッ!? ・・・・・どいて、シャーフ。 私はみんなの元へ行く。 邪魔はさせない・・・」
ゆっくりと腰に付けた聖騎士の剣に手を伸ばすシャルロット。
「世界の”悪“を見てこなかったお前には、理解出来ないことかもしれない・・・。正しさを貫こうとして生きている健気な者達の為に、俺は過去の因果をここで置いて行く・・・」
シャーフも腰につけた“刀”を握ると、シャルロットの前に立ち塞がる。
シュトラールはゆっくりとイデアールの元に歩み寄りながら、まるでシュトラールとルーフェン・ヴォルフが、話の中の“二つの正義”だと言うように語る。
「その相手が・・・彼らだと・・・?」
イデアールの隣にまで来たシュトラールは、目を閉じ、何かを思い返しているのだろうか、少し間を開けてそれに答える。
「彼らの正義が間違っているとは言わないし、私だってそれで済むのならそれが“唯一つの正義”でいいと思っている。だが、甘さは人の心に“悪”を生む。それは人の歴史が証明していることだ。 君だって彼らが活動している市街地の治安は知っているだろう?」
それを言われ、イデアールは返す言葉も無かった。
聖都ユスティーチ国内、中央にある聖都の外周を覆うように広がっている市街地。
その南部を拠点に、ルーフェン・ヴォルフの掲げる正義を許容しているのだが、聖都ユスティーチ内で最も悪事が行われる地域となってしまっている。
悪事といっても、犯罪や悪質な行為はほとんどなく、聖都では許されない小さな迷惑行為や無意識の迷惑行為、不意に起きてしまう揉め事などが主である。
「この国では移住をする者や、国外へ行く者も多い・・・。 しかし、彼らの多くが、聖都へと戻ってくる。何故だか、分かるか・・・?」
シュトラールは彼の方を見ると、何も言い返さないが、内心では理解しているが故に言葉を失っているのを読み取り、揺らぐ彼の気持ちを後押しした。
「外が如何に“悪”で満ち溢れているかを、思い知るからさ。 正しく生きようとする者には、世界に居場所がないんだ・・・。 私達のやろうとしている事は、正しい者達の居場所を創る、この聖都ユスティーチを“黄金郷”にするということだ。 そしてこれは、その第一歩なんだ・・・」
そう言うと、イデアールの肩に手を乗せ、最後にこう言った。
「私は・・・彼ら“正しく生きようとする者”を、決して見放しはしない。 せめてこの国だけは、彼らの“居場所”にしたい・・・」
そのまま手を下ろすと、シュトラールは彼の側を離れ歩き出す。
「行かれるのですね・・・」
玉座の間を出て、街へ向かおうとするシュトラールの背中を、哀しげに見送るシャーフ。
彼もまた、この動乱で一つの“想い”を断ち切り、新たな理想を追う覚悟をしている。
「あぁ、君にも辛い思いをさせてすまない、シャーフ」
「心得ております・・・。 全ては正しき世と、そこに生きる者のために・・・」
胸に手を当て、深々と頭を下げて見送るシャーフ。
「後のことは任せる」
聖騎士やリーベの後に続き、シュトラールもまた、部屋を出て行った。
残されたのは、全てを知った上でそれを飲み込む決断をしたシャーフと、今まさに事の真相を理解し、自分が取るべき舵に悩むイデアールだけとなった。
「お前は・・・全てを知って何とも思わないのか・・・? 何でそんなに平然としていられるッ・・・!」
イデアールは二人だけとなった部屋で、シャーフに感情をぶつけた。
「俺にも人並みの感情はある・・・。悩まなかった事などない。 それでも、シュトラール様の言葉や行動はいつも正しかった。 犯罪は消え、悪事は無くなり、小さないざこざも無くなりつつある。 国は正しい方へ向かっている。 ならば、悩む必要も迷う必要もない。 ただ、あのお方に着いて行くだけだ」
意外な言葉だった。
普段の彼からは想像もできないほど、人間味のある言葉を聞き、イデアールは驚いた。
「お前は・・・どうするんだ?」
「俺はここで留守を任されている。 いや、俺の意を汲み取ってシュトラール様がそうしてくれたのだろう・・・。あのお方はいつも、俺達のことを考えてくれている・・・。どこまでも俺達を理解してくれているんだ・・・。 イデアール、お前も任された任に着け。 シュトラール様の恩義に報いらなければ・・・」
彼なりの送る言葉を受け取ると、イデアールはゆっくりと部屋を出て行く。
「俺の・・・、やるべき事・・・」
彼は苦悩しながらも、シュトラールに任せられた城門の守りの任に向かう。
固く、まっすぐ伸びた槍を手にして・・・。
閑散とした城内を駆け巡る少女の、荒れた息遣いと床を激しく鳴らす走る音だけが響き渡る。
そしてその行方には、彼女の探していた人物の一人である男の姿が、そこにはあった。
「シュトラール様ッ!」
玉座の間に、ドアを開け放つ音と彼女の声が、静まり返る部屋の中を鮮明に伝わる。
しかし、玉座の間にはシュトラールの姿はなく、居たのはシャーフだけであった。
「シャーフッ!? シュトラール様は? イデアールさんも見当たらないんだけど・・・、何か知らない?」
「シュトラール様は、聖都国内の人々の避難と救助、そして・・・この国に巣食う悪の根絶に向かわれた・・・。 イデアールもまた、シュトラール様に任された任に就いている」
シャーフは、シャルロットの方を見ることなく、二人の行方を話し出す。
「国に巣食う悪・・・? あなたは? あなたは何をしているの!? 街中大変なことになってるのよ!?」
「知っているさ。 それに国民達への被害は出ない・・・」
シャルロットは、妙に落ち着いているシャーフの態度に疑問の念を抱いた。
「何で・・・そんな事言い切れるのよ・・・」
