17 / 146
第一章 復讐その一 ジェイコブ=カートレット
核心
しおりを挟む
「ん? なんだ? この小汚い奴は?」
入ろうとした部屋から出てきたのは、まさかのジェイコブだった。
「あ……! ほ、本日からこちらで働かせていただいてます、冒険者の“アデル”です!」
僕は直立不動になり、ジェイコブに媚びを売るように挨拶をした。
「ふむ……冒険者、な……」
そう言うと、ジェイコブは値踏みするように僕を上から下までジロジロと見る。
「貴様も冒険者なら、そこそこ強いのか?」
「あ、い、いえ……戦闘に関しては……」
「なんだ、じゃあもういい」
そう言うと、ジェイコブがシッシッ、と追い払うような仕草をした。
これは……チャンスかも。
「で、ですが! 僕は[運び屋]としていつも帯同していました! しかも、あの“黄金の旋風”に!」
「ふむ……」
すると興味が出てきたのか、ジェイコブはまた僕へと向き直り、顎をさすった。
「なら貴様、色々と冒険者達に伝手もあったりするのか?」
「! そ、それはもう!」
「ふむ……」
ジェイコブは少し考え込み、そして。
「よし、貴様を正式に雇ってやる。その上で、腕の立つ冒険者を連れてこい」
「ええ!? や、雇っていただけるんですか!?」
ジェイコブの言葉に、僕は驚きの声を上げた。
「そうだ。トマス! トマスはいるか!」
ジェイコブは頷くと、執事の名前を叫んだ。
「お呼びでしょうか?」
すると、執事は音もなく僕達の前に現れた。
コイツ……ひょっとしてハンナさんと同じ……。
「うむ。コイツを正式に雇うことにした」
「それは、雑用としてでしょうか?」
「いや、コイツには腕の立つ冒険者のスカウトをしてもらう。ついては、アイツ等と面通しをさせておけ」
「かしこまりました」
そう言うと、ジェイコブはそのブヨブヨとした丸い身体を揺らしながら、どこかへ行ってしまった。
「少々お尋ねしますが……一体どのような流れでそうなったのですか?」
執事が射殺すような視線で僕を見つめる。
それは、まさに蟷螂に睨まれた羽虫のような気分だった。
「はい。実は僕、あの“黄金の旋風”の[運び屋]をしていたんです。色々と冒険者の知り合いも多いものですから、それで……」
「そうか」
僕は努めて冷静にそう答えると、執事は急に敬語をやめ、クルリ、と身体を翻した。
「じゃあ、お前の同僚となる者達を紹介するからついて来い」
そう言うと、執事がスタスタと歩き始めたので、僕も慌ててついて行った。
「ここだ」
そこは、屋敷一階の一番奥にある部屋だった。
扉を開けると……一人、二人……全部で九人の怪しい風体の男達がいた。
その中には、先程僕に暴力を振るった三人も。
「全員揃っているな」
「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」
執事の号令に、男達が一斉に返事をした。
ということは……この執事が元締め?
「新たにお館様がお雇いになった、“アデル”だ」
「ア、アデルです!」
「あ! お前は!」
先程の男の一人が、僕を指差した。
「……お館様が正式に雇われたのだ。今後アデルに手を出した者は、同じ目に遭うと思え」
「は、はい……」
僕と男の様子を見て、色々と察した執事が釘を刺す。
だけど……これは色々とやりやすくなったぞ。
「そういうことだ。仲良くするんだぞ」
そう言うと、執事は僕を置いて部屋を出て行った。
「へ、へへ、さっきは悪かったな」
執事が余程怖いのか、さっきの男達が愛想笑いを浮かべた。
「い、いえ! これからどうぞよろしくお願いします! それより、皆さんお強いですね……」
「あ、ああ、だろ?」
さっきの件があって気まずいのと、褒められたことで気を良くしたのか、男は嬉しそうな表情を見せた。
「ところで皆さんは、このお屋敷でどんなお仕事を?」
「おう! 俺達はジェイコブ様の用心棒? 兵士? まあ、そんなモンだ」
「へえー……」
男の言葉に、僕は感心したように頷く。
「ワハハ! まあ、何つっても俺達は騎士より強えんだぜ!」
別の男が会話に加わり、満面の笑みで自慢した。
「そ、そうなんですか!? 騎士っていったらひょっとして……あの領主様のところとか?」
「おう! よく分かったな!」
僕は探りを入れるため、おずおずとそんなことを尋ねてみると……予想通りの答えが返ってきた。
「あはは、この街で騎士といえば、領主様のところしかないですからね」
「まあな。あの時は……「オイオイ、別にお前が倒したんじゃなくて、アレは頭だろ!」」
男が武勇伝を語ろうとしたところを遮り、後ろで聞いていた別の奴が茶々を入れた。
「ト、トドメは確かに頭だけど、その前に弱らせたのは俺だろうがよ……」
「ワハハハハ! あれは俺達で囲んだからだろ!」
そう言うと、部屋にいる連中がドッ、と笑った。
「み、皆さんすごいんですね……」
「つーか、今度またやりあう時には、お前にも特等席で見せてやるよ!」
「そ、それは楽しみです! ということは、次も領主様のところの騎士ですか?」
「まあそうだな」
……ということは、ジェイコブはライラ様達を襲撃するつもりなのか。
「そうそう、ここだけの話……ジェイコブ様は近々ここの領主になるんだぜ?」
「ええっ!」
僕は男の言葉に驚きの声を上げる。
「そ、それはどうやって?」
「まあ、ジェイコブ様は元々前の領主の弟だしな。で、前の領主が死んで今じゃあの小娘が領主だろ? なら、うちのジェイコブ様が成り代わるしかないわな」
「成程……」
「つーか、爵位を譲渡させるためにあの小娘を「おい! やめろ!」……おっと、今のはナシな」
窘められ、へへへ、と苦笑しながら男が頭を掻く。
「まあ、何にせよお前、ツイてるよ。だって、ジェイコブ様について行けば間違いないからな」
「バーカ、ジェイコブ様じゃなくて、うちの頭だろ?」
「違いねえ」
「「「「「ワハハハハハハハハ!」」」」」
そうか。
コイツ等がライラ様を……!
「いやあ、今まで[運び屋]なんて小間使いばっかりしてたけど、やっと僕にも運が向いてきたみたいです」
「ワハハ! だよな!」
「さて……それじゃ僕はジェイコブ様に捨てられないように、自分の“仕事”をしますかね……」
そう言うと、僕は気合を入れるように両頬を叩いた。
「ん? お前の“仕事”ってなんだ? 屋敷の掃除か?」
「あはは、実は腕の立つ冒険者を引き入れるように交渉役を任されてるんです」
「おう、そうか。大変だな」
「はい。では失礼します」
僕は男達に挨拶すると、愛想笑いのまま部屋を出た。
「……ふう」
……いきなり核心だったな。
というかここの連中、警戒心なさすぎだろう。
僕はかぶりを振ると、少し足早に屋敷を出ようとして。
