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陸
しおりを挟むその日も、何事もなければ、普通の1日で終わったことだろう。
いつものように、2人で近くの河原へ夕方の散歩に出かけた時だった。
俺とハンナは、朝と夕方の2回、往復で2キロほどの散歩を習慣にしている。
筋力の衰えになんとか対抗したいからだ。
とはいえ、雨や雪が降ったり、台風が来たりしている時は、無理はしない。
健康維持のために歩いているのに、風邪をひいてしまったら、元も子もないだろう。
その代わり、次の日には少し遠くまで歩いてみるなどして、調整しながら歩いていた。
今日も、昨日の雨のため、いつもより少し遠くまで歩くことにした。
色々な遠出コースはあれど、今日は、俺が気に入りのパン屋へ寄れるコースを選んでいた。
お気に入りのコーンマヨパンを買って、お店から出ると、俺はいつものように、ハンナに言った。
「今日も1日、ありがとう。愛しているよ。」
ハンナも、気に入りのメロンパンを持って、ホクホク顔で答えてくれる。
「私も大好き。愛してます。」
俺たちは、2人でニッコリ笑うと、俺たちは、パンを持ってない方の手を繋いだ。
俺たちの暗黙のルールとして、行きの道は手を繋がないが、帰り道は手を繋ぐ。というものがある。
というのも、腕を振って、それぞれのフォームで、それぞれの歩き方で歩いた方が、身体を痛めない。とハンナが言い出したので、最初は俺もそれに従っていた。
でも、『手を繋いで歩くのも良いな』と、俺がポロリと口にした日から、ハンナは帰り道に手を繋いでくれるようになった。
『タカは、たまに可愛いことを言うわよね。』
と、ハンナがクスクス笑って言ってたけれど、『ハンナだって俺と手を繋ぐのは好きだろう?』と聞くと、『もちろんですよ。』とニッコリ笑ってくれた。
それが結果、良くなかったと俺は思っている。
なぜなら、その後、俺が階段から転がり落ちた時に、ハンナを巻き添えにしてしまったからだ。
俺は、工事中による、迂回先にあった階段で、足を滑らせた。
その階段は初めてで、残念なことに手すりが無かった。
いつもなら、手すりのある階段を探して歩くのだが、今日はすでに遠回りをしているうえ、温かいうちにコーンパンが食べたかった。
そんな気持ちが重なって、それ以上の遠回りが、面倒な気持ちになっていたのだ。
あっ
と思った時には遅かった。
若い頃なら踏ん張れる所が、筋力が足りないし、瞬発力も足りない。
俺は、コーンパンとハンナの手を握りしめながら、ゴロゴロと数段落ちてしまったのだ。
落ちた先で、頭は打っていないような気はしたが、確信は持てなかったし、そもそも自分がどうなったのか、よくわからなかった。
今思えば、ハンナの手を離してやれば良かったのに…。
俺はバカだった。
そして、落ちてからは、とにかく痛かった。
激痛で動けなくなっているところを、近くを通りかかった人が救急車を呼んでくれた。
俺は、救急車が来る前に気を失ったようだ。
つまり、その先を覚えていないのだ。
そして……
目が覚めた時には、あの病室の天井が見えた。
※ ※ ※
あぁ…
今まで見ていたのは、長い長い夢だったのだろうか。
それならばそれで、良い夢を見せてもらえた。と神様に感謝をしなくてはいけないな、と思った。
俺は、ゆっくりと目を閉じる。
目がまわる感じはしないが、やはり体は痺れたように動かなかった。
前回はハンナに会えただけで、幸せだったと言える。
でも今回は…
前回以上に、ハンナに幸せにしてもらった。
毎日、『愛してる』って言えるようになったし、言ってもらえた。
俺が、幸せな2回目の人生を振り返っていると、誰かに強く左手を握られた気がした。
億劫だったが、頑張ってもう一度目を開けると、今度は、涙でグジャグジャになった顔で、こちらを見ている娘と目が合った。
「どうして泣いているんだ…。」
そう声をかけると、娘は驚いた顔をしてから、
「お父さんが泣かせているのよ!」
と、怒ったような声を出した。
何やら俺が悪いことをしたらしい。
「…ごめんな…。」
眠くて眠くて、俺は囁くような声しか出せなかった。
目を瞑ると、首をぶんぶん振るような、衣擦れの音が聞こえてきた。
「良いよ…。」
娘の、仕方ないなぁ、と思っているのがわかる、不貞腐れた声が聞こえた。
そういえば、大事なことを忘れていた。
たしか、俺は階段から落ちたと思う。手を繋いでいた、ハンナはどうなったのだろうか?