徐々に声色が変わり始める彼女に、シャーフは漸くシャルロットの方を向き、真実を語った。
「嘘っ・・・そんなこと・・・。 アーテムや先生だっているのよッ!? あなたは何とも思わないのッ!?」
シュトラールはイデアールを傷つけまいと、オブラートに包みながら話をしたが、シャーフはそれほど器用ではなく、直接的な表現を交えながらシャルロットに話をした。
シュトラールは、ルーフェン・ヴォルフの排除と、彼らの心に“人は正すことが出来る“という教えを説いた、卜部朝孝の排除をしようとしている。
彼らを排除し、聖都ユスティーチを一つとすることで、いよいよ理想の国家へと創り変える為に。
移動ポータルを利用し、モンスターのドロップアイテムを使い、毒を届けさせ、この動乱を彼らの責任であるかのように装い、そして汚名を着せて討ち取る為に・・・。
「そんなことさせないッ! 先生やアーテム達に知らせて、一緒に止めてみせるッ!」
こんな真実を聞かされて、聖都の人々の為に自分達の過去を切り捨てることなど、シャルロットには到底理解できる話ではなかった。
部屋を出て行こうとするシャルロットを、いつの間にか扉の前に移動していたシャーフが止める。
「お前だけなら何とかなる。 だから余計なことはするな・・・。 アイツらの・・・先生のやり方では、本当に正しい世は作れない。 未来の為に、過去を切り捨て、正しい正義を成すんだ」
「黙ってみんなが殺されるのを見てろって言うのッ!? ・・・・・どいて、シャーフ。 私はみんなの元へ行く。 邪魔はさせない・・・」
ゆっくりと腰に付けた聖騎士の剣に手を伸ばすシャルロット。
「世界の”悪“を見てこなかったお前には、理解出来ないことかもしれない・・・。正しさを貫こうとして生きている健気な者達の為に、俺は過去の因果をここで置いて行く・・・」
シャーフも腰につけた“刀”を握ると、シャルロットの前に立ち塞がる。
0
あなたにおすすめの小説
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
薬師だからってポイ捨てされました~異世界の薬師なめんなよ。神様の弟子は無双する~
黄色いひよこ
ファンタジー
薬師のロベルト・シルベスタは偉大な師匠(神様)の教えを終えて自領に戻ろうとした所、異世界勇者召喚に巻き込まれて、周りにいた数人の男女と共に、何処とも知れない世界に落とされた。
─── からの~数年後 ────
俺が此処に来て幾日が過ぎただろう。
ここは俺が生まれ育った場所とは全く違う、環境が全然違った世界だった。
「ロブ、申し訳無いがお前、明日から来なくていいから。急な事で済まねえが、俺もちっせえパーティーの長だ。より良きパーティーの運営の為、泣く泣くお前を切らなきゃならなくなった。ただ、俺も薄情な奴じゃねぇつもりだ。今日までの給料に、迷惑料としてちと上乗せして払っておくから、穏便に頼む。断れば上乗せは無しでクビにする」
そう言われて俺に何が言えよう、これで何回目か?
まぁ、薬師の扱いなどこんなものかもな。
この世界の薬師は、ただポーションを造るだけの職業。
多岐に亘った薬を作るが、僧侶とは違い瞬時に体を癒す事は出来ない。
普通は……。
異世界勇者巻き込まれ召喚から数年、ロベルトはこの異世界で逞しく生きていた。
勇者?そんな物ロベルトには関係無い。
魔王が居ようが居まいが、世界は変わらず巡っている。
とんでもなく普通じゃないお師匠様に薬師の業を仕込まれた弟子ロベルトの、危難、災難、巻き込まれ痛快世直し異世界道中。
はてさて一体どうなるの?
と、言う話。ここに開幕!
● ロベルトの独り言の多い作品です。ご了承お願いします。
● 世界観はひよこの想像力全開の世界です。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
虚弱生産士は今日も死ぬ ―遊戯の世界で満喫中―
山田 武
ファンタジー
今よりも科学が発達した世界、そんな世界にVRMMOが登場した。
Every Holiday Online 休みを謳歌できるこのゲームを、俺たち家族全員が始めることになった。
最初のチュートリアルの時、俺は一つの願いを言った――そしたらステータスは最弱、スキルの大半はエラー状態!?
ゲーム開始地点は誰もいない無人の星、あるのは求めて手に入れた生産特化のスキル――:DIY:。
はたして、俺はこのゲームで大車輪ができるのか!? (大切)
1話約1000文字です
01章――バトル無し・下準備回
02章――冒険の始まり・死に続ける
03章――『超越者』・騎士の国へ
04章――森の守護獣・イベント参加
05章――ダンジョン・未知との遭遇
06章──仙人の街・帝国の進撃
07章──強さを求めて・錬金の王
08章──魔族の侵略・魔王との邂逅
09章──匠天の証明・眠る機械龍
10章──東の果てへ・物ノ怪の巫女
11章──アンヤク・封じられし人形
12章──獣人の都・蔓延る闘争
13章──当千の試練・機械仕掛けの不死者
14章──天の集い・北の果て
15章──刀の王様・眠れる妖精
16章──腕輪祭り・悪鬼騒動
17章──幽源の世界・侵略者の侵蝕
18章──タコヤキ作り・幽魔と霊王
19章──剋服の試練・ギルド問題
20章──五州騒動・迷宮イベント
21章──VS戦乙女・就職活動
22章──休日開放・家族冒険
23章──千■万■・■■の主(予定)
タイトル通りになるのは二章以降となります、予めご了承を。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる