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作戦決行
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決行は早ければ早い方がいいと、ケヴィンはテーブルに広げられた資料をまとめると、近くを通りかかったウェイターに直ぐに戻るからと、席の確保を頼む。
ウェイターはインカムを使い何処かと連絡を取ると、代わりの者が来ると彼に伝えその場を去っていった。その間に現在地である三階とそのフロアの見取り図を確認しておくことにした。
「いいですか?今いるのが、三階中央ホールのここ。一階の会場まで筒抜けになっている大掛かりスペースです。現在地がこの辺りで、大司教のいるVIPルームは北東の長い廊下を抜けた先の・・・ここにあります」
見取り図の上で分かりやすいようにケヴィンが、指先で現在地から目的地までの経路をなぞっていく。距離はそれほどでもないが、やはり鬼門となるのは長い廊下だろう。
反対側にも同じように長い廊下があり、互いに下から上まで大きなガラスの窓が並べられている為、部屋のある壁沿いでなければシンのスキルを発動できない。向こう側から廊下の様子が一望できてしまうからだ。
その上、この長い廊下を巡回する教会の護衛が何人か配置されており、VIPルームの前にも護衛がいる筈。要するに廊下の途中や部屋の前ではスキルの使用が目に入ってしまう危険がある。
幸い、廊下を渡ってVIPルームのある向こう側へ辿り着けば、反対側からの監視の目を遮る柱がある。狙うとしたらその“柱“だろう。三人の意見は一致し、あとは実行に移すだけとなったところで、ウェイターが呼んでいた人物が姿を現す。
しかし、そこに現れたのはシン達も見たことがある制服を着た人物だった。視線を足下から顔の方へ上げていくと、その人物とはなんとシン達のアルバでの一夜を迎える宿を提供した、音楽学校の生徒であるクリスだったのだ。
「あれ!?シンさんにミアさん!?」
「クリス!どうして君が?」
「僕はマティアス司祭のお手伝いをしていますので・・・。それよりお二人こそ何故ここに?一体どうやって?
「すまん、クリス。話せば長くなるんだ。事情は知りたければ後でいくらでも話すから、今は頼まれた仕事を請け負ってくれないか?」
質問攻めになる前に、ミアが強引にクリスの口を閉じさせ状況を一時保留させる。何が何やら分からないといった様子のクリスだったが、会場での手伝いを任されている為、彼は素直にミアの言う通りにした。
「すぐ戻る。後でなんか美味いモン紹介してくれ!」
「頼んだ、クリス」
「はっはぁ・・・任されました・・・」
足速にテーブルを離れ、VIPルームへ繋がる長い廊下の方へと向かう二人と、クリスに会釈をして彼らの後について行くケヴィン。そんな三人の姿をポカンとした様子で見送るクリスは、一行が離れたテーブルを整理する為、料理を食べ終えた食器を重ねていく。そこで彼はある物を目にしていた。
「あっ・・・カメラを一台置いて来ちゃいました」
「あぁ、あのテーブルで見せてくれた奴か?でもカメラは他にもあるんだろ?大司教に仕掛けるやつが」
「えぇ、それはちゃんと持って来ています」
「なら後で回収すりゃぁいいだろ」
「それもそうですね。あれはお二人に差し上げようと思っていた一台だったのですが・・・」
「あぁ!?」
「まっまぁ遠隔でテーブルの裏にでも隠しておきますよ」
「そうしてくれよな。・・・まさかその抜けたところも演技じゃねぇだろうな?」
「ははは、まさか」
テーブルに置いて来たカメラの映像を確認するケヴィン。その映像には多少角度のズレはあったものの、これといった異常もなかったので、そのままテーブルの裏へと移動させ、機能を停止させた。
そうこうしている内に、三人は長い廊下へと到着する。あまり同じ場所で立ち尽くしていては怪しまれてしまう。丁度巡回中の二人の護衛が、反対側の廊下とこちら側の廊下を対極に歩いている。シン達はその間に入り込み、長い廊下をVIPルームの方へゆっくりと歩いていく。
「いいですか?シンさんとミアさんは手筈通りに。私は入り口の護衛に話しかけ、警戒用のスキル探知を解除させます。その隙にシンさんのスキルでカメラを送り込んでください」