「ハンナは…」
俺は、必死に声を出して尋ねた。
「…お母さんは、お父さんの隣のベッドにいるよ。」
娘の話を聞くところをまとめると、ここは救急の患者がとりあえず集められる部屋なようだ。
俺は救急車でこの病院へ運ばれて、簡単な処置をされてから、ここに寝かされている。
幸運にも、ハンナも同じ病院に運んでもらえたようだ。
見たところ、大きな外傷は無いが、これから、いくつかの検査をするそうだ。
ハンナも落ちた後に気を失ったらしく、こちらはまだ目が覚めない。
「電話をもらって、ビックリしたよ。取るものもとりあえず、私だけ来たけど、もうすぐタケルも来るから。」
俺の財布に入っていた、『緊急連絡先』の紙に書いてあった、娘へと連絡がいったのだろう。
書いておいて良かった。
「…そうか…ありがとう…」
あぁ…眠たい…。
俺はそう言うと、そのまままた眠りについた。
※ ※ ※
「…うさん!お父さん!起きて!」
俺は誰かに肩をゆすられたことで、ハッと目を覚ました。
相変わらず、病院の天井が見える。
施設といい、病院といい、どこも似たような天井をしているなぁ。と思った。
「お父さん!お母さんが!!」
必死な顔で俺を揺り起こす娘に、俺は尋常じゃない危機感を感じた。
「どうした!」
俺は身体を起こそうとして、身体が全く動かないことに気がついた。
「!?」
しかし、そのことに疑問を抱く間もなく、娘が続ける。
「お母さん、あのまま目を覚まさなくって…。今…すごく危ない状態なんだって…。」
身体は動かせないが、首を回すことだけはできた。
俺のベッドの柵越しに、またしても、たくさんの管に繋がれているハンナが見えた。
前回よりも、歳をとっているように見えるのは、実際歳上だからだろうか。
「ハンナ。」
俺の呼びかけに対して、ハンナの返事の代わりに、シュコーという、酸素の管が音を鳴らす。
あぁ…またしても、これか…
2度目も、俺がハンナを看取ることになるのか…。
言い知れぬ虚脱感が俺を襲う。
しかし、俺はグッと唇を噛み締めると、気持ちを切り替える。
わかった。
それが俺の運命ならば、受け入れてやろうじゃないか。
俺は、手に力が入らない代わりに、しっかりと目を開けてハンナを見た。
「ハンナ、ごめんな。落ちる時に、手を離してやれば良かったな。巻き込んでしまって、本当にごめん。」
俺の謝罪が聞こえているのかいないのか、ハンナは何も言わないし、目も開けない。
それを少し残念に思っていた時だった。
ちょうどそこへ、息子が病室に飛び込んできたのだ。
「母さん!!」
息を切らしているところを見ると、よっぽど急いで来たのだろう。
「母さん!タケルだよ。どうしたんだよ。起きてくれよ。」
50に手が届きそうな大の男が、泣きそうな声を出している。
いくつになっても、子どもは子どもなんだなぁ。
そんな風に思って、俺は頬を緩ませた。
ところが、驚いたことに、その声に、ハンナの手がピクリと動いたのだ!
俺はそれに気がつくと、息子に倣って大きな声で名前を呼ぶことにする。
「ハンナ!!」
今度は瞼が動く。
娘も何かに気がついたようだ。
「お母さん!!」
今まで以上に大きな声で呼んでいた。
するとどうだろう。
娘の声を聞いてから、うっすらと目が開いたではないか!
俺は嬉しさのあまり、泣きそうになってしまった。
一方のハンナは、キョロキョロと目だけで周りを見回してから、掠れた声で呟いた。
「…Wo sind wir?(ここはどこ?)」
俺はギクリとした。
またしても、ハンナはドイツ語を話したのだ。
前回の記憶が一気に蘇った。
『人間、終末期には、第一言語しか残らない』『バイリンガルの人達が認知症になった場合、後から覚えた言語を忘れて母国語しか喋れなくなる』
息子にもらった資料を、あの後何度も何度も読み返したものだ。
だから、覚悟してきたじゃないか。
ハンナがドイツ語しか話せなくなる日を。
翻訳機!!
咄嗟にそう思った。
しかし、俺はこの時のためにも、ドイツ語を勉強してきたのではなかったか。
第一、先ほどのハンナの言った言葉を、翻訳機無しでも理解することができたじゃないか。
俺は自身の学習を思い出そうとした。
でも、…頭にモヤがかかっているようで、いっこうにドイツ語を思い出せない。
あんなに勉強したのに…
そう思った時にピンときた。
ハンナだって、前回も今回も、たくさん日本語の勉強をしていたではないか。
それでも、最期に出てくるのは母国語で…。
と、いうことは…。
俺からも母国語しか出てこないのではないだろうか…。
耳で聞いて、なんとなく言ってることはわかっても、俺の中からは出てこない。
あぁ…
あんなに、あんなに勉強したのに…
俺は、目を閉じて、人知れず絶望と闘った。
俺が、俺が、今回こそは、最期までハンナと話したいと思って、頑張ってきたことが全て…全て無駄だったのか…。
閉じた瞼の淵から、生暖かいものが流れ落ちそうになった。
悔しくて悔しくて、仕方なかった。
ハンナと一緒の国に生まれていたら、俺は最期まで君と話すことができていたのだろうか…。
そう思って、自分の出自を呪いそうになっていた時だった。
「Das ist ein Krankenhaus. (ここは病院です。)」
娘から、優しいドイツ語が聞こえてきた。
「Bitte mach dir keine Sorgen. alle sind da(安心して下さい。みんないるよ。)」
今度は息子だ。
2人とも、戸惑うハンナに、ゆっくりと優しいドイツ語で話しかけてくれていた。
俺はまたもやハッとした。
そうだ。
俺は、子ども達と共にハンナの母国を大事にしてきたんだった。
前回は、ハンナ自身が、子どもにドイツ語を語ることを禁じていた。
だから、死の間際になって、ハンナと話せる人は、いなかったのだ。
結果、ハンナを孤独な中で、亡くしてしまった。
だけど、今度はどうだ。
娘も息子も、流暢にドイツ語を話すではないか。
話すではないか!!
2人がハンナと話す姿を見て、俺は感動した。
俺がしてきてことは無駄ではなかった!!
そう思うと、先ほどの苦い涙とはまた別の、熱い熱い物が、目尻から流れ落ちていく。これは、先ほどとは比べ物にならないくらい、大量だった。
俺は嗚咽を堪えながら、泣き続けた。
息子と娘は、俺が泣いているのを見て、ハンナが目を開けたことを喜んでいるのだと思ったようだ。
「Papa weint vor Freude.(お父さんが嬉しくて泣いている)」
娘は、苦笑しながら、ハンナに伝えた。
嬉しいところは間違ってない。
だから俺は、訂正しなかった。
ハンナがふふふと笑った声が聞こえてきた。
「花、ありがとう。って、ドイツ語で、なんて言うんだったっけ?」
俺が娘に聞くと、娘は不思議そうな顔をして教えてくれた。
「ダンケ、だよ。でも、お父さん、お父さんだってドイツ語…」
「出てこないんだ。すっかり、忘れちゃってる。」
俺が言うと、息子が何かに気がついたような顔をした。
「そうか…父さんも、母国語しか出てこないのか。」
息子の言葉に、肩をすくめて頷いたつもりだが、肩はうまく動かなかった。
息子の言葉を聞いて、娘が少し驚いた顔をしたが、その後、イタズラっぽい顔をして言った。
「じゃあ、私たちが通訳してあげる。お母さんの言葉は私が、お父さんの言葉はタケルが通訳するね。」
名案じゃないか。
俺は微笑むと、「頼む。」と一言言って、お願いすることにした。
「ハンナ、転んじゃってごめんな。」
俺の言葉を息子が、ハンナの耳元で通訳してあげているのが聞こえた。
ハンナが何か言った言葉を、娘がクスクスと笑いながら、俺に伝えてくれる。
「良いのよ。私こそ、引っ張り上げられなくてごめん。」
ハンナの細腕で、俺を引っ張り上げるなんて無理だろうに、そんな冗談に、俺も息子もみんなで笑った。
「早く、お互いに早く、元気になろうな。」
「もちろんよ。私の方が先に歩けるようになるからね。」
「そうか。俺も負けてはいられないな。」
「また一緒に散歩に行きましょう。」
「もちろんだ。パンも食べないとな。」
そんな他愛もない話をした。
病院の、救急の患者がするには、なんとも和やかすぎる会話だろう。
お互いに、意味はよくわからなくとも、それぞれの声を聞くこともできていた。
娘や息子の声も、翻訳機の声よりずっとずっと良いものだな。
俺が目を閉じて感慨に耽っていた時だった。
「お母さんっっ!!」
娘が急に叫んだ。
俺も目を開けて、何が起こったのかを見極めようと首を動かす。
本当は飛び起きたいのに、一向に身体は動かない。
もどかしい思いをしながら、俺は声を大きくして、息子に尋ねる。
「タケル!何が起こった?」
「わからないっ!母さんが突然気を失って…」
娘と息子が、医者に、ハンナから離れるよう言われた。
気付くと、ハンナの周りには医者や看護師が、集まってきていた。
「ハンナ!ハンナ!!」
俺は、できる限り大きな声で呼んだが、ハンナからのドイツ語は聞こえてこなかった。
「お母さん!!」
「母さんっ!!」
娘や息子の声も聞こえた。
緊迫した雰囲気の中、俺は前回と同じ死の匂いに気が付いた。
これが最期だ。
ハンナの命が消えようとしている。
今、伝えたいことを言わないと、もう届かない。
そのことが、本能的にわかった。
そうだ、俺は死の間際に『愛してる』って、言いたかったんじゃないのか。
俺は咄嗟に娘に尋ねようとした。
『愛してるってドイツ語でなんて言うんだ?』
そう聞こうとして思いとどまる。
今、ドイツ語を聞いて、真似ることはできる。
でも、それは、単なる音で、そこに俺の気持ちは入っているのだろうか。
『ダンケ』は『ありがとう』の意味だ。しかし、俺が伝えたい感謝の気持ちは『ありがとう』であって、『ダンケ』という音じゃない。
そこまで考えて思った。
日本語で良いんじゃないか?
俺の気持ちが入っているのは、そして、気持ちが乗りやすいのは、どうしたって日本語なのだ。
ハンナ。
どこまでも自己中な俺でごめんな。
でも、俺が伝えたいのは…
「…愛してる。」
口から出たのは、その言葉だった。
「ハンナ、愛してるよ。ありがとう。ハンナ。愛してる。愛してるよ。」
涙が出た。
本当の気持ちを伝えると、どうしても、涙が出てきてしまう。
なんでだろうな。
もう、苦くも熱くもない涙が、ポロポロとこぼれ落ちる。
「ハンナ、ハンナ。愛してる。ありがとう、ありがとう。」
もう届いていないかもしれない。
もっとたくさん…いや、俺は毎日充分に言ってきただろう。
それでももちろん足りないが、前回よりはマシな気がする。
「Danke(ありがとう)」
「Ich liebe dich, Mama(お母さん、大好きだよ)」
「ich liebe es(大好き)」
「Danke(ありがとう)」
気付いたら、娘と息子も、ドイツ語でハンナにメッセージを送っていた。
…良い家族だったな。
「ハンナ、ありがとう。素敵な家族を作ってくれてありがとう。愛してる。愛しているよ。ずっとずっと、愛しているよ。」
『ピーーーーーッッッ』
俺の止まらない言葉に、機械の音が被さった。
ハンナの声は、もう聞こえない。
通訳する2人の声も途絶えてしまった。
そんな静寂の中、俺は、声を上げて泣いていた。
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