「待て。どこに行く」
突然、後ろから執事に声を掛けられた。
「あ、はい。僕も早速“仕事”をしようかと思いまして。ほら、冒険者達はクエストが終わってからが本番ですから」
僕はジョッキを持ち上げる仕草をする。
「そうか……じゃあよろしく頼む」
「はい!」
僕は深々とお辞儀をすると、意気揚々と玄関を出るフリをした。
「お、仕事は終わりか?」
門をくぐろうとしたところで、来た時に気さくに話し掛けてくれた衛兵が声を掛けてきた。
「いえ、実はジェイコブ様に直々に雇われまして……」
「おお、そうか! 良かったじゃないか!」
そう言うと、衛兵が嬉しそうにバシバシと僕の背中を叩いた。
「あ、あはは……それじゃ、僕は“仕事”をしてきます」
「ああ! 頑張れよ!」
手を振る衛兵に会釈すると、僕は夜のにぎやかな街の人混みに紛れた。
——僕の背後をつける人物がいることに気づかないまま。
入ろうとした部屋から出てきたのは、まさかのジェイコブだった。
「あ……! ほ、本日からこちらで働かせていただいてます、冒険者の“アデル”です!」
僕は直立不動になり、ジェイコブに媚びを売るように挨拶をした。
「ふむ……冒険者、な……」
そう言うと、ジェイコブは値踏みするように僕を上から下までジロジロと見る。
「貴様も冒険者なら、そこそこ強いのか?」
「あ、い、いえ……戦闘に関しては……」
「なんだ、じゃあもういい」
そう言うと、ジェイコブがシッシッ、と追い払うような仕草をした。
これは……チャンスかも。
「で、ですが! 僕は[運び屋]としていつも帯同していました! しかも、あの“黄金の旋風”に!」
「ふむ……」
すると興味が出てきたのか、ジェイコブはまた僕へと向き直り、顎をさすった。
「なら貴様、色々と冒険者達に伝手もあったりするのか?」
「! そ、それはもう!」
「ふむ……」
ジェイコブは少し考え込み、そして。
「よし、貴様を正式に雇ってやる。その上で、腕の立つ冒険者を連れてこい」
「ええ!? や、雇っていただけるんですか!?」
ジェイコブの言葉に、僕は驚きの声を上げた。
「そうだ。トマス! トマスはいるか!」
ジェイコブは頷くと、執事の名前を叫んだ。
「お呼びでしょうか?」
すると、執事は音もなく僕達の前に現れた。
コイツ……ひょっとしてハンナさんと同じ……。
「うむ。コイツを正式に雇うことにした」
「それは、雑用としてでしょうか?」
「いや、コイツには腕の立つ冒険者のスカウトをしてもらう。ついては、アイツ等と面通しをさせておけ」
「かしこまりました」
そう言うと、ジェイコブはそのブヨブヨとした丸い身体を揺らしながら、どこかへ行ってしまった。
「少々お尋ねしますが……一体どのような流れでそうなったのですか?」
執事が射殺すような視線で僕を見つめる。
それは、まさに蟷螂に睨まれた羽虫のような気分だった。
「はい。実は僕、あの“黄金の旋風”の[運び屋]をしていたんです。色々と冒険者の知り合いも多いものですから、それで……」
「そうか」
僕は努めて冷静にそう答えると、執事は急に敬語をやめ、クルリ、と身体を翻した。
「じゃあ、お前の同僚となる者達を紹介するからついて来い」
そう言うと、執事がスタスタと歩き始めたので、僕も慌ててついて行った。
「ここだ」
そこは、屋敷一階の一番奥にある部屋だった。
扉を開けると……一人、二人……全部で九人の怪しい風体の男達がいた。
その中には、先程僕に暴力を振るった三人も。
「全員揃っているな」
「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」
執事の号令に、男達が一斉に返事をした。
ということは……この執事が元締め?