「了解」
「分かった」
「それとここからはカメラの映像をつけておいて下さい。中の様子が確認できます」
シンとミアはケヴィンの指示通り、耳にはめ込んだイヤホンを人差し指の腹で軽くタップする。すると、祝宴の会場で見せてもらったものと同じ、VIPルームの内部の映像が二人の視界に映り込む。
部屋の近くまでやって来ると、シンは背中をくの字に曲げ、具合が悪そうな様子を見せる。そんな彼の腕を取り、肩を貸したミアが小声で心配そうに声をかける。
廊下を歩いてきた三人に気が付いた護衛の二人が視線を向ける。
「どうかされましたか?」
「すみません。私はオーギュスト・ケヴィンと申します。ジークベルト大司教様にご挨拶にあがったのですが・・・」
「オーギュスト・ケヴィン様ですね?失礼ですが証明書の確認を致します」
「はいはい、コレですね」
ポケットから取り出した宮殿に入る為の、顔写真入りのカードを一人の護衛に提示するケヴィン。その間、もう一人の護衛がシンとミアの様子を伺い、声を掛けてきた。
「そちらの方々は?」
「あぁ、彼らはルーカス司祭のお知り合いのようで。会場でお話しする中で、是非とも大司教様に御目通りに叶いたいと」
「本人確認の為、証明書をお見せ頂いても?」
「どうぞ。彼、ちょっと具合悪くなっちゃったみたいなので、そこで休ませて貰ってもよろしいですか?あぁ、カードは後で返してくれればいいので先に・・・」
「えぇ、それぐらいでしたら・・・。もし悪化するようでしたら声を掛けてください」
「ありがとうございます。行こう、シン」
「うっぷ・・・ありがとう、ミア・・・」
ふらつくシンを柱の側に下ろすミア。護衛の目を遮るようにシンとの間に入り、丸くなるシンの背中をさする。目の届く範囲だったのでそれほど警戒していなかったのか、護衛は二人が座り込むのを確認するとケヴィンの方へ顔を向けた。
「ケヴィン様。失礼ですがスキルの確認を致しますので、少しの間動かずにいて下さい」
「はい」
シンとミアを見送った護衛が二人に背を向けて、ケヴィンのスキルチェックを行い始めた。静かに振り返ったミアがケヴィンの表情を窺う。すると彼は、視線を護衛の方に向けたまま、片側の目で数回だけ瞬きをした。
それが作戦決行の合図だった。
ミアはそっとシンの背中を静かにポンポンと二回叩いた。自ら身体を丸くすることで影を作ると、シンはケヴィンから受け取っていた蜘蛛に変形する球体型のカメラを取り出し、自らの影の中へと落とし込んだ。
ウェイターはインカムを使い何処かと連絡を取ると、代わりの者が来ると彼に伝えその場を去っていった。その間に現在地である三階とそのフロアの見取り図を確認しておくことにした。
「いいですか?今いるのが、三階中央ホールのここ。一階の会場まで筒抜けになっている大掛かりスペースです。現在地がこの辺りで、大司教のいるVIPルームは北東の長い廊下を抜けた先の・・・ここにあります」
見取り図の上で分かりやすいようにケヴィンが、指先で現在地から目的地までの経路をなぞっていく。距離はそれほどでもないが、やはり鬼門となるのは長い廊下だろう。
反対側にも同じように長い廊下があり、互いに下から上まで大きなガラスの窓が並べられている為、部屋のある壁沿いでなければシンのスキルを発動できない。向こう側から廊下の様子が一望できてしまうからだ。
その上、この長い廊下を巡回する教会の護衛が何人か配置されており、VIPルームの前にも護衛がいる筈。要するに廊下の途中や部屋の前ではスキルの使用が目に入ってしまう危険がある。
幸い、廊下を渡ってVIPルームのある向こう側へ辿り着けば、反対側からの監視の目を遮る柱がある。狙うとしたらその“柱“だろう。三人の意見は一致し、あとは実行に移すだけとなったところで、ウェイターが呼んでいた人物が姿を現す。
しかし、そこに現れたのはシン達も見たことがある制服を着た人物だった。視線を足下から顔の方へ上げていくと、その人物とはなんとシン達のアルバでの一夜を迎える宿を提供した、音楽学校の生徒であるクリスだったのだ。
「あれ!?シンさんにミアさん!?」
「クリス!どうして君が?」
「僕はマティアス司祭のお手伝いをしていますので・・・。それよりお二人こそ何故ここに?一体どうやって?
「すまん、クリス。話せば長くなるんだ。事情は知りたければ後でいくらでも話すから、今は頼まれた仕事を請け負ってくれないか?」
質問攻めになる前に、ミアが強引にクリスの口を閉じさせ状況を一時保留させる。何が何やら分からないといった様子のクリスだったが、会場での手伝いを任されている為、彼は素直にミアの言う通りにした。
「すぐ戻る。後でなんか美味いモン紹介してくれ!」
「頼んだ、クリス」
「はっはぁ・・・任されました・・・」
足速にテーブルを離れ、VIPルームへ繋がる長い廊下の方へと向かう二人と、クリスに会釈をして彼らの後について行くケヴィン。そんな三人の姿をポカンとした様子で見送るクリスは、一行が離れたテーブルを整理する為、料理を食べ終えた食器を重ねていく。そこで彼はある物を目にしていた。
「あっ・・・カメラを一台置いて来ちゃいました」
「あぁ、あのテーブルで見せてくれた奴か?でもカメラは他にもあるんだろ?大司教に仕掛けるやつが」
「えぇ、それはちゃんと持って来ています」
「なら後で回収すりゃぁいいだろ」
「それもそうですね。あれはお二人に差し上げようと思っていた一台だったのですが・・・」
「あぁ!?」
「まっまぁ遠隔でテーブルの裏にでも隠しておきますよ」
「そうしてくれよな。・・・まさかその抜けたところも演技じゃねぇだろうな?」
「ははは、まさか」
テーブルに置いて来たカメラの映像を確認するケヴィン。その映像には多少角度のズレはあったものの、これといった異常もなかったので、そのままテーブルの裏へと移動させ、機能を停止させた。
そうこうしている内に、三人は長い廊下へと到着する。あまり同じ場所で立ち尽くしていては怪しまれてしまう。丁度巡回中の二人の護衛が、反対側の廊下とこちら側の廊下を対極に歩いている。シン達はその間に入り込み、長い廊下をVIPルームの方へゆっくりと歩いていく。
「いいですか?シンさんとミアさんは手筈通りに。私は入り口の護衛に話しかけ、警戒用のスキル探知を解除させます。その隙にシンさんのスキルでカメラを送り込んでください」
「了解」
「分かった」
「それとここからはカメラの映像をつけておいて下さい。中の様子が確認できます」
シンとミアはケヴィンの指示通り、耳にはめ込んだイヤホンを人差し指の腹で軽くタップする。すると、祝宴の会場で見せてもらったものと同じ、VIPルームの内部の映像が二人の視界に映り込む。
部屋の近くまでやって来ると、シンは背中をくの字に曲げ、具合が悪そうな様子を見せる。そんな彼の腕を取り、肩を貸したミアが小声で心配そうに声をかける。
廊下を歩いてきた三人に気が付いた護衛の二人が視線を向ける。
「どうかされましたか?」
「すみません。私はオーギュスト・ケヴィンと申します。ジークベルト大司教様にご挨拶にあがったのですが・・・」
「オーギュスト・ケヴィン様ですね?失礼ですが証明書の確認を致します」
「はいはい、コレですね」
ポケットから取り出した宮殿に入る為の、顔写真入りのカードを一人の護衛に提示するケヴィン。その間、もう一人の護衛がシンとミアの様子を伺い、声を掛けてきた。
「そちらの方々は?」
「あぁ、彼らはルーカス司祭のお知り合いのようで。会場でお話しする中で、是非とも大司教様に御目通りに叶いたいと」
「本人確認の為、証明書をお見せ頂いても?」
「どうぞ。彼、ちょっと具合悪くなっちゃったみたいなので、そこで休ませて貰ってもよろしいですか?あぁ、カードは後で返してくれればいいので先に・・・」
「えぇ、それぐらいでしたら・・・。もし悪化するようでしたら声を掛けてください」
「ありがとうございます。行こう、シン」
「うっぷ・・・ありがとう、ミア・・・」
ふらつくシンを柱の側に下ろすミア。護衛の目を遮るようにシンとの間に入り、丸くなるシンの背中をさする。目の届く範囲だったのでそれほど警戒していなかったのか、護衛は二人が座り込むのを確認するとケヴィンの方へ顔を向けた。
「ケヴィン様。失礼ですがスキルの確認を致しますので、少しの間動かずにいて下さい」
「はい」
シンとミアを見送った護衛が二人に背を向けて、ケヴィンのスキルチェックを行い始めた。静かに振り返ったミアがケヴィンの表情を窺う。すると彼は、視線を護衛の方に向けたまま、片側の目で数回だけ瞬きをした。
それが作戦決行の合図だった。
ミアはそっとシンの背中を静かにポンポンと二回叩いた。自ら身体を丸くすることで影を作ると、シンはケヴィンから受け取っていた蜘蛛に変形する球体型のカメラを取り出し、自らの影の中へと落とし込んだ。
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