「新たにお館様がお雇いになった、“アデル”だ」
「ア、アデルです!」
「あ! お前は!」
先程の男の一人が、僕を指差した。
「……お館様が正式に雇われたのだ。今後アデルに手を出した者は、同じ目に遭うと思え」
「は、はい……」
僕と男の様子を見て、色々と察した執事が釘を刺す。
だけど……これは色々とやりやすくなったぞ。
「そういうことだ。仲良くするんだぞ」
そう言うと、執事は僕を置いて部屋を出て行った。
「へ、へへ、さっきは悪かったな」
執事が余程怖いのか、さっきの男達が愛想笑いを浮かべた。
「い、いえ! これからどうぞよろしくお願いします! それより、皆さんお強いですね……」
「あ、ああ、だろ?」
さっきの件があって気まずいのと、褒められたことで気を良くしたのか、男は嬉しそうな表情を見せた。
「ところで皆さんは、このお屋敷でどんなお仕事を?」
「おう! 俺達はジェイコブ様の用心棒? 兵士? まあ、そんなモンだ」
「へえー……」
男の言葉に、僕は感心したように頷く。
「ワハハ! まあ、何つっても俺達は騎士より強えんだぜ!」
別の男が会話に加わり、満面の笑みで自慢した。
「そ、そうなんですか!? 騎士っていったらひょっとして……あの領主様のところとか?」
「おう! よく分かったな!」
僕は探りを入れるため、おずおずとそんなことを尋ねてみると……予想通りの答えが返ってきた。
「あはは、この街で騎士といえば、領主様のところしかないですからね」
「まあな。あの時は……「オイオイ、別にお前が倒したんじゃなくて、アレは頭だろ!」」
男が武勇伝を語ろうとしたところを遮り、後ろで聞いていた別の奴が茶々を入れた。
「ト、トドメは確かに頭だけど、その前に弱らせたのは俺だろうがよ……」
「ワハハハハ! あれは俺達で囲んだからだろ!」
そう言うと、部屋にいる連中がドッ、と笑った。
「み、皆さんすごいんですね……」
「つーか、今度またやりあう時には、お前にも特等席で見せてやるよ!」
「そ、それは楽しみです! ということは、次も領主様のところの騎士ですか?」
「まあそうだな」
……ということは、ジェイコブはライラ様達を襲撃するつもりなのか。
「そうそう、ここだけの話……ジェイコブ様は近々ここの領主になるんだぜ?」
「ええっ!」
僕は男の言葉に驚きの声を上げる。
「そ、それはどうやって?」
「まあ、ジェイコブ様は元々前の領主の弟だしな。で、前の領主が死んで今じゃあの小娘が領主だろ? なら、うちのジェイコブ様が成り代わるしかないわな」
「成程……」
「つーか、爵位を譲渡させるためにあの小娘を「おい! やめろ!」……おっと、今のはナシな」
窘められ、へへへ、と苦笑しながら男が頭を掻く。
「まあ、何にせよお前、ツイてるよ。だって、ジェイコブ様について行けば間違いないからな」
「バーカ、ジェイコブ様じゃなくて、うちの頭だろ?」
「違いねえ」
「「「「「ワハハハハハハハハ!」」」」」
そうか。
コイツ等がライラ様を……!
「いやあ、今まで[運び屋]なんて小間使いばっかりしてたけど、やっと僕にも運が向いてきたみたいです」
「ワハハ! だよな!」
「さて……それじゃ僕はジェイコブ様に捨てられないように、自分の“仕事”をしますかね……」
そう言うと、僕は気合を入れるように両頬を叩いた。
「ん? お前の“仕事”ってなんだ? 屋敷の掃除か?」
「あはは、実は腕の立つ冒険者を引き入れるように交渉役を任されてるんです」
「おう、そうか。大変だな」
「はい。では失礼します」
僕は男達に挨拶すると、愛想笑いのまま部屋を出た。
「……ふう」
……いきなり核心だったな。
というかここの連中、警戒心なさすぎだろう。
僕はかぶりを振ると、少し足早に屋敷を出ようとして。
「待て。どこに行く」
突然、後ろから執事に声を掛けられた。
「あ、はい。僕も早速“仕事”をしようかと思いまして。ほら、冒険者達はクエストが終わってからが本番ですから」
僕はジョッキを持ち上げる仕草をする。
「そうか……じゃあよろしく頼む」
「はい!」
僕は深々とお辞儀をすると、意気揚々と玄関を出るフリをした。
「お、仕事は終わりか?」
門をくぐろうとしたところで、来た時に気さくに話し掛けてくれた衛兵が声を掛けてきた。
「いえ、実はジェイコブ様に直々に雇われまして……」
「おお、そうか! 良かったじゃないか!」
そう言うと、衛兵が嬉しそうにバシバシと僕の背中を叩いた。
「あ、あはは……それじゃ、僕は“仕事”をしてきます」
「ああ! 頑張れよ!」
手を振る衛兵に会釈すると、僕は夜のにぎやかな街の人混みに紛れた。
——僕の背後をつける人物がいることに気づかないまま。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる